▼砂漠の宿屋
マーニャ「やんなっちゃうなー　もう！
　　かみの毛に　砂がはいって
　　ゴワゴワしてきちゃったわ。

マーニャ「歩いて砂漠をわたるのは
　　絶対にムリ！　とちゅうで行き倒れて
　　ひからびるのが　オチよ。

マーニャ「おとなしい馬ね。
　　ニンジンあげれば　あたしたちに
　　ついてきてくれるかしら？

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「ここで　引き下がる　　　　　　　　マーニャ「洞くつの宝ねえ……
　　マーニャさまじゃないんだからね。　　　　　　それを持ってきたら　この人
　　見てて　もう一回　たのむわよ！　　　　　　　馬車をゆずってくれるかな？

マーニャ「ダメな　お父さんね。
　　父親なら父親らしく　がつーんと
　　息子に　説教かましてやんなさいよ。

マーニャ「レイ　なんとかしてよ。
　　あたし　歩いて砂漠を
　　越えるのだけは　絶対やーよ。

▼裏切りの洞窟
マーニャ「ああ　レイ
　　よかった　助けに来てくれたのね！
　　て　言うと思ったでしょ……。
マーニャ「でも　もうだまされないわよ！
　　レイに化けた　ニセ者め！
　　今度は　こっちからいくわよ！

ミネア「待って　姉さん！
　　この人は本物の　レイみたい。
　　私には　わかるわ……。
マーニャ「ほんとかなあ…んじゃ　問題。
　　エンドールのカジノで　スッてたのは
　　ミネアである。どう？　あってる？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「ほら　やっぱり！　　　　　　　　　マーニャ「いちおう　正解だわね。
　　こいつは　魔物が化けてるのよ！　　　　　　　どうやら　本物みたい。
ミネア「そんなはずは　ないわ。　　　　　　　ミネア「うたがって　ごめんなさい。
　　ねえ　レイ　ウソでしょ。　　　　　　　　　　私たち　あなたのニセ者に
　　あなた　レイよね！　　　　　　　　　　　　　いやってほど　襲われたから……。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マーニャ「まー　うたがったらキリないし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とりあえず　信じてみよっか。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミネア「さあ　行きましょう！

マーニャ「ねえ　レイ。
　　くどいようだけど　あなた
　　本当に　本物のレイよね？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「やっぱり　いいや。　　　　　　　　マーニャ「やっぱり　いいや。
　　いち度　信じるって言ったのに            　　いち度　信じるって言ったのに
　　また同じこと聞いて　ごめんね。          　　また同じこと聞いて　ごめんね。

マーニャ「宝石は　手に入ったんだから
　　こんなとこ　さっさと出ましょう。
マーニャ「もたもたしてると
　　またニセ者が　あらわれそうな
　　気がして　落ちつかないのよ。

▼フィールド
マーニャ「世の中　うまくいかないわね。
　　あたしは　てっきり　洞くつの奥に
　　馬車があると思ってたのにさ。

マーニャ「信じる心かあ……。
　　別に　宝さがしが目的で　洞くつに
　　入ったわけじゃないのにな。

マーニャ「あっ　ひらめいた！
マーニャ「信じる心と　馬車を
　　交換してもらうってのは　どう？

▼フィールド(馬車入手後)
マーニャ「せっかく　馬車があるのに
　　外を歩かなくちゃなんないなんて
　　なんか　くやしいわ。

マーニャ「馬車もいいけど　ゆくゆくは
　　船で　優雅に旅をしたいわね。

マーニャ「馬車も手に入ったし
　　その上　心強い仲間まで加わったしで
　　いいことづくしね。

▼砂漠の宿屋
マーニャ「あたし　歩くの　やだから
　　馬車の中に入っていて　いい？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「え？　ホントにいいの。　　　　　　マーニャ「やっぱり　ダメかあ。
　　でも　あたしだけ　休んでるのも　　　　　　　しゃあない　あたしも歩くか……。
　　悪いから　えんりょするわ。

マーニャ「ホフマンを　更正させるために
　　あたしらも　ひと肌ぬいだのよね。

▼アネイル
マーニャ「やった〜　温泉よ　温泉！
　　これはもう　絶対
　　入っていくしかないわよね？

マーニャ「お化けなんて　や〜ね。
　　夜になったら　墓場には
　　近づかないでおきましょ。

マーニャ「戦死リバストって……
　　それは　ちょっと　どうかと思うわ。

マーニャ「ねらったように
　　最後の魔物と　相討ちなんて
　　戦士リバストって　おいしいヤツね。

マーニャ「レイ　何やってんのよ？
　　じいさんのハダカなんて　見ても
　　うれしくもなんともないわよ。

マーニャ「あたしの親孝行は
　　カタキ討ちをして　この世から
　　進化の秘法を　消し去ることだわ。
ミネア「ね　姉さんが
　　目的を忘れてなかったなんて！
　　わたし　涙で前が見えない……。

マーニャ「こうなったら　もう
　　温泉に入って　効果のほどを
　　確かめるしかないわね。
マーニャ「レイだって
　　興味あるでしょ？

マーニャ「もう　見るものは見たし
　　後は　温泉に入るだけね。
マーニャ「宿屋なんて　面倒臭いから
　　そこに　決めちゃいなさいよ。

マーニャ「ふ〜ん。
　　伝説のよろいを　すりかえるなんて
　　悪いヤツが　いるものねえ。
マーニャ「でも　高く売れるなら
　　あたしも　やっちゃうかも……
　　な〜んてね！　冗談よ　冗談。
ミネア「…姉さんなら　やりかねない。

▼アネイル(夜)
マーニャ「きゃ〜　きゃ〜！
　　消えたわ！　お化けよ！
　　あたし　見ちゃったわ！

マーニャ「へ〜っ。
　　そんな大金持ちが
　　仲間にいてくれたら　心強いわね。
マーニャ「そしたら　そのお金で
　　カジノのコインを買い占めて
　　景品と交換するのよ！

▼コナンベリー
マーニャ「へ〜。結構　大きい町ね。
　　酒場は　まず　あるわよね。
　　……カジノは　ないのかしら？

マーニャ「なによ　もう！
　　期待させといて　モノがないなんて
　　それはないんじゃない？

マーニャ「な　なによ？
　　あたしは　そんな作り話で
　　こ　怖がったりはしないわよ！

マーニャ「いくら　船を失ったからって
　　自殺するなんて　バカげてるわ！
マーニャ「あたしなんて
　　何度　絶望しかけたことか……。
マーニャ「父さんを　殺されたり
　　カタキ討ちに　失敗したり
　　カジノで　有り金すったり……。
マーニャ「それでも　今日も
　　たくましく　生きているんだから！

マーニャ「どうしたの　レイ？
　　なんだか　顔色が悪いわよ。

マーニャ「やっぱり　あたしって
　　運が悪いのかしら？
マーニャ「どうりで　スロットマシンで
　　コインを　1000枚も
　　すっちゃうワケだわ。
マーニャ「あっ！　もちろん
　　レイと　知り合う前の話よ！

マーニャ「あちゃ〜。
　　なんて言うか　悲惨すぎて
　　かける言葉もないわね。

マーニャ「はあ〜。世の中には
　　そんな大金持ちが　いるのに
　　なんで　あたしは貧乏なのかしら？
マーニャ「神さまは　不公平だわ！
ミネア「そりゃあ　姉さんは
　　お金が　あったら　あった分だけ
　　使っちゃうからじゃない！
ミネア「まったく！
　　そのおかげで　わたしが
　　どれだけ　苦労させられたか……。

マーニャ「なんて　広いのかしら！
　　大きな船が　二隻も
　　入っちゃうなんて　すごいわ！

マーニャ「もったいない話ね。
　　きっと　そのヨロイ
　　今ごろは　サビサビだわ。

マーニャ「サントハイムの姫だったら
　　あたしも　エンドールで
　　うわさを聞いたわ。
マーニャ「なんでも　武術大会で
　　優勝したってんだから　きっと
　　すごく　ごっつい姫なのよ。

マーニャ「すごい地図って
　　どう　すごいのかしら？
マーニャ「すごく大きい地図とか
　　そんなオチでなきゃ　いいんだけど。

マーニャ「もし　ホントに
　　トルネコって人　死んじゃってたら
　　この船　どうするのかしら？
マーニャ「使い道に困るんなら
　　あたしたちに　くれないかな？

マーニャ「あの人　じつは　まだ
　　船の代金を　もらってないのを
　　心配してるだけだったりして！

▼コナンベリー(夜)
マーニャ「な〜に　レイったら
　　そんなに　ガッカリしたの？
マーニャ「なんなら　あたしが
　　朝まで　つきあってあげようか？
マーニャ「アハハハ……。
　　ハナの穴ふくらましちゃって
　　や〜ね。もちろん　冗談よ。

マーニャ「あの人の気持ち　わかるわ。
マーニャ「あたしも　お金があると
　　ついつい　お酒を飲んだり
　　カジノにつぎこんだりしちゃうもの。
マーニャ「でも　それが
　　人間らしい生きかたってもんよね？
　　な　なによ　そのため息は！？

マーニャ「そんなに欲しけりゃ
　　自分で　ミントスまで
　　いけばいいのに。あきれた男ね。

マーニャ「あたしたちって　誰かを
　　探してるんだっけ？
マーニャ「ああ　そうね。
　　旅の仲間になってくれる人を
　　探してたんだっけ。

マーニャ「な　なに　今の？
　　不吉なこと　言っちゃって……。
マーニャ「そんな　こけおどし
　　あたしたちには　通じないわよ！

マーニャ「そりゃ　あたしも
　　愛があれば年の差なんて…てのには
　　賛成だけど……。
マーニャ「でも　あんな
　　下手な　くどき文句じゃ
　　おちるものも　おちないわよ。

マーニャ「なによ！
　　お礼に　教えてくれるって
　　それだけなの？

マーニャ「なによ　ケチね。
　　通してくれたって　いいじゃない！