▼パデキアの洞窟
マーニャ「さっ　さっむ〜い！！
　　ちょっとー　何よここっ。
　　さっさと　出ましょっ！

▼パデキアの洞窟(ホフマン離脱後)
マーニャ「あの娘……　たしか
　　姫って呼ばれてたわよね？
　　あれで　ホントに　お姫さま！？

マーニャ「地面が　凍ってると
　　すべりやすくて　イヤよね。
　　そ　それにしても　さっむーい！

マーニャ「やだやだ！　こんな寒いとこ
　　冷え性に　なっちゃうわよっ。
マーニャ「早く　宿屋に帰って
　　あったかーい　おフロに入りたいっ！
　　ううっ　ブルブルブルッ。

マーニャ「おーし！　挑戦なら
　　受けて　たとうじゃないの！
　　燃えてきたわよ〜っ。

マーニャ「あいにくだけど　地味顔は
　　記憶に　残らないのよね　あたし。
　　あの人　どこかで会ったっけ？

マーニャ「へーっ　あの　お姫さま
　　かなり　強いみたいね。
　　あれで　男だったらなあ〜。

マーニャ「やった！　みーっけ！
　　こ　これで　ようやく
　　あったかいおフロに入れる〜っ。

マーニャ「さ　さ　さむいーっ！
　　ちょっとー　もう用はないでしょ？
　　早く　外に出ましょうよっ。

▼フィールド
マーニャ「あーあっ。パデキアの洞くつで
　　すっかり　冷えちゃったわ。
　　あっついお風呂に　入りたーい！

マーニャ「あのお姫さま。
　　若いのに　男を3人もひきつれて。
　　……やるわね。

▼ソレッタ
マーニャ「だてに　毎日　のら仕事を
　　してるわけじゃないわね。
　　王さま　すごいじゃん！
マーニャ「見渡すかぎり　いちめん
　　パデキアが　しげってるわ。
　　うっわー　いくらになるのかしら。

マーニャ「んん〜　あいかわらず
　　のどかというか　地味というか
　　あたしのガラじゃないわねー。

マーニャ「やだわ　あのオッサン！
　　いやらしい目で　じろじろと。
　　鉄の扇を　くらわせてやろうかしらっ。

マーニャ「神さまって言うなら
　　おさいせんぐらい　ほしいわね。
　　ほんの　10Gでいいんだけどな。

▼フィールド
マーニャ「あたし？　あたしは田舎より
　　都会のほうが　だんぜん好きね！
　　お酒とカジノが呼んでるんだもん。

▼ミントス
マーニャ「やっぱ　都会の空気は
　　いいわー！　このにぎやかさ！
　　さわがしさ！
マーニャ「あたしって　根っからの
　　お祭り好きなのよねー。
　　はーっ　生き返る〜っ。

マーニャ「あらっ　ねえ　今の！
　　ホフマンだったわよね。
　　ありゃー　みちがえたわ。

マーニャ「お姫さま　馬車もないのに
　　もうミントスに着いてたわけぇ！？
　　さすが　若い娘は　ちがうわ……。

マーニャ「お姫さま　あたしたちのこと
　　覚えてないみたいね。
マーニャ「洞くつの中で　ちらっと
　　すれちがっただけだから
　　まっ　しゃーないか。

マーニャ「キングレオと　聞いては
　　だまっては　いられないわね。
　　行きましょう　あたしたちの故郷へ。

マーニャ「こんな所で　また
　　キングレオの名を聞くとはね。
　　これも　運命ってやつかしら。
マーニャ「なんでもいいわ。
　　行きましょう。キングレオへ。
　　たぶん　あいつもいるはずよ！

マーニャ「船でキングレオに戻る……。
　　やっと　あの城に戻るのね……。

マーニャ「キングレオ……。
　　あいつ……バルザックもきっと。
　　きっと　あそこにいるわ。

▼ミントス(夜)
マーニャ「おっ　おっ！
　　言ったねえ〜。がんばれー！！

マーニャ「最初に会った頃の
　　あの　ひねくれたホフマンを
　　見せてあげたいわね！

▼フィールド
マーニャ「やっぱねー。若い男が
　　身近にいるっていうのは
　　いいモンよねっ。
マーニャ「人助けも　たまには
　　してみるもんだわ！

マーニャ「まさか　こんなに早く
　　キングレオに戻るとは
　　思わなかったわ。
マーニャ「……大丈夫よね。
　　もう　あの頃のあたしじゃない。
　　あたし達は　強くなったんだ。

▼キングレオ
マーニャ「相変わらず　この城は
　　いやーな空気に　満ちてるわね。

マーニャ「あきもせずに
　　まだ　バカなこと言ってるのね。
　　この兵士は。

▼ハバリア
マーニャ「ここに来るのも
　　ずいぶんと　久しぶりね。

マーニャ「踊り子の姉妹って
　　ひょっとして　あたしのこと？
マーニャ「あははは……。
　　いや〜〜なところで　ちょっと
　　有名人になってるわね。

マーニャ「キングレオもバルザックも
　　レイたちが一緒なら
　　全然　負ける気がしないわ！

マーニャ「ああ　びっくりした。
　　今の魔物　一瞬
　　トルネコかと思っちゃった。
マーニャ「だって　ほら
　　お腹のあたりとか
　　結構　そっくりだし……。

▼ハバリア(夜)
マーニャ「はあ……。
　　酒場って　ホントなごむわー。

マーニャ「このウワサの真相が
　　ようやく　あたしにも
　　理解できたわ。
マーニャ「そんな　お姫さま
　　世界に　ふたりもいるわけ
　　ないもんね。

▼アッテムト
マーニャ「ゴホッゴホッ！
　　この町に　用はないでしょ。
　　はやく　行きましょ。

マーニャ「あたしとミネアが
　　前に来たときよりも　さらに
　　人が減っちゃったわ。
マーニャ「こういうのって
　　さすがに　ちょっとショックね。

マーニャ「今のおじいさん　たしか
　　火薬作りの名人だったはずよ。
マーニャ「でも　なんだか
　　ずいぶん元気がなかったみたい。

▼アッテムト鉱山(夜)
マーニャ「はあ……。
　　なんで　また　あたしは
　　こんな所にいるのかしら……。

▼コーミズ
マーニャ「相変わらず　深刻に
　　この村は　なーんにも
　　変わってないわね。

マーニャ「がーーんっ！　これって
　　結構　ショックな事実じゃない？
マーニャ「オーリンって
　　魔法のカギを　持ってたくせに
　　トビラを　こじ開けてたのよ！

マーニャ「西の洞くつって
　　前にも行ったんだけど
　　そんなの　あったかなあ？

▼モンバーバラ
マーニャ「うわー　なつかしい。
　　一緒にステージに　立ったコたちは
　　元気にしてるかしら。

マーニャ「この人って　いまだに
　　ステージに　立たせてもらえないのね。
マーニャ「あたしとミネアが
　　ここに来る　ずっと前からいたのに
　　なさけないったら　ないわね。

マーニャ「昼は閉まってるけど
　　ここの酒場　夜は明け方まで
　　やってるのよ。

マーニャ「魔物の城ってことはさ
　　魔物の王さまとか　魔物の大臣とか
　　魔物のメイドとかが　いるのかしら？

マーニャ「今は　お笑い芸人が
　　はやりなのね。せっかく　ひさびさに
　　ステージに上がろうと思ったのに。

マーニャ「知ってる知ってる　あの男！
　　いっつも　あそこに　へばりついて
　　踊り子を見ていたわ。
マーニャ「あたしも　ステージへ行くとき
　　よく　あの男に見られたものよ。

マーニャ「パノンって　すごい人気ね。
　　モンバーバラの　踊り子にとっては
　　めいわくな人物だけど。

マーニャ「やっぱ　劇場にいると
　　気分が落ちつくわ。あたしって
　　根っからの踊り子なのね。

マーニャ「座長も　あいかわらずね。
　　だけど　歌と踊りより　お笑い芸人を
　　ひいきにするなんて……。
マーニャ「好みが変わったのかしら？

マーニャ「うわさの　お笑い芸人も
　　そばで見ると　ただのさえない
　　おじさんじゃないの。

▼モンバーバラ(夜)
マーニャ「さあ　はりきっていこう！
　　夜のモンバーバラ　楽しさいっぱいよ。
マーニャ「劇場へ行くもよし
　　酒場で　朝まで盛り上がるもよし。
　　さあ　どこから行ってみる？

マーニャ「今日もあしたも　あさっても
　　飲んで歌って　イヤなことは
　　キレイさっぱり　忘れよー！
ミネア「進歩ないわね　姉さん……。

マーニャ「ここは　男性だけで
　　来るところなのよ。

マーニャ「なに　うかれてるんだか。
　　お金を　はらってるんだから
　　もてて当然じゃないの。

マーニャ「遠くバトランドにも
　　ファンがいるなんて　あたしって
　　思っている以上に　人気者なのね！

マーニャ「もうっ！　腹立たしいわね。
　　パノンの芸を見て　踊り子のファンを
　　やめた人が　ホントにいるなんて！

マーニャ「うーん　いつのまにか
　　踊り子の出番が　減ってるなんて
　　歌と踊りの町の　大ピンチね。

マーニャ「しょうもないわね。
　　こんな芸人に　モンバーバラの
　　踊り子は負けたっていうの！？

▼コーミズ西の洞窟
マーニャ「はあ……。
　　また　この洞くつにいるなんて
　　あたしってば　かわいそう……。

マーニャ「下におりる階段が
　　見つからないのは　あのおっさんに
　　知恵と勇気が　足りないせいよ。
マーニャ「……って　あたし前にも
　　同じこと言った気がするわね。
　　気のせいかしら？

マーニャ「父さんったら
　　あたしたちにまで　ナイショで
　　こんな部屋を　持ってたなんて……。
マーニャ「まさか　研究以外のことも
　　してたり……なんてことないわね。
　　あの　父さんのことだから。

マーニャ「あった　あった！
　　本当にもう　父さんってば
　　じらし上手なんだからー

▼フィールド
マーニャ「だいたい　あんな場所に
　　カギを隠しておくなんて
　　父さんって　なんていうか……
マーニャ「はっきり言って
　　変な人！　あはははは！

▼キングレオ
マーニャ「助けてと言われると
　　とたんに　見捨てたくなるのは
　　なぜなの？　ねえ　あたし。

マーニャ「あの大臣。
　　まさか　このあたしの顔を
　　見忘れたのかしら？
マーニャ「また　火薬つぼで
　　ドカーンって目に　あわせないと
　　思いだしそうにないわね。

マーニャ「あんな男を　ずっと見てたら
　　男性不信に　なりかねないわね。

マーニャ「いつ聞いても
　　心にしみわたる　いい話ね。
　　あたしも　天国の住人になりたいわ。

マーニャ「レイを
　　ここに　連れて来いってこと？
マーニャ「そういうことなら
　　さっさと　レイを
　　馬車まで　むかえにいきましょ。

マーニャ「なに　ためらってんのよ！
　　こうなったら　キングレオと
　　戦うだけでしょっ！

マーニャ「あんたごときに
　　二度も負ける　マーニャさんじゃ
　　ないってことよ！
マーニャ「とにかく
　　これで　第一目標はクリアね。

マーニャ「どうも　あの手の
　　熱血派は　あたし　ちょっと
　　ニガ手なのよねー……。

マーニャ「バルザックのやつ
　　西へ東へ移動して　まったく
　　落ち着きがないわね。
マーニャ「そういうところ
　　父さんの弟子だった頃から
　　すこしも　変わってないのよね。

マーニャ「やれやれ〜！
　　ああいうバカな男は　徹底的に
　　とっちめちゃいなさい！

マーニャ「うんうん。
　　ようやく　自分のおろかさに
　　気づいたようね。

マーニャ「ホイミンね。
　　名づけた親を恨まずに
　　成長してきたなんて　立派だわ。

▼フィールド
マーニャ「なんだか　あたしたちも
　　ずいぶんと　大所帯に
　　なっちゃったわね。
マーニャ「これからも　どんどん
　　人が増えたりしたら……
　　それはそれで　楽しいわね。

▼コーミズ
マーニャ「あの　スライム　すっかり
　　ここに　住み着いちゃったわね。

▼島の老人の家
マーニャ「この島って　この家以外
　　なーんにも　なかったわよね。
　　つまんないの……。

マーニャ「あの　おじいさんってば
　　こんな獣と暮らしてたら　身体が
　　獣くさくなっちゃうんじゃないの？

▼海辺の村
マーニャ「いやね　風が強いもんだから
　　あたしには　ちょっと寒いわね。

マーニャ「カジノで　時の砂を利用すれば
　　いつかは　大もうけできるはずよ。
マーニャ「でも　時の砂で大もうけした
　　伝説が　残っていないってことは
　　カジノじゃ　使えないのかしらね。

マーニャ「かわきの石ってのを
　　海とか湖で使ったら　どうなるの？
　　部分的に小さく　干上がるのかしら？

マーニャ「なにも　海に沈んじゃうとこに
　　わざわざ　墓をたてなくたって
　　いいのにねえ。

マーニャ「先祖が海賊だったってわりに
　　ここの人たちって　ずいぶんと地味で
　　ひなびた生活してんのね。

マーニャ「そんなに不満なら　ここで
　　怒ってないで　寝ているダンナを
　　たたき起こしてくれば　いいのにさ。

マーニャ「昼間っから　寝ていられるなんて
　　じつに　いい身分じゃなのよ。
　　……わたしも眠くなってきたわ。

マーニャ「えーと　使い道はともかく
　　かわきの石を　拾った事だけは
　　誰かが　おぼえておくように。
マーニャ「あたしは　ダメダメ。
　　すっごく忘れっぽいもん。

▼海辺の村(夜)
マーニャ「さすがに　いなかだけあって
　　夜になると　静かになるのも早いわ。
マーニャ「夜には夜の　楽しみがあるのに
　　もったいないわねえ。