▼スタンシアラ
マーニャ「みんな　器用だよね。
　　でも　たまには　イカダから水の中に
　　落ちる人だっているかもね。

マーニャ「天空のかぶと　かぁ。
　　立派そうな名前じゃないの。

マーニャ「昼に店を　開けばいいのに
　　なんで　わざわざ夜に開店なの？

マーニャ「もうっ！　ついてないわね。
　　せっかく　来てやったってのに
　　夜からだなんて　そんなのあり？

マーニャ「デートの最中に　いきなり
　　歌いだすような人は　ちょっと
　　えんりょしたいわね。

マーニャ「あの人は　まちがってるわ！
　　モンバーバラは　芸人の町でなく
　　歌と踊りの町なんだから！

マーニャ「ほうびは　いただきね！
　　人ひとりを　笑わせるのなんて
　　かんたん　かんたん。

マーニャ「世の中　うまくいかないわね。
　　天空の武器も防具も　ぜーんぶ
　　スタンシアラにあれば　楽なのにさ。

マーニャ「なんか　めんどくさい話ね。
　　天空の武器　防具を　すべて集めないと
　　天空の城に行けないなんてさ……。

マーニャ「あんな　おふれを出したのは
　　たんに王さまが　おもいっきり
　　笑いたかったからでしょ。

▼スタンシアラ(夜)
マーニャ「この人は　絶対さくらよ！
　　奇跡をみせて　ベホマン教の信者を
　　集めようとしているんだわ。

マーニャ「話しかけてはダメよ！
　　へたに　かまうと　ベホマン教に
　　入信させられるわよ！

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「こんな　気休めの言葉で　　　　　　マーニャ「だいのおとなが　うわーん
　　涙を流されてもねえ　こまっちゃうわ。　　　　とか言って　泣いてんじゃないわよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホント　みっともないわねえ。

マーニャ「雲の上に　お城があるなんて
　　あたしは信じられないな。
　　絶対　迷信に決まってるわ。

マーニャ「おもしろい事さえあれば
　　あたしは　いつでも　心から笑うわ。
　　たとえ　落ち込んでいてもね。

マーニャ「いつも笑顔でいれば
　　運を呼びこんで　カジノで
　　勝ちやすくなるって事かしら？

▼モンバーバラ(夜)
マーニャ「うーん　やっぱりね。
　　誰しも　ステージのジャマだけは
　　されたくないもんね。

▼モンバーバラ
マーニャ「これで　天空のかぶとは
　　手に入ったようなものね。
マーニャ「スタンシアラの王さまが
　　パノンの芸を見て
　　大笑いする様が　目にうかぶわ。

マーニャ「座長も　そうとうパノンに
　　いれこんでいたようね。やれやれ。

マーニャ「この人みたいに　パノンが
　　ステージを去って　よろこんでる人も
　　少なからず　いるのね。

マーニャ「歌と踊りは　女の人より
　　男の方が　楽しみやすいのかもね。
マーニャ「あたしのステージにしたって
　　客席は　男ばっかだしさ。

マーニャ「たまには　あたしも
　　ステージで踊ってみようかしら。

マーニャ「お笑い芸人の　パノンには
　　悪いけど　歌と踊りが　中心でこそ
　　モンバーバラよね。

▼モンバーバラ(夜)
マーニャ「パンツくらいで　鼻血？
　　ずいぶんと　うぶな人ね。

マーニャ「うんうん　その意気よ。
　　歌と踊りは　モンバーバラの
　　目玉なんですからね。

マーニャ「しばらく　はなれていたけど
　　あたしの人気は　少しも
　　おとろえていないようね。

▼フィールド
マーニャ「パノンて　王さまを笑わせたら
　　すぐに　別れちゃうのかな？

▼スタンシアラ
マーニャ「あたしたちだけで行っても
　　王さまを　笑わせることは
　　できないんじゃないの？
マーニャ「やっぱ　ここはパノンに
　　たのむべきだわ！

マーニャ「たのむわよ　パノン。
　　あなたの　くち先に　みんなの期待が
　　かかってるんだからね。

マーニャ「これで　お別れだけど
　　パノンとは　いつか　どこかの町の
　　ステージで　会えそうな気がするわ。

▼バトランド
マーニャ「大きな国だけど
　　エンドールなんかと　比べると
　　いなかっぽい感じよね。

マーニャ「ライアンも　なかなか
　　やるわね。あの奥さん　ちょっと
　　目が　うるんでなかった？

マーニャ「行方不明の　夫の帰りを
　　待ちつづけるなんて
　　ガマン強い人ね〜。
マーニャ「もし　あたしだったら
　　3日で　ダンナの顔なんか
　　忘れちゃうわよ　きっと。

マーニャ「なんだか　ひょっとして
　　あたしたちって　とんでもない
　　おバカだと　思われてるのかしら？

マーニャ「あたしは　よく
　　カジノで　すっからかんになる
　　夢を見るわよ。
マーニャ「あれは　こわい夢だわ。
　　思い出しても　ゾッとするもの。

マーニャ「鉄格子を　開けちゃうなんて
　　ナイスなカギね！
マーニャ「まったく　今まで
　　あの扉のおかげで　どれだけ
　　くやしい思いをしたことか！

マーニャ「ちょっと　本気なの！？
　　あんなじいさん　連れてくなんて？

マーニャ「あら　意外に　いいお城ね。
　　もっと　無骨で　いなかくさいのを
　　想像してたわ。

マーニャ「黄金の腕輪だなんて
　　あたしだって　欲しいわ。
　　魔物も　光り物には　目がないのね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マーニャ「それなら　竜の神さまに　　　　　　マーニャ「聞いてから　また来いなんて
　　すべて　まかせておけば　安心ね。　　　　　　えらそうなヤツね〜。
マーニャ「……って　そんなワケには
　　いかないか。そもそも　あたし
　　人まかせって　性分じゃないのよね。

マーニャ「とんでもない話ね！
　　あのおじいさん　注目されたくて
　　フカシこいてんじゃないの？

マーニャ「バルザックのおかげで
　　マグマの杖を　手に入れるのには
　　苦労させられたわね。
マーニャ「親のカタキってことを
　　のぞいても　ホントに
　　にくたらしいヤツだったわ！

マーニャ「そりゃあねえ。
　　いくら　えらい人でも
　　スケベ心には　さからえないわよ。

▼バトランド(ライアンがいる場合)
マーニャ「ちょっと　ライアン　いいの？
　　あんなこと言わせといて！
マーニャ「ああいうのには　一度
　　ビシッと　言ってやった方が
　　いいわよ。

マーニャ「ライアンってば　やるぅ！
　　この色男！　女殺し〜！

▼バトランド(夜)
マーニャ「記憶を失うって
　　どんな感じなのかしら？
　　う〜ん　興味あるわ。

マーニャ「わたしたちの星ですって！
　　はずかしい〜。
　　ああ　やってらんないわ！

マーニャ「ホント　マヌケな話ね。
　　勇者が見つかるまで　子どもを
　　さらうつもりだったのかしら？

マーニャ「前から思ってたんだけど
　　夜に　玉座の間に入れないのって
　　サービス悪いわよね。

▼イムルへの洞窟
マーニャ「エンドールとブランカを
　　つなぐトンネルに　比べると
　　ここって　おそまつなデキよね。
マーニャ「自然の洞くつを
　　まんま　利用してるのかしら？

▼イムル
マーニャ「なんだか　パッとしない村ね。
　　あたし　こういう地味なとこって
　　シュミじゃないな。

マーニャ「あの子が　成長して
　　まちがって　本当に魔物になったら
　　親も　泣くでしょうね。

マーニャ「こんな美人が　目の前に
　　いるのに　なに　夢の中の女の
　　話なんか　してるのかしら！
マーニャ「失礼しちゃう。
　　だいたい　夢の中の相手じゃ
　　さわることもできないのよ！
マーニャ「……だからって
　　あたしに　さわってきたら
　　タダじゃおかないけどね。

マーニャ｢そんなこと
　　旅人である　あたしたちにまで
　　告白することないのに……。
マーニャ「正直者は　商売がヘタね。
　　……ん？　てことは　成功してる
　　トルネコって　ひょっとして……？

マーニャ「変わった　しゃべり方ね。
　　どこの言葉なのかしら？

▼イムル(宿屋に泊まった翌朝)
マーニャ「夢の中に出てきた
　　男の人　なかなか
　　カッコ良かったわね。
マーニャ「でも　あの様子じゃ
　　ふたりは　デキてるみたいだし……。
マーニャ「あ〜あ。いい男って
　　たいがい　売約済みなのよね。

▼古井戸の底
マーニャ「こんなトコに　いても
　　つまんないわ。さっさと
　　どこか町にでも　行きましょうよ。

マーニャ「あたし　基本的に
　　洞くつって　キライなのよ。
マーニャ「なにか　目的があって
　　もぐるんなら　ガマンもできるけど
　　意味がないなら　帰りたいわ。