●第6章
▼フィールド
ミネア「……なんでしょう？
　　不思議な感じがするわ。
　　これまでと　どこか違う。
ミネア「世界のどこかで　何かが
　　わたしたちを　待っています。
　　そう　どこかで。

▼ロザリーヒル
ミネア「わたしたち
　　今　この村に来たのは
　　場違いだったかしら……。

ミネア「ごめんなさい……。
　　ロザリーさん。
　　わたしたち　人間のせいで……。

ミネア「エルフを　いじめるような
　　人間こそ　地獄に
　　落ちちゃえばいいのに……。

▼エルフの里
ミネア「不思議な村ですね。
　　人間とエルフ　動物が　みんな
　　なかよく暮らしている……。
ミネア「これも　あの木のチカラ
　　なのでしょうか？

ミネア「世界樹の花……。
　　いったい　どんな奇跡を
　　起こしてくれるのでしょうか？

ミネア「世界樹のチカラがあれば
　　こわいものなし　ですね！
　　うふふっ　たのもしいわ。

▼ゴットサイド
ミネア「聞こえます……。
　　呼んでるわ……。
　　さあ　祭壇へ行きましょう！
ミネア「あ　あらっ！？
　　今　わたし　何かヘンなこと
　　言ったかしら？　おかしいわ。

ミネア「私には　わかります。
　　どちらにせよ　我々は
　　呼ばれているのだと……。

ミネア「これまで予言は　ひとつも
　　外れたことがありません。
　　とすれば　次も　きっと……。

ミネア「……わたしには聞こえます。
　　祭壇に開いた　穴の底から
　　われわれを　呼ぶ声が。

▼謎のダンジョン
ミネア「世の中には　人の知識では
　　うかがい知れないことも
　　たくさん　あります。
ミネア「ここも　そのひとつですね。

▼謎のダンジョン(女神像の洞窟B3F)
ミネア「水の上に　浮かんでいると
　　気持ちが　とても落ち着きます。
ミネア「それは　きっと　命が
　　水から生まれてきたからでしょう。

▼謎のダンジョン(魔物の岩山8F)
ミネア「ずいぶん長いあいだ
　　旅をしてきました。
ミネア「でも　それも　いつかは
　　終わる時が来るはずです。
　　さあ　いきましょう。

▼謎のダンジョン(ホビット族の洞くつB2F)
ミネア「少し　休みませんか？
　　皆さん　お疲れのようですし。
ミネア「でも　このあたりには
　　休むような場所もありませんね。

▼謎のダンジョン(サラン)
ミネア「人には　それぞれ
　　事情というものがあります。
ミネア「あれこれ詮索するのは
　　慎むことにしましょう。

▼謎のダンジョン(サンゴの洞くつB2F)
ミネア「気をつけてください。
　　きれいなバラにはトゲがあるように
　　ここにも邪悪な魔物たちが……。

▼謎のダンジョン(プロビナ山洞くつ山頂)
ミネア「ここが終点？
　　いえ　わたしの占いでは　まだ
　　先があるようです。

▼謎のダンジョン(なぞの教会)
ミネア「どうやら　ここは
　　神聖な場所のようです。

▼謎のダンジョン(魔空間の神殿2F)
ミネア「わたしには　わかります。
　　そろそろ終わりが近いようです。

▼謎のダンジョン(旅の扉)
ミネア「気配を感じます。
ミネア「この先にいるのは
　　善でも悪でも　ない存在。
　　さあ　いきましょう。

▼ゴットサイド
ミネア「結局　あの祭壇の穴は
　　誰が　開けたんでしょうか？
　　あの火山のせいかしら。

▼エルフの里
ミネア「……空気が　ちがう。
ミネア「わかります。
　　世界樹で　何かが起きている。
　　そう　とても大切なことが。

ミネア「もしや世界樹の上で……。
　　そう　きっとそうだわ！
　　早く　木に登ってみましょう！

ミネア「世界樹の花のチカラなら
　　助けられなかった生命も
　　よみがえるかもしれない……。
ミネア「もし　花が手に入ったら
　　そうですね。誰のために　花の
　　チカラを使うべきなんでしょう。

▼世界樹
ミネア「感じます。聖なるチカラと
　　かぐわしい　香りを。
　　この世界樹で　何が……？

ミネア「世界樹の花を　もし
　　誰かのために使えるとしたら？
　　……むずかしい問題ですね。

ミネア「世界樹の花が言っています。
　　わたしのチカラを　世界のために
　　お使いなさい……と。

ミネア「世界樹というのは
　　本当に　不思議な木ですね。
　　こうしていると心が安らぎます。

▼エルフの里
ミネア「世界樹の花の美しさ。
　　あれだけでも　奇跡の名に
　　ふさわしいと思いますわ。

ミネア「エルフのみなさんは
　　世界樹を守っているのかしら
　　守られているのかしら？
ミネア「どちらにせよ　みなさん
　　幸せそうに　暮らしていますね。

ミネア「近くにいると
　　世界樹の心が聞こえてきます。
　　なんて　やさしい心。
ミネア「この村で暮らす人々が
　　みな　おだやかな顔なのも
　　きっと世界樹のおかげですね。

▼フィールド
ミネア「たとえ　どんな生命でも
　　よみがえらせるという
　　世界樹の花の　奇跡。
ミネア「よくよく考えて
　　使わなければなりませんね。

▼ロザリーヒル
ミネア「ホビットのみんなは
　　これで　わたしたちのこと
　　許してくれるでしょうか？

ミネア「うおーん　うおーん。
ミネア「って　やだ！　なんか
　　つい　つられてしまって……。

ミネア「魔物が　ロザリーさんを
　　さらわせたことには
　　どんな意味が　あったのかしら……。

▼フィールド
ミネア「デスピサロのもとへ……。
　　気を引きしめて　行かなくちゃ。

▼フィールド(天空)
ミネア「ちょっとだけ　さむい……。
　　きっと　高い場所にいるからね。

▼フィールド(闇の世界)
マーニャ「ミネアみたいな
　　洞くつ愛好家は　ともかくとして
　　普通の人には　つらい場所だわ。
ミネア「誰が　洞くつ愛好家よっ！
　　姉さん　変なこと言わないで！

ミネア「デスピサロは
　　近くにいます。
　　気をつけて　行きましょう。

▼南西のほこら
ミネア「なにも感じません。
　　今は　この場所に
　　用は　なさそうです。

▼デスマウンテン
ミネア「ルビーの涙に
　　進化の秘法を　打ち消す
　　ちからが　あったなんて……。
ミネア「こんなこと　きっと
　　お父さんも　知らなかったに
　　違いないわ。

▼フィールド(闇の世界)
ミネア「この地底の空間からは
　　もう　何も得るものは
　　ないようですね。

▼フィールド
ミネア「ロザリーさんが
　　すこしだけ　うらやましいな。
ミネア「わたしにも　いつか……
　　って　やだ。
　　何を　言ってるのかしら……。

▼エンドール城
ミネア「気の毒ですが　あの方の
　　恐がりようは　見ているぶんには
　　とても　おもしろいですわ。

▼イムル
ミネア「あの夢は　ロザリーさんの
　　ピサロを　救いたいという思いが
　　夢として　現れていたのですね。
ミネア「そして　今は　その夢も
　　役目を終えたというわけですか。

ミネア「あの人　あの夢を見て
　　どうしようと言うんでしょうか？
ミネア「わたしは　ロザリーさんの
　　必死のメッセージに　好奇心だけで
　　ふれてほしくないと思います。

ミネア「あの夢って　たしかに
　　ロザリーさんは　出てくるけど
　　けっこう　怖い夢ですよね。
ミネア「あのおじいさん
　　それを　わかってるのかしら？

▼イムル(夜)
ミネア「本当に　世の中に
　　心配ごとは　つきないものです。
ミネア「わたしなんか　姉さんのおかげで
　　普通の人の10倍は
　　心配ごとを　かかえているもの。

▼デスパレス
ミネア「人間が　魔物たちの
　　食事の世話をしてるなんて……。
　　ちょっと　おかしいわ。

ミネア「ここでもまた
　　進化の秘法……？

▼デスパレス(ピサロがいない場合)
ミネア「ここまで状況が
　　飲み込めてないと　なんだか
　　気のどくに　なってくるわ。
ミネア「ピサロさんを
　　ここに連れてきたら　いったい
　　どう言うのか　見ものね。

▼デスパレス(魔物の姿の場合)
ミネア「その身のまま
　　進化の究極をって……
　　そんなことが　可能なの？