★SFC版 ▼サラボナ *「誰か! お願いです! その犬を つかまえて下さい! *「はあ はあ…。 ごめんなさい。 この子が とつぜん 走りだして…。 *「いったい どうしたのかしら? さあ いらっしゃい。 リリアン! *「まあ!? リリアンが 私いがいの人に なつくなんて 初めてだわ。 *「あなたは いったい…。 *「……。 *「…あらっ いやだわ 私ったら お名前も 聞かずに ボーッとして。 *「お名前は…そうですか リュカさんと おっしゃるのですね。 本当に ごめんなさい。 *「また お会いできたら きっと お礼をしますわ。 さあ リリアン! 行くわよ。 *「待ってください! フローラ「お父さま。 私は 今まで ずっと お父さまの 言う通りに してきました。 フローラ「でも 夫となる人だけは 自分で 決めたいんです。 フローラ「それに みなさん! 炎のリングは 溶岩の流れる 危険な洞くつに あると 聞いたこともあります。 フローラ「どうか お願いです! 私などのために 危ない事を しないで下さい。 フローラ「……。 フローラ「…あらっ? あなたは さっきの…。 フローラ「それじゃあ あなたも 私の 結婚相手に? まあ…。 フローラ「私の父は 昔から 強引なんです。 フローラ「あなたも 危いことを しないでくださいね。 フローラ「ふたつのリングなんて なくたって 私…。 フローラ「あら リュカさん。 父が 無茶なことを 言って ごめんなさい。 フローラ「そういえば アンディも 来てくれてたけど 大丈夫かしら? 小さい頃は 弱虫だったから…。 フローラ「あ! リュカさん……。 フローラ「アンディが ひどいヤケドを してきて 熱が 下がらないんです。 フローラ「あなたは 大丈夫だったのですか? 【はい】 【いいえ】 フローラ「ああ よかった……。 フローラ「まあ! あなたも ほっ……。 どこか おケガをっ! フローラ「え? うそ? からかったのね。 ひどい人! フローラ「ヤケドのせいで アンディの 熱が まだ 下がらないの。 フローラ「心配だから もう少し つきそっていますわ。 フローラ「ええ。 お父さま……。 フローラ「……でも そちらの 女性は? フローラ「お待ちください! フローラ「もしや ビアンカさんは リュカさんを お好きなのでは……? フローラ「それに リュカさんも ビアンカさんのことを……。 フローラ「そのことに 気づかず 私と結婚して リュカさんが 後悔することになっては……。 フローラ「すー すー…。 フローラ「まあ リュカさん。 私は 守ってもらうことしか できない女ですのよ。 フローラ「それでも 私を 選んで下さるの? 【はい】 【いいえ】 フローラ「……本当に? フローラ「…そうですよね。 本当に 私で いいの? ビアンカさんなら きっと あなたの ちからに なって下さいますわ。 【はい】 【いいえ】 フローラ「うれしい! フローラ「まあ! リュカさん ありがとう! からかったのね。 ひどい人! きっと 良い妻になりますわ。 フローラ「リュカさん。 私 幸せです。 きっと 良い妻に なりますわ。 フローラ「あら リュカさん 教会は そっちじゃ ありませんわ。 フローラ「はい。 誓います。 フローラ「おはようございます。 リュカさん…いえ あなた。 フローラ「今 こうして 2人で いるのが まだ 夢みたいですわ。 フローラ「でもこれからは ずっと いっしょなのね…。 フローラ「ねえ あなた。 私よく考えたんですけど… やっぱり あなたの旅の お手伝いが したいんです。 フローラ「あなたには まだ お母さまを 探す旅が 残っているのでしょう? フローラ「それなのに 私は じっと 家で待ってるだけなんて イヤなの。 フローラ「お願い。 私も あなたの旅に つれて行ってください。 【はい】 【いいえ】 フローラ「うれしい! フローラ「もちろん それは ありがとう あなた。 私のわがままだと思います! フローラ「父のルドマンにも話して でも…。 私が ついて行くのを フローラ「お願い。 許してもらわなくちゃ。 私も あなたの旅に フローラ「さあ いきましょう。 つれて行ってください。 あなた。 フローラ「待って リュカさん。 フローラ「お父さまに だまって 旅立つわけには いかないわ。 フローラ「そのことなんですけど お父さま。 私… リュカさんに ついて行きたいんです。 フローラ「でも 私のいない所で リュカさんに もしもの事が あったらと思うと…。 フローラ「ええ お父さま。 きっと リュカさんの お手伝いをして 帰ってきます。 フローラ「まあ お母さまったら。 ぽっ…。 フローラ「あなた。 今日は もう つかれたでしょう。 休みましょうか? 【はい】 【いいえ】 フローラ「お休みなさい フローラ「あら そう? あなた…。 あなたって 元気が あるのね。 でも あまり無理をしないでね。 フローラ「お早うございます。 あなた。 さあ 行きましょう。 フローラ「ありがとう アンディ。 あなたもね…。 ▼ほこら フローラ「お父さまったら なぜ こんな所に ほこらを 建てたのかしら? フローラ「とにかく トビラを 開けてみますわ。 ▼サラボナ フローラ「でも お父さま。 私 リュカさんと 旅をして 思ったんです。 フローラ「やっぱり この人に ついて行きたいって。 お願い。 許して下さい。 フローラ「ええ…ええ お父さま。 ありがとう! ▼山奥の村 フローラ「まあ おじいさんったら! リュカさんは そんな人じゃ ありませんわ。 フローラ「ねえ リュカさん。 ▼ポートセルミ フローラ「もう リュカさんったら! 早く 行きましょうよ。 ▼チゾットへの山道 フローラ「リュカさん 起きて…。 あの音は なにかしら…。 フローラ「まるで 刃物を とぐような音ね…。 フローラ「なんだかこわいわ。 あなた 見てきて下さる? 【はい】 【いいえ】 フローラ「気をつけてね……。 フローラ「そうね。 心配ないわよね。 あなたが そばに いてくれるんですもの。 ▼チゾット フローラ「ううん なんでもないわ。 ちょっとだけ 気分が…。 フローラ「心配しないで…。 フローラ「あ な た…。 フローラ「あなた ごめんなさい。 心配かけちゃって…。 フローラ「もう 大丈夫よ。 でも なんだか ねむくなってきちゃった。 … フローラ「少しだけ ねむらせてね。 おやすみなさい。 あなた…。 フローラ「お早うございます。 あなた。 きのうは ごめんなさい。 フローラ「でも もう 元気になったから 大丈夫よ。 フローラ「それに もうすぐ あなたの ふるさとが 見られるんですもの…。 フローラ「さあ いきましょう! ▼グランバニア フローラ「サンチョさん…。 フローラ「はじめまして 王さま。 私は リュカの妻 フ フローラ…と… フローラ「あなた ごめんなさいね。 今まで かくしていて…。 フローラ「もしやとは 思ったけど そんなことを 言ったら あなたは 私のために 旅を やめてしまったでしょう? フローラ「でも もう いっしょに 旅をしたいなんて わがままを 言わないわ。 フローラ「身体に気をつけて きっと かわいい赤ちゃんを 生みます。 フローラ「愛してるわ。 あなた…。 フローラ「お早うございます。 あなた。 きのうは とっても よく ねむれたわ。 フローラ「ええ 私は 大丈夫よ。 もう 気分も 良くなったし。 フローラ「でも リュカさんが この国の王子さまだったなんて びっくり しちゃったわ。 フローラ「あなたには どこかしら 他の人と ちがう ふんい気が あると 感じていたけど…。 フローラ「私も がんばって あなたに ふさわしい女性に なるわ。 フローラ「リュカさん もどってきて下さったのね。 フローラ「今日は もう休む? 【はい】 【いいえ】 フローラ「お休みなさい フローラ「私も いっしょに あなた…。 冒険にでたいけど もう わがまま いわないわ。 フローラ「だって 丈夫な赤ちゃんを 産んで あなたの よろこぶ顔が 見たいもの。 フローラ「お早うございます。 あなた。 フローラ「今日は とってもいい天気よ。 フローラ「お早うございます。 あなた。 フローラ「きのうは あなたも すごく ぐっすり 眠れたみたいね。 フローラ「お早うございます。 あなた。 フローラ「ゆうべは ちょっと こわい夢を 見たの。 フローラ「リュカさん。 私を はなさないでね…。 フローラ「リュカさん… もどって来て下さったのね…。 フローラ「私 がんばって 元気な 赤ちゃんを 産むわ…。 はあはあ…。 フローラ「ハアハア…。 愛してるわ。 あなた…。 フローラ「あなた…。 私 がんばったわ。 フローラ「これで 私も あなたの妻として 一人前に なれたかしら? 【はい】 【いいえ】 フローラ「ありがとう。 フローラ「まあ! あなたって きびしいのね。 うふふ。 フローラ「あなた…。 私たちの 赤ちゃんよ。 フローラ「ねえ…。 赤ちゃんの名前を 考えなくちゃね。 フローラ「私は あなたに 名前を つけてほしいわ。 フローラ「男の子のほうは どんな名前がいいかしら? フローラ「女の子のほうは どんな名前が いいかしら? フローラ「ティミー と ポピー ちょっと かわってるけど ステキな名前ね。 フローラ「男の子は ティミーで 女の子は ポピー。 これに 決めていい? 【はい】 【いいえ】 フローラ「ティミーとポピー。 フローラ「じゃあ 考えなおすのね。 フローラ「この ふたりが フローラ「男の子のほうは 大きくなるまでに 平和な時代が どんな名前がいいかしら? やってくるといいわね。 フローラ「つかれたせいか 私 なんだか ねむくなって きちゃったわ。 フローラ「お休みなさい。 あなた。 私 とっても しあわせよ…。 フローラ「お早うございます。 あなた。 ゆうべは すごく よく ねむれたわ。 フローラ「今日は あなたの 即位式なんでしょう? がんばってね。 フローラ「ねえ あなた…。 私 ずっと 言いたかった事が あるの。 フローラ「私ね 本当は 父と母の 実の娘じゃ ないのよ。 フローラ「まだ 赤ちゃんのときに 今の両親に ひろわれたの。 フローラ「私を 修道院に あずけたのは 有名な占い師の すすめだったんですって。 フローラ「この子は ふしぎな運命を せおっているから それに たえられるような すんだ心を 持たせなさいって。 フローラ「それが どんな意味なのか よく分からないけど…。 フローラ「今は ただ いっしょうけんめい この子たちを 育てるわ。 ▼デモンズタワー フローラ「まあ! あなたたち! こんな所に来たら 危ないわ! フローラ「リュカにも 伝えてちょうだい。 私のことは もう 忘れてって……。 フローラ「リュカさん! やっぱり 来て下さったのね! フローラ「でも…。 来ちゃいけなかったんだわ。 フローラ「大臣を利用して 私を さらったのは あなたを おびきだすため。 フローラ「そして あなたを 亡き者にしたあと 自分が 大臣になりすまして…。 フローラ「あ! フローラ「やめてーっ! フローラ「やめなさい ジャミ! フローラ「さあ リュカさん! いまよ! フローラ「え? 私が 勇者の子孫? ▼大神殿 フローラ「ここは どこかしら…? フローラ「私ったら 今まで なにを……? フローラ「あら! あなたたちは! ▼グランバニア フローラ「そう……。 私ったら 8年以上も 石に されてたのね……。 フローラ「リュカ 助けてくれて どうも ありがとう。 フローラ「それから ティミー ポピー……。 フローラ「今まで ほっておいて 本当に ごめんね。 フローラ「あなた。 気にしないで 行ってあげて。 フローラ「だって これからは ずっと いっしょに いられるんですもの。 フローラ「愛してるわ。 あなた…。 フローラ「私は なにも いわないわ。 フローラ「あなたの 好きなように なさったら いいと思います。 フローラ「私は あなたを信じて ずっと ついていくわ。 フローラ「もちろん 子供たちもよ。 フローラ「愛してるわ。 あなた…。 フローラ「長い間 石にされて ねむっていたなんて 今でも 信じられませんわ。 フローラ「でも ふしぎなんです。 フローラ「あなたに 助けられてから 私の からだに 新しいチカラが みなぎっている気がするの。 フローラ「このチカラが あなたの 助けになれば 本当に うれしいわ。 フローラ「今までは ずっと あなたに 迷惑を かけてばかり だったものね……。 ▼サラボナ フローラ「お母さまっ。 そのことは 知っていました。 フローラ「でも このフローラは 今でも お父さま お母さまの ことを 本当の親以上に……。 ●ビアンカと結婚した場合 ▼サラボナ フローラ「待って下さい。 私も お手伝いします。 フローラ「リュカさん ビアンカさん どうぞ お幸せに! フローラ「おふたりの結婚式 見ていて 本当に幸せそうで うらやましかったですわ。 フローラ「また 遊びに 来てくださいね。 フローラ「その時は 私も 結婚しているかも 知れませんことよ。 フローラ「リュカさん おひさしぶり です。 お元気でしたか? フローラ「わたしたちが 結婚できたのも みな リュカさんの おかげ。 フローラ「今は アンディと2人 とても 幸せに くらして おりますわ。 ぽっ……。 フローラ「でも ホントいうと たった ひとつ 心配な ことが……。 フローラ「お願いです! 父も あなたたちになら 心を打ちあけるかも知れません。 フローラ「お父さまを そして町を すくって いただいて 本当に ありがとう ございます。 フローラ「リュカさまの 旅のごぶじを 心から おいのり いたしますわ。 フローラ「本当に ありがとうございました。 フローラ「リュカさん ビアンカさん それに おふたりの お子たち。 フローラ「どうか いつまでも 仲よく おしあわせに。