▼フィールド(下)
ハッサン「さてさて　ここから
　どこに　行けるのかな？

▼ホルコッタ北の関所
ハッサン「関所なのに
　見はりを　しているヤツが
　だれも　いないな。

ハッサン「この男も　夢の中で
　しあわせの国に……。
　まあ　助かって　よかったよな。

ハッサン「関所の　となりで
　宿屋を　やるってのは
　いい　アイディアだな。
ハッサン「旅人たちが
　どちらがわから　来ても
　泊まるだろうからな。

▼フィールド(下)
ハッサン「この　あたりは
　土地が　広びろ　してるな。
　歩きでが　ありそうだぜ。

▼ホルストック南西のほこら
ハッサン「ん？　なんだろうな
　この　小屋は？

▼ホルコッタ
ハッサン「村の　暮らしってのも
　楽しそうだな。

ハッサン「ホルコッタか。
　名前も　いなかっぽくて
　いいんじゃないか。

ハッサン「王子を　見物に
　わざわざ　とおくから？
　なんだ　それ。

ハッサン「この人　畑仕事が
　3度のメシより　好きだって
　顔に　かいてあるな。

ハッサン「ははっ。
　おもしろい　おっさんだな。

ハッサン「おお　おおっ！
　元気な　馬だぜ！

ハッサン「王子の　世話係……。
　じゃあ　王子の　ことには
　かなり　くわしい　人なんだな。

ハッサン「王子は　洗礼のぎしきで
　出かけている　ってことは
　城には　いないのかな。

ハッサン「レイドックの　王子の
　ウワサが　この村まで
　……へえーっ。

ハッサン「洗礼のぎしき……か。
　どんなものかは　知らないが……
ハッサン「王子とも　なると
　どんな　ぎしきで　あっても
　いやとは　言えないんだろうな。

ハッサン「ほう　ここには
　ホルス王子が　よく
　遊びに　来るみたいだな。

ハッサン「この　教会……
　なかなか　たいした　もんだな。

ハッサン「すごいな　ここ……
　村の　人びとにとっては　ほんとに
　心やすらぐ　場所だろうな。

ハッサン「まあ　若がえったりは
　しないだろうなあ。

ハッサン「お城まで　近いのなら
　ちょっと　行ってみてもいいな。

ハッサン「この村の　住人には
　ホルストック城に　いた人も
　多いみたいだな。

▼ホルストック城
ハッサン「ほうっ　こんな
　いなかにしちゃ　なかなか
　立派な　お城じゃないか！

ハッサン「ほう　ここが
　ホルストック城なのか。

ハッサン「いっしゅん
　この兵士と　戦うのかと　思って
　ビックリしたぜ！

ハッサン「びっくり　したぜ……。

ハッサン「ホルス兄ちゃんか……。
　子どもに　好かれる
　タイプなんだな　きっと。

ハッサン「すぐに　上に行って
　王さまに会うか　もう少し　あたりを
　見て回るか　どうするかな。

ハッサン「この城じゃ
　王子との　カードあそびも
　仕事のうち　らしいな。

ハッサン「大きな声じゃ
　言えないが……
　なんだ　こいつ！

ハッサン「ほお。
　この城の　しくみって
　なかなか　面白いんだな。

ハッサン「たしかに　ふつうなら
　そんなところに　すき好んでは
　行かないだろうな。

ハッサン「王さまの部屋
　けっこう　りっぱだな。

ハッサン「オレたち
　ここに　来たばかり　だしなあ。
　いきなり　聞かれても……。

ハッサン「小さい子供なら
　まだ　わかるが　王子は
　それほど　子供じゃないよな。

ハッサン「兵士　ふたりで
　こそこそ　グチの
　いいあいか……。

ハッサン「あんな王子　ねえ……。
　どんな王子か　知らないが
　言われたい　ほうだいだな。

ハッサン「いさましく……ないのか
　王子って。

ハッサン「こんなに　あっさり
　かんげい　してくれるなんて
　めずらしいよな。

ハッサン「はあ　そうなのですか……
　としか　言いようが　ないぜ。
　王子のこと　よく　知らないしな。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハッサン「なんにも　話を　きかずに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ことわるのは　さすがに　ちょっと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　王さまに　失礼じゃないか？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハッサン「まあ　聞いてしまうと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ことわりにくい…　みたいな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不安も　あるけどな……。
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ハッサン「やれやれ……　　　　　　　　　ハッサン「ことわっちまったか。
　いきなり　王子の　そうさくかよ。　　　　ま　少し　考えてからでも
ハッサン「まあいい。　　　　　　　　　　　おそくは　ないだろうけどな。
　お城の中を　見学がてら
　ちょっと　回ってみるか。

ハッサン「さーてと。
　それじゃあ　探しにいくか！

ハッサン「先のことは　ともかく
　とりあえず　いまは
　チカラを　かすと　しようぜ。

ハッサン「大臣さんからも
　ホンネが　でたな。

ハッサン「この人は……
　知ってるわけないよな
　王子のゆくえ……。

ハッサン「とにかく　かたっぱしから
　あちこち　あたってみよう。

ハッサン「この　兵士長は
　オレたちとは　別の用事で
　王子を　さがしているんだな。

ハッサン「王子が　逃げるのには
　すっかり　なれてますって
　クチぶりだな……。

ハッサン「ここには
　かくれようが　ないか。

ハッサン「こっちじゃ　ないな。
　彼がもし　王子のいばしょを
　知ってたら　教えてくれるだろう。

ハッサン「くそっ……。
　どこにも　いないぜ！

ハッサン「さすがに　このへんには
　いないんじゃ　ないか？

ハッサン「つぼの中にまで
　かくれている　可能性が
　あるのかよ……。

ハッサン「みんな　ポロポロ
　ホンネが　出るな……。

ハッサン「彼が　知らないってことは
　王子は　こっちじゃないな。

ハッサン「ここ以外に
　出口は　ないよな。
　中を　探そう。

ハッサン「そうか！　まものが　出る
　って言うのは　洗礼の洞くつの
　ことだったんだな！

ハッサン「地下は　ちょっとした
　迷路だな。

ハッサン「ねてるぜ……
　たよりに　ならないなあ。

ハッサン「かくれんぼね……。

ハッサン「……なんと
　こんなところに。

ハッサン「じゃあ　ウイル
　王さまのところに　もどろうか。

ハッサン「ウイル
　上へ　いこう！

ハッサン「さあ　ウイル
　王さまの　ところに　もどろうぜ。

ハッサン「ふう……
　本題の前に　王子さがしで
　つかれちまったな。

ハッサン「一回くらい
　ちがうこと　言ってくれよ！

ハッサン「まあ　やるだけ
　やってみるか！

ハッサン「まあ　王子とは
　いずれ　きちんと
　話を　しようぜ。

ハッサン「あいつ　まさか……。

ハッサン「いろんな　めいわくを
　かけるヤツだな　ホルス王子は。

ハッサン「この　おばさんも
　もう少し　たしかめてから
　おこれば　いいと思うがな。

ハッサン「ホルス王子も
　子供に　だけは　人気だな。

ハッサン「この人
　答えにくい　ことを
　ずばずば　聞くな。

ハッサン「ふう……。
　なかなか　見つからないな。

ハッサン「しつこく　くまなく
　さがすしか　ないな。

ハッサン「洞くつの　まものって
　どんなヤツ　なんだろうな。

ハッサン「王子が　脱出……か。
　そういや　どっか外に
　出るところが　あったっけな。

ハッサン「ここに
　いるわけないか……。

ハッサン「といったって
　かんじんの　王子が
　いなくちゃなあ。

ハッサン「いまは　ハイハイと
　言っておくしか　ないな。

ハッサン「こりゃ　早いとこ
　王子を　とっつかまえないと
　ことが　おさまりそうもないな。

ハッサン「何回目なんだろう
　じっさいの話。
　100回くらいか？

ハッサン「それだから
　困ってるんだよな！

ハッサン「あいかわらず
　このふたりは　ここで
　ダベッてるのか。

ハッサン「誰も　見たことが
　ないのか……。

ハッサン「その歌　オレたちも
　いっしょに　歌いたいぜ。
　まったく！

ハッサン「もう　にげないという
　ほしょうは　どこにも　ないから
　しっかり　見ていような！

ハッサン「いつもながら　地下は
　ちょっとした　迷路だな。

ハッサン「ホルス王子は
　この　じいさんのことを　本気で
　心配しているようだぜ……。

ハッサン「コイツには
　話しかけないほうが
　よかったかな……。

ハッサン「洞くつへ　むかう前に
　ちょっと　顔出して　いくか？

ハッサン「おっ　見ろよ。
　王さまの　ごきげんは
　よさそうだぜ。

ハッサン「まあ　これからが
　本番だけどな。

ハッサン「王さまに　たのまれちゃ
　しょうがない。
　もう　ひとがんばり　してくるか！

ハッサン「さすがに　母親に
　たいしては　すなおな　もんだな。

ハッサン「オレは
　王子の　剣のうでには
　期待してないけどな。

ハッサン「あいさつがわりに
　スカートめくりの話かよ……。

ハッサン「ここへ　ホルス王子を
　つれてくるのは
　ちょっと　まずかったかな。

ハッサン「うそくさい　あいさつに
　てきとうな　返事だな……。

ハッサン「こいつも　いいかげんな
　ヤツなんだな……。

ハッサン「オレたちと　王子が
　洞くつ行ってるあいだに
　ゆっくり　ねたほうがいいな。

ハッサン「この子は　とことん
　ホルス王子を
　そんけいしているんだな。

ハッサン「かえってきちゃ
　困るんだけどな……。

ハッサン「調子が　バッチリなうちに
　洗礼の洞くつに　行こうぜ！

ハッサン「兵士のていねいな
　あいさつが　いやみっぽく
　聞こえるのは　気のせいか？

ハッサン「またも……？
　そんな　いいかたすると　王子が
　へそを　まげちまうぜ。

▼フィールド(下)
ハッサン「ホルス王子は
　ついてきてるかあ？
ホルス「ああ…いるぞ……。

▼ホルコッタ
ハッサン「ホルス王子は
　この　ホルコッタの村でも
　よく　知られているんだな。

ハッサン「すげえ　いびきだぜ！

ハッサン「こんな　おっさんにまで
　ホルス王子の　顔は
　知られているんだな。

ハッサン「じいさん　病気で
　悪そうなのに　王子を見たら
　起きあがったぜ！

ハッサン「あーあ
　ヘソ　まげちゃったぜ。

ハッサン「クンクン…　いいにおいだぜ。
　何が　できるんだろうな。

ハッサン「しょっちゅう　いっしょに
　遊んでいるらしいな。

ハッサン「村の人びとに　とって
　ここは　ホントに　心やすらぐ
　場所なんだろうな。

ハッサン「メチャメチャ　気になる
　笑いかた　だったぜ……。

ハッサン「この人　もういちど
　王子と　行きたかったのか
　行きたくなかったのか……。

▼洗礼の洞くつ
ハッサン「これが　洗礼の洞くつか。
　そうぞうしていたのと
　ちょっと　ふんいきが　ちがうな。

ハッサン「ややっ！？
　王子は　どこに　行ったんだ！？

ハッサン「なにーっ！
　しまった　やられたか！

▼フィールド(下)
ハッサン「外じゃ　広すぎて
　王子を　さがしようが　ないよな。

▼ホルストック城
ハッサン「やっぱ城には
　いないかなあ……。

ハッサン「うっかり
　見落としたってことは……
　ないだろうな。

ハッサン「食事の　したくは
　いちだんらくか。

ハッサン「ウイル　王さまに
　会いに　いく気か？
　オレは　気が進まないけど……。

ハッサン「だから　王子が
　洞くつ行ってるあいだに
　ゆっくり　ねろっていうのに。

ハッサン「さすがに
　ここには　いないか……。

ハッサン「けっきょく　来ちまったけど
　オレたち　ここの　みなさんには
　合わせる顔が　ない感じだな……。

ハッサン「しかたない……。
　とっとと　王子を　とっつかまえて
　洞くつに　もどろうぜ。

ハッサン「先のことは　ともかく
　とりあえず　いばしょを
　つきとめないとな。

ハッサン「そうかも　しれないし
　そうじゃないかも　しれないな。

ハッサン「あいかわらず
　このふたりは　ここで
　ダベッてるのか。
ハッサン「王子が　いっしょでなくて
　よかったな……。

ハッサン「オレも　早いとこ
　見てみたいぜ……。

ハッサン「いまは　その歌
　オレたちも　歌いたい
　気分だぜ　まったく！

ハッサン「やっぱり　この男に
　王子のことを　たずねても
　しかたないか……。

ハッサン「いないか……。

ハッサン「オレたちに　とっちゃ
　笑いごとじゃ　ないけどな……。
ハッサン「とにかく
　この城と　ホルコッタを
　さがすことに　しようぜ！

ハッサン「もどって　ないか……。

▼ホルコッタ
ハッサン「むーん……。
　いったい　どこに　いるんだよ。

ハッサン「ホルコッタに
　にげて来て　いたんだな。
　もう　にがさないぜ！

ハッサン「王子　いるかな？

ハッサン「いまごろ
　しあわせの国の夢を
　見ているのかよ……。

ハッサン「いい　アイディアだが
　今はまだ　ほかに　やることが
　たくさん　あるだろうからな。

ハッサン「静かだな。
　いそうも　ないぜ。

ハッサン「おじいさんは
　洗礼を　受けさせたがっている
　人だものな。
ハッサン「王子が　おじいさんを
　たよって　くることは
　ありえないな。

ハッサン「教会か……
　ここは　あんまり　王子の
　かくれられそうな場所が　ないな。

ハッサン「早く　王子にも
　きよらかに　なって
　もらいたいものだぜ……。

ハッサン「おばさんの　気持ちは
　まあ　わかるけど　ルールってのも
　だいじな　ことだからな。

ハッサン「どう考えても
　いないよな……。

ハッサン「おともの　つらさを
　よく　知っているんだな……。

ハッサン「レイドック城の　王子が
　ほめられるのは　いいとして……
ハッサン「ホルス王子は
　こうして　くらべられるのは
　イヤだろうな。

ハッサン「何がなんでも
　今回は　オレたちが
　受けさせてやるぜ！

ハッサン「ホルス王子が　来た！？
　よーし　この中だな？
　もう　にがさないぜ！

ハッサン「いた！！

ハッサン「いいか　ウイル
　ぜったいに　にがすなよ！

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ハッサン「ふいー。　　　　　　　　　　　ハッサン「そうやって　答えを
　まずは　ひと安心だな。　　　　　　　　　はぐらかしてると　王子のために
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ならないんじゃないか？

ハッサン「さあ　さあ！
　洗礼の洞くつへ　まっしぐらだぜ！

ハッサン「かくれんぼ
　だったのかよ！

ハッサン「いよいよ
　洗礼の洞くつの　奥の奥まで
　探検だな！

ハッサン「また洞くつに……か。
　もう　こうなったら　何度でも
　つきあって　やるさ。

ハッサン「じいさんの
　元気のもとは　どうやら
　ホルス王子らしいな。

ハッサン「この　おっさん
　ホント　畑仕事に
　せいが　出るよな。

ハッサン「よく　ねる
　おっさんだなあ。

ハッサン「オレの　ごきげんも
　うるわしいぜ！

▼洗礼の洞くつ
ハッサン「さあ　洗礼の洞くつだ！
　ようやく　本格的に
　探検の　スタートだぜ！

ハッサン「いきなり　ずいぶん
　広いところに　出たな。

ハッサン「見た目は　広い場所だが
　通れる　みちすじは
　少ない　みたいだな。

ハッサン「げげっ！
　あいつ　また　にげやがった！

ハッサン「この　試練とやらは
　きっと　まものとは　ぜんぜんちがう
　そんざい　なんだろうな。
ハッサン「しかし　強いぜ……。

ハッサン「しかたがない……。
　王子を　さがすか。

ハッサン「どうやら　オレたちは
　通しては　もらえないらしいな。

▼ホルコッタ
ハッサン「うーん。
　この村に　にげてきたんじゃ
　ないのか……？

ハッサン「ホルス王子は　いま
　オレたちとの　かくれんぼで
　いそがしいから　そのうちな……。

▼洗礼の洞くつ
ハッサン「まったく
　クチの　へらない
　王子さまだな……。

ハッサン「試練ってヤツは
　いないが　まものは　けっこういるな。
　気をつけて　行こうぜ。

ハッサン「よっしゃー！
　これで　この先まで　進めるぜ！

ハッサン「なんだ
　階段が　あるだけか。

ハッサン「これは……上の階より
　さらに　広そうだな。

ハッサン「王子は……？
ハッサン「よしっ　いるな！

ハッサン「試練　その2を
　クリア……か。

ハッサン「げげげっ！？
　あいつ　またかよ……！！

ハッサン「はてさて　王子は……と。

ハッサン「やっぱり
　通して　くれないか。

ハッサン「オレたち
　ほめられたのか……？
　やれやれだぜ。

ハッサン「あの　試練　が
　ふさいでいた　道の　むこうに
　何が　待っているのか……
ハッサン「さあ　さっそく
　たしかめに　行こうぜ！

ハッサン「よしっ　開いたぜ！
　レッツゴーだ！

ハッサン「またまた
　階段が　あるだけか。

ハッサン「ま　もう　どこまでも
　行くしか　ないだろうな。

ハッサン「試練　その3も
　クリアだぜ！

ハッサン「開いた！

ハッサン「おおっ　ここは……。

ハッサン「どうやら
　終わったようだな……。

ハッサン「よし！
　それじゃ　王子を　つれて
　お城に　かえろうぜ！

ハッサン「なには　ともあれ
　目的は　はたしたって　ワケだ。
　かえろうぜ　ウイル！

ハッサン「もう　試練が　いないから
　気持ちは　楽チンだな。

ハッサン「つかれた　つかれた。
　ふろ入って　ねたいぜ。

▼フィールド(下)
ハッサン「さあ！
　ホルストック城に　もどろうか！
ホルス「おーっ！！

▼ホルストック城
ハッサン「こんな　はればれとした
　気分で　お城の　かいだんを
　あがれる　とはな！

ハッサン「よーし！
　さっそく　王さまに
　会いに　行こうぜ！

ハッサン「さて　ホルス王子
　まいりばひょうか…うっ！　なれない
　けいごで　舌かんじまったぜ。

ハッサン「洗礼が　すんだって　聞いたら
　王さまも　ビックリだろうな！

ハッサン「ジャーン！！　かよ！
ハッサン「まあ　何だかんだ　言っても
　本人が　いちばん　うれしい
　はずだもんな。

ハッサン「洗礼を　受けたくらいじゃ
　ほんしつまでは　かわらないぜ。

ハッサン「さあてと。
　行っちゃおうぜ　王のところに！

ハッサン「そのうち　ころんで
　ケガでも　しそうだな……。

ハッサン「もう　これからは
　こんなところに　こそこそ
　かくれなくても　すむな。

ハッサン「もう　ホルス王子に
　同情は　いらないぜ。

ハッサン「なあ　ウイル
　こっちに　何か　ようじが
　あったっけか。

ハッサン「おじいさん
　また　ねてんのか……。

▼ホルストック城(翌日)
ハッサン「いやあ　昨日は　世界中の
　いろんな祭りが　いっぺんに
　来たみたいに　すごかったな！
ハッサン「あんなに　楽しいことが
　待っているなら　洗礼のぎしきが
　また　あってもいいな！

ハッサン「まあ　オレが
　はんたいの立場で　聞いたら
　やっぱり　ビックリだな。

ハッサン「王子として
　やるべきことが　たくさん
　あることに　気づいたんだろう。

ハッサン「へー。
　あいつ　ちょっとは　おとなに
　なったのかもな。

ハッサン「なんだか　心から
　かんしゃ　されちまったな。

ハッサン「あいかわらず
　旅人に　やさしい　城だな。

ハッサン「へえっ　そんな　話が
　出ているのか。

ハッサン「あいかわらず
　ひとけがないな。

ハッサン「この人には
　オレたち　けっこう
　情報を　もらったよな。
ハッサン「せっかく　あてにして
　話を　聞きに　来たのに
　ねてたことも　あったけど……。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ハッサン「おっ　たしかに　　　　　　　　ハッサン「さらっと　受けながしたぞ！
　こいつ　変わったな。　　　　　　　　　　たしかに　いぜんの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホルス王子とは　ちがうな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハッサン「人間が　すこし
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大きく　なったのかも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　しれないな。

ハッサン「もともと　ごうじょうな
　タイプなんだから　なんだって
　やる気になりゃ　やれるだろ。

ハッサン「王さまとは　これで
　しばしの　お別れかな。

ハッサン「いかにも　仕事に
　忠実な　兵隊だよな。

ハッサン「ホルス王子
　あのあと　どうしたかな。

ハッサン「そんなに　深刻な
　話だったのかよ！

ハッサン「まだ　どっちでもない
　気がするぜ……。

ハッサン「王子を　みなおしたって
　ことだな。

ハッサン「どう　いそがしくなるのか
　聞いてみたいぜ。

ハッサン「オレには　ただの
　そうおんにしか
　聞こえないんだが……。

ハッサン「そんな　だいじなこと
　忘れるかな　ふつう……。
　まあ　でも　ありがたい話だな。

ハッサン「これで　本当に
　ここでの　オレたちの　役目は
　終わったな。

ハッサン「いや　まあ
　もう　宝の話は　いいかな。

▼フィールド(下)
ハッサン「ウイル　この国の中で
　まだ　見て回ってないところって
　どこか　あったかな？

▼ホルコッタ
ハッサン「この村は
　とくに　かわりが
　ない　みたいだな。

ハッサン「王位を　つぐ話は　まだ
　先って　ことだったけど……
　ま　細かいことは　いいか。

ハッサン「この前　ここに
　ねてたのと　同じ人……だよな？

ハッサン「村の人たちも
　ちょっとは　ホルス王子のこと
　見直したんじゃ　ないかな。

ハッサン「食欲　おうせいだな。
　いい　食べっぷりだぜ。

ハッサン「じいさんは　ずっと
　王子のことで　頭が　いっぱいって
　感じだったよな。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ハッサン「じいさんの　　　　　　　　　　ハッサン「おいおい　ウイル。
　夢が　かなったんだよな。　　　　　　　　ちゃんと　教えてやれよ。

ハッサン「マイペースで
　わが道を　行くって　やつだな。

ハッサン「今はまだ　不安に思う人が
　いても　当然だろうな。

ハッサン「そんな　いわれが
　あったのかー。

ハッサン「アイツは　これからも
　ちょくちょく　村にくるだろうさ。
　そういうヤツだ。

ハッサン「いつ来ても
　静かだよな　ここ。

ハッサン「今の　王子を
　弱虫なんて　言っちゃ
　かわいそうだよな。

ハッサン「さて……。
　お城のそばの　小屋って
　行ったこと　あったかな？

ハッサン「このおばさん
　ホルス王子には　絶対ムリだって
　思ってた　みたいだったな。

ハッサン「まったくあの苦労は
　じっさいに　体験した者にしか
　わからない　だろうな。

▼洗礼の洞くつ
ハッサン「試練が　いないのは
　ちょっと　さびしいよな。

ハッサン「ふしぎなもんだな。
　ここに　来ただけで　もう
　なつかしい　感じがするぜ。

▼グランマーズの館
ハッサン「さて
　これから　どうする？
ハッサン「ばあさんの　占いでは
　クリアベールを　めざせって
　いう話だったけどな。

▼ホルストック南西のほこら
ハッサン「よーし　トビラを開けて
　中に　とつげきだぜ！