▼ダークパレス
マリベル「こんなとこまで来て
　　どうすんのよ　アルス。
　　今さら　ひきかえせないし……。
マリベル「ここで　パーッって
　　道を開くようなものを
　　なんか　持ってないの？

マリベル「もう　ここまで来たんだから
　　あとには　ひけないわっ！
マリベル「……て　やっぱり　ちょっと
　　こわいよね……。
　　ちゃんと　あたしをまもってね。

(オルゴ・デミーラ戦)
マリベル「あ　あたし　やっぱり
　　来ないほうが　よかったかも……。
　　アルス　なんとかしなさいよ！

マリベル「ちょっと　ちょっとお！
　　こんなヤツに　ほんとに
　　あたしたち　勝てるの！？

マリベル「こ　これが　魔王？　ハン
　　た　たいしたことないじゃない。

マリベル「くうーっ　さすが
　　魔王ってだけあって　しぶといわね。
　　はやく　やられちゃいなさい！

マリベル「アルス　ほんとに
　　あたしたち　魔王なんかに
　　勝てるのかなあ……。

マリベル「アルス　だいじょうぶ？
　　あんたが　しっかりしてないと
　　勝てるものも　勝てないんだからね！

マリベル「ちょっと　アルス！
　　いいかげん　ビシっと決めてよねっ。
　　相手は　魔王なのよ！

マリベル「ふ　ふん　なによ。
　　このマリベルさまは　おなじ敵に
　　2度も3度も　負けないから！

マリベル「アルス　今度は
　　しくじらないでよ！
　　あたし　もう　イヤだからねっ！

(第2形態)
マリベル「この人のどこが美しいの？
　　バッカじゃないのっ！
マリベル「それに　あたしは
　　ぼうやじゃないっていうのっ。

(第3形態)
マリベル「ふ〜ん。ついに　正体を
　　あらわしたってとこね。

(最終形態)
マリベル「うわ〜　気持ちわるい…。
　　もう　ぐちょぐちょって感じね。

▼エンディング(天上の神殿)
マリベル「アルス　あたしたち
　　本当に　魔王を　たおしたのよね。
　　本当に　やったのよね？
マリベル「なんだか……　夢みたい。

マリベル「あたし　ちょっとだけ
　　あんたのこと　見直したわ。
　　アルス。

マリベル「急に　パパとママの顔が
　　見たくなっちゃったわ。

マリベル「まっ　あたしの美しさは
　　神さまと　まちがえるのも
　　ムリないけどね。　うふっ。

マリベル「なーによ　学者のクセに
　　いいかげんねえ！
マリベル「……なーんて。
　　うふふっ　ま　いっか。

マリベル「世界中が　あたしを
　　待ってる……。
マリベル「ああ　ゾクゾクしちゃう！

メルビン「アルスどの！
　　申しわけないが　わしは　ここで
　　失礼するでござるよ！
マリベル「ちょっ　ちょっと！
　　メルビン！　なにいってんの！？
メルビン「皆には　本当に
　　世話になったでござる。
メルビン「しかし　わしは　本来
　　アルスどのや　皆とは　ちがう
　　時代の流れを　生きた人間。
メルビン「すまぬが　皆とは　ここで
　　お別れするでござる。
＊「はあはあ…　メルビンさま！
　　私には　どうも　よく
　　分からないのですが…
＊「神殿の　神の石が
　　あなたに　語りかけようと
　　しているようなのです。
メルビン「…そうか。
　　うむ。今　行くでござる。
メルビン「アルスどの。そして皆。
　　これまで　ともに　旅ができて
　　本当に　楽しかったでござるよ。
メルビン「アルスどのなら
　　わしの　気持ちを
　　分かってくれるで　ござろう？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
メルビン「アルスどの！　　　　　　　　　　メルビン「わっははは！　そんなこと
　　本当に　礼を　申し上げる！　　　　　　　　いっても　わしには　アルスどのの
　　どうか　お元気でいてくだされ！　　　　　　思いやりが　分かるでござるよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　メルビン「アルスどの！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当に　礼を　申し上げる！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうか　お元気でいてくだされ！

▼エンディング(ダーマ神殿)
ガボ「まだ　いいだろ　アルス。
　　もうちょっと　ゆっくりしてこうぜ。
マリベル「イヤったら　イヤよ。
　　満足するまで　かんしゃの言葉を
　　浴びるまで　ここを出ないからね！

マリベル「感じるわ。
　　人々から　そそがれる　あつい視線は
　　あたしに集中してるようね。

マリベル「ほっときましょうよ。
　　山賊に　かんしゃされたって
　　うれしくも　なんともないわ。

マリベル「世界を救った　あたしたちが
　　かつては山賊の　お世話になったなんて
　　クチがさけても　言えないわね。

マリベル「ふう　満足したわ。
　　さあて　次は　どこへ行って
　　感謝の言葉を　浴びようかしら。

マリベル「バッカじゃないの。
　　あんたが　おなかを　こわしたって
　　あたし　知らないからね！

マリベル「失礼しちゃうわ。
　　何が　ああ　やっぱりよ！
マリベル「世界を救ったんだから
　　あたしたちは　神につかわされた
　　英雄と　同じくらい　えらいのにっ！

マリベル「ああ　よかった。
　　ブルジオさんに　魔王城を
　　案内しろって言われなくて……。

マリベル「ううっ　きもち悪い。
　　レオタードを着た　おじいさんなんて
　　もう2度と　見たくないわ。

マリベル「この　おばあさんも
　　お気の毒にね……。

▼エンディング(聖風の谷)
マリベル「ねえ　アルス。
　　あんた　こういう高い場所
　　好きでしょ？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マリベル「やっぱね。　　　　　　　　　　　マリベル「そうなの？　あんたって
　　なんとかは　高い所が好きだって　　　　　　本当に　話が　つまらない男だよね。
　　アレって　本当のことだったのね。

マリベル「ほろぼされた
　　北方の王国って
　　ゼボットさんがいた国でしょ？
マリベル「人々が　戻ったんなら
　　あの国も　大丈夫だね。

マリベル「ふうん……
　　背中に翼ねえ。
マリベル「あたしみたいに
　　天使のように優しいと　翼くらい
　　生えるかもしれないわね。

▼エンディング(メザレ)
マリベル「しまった！
　　メザレに来るんだったら　メルビンも
　　一緒に連れてくれば　よかったわ。
マリベル「メルビンだって　ニセの英雄
　　ラグレイが　その後　どうなったのか
　　絶対　知りたがってるはずよ。

マリベル「アイツ　どうなったかな？
　　ほら　ラグレイが　魔王退治に
　　行かされそうになってたじゃない。

マリベル「やっぱり　どこへ行っても
　　あたしたちは有名人ね。

マリベル「かんちがいも　いいとこね。
　　あたしたちは　ラグレイと一緒に
　　戦ったことなんて　ないわ。

マリベル「ラグレイが　魔王退治？
　　どうせ　何かの　じょうだんでしょ。

マリベル「マリベルと　その仲間たちの
　　大冒険が　神話となって　全世界で
　　永遠に語りつがれてゆくのね。

マリベル「バカバカバカっ！
　　女の子を泣かすなんて　サイテー。

マリベル「ウッソでしょー。
　　ラグレイってば　ホントに
　　魔王退治に　出かけちゃったの？

マリベル「ラグレイってさ
　　みずから進んで　いばらの道を
　　あゆんでるよね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マリベル「もう　かばう必要ないって。　　　　マリベル「むっ！　何なのよ　あの態度。
　　ここは　いっぱつ　どか〜んと　　　　　　　　にらまれたくらいで　このマリベルが
　　ホントのことを言っちゃいなよ。　　　　　　　おじけづくとでも思ってるのかしら！
マリベル「さあ　ラグレイを
　　楽にしてあげましょう。
　　それが　親切ってもんよ。

マリベル「あたしたちを　ラグレイなんかと
　　一緒にしないでほしいわ。

マリベル「メザレの人たちは　すっかり
　　ラグレイを　英雄だと信じ込んでるわ。
　　ああ　チカラが抜けてゆく……。

マリベル「ラグレイのついでに
　　ばんざーいって言われたって
　　うれしくも　なんともないわよっ！

マリベル「ラグレイの　ウソ八百を
　　見抜けるだけの　知性を持った人が
　　ちゃんとメザレにも　いたのね。

▼エンディング(砂漠の城)
マリベル「ねえ　アルス。
　　あたしのほうが　女王さまより
　　かわいいと思うでしょ？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
マリベル「ふふん。アルスも　　　　　　　　マリベル「かわいい　じゃなくて
　　だいぶ　わかってきたじゃない。　　　　　　美人ですって？
　　ほめてあげるわ。　　　　　　　　　　　　　やーねえ　当然じゃない！

マリベル「ちょっと　アルス！
　　そんなに急ぐこと　ないじゃない。
マリベル「もう少し
　　ゆっくり　していきましょうよ。

マリベル「服は　砂まみれになるし
　　のどは　カラカラ。
　　おまけに　あせで　びしょびしょ。
マリベル「……でも　ま
　　そんなに悪い所でも　ないわね。
　　この砂漠もさ。

マリベル「中でも　いちばんの宝は
　　この　マリベルさまよね。

マリベル「ねえ　アルス。
　　あの学者の　祖先って
　　もしかして……。
マリベル「ううん　なんでもない。

マリベル「あの　シャーマン
　　ま〜た　ワケわかんないこと
　　言ってるわね。

マリベル「…………。
マリベル「救いようが　ないわね。

マリベル「……サイードのやつ。
　　きっと　また　どこかで
　　会えるわよね。

マリベル「ふふん　マリベルさまに
　　失敗なんて　ありえないわ。
　　ねえ　アルス。

マリベル「当たり前よ。
　　このマリベルさまは
　　砂漠と　世界の救い主なのよ。

マリベル「美少女マリベルと
　　その仲間たちの　伝説は
　　いつまでも　語りつがれる……。
マリベル「うふふっ。
　　やっぱ　そうこなくっちゃね！

▼エンディング(エンゴウ)
マリベル「みんな　よろこんでるわ。
　　あたしたちって　もしかして
　　すごいことを　やったのね！

マリベル「いやーん。
　　あたし　太っちゃうかも。

マリベル「ねえ　村長さん　じつは
　　こりてないんじゃ　ないの？

マリベル「あたしも　彼女に同感ね。

マリベル「あたしも　アルスに
　　セキニンとって　もらおうかな。
マリベル「バカね。
　　じょうだんに　決まってるでしょ！

マリベル「へえー　イルマさんって
　　才能あったのね。

▼エンディング(火の山)
マリベル「そーれっと！

▼エンディング(マーディラス)
マリベル「あいかわらず　この国って
　　にぎやかって　いうか
　　おめでたいって　いうか……。
マリベル「でも　今日は　あたしも
　　歌いたい気分だわ。うふふっ。

マリベル「ちょっと　アルス！
　　そんなに急ぐこと　ないじゃない。
マリベル「もう少し
　　ゆっくり　してきましょうよ。

マリベル「まっ　ここまで来たら
　　グレーテ姫にも　声くらい
　　かけとかないとね。

マリベル「ふふっ　あの大神官さん
　　バッチリ予言してくれちゃって。
マリベル「勇者アルス！
　　……ふーん　悪くないじゃない？

ヨハン「よっ　アルス！
　　今日は　ビンビンかい？
　　おいらは　毎日ビンビンさ！
ヨハン「アンタらに　会う前はさ
　　おいら　毎日　ラクして
　　おねぇちゃんと　遊んでれば……
ヨハン「それで　幸せだと思ってた。
　　でも　そんなんじゃ　やっぱ
　　イマイチ　つまんないわけよ。
ヨハン「アルスも　お仲間も
　　ギンギンに　命はって
　　がんばってただろ？
ヨハン「おいらも　フラフラしてちゃ
　　男がすたる！って　思ったのさ。
　　師匠にも　おこられたしな。
ヨハン「で　心をいれかえて
　　マジメに　トゥーラに打ちこんだら
　　なんと　前よりモテモテだぜ。
ヨハン「ベイビーたちも　なかなか
　　見る目が　あるってもんだ。
　　はっはー！
ヨハン「いくら　おいらがかっこよくても
　　ベイビー　おいらに　ホレると
　　ヤケドするぜ。気をつけな！
マリベル「バカ言ってんじゃないわよ！
　　だ〜れが　あんたみたいな
　　いいかげんなヤツ！
アイラ「あははっ　そうねえ。
ヨハン「ちぇっ　つれないねえ。
ヨハン「まっ　おいらより　ビンビンな
　　アルスが　そばにいるんだもんな。
　　アルス　うまくやれよ！

マリベル「ヨハンに　くらべたら
　　アルスのが　ずっとマシよ！
　　バッカみたい！！
マリベル「……あ　って言っても
　　別に　あんたが好きとか
　　そういうんじゃ　ないからね。

マリベル「へ〜　あのヨハンがねえ。
　　ちょっとだけ　見直したわ。

マリベル「ふぅ〜ん　ふたりきりでね。
マリベル「なにやってんの？
　　アルス。
　　さっさと　行ってあげたら？

マリベル「…………じとっ。
マリベル「アルス〜。
　　女心が　キズつかないうちに
　　早く　行ってさしあげたらぁ〜？

マリベル「まだ　お姫さまと
　　話してないんでしょ？
　　さっさと　行ってきなさいよ。

マリベル「……アルス。
　　あんた　顔が　赤いわよ？
マリベル「いやらしいわね！
　　何やってたのよ。

マリベル「なによ　何か用？
マリベル「……アルスが
　　お姫さまと　何してようと
　　あたしに　関係ないでしょ！

マリベル「……ゼッペル王に
　　ディノさん　かあ。
　　いろいろ　あったわよね。
マリベル「天国では　きっと
　　王さまと　神父さん　あの女の子も
　　みんな幸せに　暮らしてるよね。

マリベル「ほんっと　ヨハンって
　　いいかげんで　ムカつくわね！
マリベル「アルス！　あんたも
　　へらへらしてんじゃないわよ。

▼エンディング(ホビット族の洞窟)
マリベル「アルス　あんた
　　魔王を倒した　英雄なんだから
　　もっと　シャキッとしなさいよ。

マリベル「特に　美しく　かしこい
　　女勇者マリベルのことは　念入りに
　　伝えていってほしいわね。

マリベル「ふ〜ん……
　　よかったわね　アルス。
マリベル「でも　あんたのおヨメさんに
　　なってもいいなんて　あの人も
　　シュミが　悪いわね〜。

マリベル「つれていってもらうって
　　考え方が　あまいのよ。
マリベル「ホントに　行きたいなら
　　自分から　飛び出してかなきゃ。

マリベル「……信じらんないわね。
　　今の　今まで　ねてたなんて
　　なんて　お気楽なのかしら……？

マリベル「ここの　王さまって
　　そういう人だったのね……
　　あたし　ちっとも知らなかったわ。

マリベル「まったく　海賊船なら
　　とっくに　復活してるのに
　　今ごろ　なに言ってんのかしらね。

▼エンディング(グランエスタード城)
マリベル「フフン。みんなが
　　あたしたちを　そんけいの目で
　　見てるわ。気分いいわね。

▼エンディング(マリベル不在でオルゴデミーラを倒した場合のグランエスタード城)
マリベル「やったじゃない　アルス！！
マリベル「あたしが　いなくて
　　あんたたちだけで　大丈夫かって
　　ちょっと不安だったけど……。
マリベル「いつまでも　このあたしに
　　あまえてばかり　いられないもんね。
マリベル「まあ　これで　やっと
　　アルスも　一人前ってわけよね。
マリベル「さあ　いきましょ。
　　王さまが　おまちかねよ！

▼エンディング(グランエスタード城下町)
マリベル「そうよね。王さまなんか
　　またしておけば　いいのよ。
マリベル「もっと　いろんな人から
　　感謝の言葉を　あびたいもんね！

▼エンディング(フィッシュベル)
＊「シーッ！
＊「大きな声で　話しかけないでよっ。
　　あたしが　ここにいること
　　バレちゃうじゃないっ！
コック長「あれ？　そこに
　　だれか　いるのか？
コック長「ややっ　マリベルおじょうさん！
　　また　そんなところに
　　かくれたりして……。
マリベル「もう……。
　　いいじゃないの　あたしが
　　漁に　ついて行ったって！
マリベル「ね　見のがしてよ　コック長！
　　あなたの　作る　シチューって
　　最高よ！　ウフフ…。
コック長「…わしに　おせじを
　　いっても　ムダですぞ。
コック長「さあ　お父上に
　　しかられないうちに
　　船を　おりなされ。
ボルカノ「いったい　どうした？
　　さわがしいようだが
　　なにか　あったのか？
コック長「あっ　ボルカノ船長
　　じつは　マリベルおじょうさんが…。
ボルカノ「…………………。
ボルカノ「わかりました。
　　マリベルおじょうさん。
　　ただし　今回かぎりですぜ。
マリベル「やったあーーっっ！！
ボルカノ「さてと　そうと決まったら
　　いよいよ　出航だ！
　　アルス　グズグズするなよっ！
マリベル「そうよ　アルス。
　　グズグズするんじゃないわよっ。