▼天空への塔
ブライ「見上げると　首が痛いわい。
　　この塔の高さは　まるで天国にでも
　　通じているかのようですな。

ブライ「長丁場になるだろうから　呪文を
　　ガンガン使ったら　あっというまに
　　魔力が切れてしまいますぞ。

ブライ「……はあ　はあ。
ブライ「かんちがいしないで下され！
　　このブライ　まだまだ
　　疲れてなどいませんぞ。

ブライ「いささか　息苦しいですな。
　　空気が　うすくなってきたせいか……。

ブライ「うう　ぶるぶる。
　　気温が低くなってきたようで
　　少々　寒いですな。

ブライ「てっぺんに着くのが先か
　　ちから尽きて　倒れるのが先か……。
　　どちらにしろ　ここが正念場ですな。

ブライ「ここに来るまでに　乗った
　　上下に動く床が　てっぺんまで
　　運んでくれれば　楽なのうにのう。

▼フィールド(天空)
ブライ「まるで天国のようですぞ。
　　まさか　生きたまま天国へ
　　来てしまったのか……。

▼天空城
ブライ「ぶわっくしょい！
　　ううー　さぶいのう。
　　風が　骨身にしみるわい。

ブライ「ほう　ドラゴンとな。
　　ここに来て　また
　　心強い仲間ができましたな。

ブライ「何百年ぶり　か。
　　わしらなんか　ものの百年も
　　生きられんというのに……。

ブライ「どうやら　進化の秘法とやらは
　　封じても封じても　長い年月をかけ
　　何度でも　よみがえる物らしいですな。

ブライ「やはり　サントハイムの民を
　　連れ去ったのは　闇の世界に住む
　　ものどもなんじゃろうか。

ブライ「竜の神　マスタードラゴンか。
ブライ「生きてる間に　このような
　　とうといものに　お会いできるとは
　　長生きも　してみるものですな。

ブライ「城を攻撃する　余裕が
　　あるぐらいだから　デスピサロは無事
　　究極の進化を　とげたかもしれんぞ。

▼フィールド(天空)
ブライ「竜の神とやらの　魔法のおかげで
　　われわれも　雲の上を
　　歩けるようですな。

▼フィールド
ブライ「最後の決戦を前に　開け忘れた
　　トビラはないか　世界中をまわって
　　たしかめるのも　よろしいかと。

▼闇の洞窟
ブライ「よもや　天空城の真下に
　　このような　洞くつがあろうとは
　　思いませんでしたな。

ブライ「うーむ……。どうやら
　　この洞くつも　ひと筋縄では
　　いかないようですな。

ブライ「グチは言いたくないが
　　この洞くつは　年寄りには
　　いささか　きついわい。
ブライ「馬車の中の誰か
　　そろそろ　わしと
　　変わってくれぬものか……。

▼フィールド(闇の世界)
ブライ「お日さまの　恵みがないのでは
　　地上の植物や生物は　ここでは
　　生きてゆけんだろうな。ふむ。

▼希望のほこら
ブライ「この場所は
　　あの天空城にいたときと
　　同じ感じが　しますわい。

▼結界のほこら(南東)
ブライ「ふむ。気配がしますな。
　　ここの主　相当な強さの
　　持ち主のようですぞ！

ブライ「敵ながら　忠誠心を忘れぬ
　　見事な　死に際でしたな。

ブライ「とにかく
　　一度　このほこらから
　　出るとしましょう。
ブライ「どうするかを　考えるのは
　　ここを出てからでも
　　遅くは　ありますまい。

▼結界のほこら(南西)
ブライ「さてさて……
　　この部屋の試練も
　　越えねば　ならぬようですな。

ブライ「ここらで　一度
　　体力の回復をはかった方が
　　よいかも　しれませんな。

▼結界のほこら(北西)
ブライ「いかん！
　　強いオーラを発する者が
　　すぐ　そばにおりますぞ！

ブライ「今の魔物……　進化した
　　デスピサロと　言いましたな。
ブライ「今の話の真相は　もはや
　　この目で　突き止めるのみですな。

▼結界のほこら(北東)
ブライ「ここが　頂上のようですが
　　不思議と　魔物の気配が
　　ありませんな。

ブライ「これで　すべてが
　　終わったわけでは　ありません。
　　気を　抜かれぬように。

▼結界のほこら(北東、4つの内最後に破らなかった場合)
ブライ「とにかく
　　一度　この塔から
　　出るとしましょう。
ブライ「どうするかを　考えるのは
　　ここを出てからでも
　　遅くは　ありますまい。

▼闇の洞窟
ブライ「やれやれ。
　　再び　この洞くつに入るとは
　　思いもしませんでしたな。

▼デスキャッスル
ブライ「この旅も　思えば
　　苦しみより楽しさのほうが
　　多かったかも　知れませんな。
ブライ「いや　こんな話は
　　今するべき話では　ありませんな。

ブライ「たどり着く先は
　　本当の地獄か　あるいは……。
ブライ「いや　無意味な想像は
　　やめましょう。真実は　すぐ
　　目の前に　ありますからな。

ブライ「やれやれ。むやみに
　　複雑な造りの城ですな。

ブライ「ずいぶん　高い所まで
　　のぼってきたような気が
　　いたしますが……。

▼デスマウンテン
ブライ「勇者どの。
　　最後の戦いが　怖いですかな？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ブライ「正直ですな。　　　　　　　　　　　　ブライ「ふむ　これは
　　しかし　恐れることは　　　　　　　　　　　　よけいなことを　聞きましたな。
　　ありませんぞ。　　　　　　　　　　　　　　　さあ　行きましょう。
ブライ「勇者どのには
　　私たちが　ついておりますからな。