DRAGON QUEST IV 導かれし者たち(FC・PS・DS版)
〜ホイミン全台詞集〜



★FC版
●第1章
▼古井戸の底
*「ぼく ホイミン。
  いまは ホイミスライムだけど
  にんげんになるのが ゆめなんだ。
*「ねえ にんげんの なかまに なったら
  にんげんに なれるかなあ……?
  ぼくを なかまにしてよっ。
【はい】                【いいえ】
*「わーい! ありがとう!       *「え? だめなの?
                      でも きが かわったら また きてよね。


●第5章
▼キングレオ
*「ボクは ホイミンという たびのものです。
*「どうか おしろの なかの
  ライアンさまを おたすけください!
*「まほうのカギが あれば
  しのびこめるはずです。
*「すこしきたの みなとまちハバリアで
  なにか わかるかも……。

*「ボクは ホイミンという たびのものです。
*「ライアンさまに どうか ぶじで
  たびをつづけられますよう
  おつたえください。
*「そして ホイミンが
  とても かんしゃしていたと……。
  では……。



★PS版
●第1章
▼古井戸の底
*「ぼく ホイミン。
  いまは ホイミスライムなの。
  でも 人間になるのが 夢なんだ。
ホイミン「ねえ 人間の仲間になったら
  人間になれるかなあ……?
  そうだ! ぼくを仲間にしてよっ。
【はい】                【いいえ】
ホイミン「わーい! ありがとう!    ホイミン「…うわーん! ダメなの?
                      でも 気が変わったら また来てね。
                      ぼく ずっと ここで待ってるから!
                    ホイミン「約束だよ。

ホイミン「うっれしいな〜。
  やっと人間と お友達になれたよう。

ホイミン「ライアンさんのために
  ぼく めいっぱい がんばるね。

ホイミン「ライアンさん ライアンさん!
ホイミン「えへへ 呼んでみただけ。

ホイミン「ぼく ホイミが得意なんだよ。
  痛くなったら いつでも言ってね。

ホイミン「いつか 人間になるのが
  ぼくの昔からの 夢なんだよ。
  だから 人間の言葉 おぼえたの。

ホイミン「前に ライアンさんみたいな
  ヨロイを着た人に 仲間にしてって
  たのんだら 断られたんだ。
ホイミン「ひどいよねー。
  ぼくが スライムだからって。
  ぷんぷん!

ホイミン「たいくつなときは
  ぼくと おしゃべりしようよ。
  いつでも 話しかけてね。

ホイミン「おいで おいでって
  ぼくたちを さそってるよ。
  でも 声しか聞こえないね……。

ホイミン「いまの声 聞いた?
  洞くつに住む 妖精さんの声かな?

ホイミン「洞くつの妖精さんは
  はずかしがりだから 声だけで
  きっと 姿はあらわさないんだよ。

▼イムル
ホイミン「ライアンさん ライアンさん。
  今日は とっても いい天気だから
  ひなたぼっこでもしようよ。

ホイミン「うわー 人間いっぱいだね。
  でも ぼく ちょっと不安。
ホイミン「だけど ライアンさんと
  いっしょなら 大丈夫だよね!

ホイミン「このひとは 自分の子供が
  いなくなっちゃったんだね……。
  あううっ かわいそうだよう。

ホイミン「あのね ライアンさんは
  とってもカッコいいから 子供たち
  みんなが あこがれると思うの。

ホイミン「悪いことすると ここに
  閉じ込められちゃうんだね。
  うん ぼくも 気をつけなきゃ。

ホイミン「そういえば 村の子供たちが
  ぼくがいた 古井戸の洞くつに
  よく遊びにきてたのね。
ホイミン「ぼくも 人間の子供たちと
  いっしょに遊びたかったなあ。

ホイミン「クツをはいて 消えた子供は
  どこへ行っちゃったのかなあ?
  妖精さんの国かなあ……。

ホイミン「ぼく パン食べたい!
  パンて 人間の食べ物だよね?
  食べたい 食べたいー。

▼イムル(夜)
ホイミン「静かだねー。
  みんな おうちに帰ったのかな?

ホイミン「夜になると 元気になる人って
  いるよね。どっちかっていうと
  ぼくは 夜型スライムなんだよ。
ホイミン「だから ぼく まだまだ
  眠たくないから へっちゃらだよ。

ホイミン「ふわぁ……ねむねむ。
ホイミン「あわわわ。
  いまのは あくびじゃないよ。
  ぼくは 夜型スライムだからね。

ホイミン「子供をさらうなんて
  ひどいことをするヤツも
  いたもんだね。

ホイミン「この おじさんを見てると
  生き別れになった ぼくの友達
  大酒のみの ベホイミンを思い出すよ。
ホイミン「ちなみに ベホイミンは
  ベホイミが 得意だったんだよ。

ホイミン「ヒヒーン ヒヒーン。
  あの戦士さん 顔が長いから
  動物にたとえると 馬だね。

ホイミン「のぞきは 悪いことだよね。
  もし見つかれば あの人は
  まちがいなく 牢屋いきだね。

▼湖の洞くつ
ホイミン「ぼく スライムだから
  じめじめした場所が 好きなんだ。
ホイミン「逆に 日差しの強い
  かわいた場所は にがてなの。
  長時間いると ひからびるから。

ホイミン「じめじめした 洞くつだね。
  この上に 川が流れてるからかな。

ホイミン「ライアンさんは ちかくに
  友達がいて うらやましいなあ。
ホイミン「ぼくは昔 友達と
  生き別れになっちゃったから
  以来 ずっとひとりなんだよ。

▼湖の洞くつ(夜)
ホイミン「こんなとこで 迷うなんて
  すごい方向オンチだね。

▼バトランド城下町
ホイミン「町の人たちは ぼくを見て
  おどろいたりしないかなあ。

ホイミン「人間て いいな。
  ぼくも早く 人間になりたいよう。

ホイミン「すごい 人がいっぱいだね。
  ぼく 目が回りそうだよー。

ホイミン「うう…あの人 ぼくを見て
  ひきつった顔をしてたよう。
  やっぱり ぼくが怖いのかな。

ホイミン「ライアンさんが 武器や防具を
  装備し忘れるはず ないよね?
【はい】                【いいえ】
ホイミン「さすが ライアンさん!    ホイミン「そ そんな……。
                      まるごしは危険だよう。

【はい】                【いいえ】
ホイミン「今日から おじいさんも    ホイミン「やさしいね ライアンさん。
  ぼくらの仲間なんだね。               足腰の弱い おじいさんの身を
  さっそく 自己紹介しなきゃ。         案じて 申し出を断ったんだね。

ホイミン「さようなら おじいさん。
  あうう 出会った直後に
  別れがくるなんて……。

▼バトランド城
ホイミン「ここが バトランド城かあ……。

ホイミン「消えた子供を 探すのが
  ライアンさんの使命なんだね。

ホイミン「ぼく お城に入るのなんて
  初めてだから キンチョーするよ。

ホイミン「悪い魔物ばかりじゃないよ。
  ぼくみたいな いい魔物も
  いっぱい いるんだよう……たぶん。

ホイミン「きーっ のろまなのは
  ライアンさんじゃなくて
  お前のほうだいっ!

ホイミン「この お母さんのためにも
  はやく 子供を見つけてあげよう。

ホイミン「地獄の帝王!
  その名前は 聞いたことがあるよ。
ホイミン「でも ややこしくて
  くわしい話は 忘れちゃったの。
  ぼく 忘れっぽいスライムだから。

ホイミン「薬草なんて いらないよ。
  ぼくのホイミで ライアンさんは
  いつでも元気いっぱいなの。

ホイミン「魔力がなくなったら
  ぼくも ひとばん休まないと
  ホイミが使えるようにならないの。

ホイミン「わあ 王さまがいるよ。
  ぼくにも 声かけてくれるかな。

ホイミン「失礼じゃないかな。
  まだ人間じゃない ぼくが
  玉座の間に 来てもいいの?

ホイミン「きっと 王さまは
  王宮の戦士の中で ライアンさんを
  もっとも頼りにしてるんだよ。

▼バトランド城下町(夜)
ホイミン「むにゃむにゃ……。
  ぼくは まだ眠たくないよ。

ホイミン「城下町でも 夜になると
  虫の声が聞こえるほど 静かだね。

ホイミン「あんまりだよう。
  人間にとって ぼくたち魔物は
  最初から悪者なんだね。

ホイミン「ラ ライアンさん……。
  ネコさんが いきりたってるよ。
  あまり しげきしない方がいいよ。

▼バトランド城(夜)
ホイミン「王さまって 早寝なんだね。

ホイミン「大声だしちゃ ダメだよね。
  でも ダメって言われると 大声を
  出したくなるよう むぐむぐ。

ホイミン「歩いてる人が 少ないぶん
  昼間より 広く感じるね。

ホイミン「ぼくは あやしくないよう。

ホイミン「ぼくの夢の中には いつも
  ライアンさんと ベホイミンと
  ベホマンが出てきて しあわせだよ。
ホイミン「ベホイミンと ベホマンは
  ぼくの 生き別れになった友達なの。

ホイミン「ぼく 知ってるよ。
  昔 魔物が 大暴れした時代が
  あったんだよ。
ホイミン「でもでも くわしいことは
  みーんな 忘れちゃったの。
  ぼく 忘れっぽいから。

▼湖の塔
ホイミン「はやく おっかけようよ。
  やっぱり 子供をさらったのは
  魔物のしわざだったんだね……。

ホイミン「ライアンさん ぼくと同じ
  ホイミスライムが出てきても
  なさけをかけちゃ ダメだよ。

ホイミン「この塔の魔物は 凶暴だね。
  油断してると ヤられるかも。

ホイミン「子供をさらったヤツが
  近くに ひそんでるかも知れないね。

ホイミン「子供を助けるまで
  あと もうひとガンバリだね。

ホイミン「えーん この人だよう。
  ぼくを仲間にするのを
  断わった ひどい人は……。
ホイミン「でも そのおかげで
  ライアンさんに会えたから
  この人に ちょっと感謝かも。

ホイミン「逃げちゃダメだよ。

ホイミン「子供たちを 助けるには
  こいつらと 戦うしかないね。

ホイミン「人助けって きもちいいね。
  またひとつ 人間に近づいたような
  気がするんだ ぼくは……。

ホイミン「子供が ぶじでよかったね。

▼イムル
ホイミン「見て見て ライアンさん!
  お母さんも子供も 大喜びだよ。

ホイミン「これで 事件は解決だね。
  やっぱり ライアンさんは
  お城に戻っちゃうのかなあ。

ホイミン「ぼく まだ魔物だから
  お城じゃ暮らせないね……。

ホイミン「へー ライアンさんて
  感謝されると 顔が赤くなるんだね。
  意外と てれ屋さんなんだー。

ホイミン「ぼく 人間になるための旅を
  これからも続けようと思うの。
  ライアンさんも よかったら……。
ホイミン「ううん なんでもないよ。

ホイミン「勇者を始末するために
  魔物たちは 世界中の子供を
  ねらっているかもだね。

ホイミン「あのお母さん 泣いてたね。
  うれし涙ってやつかなあ。

ホイミン「ライアンさんは イムルの
  子供たちのヒーローだね。

▼湖の洞くつ
ホイミン「ぷぷぷ この戦士さんは
  ライアンさんが 子供を助けるまで
  ずっと ここで迷ってたみたいだね。

▼バトランド城下町
ホイミン「任務を果たしたんだから
  ライアンさんは お城の仕事に
  戻っちゃうんだよね……。

ホイミン「バトランドに ライアンあり。
  みんな そう思ってるよね。

ホイミン「たとえ 冗談でも
  手がらを ゆずってくれだなんて
  あつかましいにも ほどがあるね。

▼バトランド城
ホイミン「王さまも 兵士さんたちも
  みんな ライアンさんが来るのを
  ならんで待ってるよ。


●第5章
▼キングレオ
*「ボクは ホイミンという旅の者です。
ホイミン「どうか
  お城の中に 連れてゆかれた
  ライアンさまを お助けください!
ホイミン「魔法のカギがあれば
  中に 忍びこめるはずです。
ホイミン「魔法のカギのことなら
  コーミズ村の地下にいる ボクの
  古い友人が 知っているはずです。

ホイミン「ボクは ホイミンという
  旅の者です。
ホイミン「さきほど ライアンさまが
  うれしそうに 外に出ていくのを
  お見かけしました。
ホイミン「ライアンさまに どうか
  ぶじで 旅を続けられますよう
  お伝えください。
ホイミン「そして ホイミンが
  とても感謝していたと……。



★DS版
●第1章
▼古井戸の底
*「ぼく ホイミン。
 いまは ホイミスライムなの。
 でも 人間になるのが 夢なんだ。
ホイミン「ねえ 人間の仲間になったら
 人間になれるかなあ……?
 そうだ! ぼくを仲間にしてよっ。
【はい】                【いいえ】
ホイミン「わーい! ありがとう!    ホイミン「…うわーん! ダメなの?
                     でも 気が変わったら また来てね。
                     ぼく ずっと ここで待ってるから!
                    ホイミン「約束だよ。

ホイミン「この どうくつには
 きっと まだ なにかあるよ。
ホイミン「さがすのを ボクも
 おてつだいできると いいなあ……。

ホイミン「うっれしいな〜。
 やっと人間と お友達になれたよう。

ホイミン「ライアンさんのために
 ぼく めいっぱい がんばるね。

ホイミン「ライアンさん ライアンさん!
ホイミン「えへへ 呼んでみただけ。

ホイミン「ぼく ホイミが得意なんだよ。
 痛くなったら いつでも言ってね。

ホイミン「いつか 人間になるのが
 ぼくの昔からの 夢なんだよ。
 だから 人間の言葉 おぼえたの。

ホイミン「前に ライアンさんみたいな
 ヨロイを着た人に 仲間にしてって
 たのんだら 断わられたんだ。
ホイミン「ひどいよねー。
 ぼくが スライムだからって。
 ぷんぷん!

ホイミン「たいくつなときは
 ぼくと おしゃべりしようよ。
 いつでも 話しかけてね。

ホイミン「おいで おいでって
 ぼくたちを さそってるよ。
 でも 声しか聞こえないね……。

ホイミン「いまの声 聞いた?
 洞くつに住む 妖精さんの声かな?

ホイミン「洞くつの妖精さんは
 はずかしがりだから 声だけで
 きっと 姿はあらわさないんだよ。

ホイミン「あ! そのクツっ!
 こどもたちが 見つけたのと
 おなじものだね!
ホイミン「そとに出て つかうと
 おそらをとべるかもって
 たのしそうに 言っていたよ!

▼古井戸の底(空飛ぶ靴入手後)
*「だれか だれか いるの?
 ボクを見つけて……
 ボクも 連れて行ってほしいな……。

ホイミン「あ! クツを見つけたの?
 こどもたちが 見つけたのと
 おなじものだね!
ホイミン「そとに出て つかうと
 おそらをとべるかもって
 たのしそうに 言っていたよ!

▼イムル
ホイミン「ライアンさん ライアンさん。
 今日は とっても いい天気だから
 ひなたぼっこでもしようよ。

ホイミン「うわー 人間がいっぱいだね。
 でも ぼく ちょっと不安。
ホイミン「だけど ライアンさんと
 いっしょなら 大丈夫だよね!

ホイミン「このひとは 自分の子供が
 いなくなっちゃったんだね……。
 あううっ かわいそうだよう。

ホイミン「あのね ライアンさんは
 とってもカッコいいから 子供たち
 みんなが あこがれると思うの。

ホイミン「悪いことすると ここに
 閉じ込められちゃうんだね。
 うん ぼくも気をつけなきゃ。

ホイミン「そういえば 村の子供たちが
 ぼくがいた 古井戸の洞くつに
 よく遊びにきてたのね。
ホイミン「ぼくも 人間の子供たちと
 いっしょに遊びたかったなあ。

ホイミン「クツをはいて 消えた子供は
 どこへ行っちゃったのかなあ?
 妖精さんの国かなあ……。

ホイミン「ぼく パン食べたい!
 パンて 人間の食べ物だよね?
 食べたい 食べたいー。

ホイミン「子供をさらうなんて
 ひどいことをするヤツも
 いたもんだね。

▼鏡
ホイミンは 鏡を
のぞきこんだ。
ホイミン「ライアンさん。ボクの顔って
 ホイミスライムの中では
 とっても りりしい顔なんだよ。
ホイミン「でも ライアンさんには
 他のホイミスライムと
 見分けがつかないかな?

ホイミン「ライアンさん。どうして
 ライアンさんは お化粧を
 していないの?
ホイミン「え? お化粧って
 女の人だけが するものなんだ。
ホイミン「そっか〜 ひとつ
 勉強になったよ。

ホイミン「ボク 今はこんな顔だけど
 人間になったら どんな顔になるのか
 とっても 楽しみだよ。

ホイミンは なにやら
自分の頭を なでている。
ホイミン「今 人間になった
 ときのために かみをとかす
 練習をしてたんだよ。

ホイミンは 鏡の前で
くるくると 回っている。
どうやら 自分の後ろ側を
見ようとしているようだ。

ホイミンは 身だしなみを
ととのえた。

どうやら ただの 鏡のようだ。

ホイミンは ねぐせがないか
たしかめた。

そして 目の下に クマが
できていないか たしかめた。

ホイミンは おもしろい
顔を してみた。
誰も見ていない……。
ホイミンは ちょっと
むなしくなった。

鏡を じっと見つめすぎて
ホイミンは 目が
いたくなってしまった……。

鏡には ホイミンの
ねむたそうな顔が うつっている。

鏡は きれいに
みがかれている

いっしゅん 鏡の中の 自分が
わらったような気がする……。

▼イムル(夜)
ホイミン「静かだねー。
 みんな おうちに帰ったのかな?

ホイミン「夜になると 元気になる人って
 いるよね。どっちかっていうと
 ぼくは 夜型スライムなんだよ。
ホイミン「だから ぼく まだまだ
 眠たくないから へっちゃらだよ。

ホイミン「ふわぁ……ねむねむ。
ホイミン「あわわわ。
 いまのは あくびじゃないよ。
 ぼくは 夜型スライムだからね。

ホイミン「この おじさんを見ていると
 生き別れになった ぼくの友達
 大酒のみの ベホイミンを思い出すよ。
ホイミン「ちなみに ベホイミンは
 ベホイミが 得意だったんだよ。

ホイミン「ヒヒーン ヒヒーン。
 あの戦士さん 顔が長いから
 動物にたとえると 馬だね。

ホイミン「のぞきは 悪いことだよね。
 もし見つかれば あの人は
 まちがいなく 牢屋いきだね。

▼湖の洞くつ
ホイミン「ぼく スライムだから
 じめじめした場所が 好きなんだ。
ホイミン「逆に 日差しの強い
 かわいた場所は にがてなの。
 長時間いると ひからびるから。

ホイミン「じめじめした 洞くつだね。
 この上に 川が流れているからかな。

ホイミン「こんなとこで 迷うなんて
 すごい方向オンチだね。

ホイミン「せっかく ライアンさんが
 案内してやるって 言ってるのに
 断るなんて 失礼しちゃうよね。

▼バトランド城下町
ホイミン「町の人たちは ぼくを見て
 おどろいたりしないかなあ。

ホイミン「人間て いいな。
 ぼくも早く 人間になりたいよう。

ホイミン「すごい 人がいっぱいだね。
 ぼく 目が回りそうだよー。

ホイミン「ライアンさんが 武器や防具を
 装備し忘れるはず ないよね?
【はい】                【いいえ】
ホイミン「さすが ライアンさん!    ホイミン「そ そんな……。
                     まるごしは危険だよう。

【はい】                【いいえ】
ホイミン「今日から おじいさんも    ホイミン「やさしいね ライアンさん。
 ぼくらの仲間なんだね。         足腰の弱い おじいさんの身を
 さっそく 自己紹介しなきゃ。      案じて 申し出を断わったんだね。

ホイミン「さようなら おじいさん。
 あうう 出会った直後に
 別れがくるなんて……。

ホイミン「消えた子供を 探すのが
 ライアンさんの使命なんだね。

▼バトランド城
ホイミン「ぼく お城に入るのなんて
 初めてだから キンチョーするよ。

ホイミン「悪い魔物ばかりじゃないよ。
 ぼくみたいな いい魔物も
 いっぱい いるんだよう……たぶん。

ホイミン「この お母さんのためにも
 はやく 子供を見つけてあげよう。

ホイミン「地獄の帝王!
 その名前は 聞いたことがあるよ。
ホイミン「でも ややこしくて
 くわしい話は 忘れちゃったの。
 ぼく 忘れっぽいスライムだから。

ホイミン「薬草なんて いらないよ。
 ぼくのホイミで ライアンさんは
 いつでも元気いっぱいなの。

ホイミン「魔力がなくなったら
 ぼくも ひとばん休まないと
 ホイミが使えるようにならないの。

ホイミン「わあ 王さまがいるよ。
 ぼくにも 声かけてくれるかな。

ホイミン「失礼じゃないかな。
 まだ人間じゃない ぼくが
 玉座の間に 来てもいいの?

ホイミン「きっと 王さまは
 王宮の戦士の中で ライアンさんを
 もっとも頼りにしてるんだよ。

▼バトランド城下町(夜)
ホイミン「むにゃむにゃ……。
 ぼくは まだ眠たくないよ。

ホイミン「城下町でも 夜になると
 虫の声が聞こえるほど 静かだね。

ホイミン「あんまりだよう。
 人間にとって ぼくたち魔物は
 最初から悪者なんだね。

ホイミン「ラ ライアンさん……。
 ネコさんが いきりたってるよ。
 あまり しげきしない方がいいよ。

ホイミン「王さまって 早寝なんだね。

▼バトランド城(夜)
ホイミン「大声だしちゃ ダメだよね。
 でも ダメって言われると 大声を
 出したくなるよう むぐむぐ。

ホイミン「歩いている人が 少ないぶん
 昼間より 広く感じるね。

ホイミン「ぼくは あやしくないよう。

ホイミン「ぼくの夢の中には いつも
 ライアンさんと ベホイミンと
 ベホマンが出てきて しあわせだよ。
ホイミン「ベホイミンと ベホマンは
 ぼくの 生き別れになった友達なの。

ホイミン「ぼく 知ってるよ。
 昔 魔物が 大暴れした時代が
 あったんだよ。
ホイミン「でもでも くわしいことは
 みーんな 忘れちゃったの。
 ぼく 忘れっぽいから。

▼湖の塔
ホイミン「はやく おっかけようよ。
 やっぱり 子供をさらったのは
 魔物のしわざだったんだね……。

ホイミン「ライアンさん ぼくと同じ
 ホイミスライムが出てきても
 なさけをかけちゃ ダメだよ。

ホイミン「この塔の魔物は 凶暴だね。
 油断してると ヤられるかも。

ホイミン「子供をさらったヤツが
 近くに ひそんでるかも知れないね。

ホイミン「子供を助けるまで
 あと もうひとガンバリだね。

ホイミン「えーん この人だよう。
 ぼくを仲間にするのを
 断わった ひどい人は……。
ホイミン「でも そのおかげで
 ライアンさんに会えたから
 この人に ちょっと感謝かも。

ホイミン「ライアンさ〜ん。
 こいつら すごく強そうだよ。
 勝てるかなあ……。

ホイミン「逃げちゃダメだよ。

ホイミン「子供たちを 助けるには
 こいつらと 戦うしかないね。

ホイミン「人助けって きもちいいね。
 またひとつ 人間に近づいたような
 気がするんだ ぼくは……。

ホイミン「子供が ぶじでよかったね。

▼イムル
ホイミン「見て見て ライアンさん!
 お母さんも子供も 大喜びだよ。

ホイミン「これで 事件は解決だね。
 やっぱり ライアンさんは
 お城に戻っちゃうのかなあ。

ホイミン「ぼく まだ魔物だから
 お城じゃ暮らせないね……。

ホイミン「へー ライアンさんて
 感謝されると 顔が赤くなるんだね。
 意外と てれ屋さんなんだー。

ホイミン「ぼく 人間になるための旅を
 これからも続けようと思うの。
 ライアンさんも よかったら……。
ホイミン「ううん なんでもないよ。

ホイミン「勇者を始末するために
 魔物たちは 世界中の子供を
 ねらっているかもだね。

ホイミン「あのお母さん 泣いていたね。
 うれし涙ってやつかなあ。

ホイミン「ライアンさんは イムルの
 子供たちのヒーローだね。

▼湖の洞くつ
ホイミン「ぷぷぷ この戦士さんは
 ライアンさんが 子供を助けるまで
 ずっと ここで迷ってたみたいだね。

▼バトランド城下町
ホイミン「任務を果たしたんだから
 ライアンさんは お城の仕事に
 戻っちゃうんだよね……。

ホイミン「バトランドに ライアンあり。
 みんな そう思ってるよね。

ホイミン「たとえ 冗談でも
 てがらを ゆずってくれだなんて
 あつかましいにも ほどがあるね。

▼バトランド城
ホイミン「王さまも 兵士さんたちも
 みんな ライアンさんが来るのを
 ならんで待ってるよ。


●第5章
▼キングレオ
*「ボクは ホイミンという旅の者です。
ホイミン「どうか
 お城の中に 連れてゆかれた
 ライアンさまを お助けください!
ホイミン「魔法のカギがあれば
 中に 忍びこめるはずです。
ホイミン「魔法のカギのことなら
 コーミズ村の地下にいる ボクの
 古い友人が 知っているはずです。

ホイミン「ボクは ホイミンという
 旅の者です。
ホイミン「さきほど ライアンさまが
 うれしそうに 外に出ていくのを
 お見かけしました。
ホイミン「ライアンさまに どうか
 ぶじで 旅を続けられますよう
 お伝えください。
ホイミン「そして ホイミンが
 とても感謝していたと……。



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