▼ロザリーヒル
ライアン「この村のことは
　　勇者どのと　ご一緒するまで
　　知りませんでしたな。

ライアン「イムルといえば
　　わがバトランド城の
　　近くの村です。
ライアン「あの村に
　　そのような　過去があったとは
　　私も　初耳でしたな。

ライアン「その　ピサロとやら
　　はたして　どういう人物なのか
　　はかりかねますな。

ライアン「デスピサロ。
　　その名は　忘れずにおきましょう。

▼ロザリーヒル(夜)
ライアン「世界を支配する
　　などという　野望を持つ者は
　　すでに　罪を犯しているも同然。
ライアン「どんな状況にあろうとも
　　断じて　迷ってはいけませんぞ。

▼王家の墓
ライアン「いつ　敵が襲ってくるか
　　わからん。気が抜けません。

▼フィールド
ライアン「とにかく　敵の情報が
　　少なすぎます。
　　どうにか中枢にもぐりこまねば。

▼リバーサイド
ライアン「こんな所に　村があったとは
　　思いもよりませんでした。
　　オドロキの新発見ですな。

ライアン「空飛ぶ乗り物など
　　にわかには　信じがたい話ですな。
　　私にも　信じられません。

ライアン「人が　空を飛ぶなど
　　ありえぬ話ですが　地獄の帝王に
　　関わるとなると　真実味があります。
ライアン「まあ　みなもととやらが
　　地の底では　文字通り
　　真実は　闇の中というやつですな。

ライアン「像が　歩いたですと？
　　わはは。そんなバカな！
ライアン「あのご婦人は　きっと
　　夢でも見たのでしょうな。

ライアン「期待させておいて
　　結局　完成してないとは
　　あの学者どのも　人が悪いですな。

▼リバーサイド(夜)
ライアン「シスターが　おっしゃるなら
　　空飛ぶ乗り物とやらも
　　きっと　実在したのでしょうな。

ライアン「空気より軽いガス？
　　そんなものが　はたして
　　本当に　存在するのでしょうかな？

▼魔神像
ライアン「なんと　大きい像であろうか。
　　これを見ると　人間の小ささが
　　よく　わかりますな。

ライアン「はて？
　　どういう意味なのでしょう？
　　ただのアイサツでは　ありますまい。

ライアン「巨像の中が　このような
　　迷路になっていようとは……。
　　迷わぬように　進んでくだされ。

▼デスパレス
ライアン「敵の本拠地を
　　この格好で進むとは
　　勇者どのも　大した勇気ですな。

ライアン「このような所に
　　閉じ込められるとは　なんとも
　　気のどくな話ですな。

▼デスパレス(モンスター姿の場合)
ライアン「せっかく　こんな姿に
　　なっているのです。魔物たちに
　　気づかれなければよいですな。

ライアン「帝王　エスターク。
　　そして　天空の神……。
ライアン「今の話
　　心にとめておいた方が
　　よさそうですな。

ライアン「魔物たちには
　　まったく　悟られる気配が
　　ないですな。

ライアン「このライアンは
　　すこしも　動じませんでしたぞ。
　　勇者どの　おどろかれましたな？

ライアン「デスピサロが
　　ここに　来るとはっ！
ライアン「これは　たしかに
　　急いだ方が　よいかも
　　しれませんな。

ライアン「勇者どののことは
　　決して　魔物たちに
　　知られてはなりませんな。

ライアン「いよいよ
　　正念場をむかえたのかも
　　しれませんな。
ライアン「行きましょう。
　　恐れと油断は　禁物ですぞ。

▼フィールド
ライアン「デスピサロは
　　たしか　鉱山の町アッテムトと
　　言っていましたな。
ライアン「さあ　とにかく
　　急ぎましょう。

▼リバーサイド
ライアン「われらは　無事に
　　帰ったのですから　シスターの言葉
　　訂正してほしいものですな。

ライアン「あのご婦人の言ってることは
　　本当だったのですな。
ライアン「正直　うたがっていた
　　自分が　恥かしいです。

▼アッテムト鉱山
ライアン「ここは　言ってみれば
　　魔物の宝庫ですな。
　　気をひきしめて　行きましょう。

▼エスターク神殿へ通じる洞窟
ライアン「魔物の気配が
　　さらに　強くなりました。
　　エスタークは　近いですぞ。

▼エスターク神殿
ライアン「私には　感じます。
　　この奥に　まちがいなく
　　巨大な存在が　待っていますぞ。

ライアン「これほどに強い
　　魔物の気配は　これまでに
　　感じたことがないですな。

ライアン「いますぞ。
　　気を　引きしめてください。

ライアン「これで　ひとまずは
　　脅威から　解放されますな。

▼フィールド
ライアン「もし　エスタークが
　　目覚めたばかりでなかったら……
　　そう考えると　恐ろしいですな。

▼イムル
ライアン「あの者に　同情はしますが
　　われら人間も　おとなしく
　　滅ぼされるわけにはいかんのです。
ライアン「デスピサロが　人を
　　滅ぼそうとする限り　こちらも
　　命をかけて　戦わねばなりませんぞ。

▼ロザリーヒル
ライアン「何を守るために
　　努力をしているのか……。
　　これでは　むくわれませんな。

ライアン「その　ロザリーどのを
　　つかまえた人間とやらを
　　できるなら　探したいですが……
ライアン「あまりにも
　　手がかりが　なさすぎますな。

▼リバーサイド
ライアン「あのツボの中身
　　なにやら　奇妙なガスでしたな。
　　あんなモノ　どうするのやら？

ライアン「気球……それが
　　空飛ぶ乗り物の名前なのですか。
ライアン「ふむ。名前だけ聞くと
　　なんとも　頼りない感じがしますな。

▼フィールド
ライアン「気球を　使えば
　　世界中　どこでも　自由に
　　飛んで行けるのですか。
ライアン「あまり　どこへでも
　　行けるとなると　かえって
　　迷ってしまうものですな。

▼リバーサイド
ライアン「ガスのツボの中身が
　　あの詩人の言っていた
　　みなもとだったわけですな。
ライアン「なるほど　伝説というのは
　　バカにできぬものよ。

ライアン「しかし　空を飛ぶ技術は
　　戦争にも　利用できますからな……。
ライアン「あまり　誰にでも
　　気球が　使えるようになるのは
　　考えものですぞ。

▼リバーサイド(夜)
ライアン「シスターのおっしゃるように
　　気球で　世界を回りましょうぞ。
ライアン「シスターの言うことに
　　間違いはありませんからな。

▼湖の塔
ライアン「この塔は　かつて
　　さらわれた　子どもたちが
　　つかまっていた所です。
ライアン「あの時は　空とぶクツを
　　使って　塔のてっぺんから
　　進入したのでしたな。