★PS版
●プロローグ
▼モンバーバラ
＊「マーニャちゃーんっ！
　　今日も　色っぽいよ−。ひっく！
＊「あんまり　色っぽいから
　　オイラ　一緒に踊ってあげちゃう！
　　ういー……。
＊「ういーっぷ。
　　さあマーニャちゃん　こっちだよ。
＊「んっ？　なんだぁ？
＊「おっ。なんだ　なんだ
　　こっちの　おねーちゃんも
　　結構　いけてるじゃないの。
＊「よぉーっし！　それじゃあ
　　おねーちゃんから　さきに
　　踊ってあげよう。　でへへ。
マーニャ「ちょっと　あんたっ！
　　あたしの妹に　手を出したら
　　承知しないわよっ！
＊「……うはははは。
　　マーニャちゃん　いきなり
　　激しい踊りだね。
＊「ういー　ひっく。それじゃ今度は
　　3人で　踊るとしようか〜！
マーニャ「い…いいかげんにぃ……
マーニャ「しろぉーーっ！
座長「コ…コラーッ！
　　なにを　やってるんだーっ！

座長「事情はとにかく　お客さんを
　　突き飛ばしちゃ　いけないよ。
座長「いくら　売れっ子でも
　　今度　こんなことがあったら
　　やめてもらうしか……
マーニャ「ご…ごめんなさいっ！
　　もうしませんので　クビだけは
　　ゆるしてください。
座長「う〜〜〜ん。
　　なにか　よっぽどの事情が
　　あるみたいだね。
座長「よかったら
　　話してみてくれないかな？
ミネア「じつは……
　　わたしたち　お父さんのカタキを
　　探してるんです。
ミネア「劇場なら　たくさんの
　　人が来るし　ここなら
　　いつか　見つかるかもって……。

●第4章
▼モンバーバラ
ミネア「おつかれさま　姉さん。
　　どうだった？　いた？
マーニャ「だめだめ。
　　今日も　あんまり　いい男は
　　いなかったわ。
ミネア「もう！　ちがうでしょっ！
　　バルザックよ。カタキのバルザック！
マーニャ「あら　そうだったわね。
　　残念だけど　バルザックも
　　いなかったわ。
ミネア「そう……。

マーニャ「ふわぁ〜……。
　　昨夜のラストダンスは　ちょっと
　　はりきりすぎたわ。腰が……。

マーニャ「あーあ　みんなと
　　さよならするのは　ちょっとだけ
　　なごりおしい気がするわね。

マーニャ「夜になると　スケベ面した
　　男たちが　わんさとやってくるから
　　なるべく明るいうちに行動しましょ。

マーニャ「お金も払わずに　踊り子を
　　見ようだなんて　貧乏人の上に
　　ずうずうしい！　最悪ねっ！

マーニャ「はっきり言って
　　他人の同情なんて
　　1ゴールドにも　ならないのよね。

マーニャ「昼のあいだは
　　ここも　静かなもんね。

マーニャ「生活に行きづまったら
　　また座長さんの　お世話になるわ。
　　さんざん　コビを売っておきましょ。

マーニャ「なんなのよっ！
　　じゃまくさい　おっさんねっ！
　　向こうに　行けないじゃない！

マーニャ「ねえねえ　ミネア。
　　あたし　前から考えてた
　　商売のネタが　あるんだけど……
マーニャ「昼間から飲める
　　酒場があったら　結構
　　お客さんが入ると思わない？
ミネア「……姉さん。
　　ぶつぶつ言ってないで
　　はやく　行きましょ。

マーニャ「リンダってコの気持ち
　　とっても　わかるわぁー。
マーニャ「くる日もくる日も
　　スケベ男たちの　顔を見てたら
　　逃げたくもなるわよ。うんうん。

▼モンバーバラ(夜)
マーニャ「スケベ男たちの　においが
　　町じゅう　ただよってるって感じ。
　　おー　やだやだ。

マーニャ「キングレオの悪いウワサは
　　あたしも　聞いたことがあるわ。
マーニャ「きっと　スケベな王さまが
　　女の子を　囲い込んでるんだろうって
　　ウワサになってたもの。

ミネア「やだやだっ！
　　こんな所に来るなんて
　　姉さんってば　乱れてるっ！
マーニャ「……あんたは　いったい
　　なにを　想像してんのよ。

マーニャ「そういう　あんたも
　　相当なヒマ人じゃんって
　　つっこみたくなるわね。

マーニャ「やばいやばいっ！
　　ミネア！　今の男から
　　はやく　はなれるのよっ！

マーニャ「あらら　また新人のコが
　　入ったのね。
マーニャ「でも　このマーニャちゃんの
　　人気に追いつくには　あのコじゃ
　　ちょっと　むずかしいかもね。うふ。

マーニャ「おっとっと。思わずクセで
　　舞台に　上がっちゃったわ。

▼モンバーバラ
マーニャ「そう言えば　リンダってコの
　　言ってたこと　気になったわね。
マーニャ「キングレオの新しい王さまの
　　恐ろしい実験って
　　いったい　なんなのかしら。

▼フィールド
マーニャ「とにかく　バルザックを
　　倒すまで　あたしたちの
　　旅は　終わらないのよ。