●第6章
▼フィールド
マーニャ「やっぱ　地上はいいわ！
　　魔界って　暗いし　なーんか
　　魔物くさいのよね。

▼ロザリーヒル
マーニャ「………………。
マーニャ「まったく……
　　言葉に　ならないわ。

マーニャ「エルフを　いじめるような
　　連中は　きっと　日ごろ
　　人間社会で　いじめられてんのよ。
マーニャ「……って　あーーもうっ！
　　なんだか　ホントに　人間が
　　許せなくなってきたわよっ！

マーニャ「この分だと　デスピサロは
　　本気で　あたしたち人間を
　　滅ぼすつもりでしょうね……。
マーニャ「あーーんっ！
　　ホントに　どうすればいいの！？
　　ミネア　いいアイデアない？

▼エルフの里
マーニャ「美しさと　踊りの才能を
　　かねそなえた　このあたし。
　　千年に一度の　人材ってとこね！

▼ゴットサイド
マーニャ「なんか　様子が変ね。
　　めずらしく　みんな
　　ソワソワしてるわ。

マーニャ「あの祭壇　いつか
　　ステージに使おうと思って
　　ねらってたのに！
マーニャ「ったく　どこのどいつよ！
　　むっかつくわねー。

マーニャ「なーに？
　　もう　帰っちゃったわけー？
　　残念！　ちょっと好みだったのに。

マーニャ「この前の　三日月の夜よ。
　　夜中　宿屋で目をさましたとき
　　おそろしいものを　見たの！
マーニャ「ベッドの上に　正座して
　　ミネアが　くすくす笑ってるのよ！
　　あ　あれは　こわかったわーっ。

マーニャ「そうよね　デスピサロには
　　死んだとはいえ恋人が　いたのよね。
　　……ちっ。

マーニャ「ごちゃごちゃ言う前に
　　自分で　確かめに行けば
　　いいじゃないの。
マーニャ「まったく　じーさんってば
　　いくじなしなんだから！

マーニャ「この町の人たちってさ
　　何があっても　平気な顔して
　　そうだったのに。意外だわね。

▼謎のダンジョン
マーニャ「ふ〜〜〜……。
　　とっても　先が長そうね。
　　もう　つかれてきちゃった。

▼謎のダンジョン(魔物の岩山8F)
マーニャ「やっぱり　けっこう先は
　　長そうよ。戻るなら　今のうちね。

▼謎のダンジョン(ホビット族の洞くつB2F)
マーニャ「まったく！　けっこう長く
　　歩かせてくれるじゃない？
　　いいかげん疲れたわ！

▼謎のダンジョン(サラン)
マーニャ「わかった！
　　そこの　おじいさん　きっと
マーニャ「あたしたちを
　　おどろかせるために
　　待っていたんじゃない？
マーニャ「でも　そのわりには
　　しょぼいわねえ。

▼謎のダンジョン(サンゴの洞くつB2F)
マーニャ「いいわね　ここ。
　　あたしの美しさが　ますます
　　映えるわ。

▼謎のダンジョン(闇の洞窟B6F)
マーニャ「ねえ！　まだ着かないの！？
　　どうなってるのよ！

▼謎のダンジョン(なぞの教会)
マーニャ「もう　いったい
　　どうなってるっていうのよ！
　　知らないからね！

▼謎のダンジョン(王家の墓)
マーニャ「もう　わかったわよ！
　　ここまで来たんだから
　　先に進むしかないわね。
マーニャ「引き換えしたら損！
　　そういうことよね。

▼謎のダンジョン(炎の山B5F)
マーニャ「いやーねえ。
　　着てるものが　汗で身体に
　　まとわりつて気持ちわるいわ。
マーニャ「裸になっちゃおうかしら？
　　って　そんなわけないじゃん。

▼謎のダンジョン(山賊のアジト)
マーニャ「な〜に？
　　まだ終点じゃないの？

▼謎のダンジョン(世界一高い塔4F)
マーニャ「やった！
　　そろそろ終わりじゃない？
　　ねえ　そう思わない？

▼謎のダンジョン(魔空間の神殿2F)
マーニャ「あたし　もう降参！
　　好きにしてって感じぃ。
　　ふう……。

▼謎のダンジョン(旅の扉)
マーニャ「やっぱねえ。
　　そろそろ終点って
　　思っていたのよね。
マーニャ「あたしのカンが
　　当たったってわけね。

▼フィールド
マーニャ「ニワトリ男のとこで見たの
　　たしか　世界樹の絵よね？
　　ちょっと見に行ってみない？

▼ゴットサイド
マーニャ「まさか　この町が
　　ニワトリ空間に通じてるなんて
　　思いもよらなかったわねー。

マーニャ「あーあっ　あたしも
　　そこまで愛してくれる恋人が
　　ほしいなーっと！

マーニャ「そうよねー。
　　やっぱ　アレは　見てみないと
　　信じられないわよねー。

▼エルフの里
マーニャ「ニワトリ野郎たちが
　　いいことがあるって言ったの
　　たしか　ここよね？
マーニャ「あいつら　ウソだったら
　　とっちめてやるんだから！

マーニャ「あら　ホントだわ。
　　すっごくいい香り！
　　ねえ　木に登ってみましょうよ！

マーニャ「千年に一度　なんだったら
　　お祭りでも　すればいいのに。
　　こう　ぱーっとさあ！

▼世界樹
マーニャ「ほんと　いい香り！
　　エンドール製の　香水だって
　　こうは　いかないわ。
マーニャ「これなら　きっと花も
　　すっごく　キレイなはずよ。
　　早く　見に行きましょう！

マーニャ「すごいっ　すごいわっ！
　　こんな　キレイな花
　　今まで　見たことない！
マーニャ「見てるだけで　なんだか
　　幸せになってきちゃう。
　　ほんっと　キレイよね。

マーニャ「んんーっ　マズいっ！
　　あんまり登り降りすると
　　足が　太くなっちゃうわよ！

▼エルフの里
マーニャ「ねえ　世界樹の花とあたし。
　　どっちが　キレイかしら？
マーニャ「なーんてねっ！
　　もちろん　あたしよねっ。
　　わかってる　わかってるって！

マーニャ「世界樹の花は　これよ！
　　って見せてあげたら
　　こいつ　驚いただろうなー。

マーニャ「おっしーい！
　　もう　世界樹に登っても
　　花は　ないんだよねーっ。
マーニャ「ちょっと悪いこと
　　しちゃったかな？

▼フィールド
マーニャ「世界樹の花の香りの
　　すばらしいことったら！
　　香水に　したいくらいよ。

▼ロザリーヒル
マーニャ「ロザリーが
　　生き返るなんて　信じられないわ。
　　いろんなことが　起こるものね。

マーニャ「あんなふうに
　　感謝されると　さすがに
　　悪い気は　しないわね。

マーニャ「要するに　一番悪いのは
　　やっぱ魔物ってこと？
マーニャ「そうなると　ちょっとだけ
　　気が　楽になってくるわね。

▼フィールド(天空)
マーニャ「はあ〜〜……。
　　いいながめだわぁー。
マーニャ「あたしって　不思議と
　　こういう高い場所が
　　子供の頃から　好きなのよね。

▼フィールド(闇の世界)
マーニャ「ミネアみたいな
　　洞くつ愛好家は　ともかくとして
　　普通の人には　つらい場所だわ。
ミネア「誰が　洞くつ愛好家よっ！
　　姉さん　変なこと言わないで！

▼デスキャッスル
マーニャ「さっ　もうすぐね。
　　ちゃっちゃと行きましょ。

▼デスマウンテン
マーニャ「ようやく
　　ここまで来たわね。
　　デスピサロ……。

マーニャ「で？
　　あたしたちは　一体
　　どこに　行けばいいの？

マーニャ「まだ　ここで
　　やり残したことでもあるの？

▼フィールド(闇の世界)
マーニャ「こーんな展開が
　　待ってたなんて　いったい
　　誰が　予想したかしら！
マーニャ「うふふ。
　　あたし的には　だんだん
　　楽しくなってきたわよ！

▼フィールド
マーニャ「もう　この世界で
　　あたしたちが知らない場所なんて
　　きっと　どこにもないわね。
マーニャ「う〜〜ん……。これって
　　結構　すごいことじゃない？

▼エンドール城
マーニャ「ピサロに覚えはなくても
　　昔　ピサロが　とことん痛めつけた
　　人間の　ひとりなんじゃないの？

▼イムル
マーニャ「あら。見られなくなるなら
　　もう一度くらい
　　見ておくんだったわ。

マーニャ「ついてない人って
　　いるものね。なんだか　近づくと
　　不幸が　うつりそうな気がするわ。

マーニャ「ナマイキなガキね。
　　余計なお世話ってモンだわ。

▼イムル(夜)
マーニャ「心配ごとなんて
　　踊って　忘れちゃえばいいのよ。
マーニャ「さあ　レイも
　　深刻そうなカオしてないで
　　踊りましょうよ！

▼ロザリーヒル
マーニャ「思ったよりも
　　村の人たちに　なつかれてるのね。
　　めちゃめちゃ意外な感じ。

マーニャ「ピサロのやつ
　　シスターに　話しかけられたら
　だまっちゃったわね。
マーニャ「かっこつけてても
　　シスターの前じゃ　アタマが
　　上がらないと見たわよ。むふふ。

▼デスパレス
マーニャ「この城で　魔物から
　　話を聞くには　こっちも
　　魔物になるんだったわね。
マーニャ「って　ピサロがいるから
　　もう　そんなことしなくても
　　いいのかしら？

マーニャ「ふう……。
　　まったく　おめでたい魔物ね。

マーニャ「調子のいいやつが
　　いるってことに　関しては
　　人間も魔物も　変わらないわね。

▼デスパレス(魔物の姿の場合)
マーニャ「決心がにぶる前に
　　さっさと　戦っちゃうのが
　　最善の策だと　あたしは　思うのよ。

▼天空城
マーニャ「なんか　ひさびさに
　　自由になれた気がするわ。
マーニャ「ようやく　大きな運命から
　　解放されたからかしらね。