DRAGON QUEST V 天空の花嫁(PS2版)
〜パパス全台詞集〜


▼パパスの手紙
“リュカよ。お前がこの手紙を読んで
 いるということは 何らかの理由で 私は
 もう お前のそばにいないのだろう。
“すでに 知っているかもしれんが
 私は 邪悪な手にさらわれた 妻の
 マーサを助けるため 旅をしている。
“私の妻 お前の母には
 とても 不思議な力が あった。
“私には よく分からぬが
 その能力は 魔界にも
 通じるものらしい。
“たぶん妻は その能力ゆえに
 魔界に 連れ去られたのであろう。
“リュカよ!
 伝説の勇者を さがすのだ!
“私の調べたかぎり
 魔界に入り 邪悪な手から 妻を
 取りもどせるのは……
“天空の武器と防具を 身につけた
 勇者だけなのだ。
“私は 世界中を旅して
 天空のつるぎを 見つけることができた。
“しかし いまだ
 伝説の勇者は 見つからぬ……。
“リュカよ! 残りの防具を さがし出し
 勇者を見つけ わが妻マーサを
 助け出すのだ。
“私は お前を信じている。
 たのんだぞ リュカ!”

▼サンタローズ
パパス「ん? 誰かは知らんが
  私に なにか用かな?
【はい】                【いいえ】
パパス「なんだって!?         パパス「では ジャマをしないで
  おぬしが 私の むすこ?        くれないか。ちょっと
                      調べものを しているんでな。
【はい】                【いいえ】
パパス「わっはっはっはっ!       パパス「なにか ほかに用でも
  私の子どもは あとにも 先にも     あるのかな?
  リュカ1人 だけだ!
パパス「なにか ほかに用でも
  あるのかな?
【はい】                【いいえ】
パパス「ふむふむ……。では       パパス「では ジャマをしないで
  ラインハットには いくなと       くれないか。ちょっと
  いうのか?               調べものを しているんでな。
【はい】                【いいえ】
パパス「私が ラインハット城に     パパス「なんだか 言ってることが
  よばれていると             よく分からない人だな。
  よく 知っていたな……。      パパス「さあ もう いいだろう。
パパス「わかった!             私は いそがしいのだ。
  おぬしは 予言者だろう。        向こうに 行ってくれないか。
パパス「わるいが 私は 予言など
  信じぬことに しているのだ。
パパス「しかし 私の妻に
  似た目をした人よ。おぬしの
  忠告だけは 気にとめておこう。
パパス「さあ もう いいだろう。
  私は いそがしいのだ。
  向こうに 行ってくれないか。

リュカ「あっ お兄さんのことだね。
  教会のお姉さんが 言ってた
  ステキな人って。
リュカ「え? ボクのもってる
  きれいな宝玉を
  見せてくれないかって?
【はい】                【いいえ】
リュカ「うん いいよ。         リュカ「な〜んだ。
  お兄さん 悪い人じゃ          ボクの 聞きまちがいか……。
  ないみたいだし。
リュカ「でも ちょっとだけだよ。

リュカ「ねっ すごく きれいな
  宝玉でしょ。
リュカ「うん。どんなに
  ツライことが あっても
  ボクは 負けないよ。
リュカ「プックル いこ!

▼大神殿
*「リュカ……。
  リュカ……。
*「わたしの名は マーサ。
  リュカ……。わたしの声が
  聞こえますか?
【はい・いいえ】
マーサ「ああ! わたしの……
  この母の声が 聞こえるの
  ですねっ!
マーサ「リュカ。大きくなった
  お前のすがたを この母は
  どんなに見たいことでしょう!
マーサ「しかし それは
  願っては いけないこと。
マーサ「リュカ……。
  魔界に 来ては なりません。
マーサ「たとえ 伝説の勇者でも
  魔界にいる大魔王には とても
  かなわないでしょう。
マーサ「リュカ。お前には すでに
  かわいい奥さんと 子供たちが
  いると 聞きました。
マーサ「この母のことなど忘れて
  家族なかよく 暮らすのです。
マーサ「母は この命に かえても
  ミルドラースを そちらの世界に
  いかせません。
マーサ「さあ もう おゆきなさい。
  すぐ そこに かわいい人が
  待っているはず。
マーサ「さようなら リュカ……。

▼暗黒世界のほこら
マーサ「リュカ リュカ……。
  ついに ここまで
  来てしまったのですね……。
マーサ「リュカ お前は
  この母が 想像した以上に
  たくましく成長したようです。
マーサ「もう もどりなさいとは
  言いません。
マーサ「今は ただ
  あなたがたの チカラを
  信じることに しましょう。
マーサ「そして これが この母に
  できる 精いっぱいのこと……。
マーサ「どうか 母からの
  贈り物を 受けとってください。
マーサ「がんばるのですよ
  リュカ……。

▼エビルマウンテン
*「リュカ リュカ……。

マーサ「ああ…… リュカ……
  リュカですね……。
マーサ「母は どんなにか
  あなたに 会いたかった
  ことでしょう……。
マーサ「私がさらわれた あの日以来
  あなたのことを 考えぬ日は
  ありませんでした。
マーサ「リュカ……
  なんと たくましく成長
  したことでしょう……。
マーサ「今こうして あなたに
  会っていることが まるで
  夢のようです……。
マーサ「もう この母は なにも
  思いのこすことは ありません。
マーサ「リュカ……。
  大魔王ミルドラースの魔力は
  あまりに 強力です。
マーサ「せめて せめて この私が
  この命に かえても
  その魔力を 封じてみせましょう。

マーサ「全知全能の神よ
  わが願いを……

マーサ「リュカ リュカ……。
  はあはあ……。
マーサ「本当に あなたは
  おどろくほど 成長しましたね……。
マーサ「今まで 母は あなたに
  なにも してあげられなかった
  というのに……。

マーサ「はあはあ……。
  でも せめて 最期だけは
  あなたの助けに なりましょう。
マーサ「さあ さがりなさい……。

マーサ「全知全能の神よ!
  わが願いを 聞きたまえ……。
マーサ「われは
  偉大なる神の子にして
  エルヘブンの民なり……。
マーサ「神よ! この命にかえて
  邪悪なる 魔界の王
  ミルドラースの……

マーサ「ミルド……ラースの…
  ま 魔力……を……

マーサ「はあはあ……。
  こ こんな はずは……。
マーサ「そ それほどまでに
  ミルドラースの魔力が……。
  はあはあ……。
マーサ「か 神よ……。
  私の かわいい リュカのため
  今ひとたび 私に チカラを……。

マーサ……。
マーサ もう よい。
おまえは 十分に よくやった。

マーサ「あ あなた!
どうやら 私たちの子は
私たちを こえたようだ。
子供たちの未来は
子供たちに たくそうではないか。
さあ マーサ
こっちへ おいで。
マーサ「はい あなた……。

リュカよ。
私たちは いつでも
おまえたちを 見守っている。

がんばるのだぞ リュカ。
私たちの 息子よ……。

マーサ「リュカ……。
  母の声が 聞こえますか……?
マーサ「にえたぎる溶岩に ただ
  足を ふみ入れては いけません。
  聖なるみずさしを 使うのです……。
マーサ「そうすれば さらに その先へ……
  やがて ミルドラースのいる
  邪悪な祭壇へ たどり着けるでしょう。
マーサ「母は もう あなたを止めません。
  さあ リュカ……。
  聖なるみずさしを……。

▼エンディング

    見てください あなた。
  子供たちの あの幸せそうな顔を。

    ああ 見ているとも。

     私たちの子供は
 私たちが かなえられなかった夢を
   かなえてくれたようだ。

   さあ こっちへ おいで。

    はい あなた……。


▼エルヘブン
パパス「う〜む。
  なんとか マーサどのの 絵を
  描いてもらえないだろうか?
パパス「お城の 名工が 王位継承
  記念の ロケットペンダントを
  作ってくれたので……
パパス「そこに マーサどのの絵を
  入れて やがて来る 結婚の日の
  記念にしたいのだ。

パパス「おや? あなたは
  旅の人かな?
パパス「ほほう……。
  お見かけしたところ かなり
  旅なれたお方のようだ。
パパス「おお そうだ! あなたなら
  妖精の羽ペンと パオームのインクを
  知っているのではないか!?
パパス「それがあれば
  なん年も 色あせない 絵が
  描けるのだそうだ。
パパス「もし 持っていたら
  ぜひ かしてほしい。
パパス「ぶしつけな 願いだとは
  分かっているが…… この気持ち
  どうにも おさえられないんだ。

パパス「なんと! 妖精の羽ペンと
  パオームのインクを
  持ってきてくださったのか!
パパス「ありがたい!
  さっそく お借りしますぞ!

パパス「あとは マーサどのの
  祈りの部屋の 番人を
  どうするかだが……。

マーサ「あら 兵士が
  お客さまを 入れるなんて
  めずらしいわね。
マーサ「それとも あなたの
  その目に 心を
  うばわれたのかしら?
マーサ「あなた どこから来たの?
  なんだか ふしぎな感じが
  するわね……。

パパス「あとは マーサどのの
  祈りの部屋の 番人を
  どうするかだが……。
パパス「え? 番人の兵士は
  出かけてるって?
パパス「なんということだ……。
  なぜ そこまで
  してくださるのだ。
パパス「…………。
  ともかく 今は お言葉に
  甘えることにしよう。

パパス「それでは マーサどのの
  ところへ まいりましょう
  マティースどの!

パパス「おお あなたは!
  おかげで このロケットペンダントに
  絵を 入れることができます。
パパス「申し訳ないが 少し時間が
  かかるので いったん帰ってから
  また来てくれないだろうか?
パパス「お借りした道具は
  絵が完成したら すぐに
  お返しします。

マーサ「なんだか はずかしいわね。
  でも パパスさんが
  どうしてもって……。
マーサ「私に こんなに
  まっすぐ 近づいて来る人は
  だれも いなかったわ。
マーサ「神にさずかった このチカラが
  人びとを おそれさせるから……。

▼パパスからの伝言
“助けてくれて 本当に ありがとう。
 次に会うときには この命にかえても
 きっと お礼を するから”


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