DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君
〜ミーティア全台詞集〜
▼フィールド(ポルトリンク)
トロデ王「なつかしいのう……。
トロデ王「この空 この大地 すべてが
過ぎ去りし時を思い出させる……。
我が城 我が民よ うっうっ。
ミーティア「……ヒヒーン。
ヤンガス「なんでえ なんでえ。
おっさん 泣くなよなあ。
トロデ王「う うるさいわい!!
これは 目がヨダレをたらして
おるのじゃ! 泣いておらんぞ!!
▼トロデーン城(回想)
トロデ王「姫や 星を見るのもいいが
外は冷える。そろそろ 部屋にもどって
休んではどうじゃ?
ミーティア「ええ お父様。
今 まいりますわ。
トロデ王「な 何事じゃ?
おぬし いったい どうしたのじゃっ?
ミーティア「誰か。誰かいませんか?
人が 倒れています。
医者を 呼んでください!
トロデ王「しっかりしろ!
いったい 何が 起こったのじゃ?
*「お…王さま な…何者かが……
この上の封印の間に……ぐっ。
トロデ王「封印の間じゃと!?
……ま まさか アレを狙う者がっ?
ミーティア「お父様。賊がまだ
潜んでいるかもしれません。
おひとりでは 危険ですわ。
トロデ王「いや もし アレが……
あの秘宝が 狙われているのだとしたら
こうしてはおれんのじゃ。
ミーティア「ええ。
ですから 私も ご一緒します。
トロデ王「……う うむ。そうじゃな。
それが いいかも知れん。
ドルマゲス「さて それでは 早速
この杖のチカラを
溜めさせていただきましょうか……。
ドルマゲス「トロデ王。
まずは あなたに
実験台になってもらいましょう。
ミーティア姫「お父様っ 危ないっ!
ドルマゲス「おや? もっと すごいチカラを
発揮するかと思ったのに……?
ドルマゲス「姿を 魔物や 馬に変えただけか。
この程度の呪いしか 使えないとは
期待はずれだな。
ドルマゲス「……なるほど。この結界が
杖の魔力をおさえているのですね。
ドルマゲス「なら ここを出て 結界の外で
杖のチカラを 試してみるまでです。
ドルマゲス「さあ 杖よ。
お前の真のチカラ わが前に示してみせろっ!
ドルマゲス「……おおっ!
この あふれんばかりの魔力。
なんと すばらしいっ!
ドルマゲス「こ これはっ……?
このチカラは……お おさえきれない……。
ドルマゲス「おおおおおぉぉぉ〜っ!!
トロデ王「な…何じゃ これはっ!?
ドルマゲス「…………。
……くっくっくっ。
ドルマゲス「きひゃっ! くははっ!!
あはははははははははははははっ!!
ひゃーはっはっはっはぁ!!
▼トロデーン城
トロデ王「……そうじゃ。
美しかった城も ミーティアも
ドルマゲスの呪いで……。
トロデ王「わしの トロデーンを
めちゃくちゃにしおって!
ドルマゲスめ! 許さんぞ!!
ミーティア「……ヒン。
トロデ王「すまぬな ミーティア。
必ず お前を 元の美しい姫の姿に
戻してやるからな!
▼船上
トロデ王「わが娘 ミーティアよ。
こうして 船を手に入れられたのは
すべて そなたのおかげじゃ。
ミーティア「ヒンッ!
トロデ王「この広い海の果て
西の彼方にいる ドルマゲスを
わが家臣が倒せば 呪いも解けるはず。
トロデ王「その時まで……どうか
もうしばらくの間だけ 耐えておくれ。
わがいとしの娘よ。
▼ふしぎな泉
ミーティア「……お お父様!?
ミーティア「お父様 見てください!
ミーティアは……ミーティアは
人間の姿に 戻りましたのよ。
ミーティア「どうしたの? お父様?
ま まさか ミーティアは 人間の姿に
戻った夢でも 見てるというの!?
ミーティア「これは まぼろしなの……?
トロデ王「おお あまりに突然のことで
思わず 言葉を失ってしまったわい。
ちゃんと 見えているぞ 姫よ。
トロデ王「さあ もっと ちかくに来て
その愛しい姿を 見せておくれ。
ミーティア「お父様っ!
トロデ王「おお! わしの かわいい姫よ!
トロデ王「今まで 馬車なんか引かせて
すまなかった……つらかったろう?
これからは 楽をっせてやるからのう。
ミーティア「いいえいいえ お父様
つらいのは ミーティアひとりだけじゃ
ありませんもの……。
ミーティア「それに ミーティアは
エイトたちの お役に立てて
うれしゅうございましたのよ。
トロデ王「姫は健気じゃのう……どれ?
わしも泉の水を飲んで ちゃちゃっと
元の りりしい姿に戻るとするか。
ミーティア「お お父様……きゃっ!
トロデ王「ん!? どうした 姫よ。
トロデ王「ひっ 姫ー!
トロデ王「……ああ 姫よ。
トロデ王「な なんという悲劇……。
結局 ぬかよろこびだったのか。
*「うーむ 泉のいやしのチカラすらも
効かぬとは 姫君にかけられた
呪いは よほど強力なものらしいな。
*「泉がダメなら 残された手段は
ただ ひとつ。
*「姫を このような姿に変えた
ドルマゲスという 道化師を探し出し
倒すしかあるまい。
*「呪われし姫君を 救えるのは
おぬしたちだけだ。つらいだろうが
希望を失わず がんばるのだぞ。
*「おお 風が冷たくなってきたようだ。
わしは そろそろ 帰らせてもらうよ。
ミーティア「だだをこねて ごめんなさい。
エイト。どうしても あなたに
お願いしたいことが あったのです。
ミーティア「少しの間だけですが
ミーティアは ここの泉の水を飲めば
人間の姿に戻れると わかりました。
ミーティア「だから ときどきは
こうして 泉に立ち寄ってくれると
ミーティアは うれしく思います。
ミーティア「お城にいたときのように
また エイトと お話したいのです。
ミーティア「そうすれば その時だけは
この いまわしい呪いのことも
忘れられますわ……。
ミーティア「あっ……もう
時間切れみたい……。
トロデ王「……わしからも頼む。
姫の たったひとつの わがままを
かなえてやってほしい。
トロデ王「というか これは命令じゃ。
わかったな エイト。
【はい】 【いいえ】
トロデ王「よっしゃ よっしゃ。 トロデ王「あ〜ん 聞こえんなあ。
では 姫の気もおさまったことだし 最近 耳そうじをしとらんからのう。
そろそろ 行くとするかのう。 で どうなんじゃ エイト。
トロデ王「姫の たったひとつの わがまま
聞き入れてやっては くれまいか?
ミーティア「ありがとう エイト。
さっそく ミーティアのお願いを
きいてくださって。
ミーティア「でも どうしましょう。
二度も続けて お水を飲んだから
ミーティア もうお腹いっぱい……。
ミーティア「ほんの 少しだけしか
飲めませんでしたわ。
ミーティア「歩いて お腹がすけば
また 飲めると思うのですが……。
……あ!
ミーティア「泉に寄ってくれて
ありがとう エイト。
ミーティア「ここに来たときだけ
まだ自分が 人間なんだって感じられて
ミーティアは ほっとするんです。
ミーティア「トロデーン城で 幸せに
暮らしていたころを とても
なつかしく思います。
ミーティア「そういえば エイトと
はじめて会ったのは いつだったかしら?
ミーティア「まだ ふたりとも子供で
いっぱいいっぱい いっしょに
遊んだわね。
ミーティア「意外と エイトったら
わんぱくで ミーティアは
ついていくのが 精一杯だったけど……。
ミーティア「あっ もう時間切れ……。
またね エイト。
次に話せるのを 楽しみにしてるわね。
ミーティア「ありがとう エイト。
また お話 できるわね。
ミーティア「エイトは覚えているかしら?
ミーティアには 婚約者がいたのよ。
ミーティア「サザンビークという国の
チャゴス王子。亡くなったおばあさまが
ずっと昔 決めてくださったのよ。
ミーティア「まだ 一度も
チャゴス王子とは会ったことがないの。
どんな人なのかしら?
ミーティア「エイトみたいな人だと
うれしいのにな……。
ミーティア「あら もう時間切れ?
もっと お話したいけど また今度ね。
▼魔法の鏡入手後の宿屋
*「エイト エイト……。
そこにいるのは エイト?
ミーティア「まあ なんてこと!
ホントに エイトに会えるなんて。
ミーティア「なんとなく エイトと
お話したいなあって思いながら
眠ったら あなたの姿が見えました。
ミーティア「ここは たぶん
夢の世界? きっと そうよね。
ミーティア「こうして 夢で
あなたと会えるのも あの泉の水の
おかげなのかしら……。
ミーティア「…………。
あなたに 聞いてほしかったのは
婚約者のチャゴス王子のこと。
ミーティア「今は あんなでも
結婚すれば 変わってくれるのかしら?
ミーティア「そうだわよね エイト。
ミーティアも 小さいころは すごく
わがままだったし……。
ミーティア「……チャゴス王子は
まだ子供っぽいだけかも……。
▼ふしぎな泉
ミーティア「今とても 悩んでいるの。
はじめて会った チャゴス王子が
あんな人だったなんて……。
ミーティア「どうしたらいいのかしら?
ミーティア「でも 亡くなった
おばあさまが 決めてくれた人だし。
ミーティア「今は あんなでも
結婚すれば 変わってくれるのかしら?
ミーティア「そうだわよね エイト。
ミーティアも 小さいころは すごく
わがままだったし……。
ミーティア「……チャゴス王子は
まだ子供っぽいだけかも……。
ミーティア「ああ エイト。
思えば ずいぶん 遠いところに
来たものね……。
ミーティア「ドルマゲスを倒して
ミーティアと お父様の呪いが 解ければ
城のみんなも 元通りになるのかしら?
ミーティア「トロデーンが とっても
恋しいわ。あのころが なつかしい……。
ミーティア「この旅が いつまで
続くのか わからないけど……
エイト がんばってね。
ミーティア「また ふたりで
美しかった あのトロデーンの庭を
散歩してみたいな……。
ミーティア「この旅が はやく
終わりますように……。
▼ドルマゲス討伐後の宿屋
ミーティア「あ! わたしの姿が
人に 戻っている。
エイトの顔も 見えるわ。
ミーティア「これは夢?
きっと そうよね……。エイト
わたしの声が 聞こえますか?
ミーティア「ドルマゲスを倒しても
呪いが解けなくて ミーティアも
すこし しょんぼりです。
ミーティア「……ゼシカさんも
いなくなってしまったし……。
ミーティア「彼女は どうして
いなくなってしまったのでしょう?
ミーティア「もしかして わたしに
かけられた呪いと 関係が
あるのでしょうか?
ミーティア「はやく ゼシカさんが
見つかるよう ミーティアも
祈っていますわ。
▼ふしぎな泉
ミーティア「こんなことになるなんて……。
ミーティア「せっかく エイトが
ドルマゲスを 倒してくれたのに
呪いが 解けないなんて……。
ミーティア「もう どうしていいのか
ミーティアにも わからないわ。
ミーティア「……………………。
ミーティア「そういえば ゼシカさんが
いなくなったみたいだけど
なにか あったのかしら?
ミーティア「……………………。
ミーティア「…………。
ミーティア「……ゼシカさん
どこに いったのかしら?
ミーティア「あなたが ミーティアを
気づかってくれるのは うれしいけど
今はゼシカさんのことが気になるわ。
ミーティア「ゼシカさんを追ってあげて。
▼ゼシカ復帰後の宿屋
ミーティア「夢の中から こんにちは。
こうして エイトと 夢のなかで
お話するのも 何回めかしら……?
ミーティア「ゼシカさんが戻ってきて
またいっしょに 旅ができて うれしいわ。
ミーティア「ドルマゲスにかけられた
お父様と わたしの呪いは
まだ 解けないままだけど……。
ミーティア「もう このまま
ずっと解けないんじゃないかって……。
ミーティア「トロデーン城の人たちも
いばらの中に 埋もれたままで
とても 可哀想……。
ミーティア「でも 不思議……。あの時
エイトだけが その呪いのチカラを
受けなかったのよ……。
ミーティア「きっと エイトには
なにか 特別なものがあるのかも
しれないわね。
ミーティア「ねえ エイト。
たまには あの泉にも
連れていってくださいね……。
▼ふしぎな泉
ミーティア「あのね。今日は
エイトに とっても
うれしい報告が あります。
ミーティア「なんだと思う?
……じつは つい先日
ミーティアは 18才になりました。
ミーティア「でも せっかくの誕生日の
お夕食は 雑草でした……。
ミーティア「エイトが お城に来たとき
ミーティアと同い年で 8才だったから
もう知り合って 10年ぐらい経つのね。
ミーティア「両親のいない あなたが
お城に住み込みで 働くようになり
とうとう 近衛兵にまでなって……。
ミーティア「でもね。本当はミーティアが
お父様に頼んで エイトを
近衛兵にしてもらったのよ。
ミーティア「近衛兵になれば
エイトと いっしょにいられる時間が
今までよりも 増えると思ったから。
ミーティア「次の誕生日を ミーティアが
人間の姿で 迎えられるように
がんばってね 近衛兵さん。命令よ。
ミーティア「…………。
ミーティア「……あっ ちょっと待って。
ミーティア「いつもは 今度
泉に来たとき なにを話そうって
いろいろ考えているのだけど……。
ミーティア「いっぱいありすぎて
なにを どういうふうに
お話すれば いいのか……。
ミーティア「エイト あなたと
旅をするのは とても楽しいわ。
ミーティア「でも わたしが
お馬さんの姿でなければ もっと
楽しかったのにね……。
▼メディ絶命後の宿屋
ミーティア「……くすん くすん。
あっ やだ エイト!?
ミーティア「夢の中だって
泣いてるところを 見られるのは
恥ずかしいわ……。
ミーティア「亡くなった メディおばあさんを
思い出していたら 急に悲しくなって……。
ミーティア「落ち込んでばかりじゃ ダメね。
楽しいことを 考えるようにしなきゃ。
ミーティア「そう…… 雪を見たのは
生まれて はじめてだったのよ。
雪って白くて きれい。
ミーティア「馬のときは 身体が真っ白だから
雪のあるところで かくれんぼをやれば
ミーティアが 一等賞ですね。
ミーティア「ねえ エイト。
ときどきは ミーティアを あの泉に
連れていってくださいね……。
▼ふしぎな泉
ミーティア「あ! ごめんなさい。
……メディおばあさんのことを
考えていました。
ミーティア「わたしが 小さいとき
亡くなってしまったけど
ミーティアにも おばあさまがいたのよ。
ミーティア「おばあさまは
愛し合っていた人との結婚がかなわず
悲しみにくれたまま 亡くなったの。
ミーティア「………………。
ミーティア「人の運命って とても
不思議よね。
ミーティア「わたしは 本当に
結婚できるのかしら……。
ミーティア「こんな森の中にいると
あのころのことを 思い出します。
ミーティア「なんのことかって?
子供のころ 城を抜け出したことよ。
ミーティア「トラペッタに行きたいと
駄々をこねた ミーティアにつきあって
エイトも 城を抜け出したのでしょ。
ミーティア「変装して お弁当まで持って
はりきって出ていったけれど 夜になって
森の中で 迷ってしまって……。
ミーティア「怖くなって ミーティアが
大声で泣き出すと トーポが びっくりして
あなたのポケットから 逃げ出して……。
ミーティア「ふたりで 夢中になって
トーポを追いかけていたら いつの間にか
城が見えてきて 無事に帰れたのよね。
ミーティア「トーポって不思議よね……。
▼神鳥のたましい入手後の宿屋
ミーティア「すごいわ エイト!
だって 自由に空を
飛べるようになったんですもの!
ミーティア「聞いて。ミーティアも
子供のころね 鳥になりたいって
思っていたの。
ミーティア「鳥に あこがれていたのは
エイトが 城に来る前よ。
ミーティア「毎日 お勉強ばかりで
同い年の 遊び相手すらいなくて。
だから 外へ出たいって……。
ミーティア「鳥のように翼があったら
城の外へ 出られるのになって。
ミーティア「呪いで馬にされたのに
鳥のように空を飛べるなんて
まるで 夢のよう……。
ミーティア「もしかして この先
魚になることも あるのかしら?
ミーティア「あ! ダメ!
海だけは…ダメ 絶対。
ミーティア「だって ミーティアは
かなづちなの……。泳げないの……。
▼ふしぎな泉
ミーティア「なんだか 人の姿に
戻ったのは ずいぶん
ひさしぶりな気がします。
ミーティア「ありがとう エイト。
わたしと お父様の呪いを解くため
大変な旅を 続けてくれて……。
ミーティア「大丈夫ですか?
疲れ果てていませんか?
ミーティア「もし そうなら
もう 旅をやめても いいのよ。
ミーティア「お父様が ひとり言のように
このミーティアに 話しかけました。
ミーティア「エイトには エイトの
人生がある。いつまでも わしらに
つきあわせられないのお……って。
ミーティア「ねえ エイト
あなたは あなたの道をいっても
いいのよ。
ミーティア「ねえ。夢で エイトに
会えるようになったのは 泉の水を
くちにしてからでしたわね。
ミーティア「夢といえば エイトは昔
洞くつに迷いこんだ 夢のことを
話してくれたことがありました。
ミーティア「その洞くつは たくさんの
竜がいて 踏みつぶされそうになって
とても怖かったとか。
ミーティア「もし 怖い夢を見たら
そのときは ぜひミーティアを呼んで!
いつでも あなたの夢にかけつけるわ。
ミーティア「そして 夢の中で
…… いっしょに 怖がってあげる。
▼海上
ミーティア「ヒヒーン!
▼煉獄島脱出後の宿屋
ミーティア「ああ エイト。
本当に 無事で よかった……。
ミーティア「あなたが つかまって
地下の牢獄にいれられてる間
とても 心細かったわ。
ミーティア「エイトが いなくなって
ミーティアは お父様と ふたりきりで
旅をすることになったんだけど……。
ミーティア「お父様ったら 話すのは
エイトのことばっかり。
あなたを すごく頼りにしているのね。
ミーティア「もちろん ミーティアだって
お父様に負けないくらい
エイトを 頼りにしていますけど。
ミーティア「あ〜あ……。婚約者の
チャゴス王子が エイトみたいな
男の人だったら よかったのにな……。
▼ふしぎな泉
ミーティア「あなたが つかまって
地下の牢獄に つれていかれた時
ミーティアは 必死に念じました。
ミーティア「もしかして 夢でなら
エイトに 会えるかもしれないって。
ミーティア「でも いくらやってもダメ!
もしかしたら エイトや みんなは
死んでしまったんじゃないかって……。
ミーティア「だから エイトが
無事だと わかったとき
どんなに うれしかったことか!
ミーティア「もう二度と ミーティアを置いて
いなくなったりしないでね。
ミーティア「……ひとりっ子だった
ミーティアにとって エイトは
お兄様のような人なの。
ミーティア「だから これからも ずっと
そばにいてね エイトお兄様。
ミーティア「いずれ ミーティアは
結婚して サザンビークに
嫁ぐことになるでしょう……。
ミーティア「それが 王族として生まれた
ミーティアの務めですから……。
ミーティア「だけれど 結婚なんて
ミーティアには まだピンとこないわ。
ミーティア「だって 妻になることが
どういうことなのかも ミーティアには
よく わからないんだもの。
ミーティア「お兄様のように 慕っていた
エイトと はなれて暮らすのも
とても さみしいし……。
ミーティア「でも はなれても
元気なミーティアでいられるように
もっともっと 強くならないとね。
ミーティア「さようなら エイト……。
▼ラプソーン復活後の宿屋
ミーティア「怖いわ……。
空が あんなに赤く染まって……。
ミーティア「この旅も いよいよ
終わりを迎えるのかしら……。
ミーティア「もし 世界がラプソーンに
征服されては もう 呪いとか
言ってられないものね。
ミーティア「でも もし!
エイトたちが ラプソーンを
倒せば 世界中の人々を救えるわ。
ミーティア「そして その時は
わたしも 元の姿に 戻れるのかしら?
ミーティア「あるいは ずっと馬のまま?
ミーティア「もし 世界が平和になっても
ミーティアの呪いが 解けなかったら
エイトと ふたりで旅に出たいな。
ミーティア「お馬さんのままだと
たとえ婚約者が いたって
もう お嫁には いけないんだから。
ミーティア「エイトを 背中に乗せて
あなたが行きたい場所に ミーティアが
連れていってあげる。
ミーティア「ねえ エイト。約束よ。
▼ふしぎな泉
ミーティア「ああ エイト……。
ミーティアは とても怖いわ!
世界は 滅ぼされてしまうの?
ミーティア「ごめんなさい。
いきなり 取り乱したりして……。
ミーティア「エイトが ラプソーンと
戦うなら ミーティアは どこまでも
ついていきます! たとえ怖くても。
ミーティア「思えば ラプソーンとの戦いは
ドルマゲスが あの杖を持ち出したときから
始まっていたのですね。
ミーティア「今 空の色も
あんなに赤く染まって 世界中の人が
おびえて暮らしているわ。
ミーティア「そして たぶん
世界を救えるのは エイト
あなたたちだけ……。
ミーティア「負けないで!
エイト! ミーティアは
いつも いっしょだから!
ミーティア「ありがとう エイト。
少しの間でも 人の姿でいられるのは
とても うれしいわ。
ミーティア「ラプソーンとの 戦いは
きっと 命がけの戦いに
なることでしょう。
ミーティア「こうして エイトと
会えるのも 最後かもしれないわね。
ミーティア「でも 諦めないで。
ミーティア「世界中の人々の運命が
あなたに かかっているわ。
ミーティア「この わたしの運命も……。
▼フィールド(アスカンタ)
トロデ王「わしの妻 亡き王妃は
ミーティアにそっくりで まこと
国いちばんの 美しさじゃった。
トロデ王「その 白いたてがみ
上品な 長い顔……ん?
ミーティア「ブルブルブル……。
トロデ王「ミーティアや!
ほ ほんのジョークじゃよ!
場をなごまそうとしただけなんじゃ!
▼トロデーン城
ミーティア「みんな……。
トロデ王「お…おお……。
ミーティア…ミーティアや……。
トロデ王「よかった! よかった!
ついに 呪いが解けたんじゃっ!!
これでもう 何もかも元通りじゃ!
ミーティア「お父様……。
▼トロデーン城(数ヶ月後)
ミーティア「ここで こうしてピアノを
ひくのも 最後になるわね。
ミーティア「サザンビークにも
ピアノがあるのかしら……。
ミーティア「エイト 来てくれたのね。
もう 出発の時間かしら?
【はい】 【いいえ】
ミーティア「あなたに 来てくれるように ミーティア「そう……。
大臣に頼んだのは 出発前に あなたと じゃあ もう しばらく
城を歩きたかったからなの。 こうしていましょう。
ミーティア「少し早いけど エイトにも
きちんと お別れを言わなくてはね。
今まで尽くしてくれて ありがとう。
ミーティア「トロデーンで 過ごした日々は
ミーティアにとって 一生の宝です。
ミーティア「サザンビークへ 嫁ぐことで
ミーティアも 王族としての義務を
果たします。だから あなたも……。
ミーティア「この先も どうか
お父様につかえ トロデーンのために
今までどおり 尽くしてください。
ミーティア「…………。
ミーティア「では いきましょうか。
あまり 皆を待たせては 悪いものね。
ミーティア「ごめんなさい。
なんだか落ち着かなくって。
もう 出発の時間かしら?
【はい】 【いいえ】
ミーティア「あなたに 来てくれるように ミーティア「そう……。
大臣に頼んだのは 出発前に あなたと じゃあ もう しばらく
城を歩きたかったからなの。 こうしていましょう。
ミーティア「少し早いけど エイトにも
きちんと お別れを言わなくてはね。
今まで尽くしてくれて ありがとう。
ミーティア「トロデーンで 過ごした日々は
ミーティアにとって 一生の宝です。
ミーティア「サザンビークへ 嫁ぐことで
ミーティアも 王族としての義務を
果たします。だから あなたも……。
ミーティア「この先も どうか
お父様につかえ トロデーンのために
今までどおり 尽くしてください。
ミーティア「…………。
ミーティア「では いきましょうか。
あまり 皆を待たせては 悪いものね。
▼サヴェッラ大聖堂
*「おお! これがサヴェッラ大聖堂か。
王族の結婚式を おこなうのに
ふさわしい場所ではないか!
*「ご苦労であったな エイト。
おぬしの任務は ここで終わりだ。
*「あとは このあたりで 宿でもとって
明日 トロデーンに戻るがよかろう。
ミーティア「えっ!? エイトは
このミーティアの式に
参列するのでは なかったのですか?
*「残念ながら 姫さま……
この者たちの席までは……。
ミーティア「王家のかわした 古い約束に
したがって おとなしく結婚するのが
運命なのだと あきらめてました。
ミーティア「それが 王家に生まれた者の
定めなのだと ミーティアは
そう思っていました。でも……
ミーティア「いやなものは いやです!
あんな王子と 結婚するくらいなら
お馬さんのままのほうが よかったくらい!
ミーティア「やっぱり 自分の気持ちは
だませませんわっ!
ミーティア「さあ エイト!
この手を取って 一緒に逃げて!
ミーティアを ここから連れ出して!
【はい】 【いいえ】
ミーティア「そんな ひどい……!
ミーティア「お父様! いつの間に!?
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