特撮博物館 帝都でやってた特撮博物館
すみだ水族館に行った後は押上駅から地下鉄で清澄白河駅へ移動します。
駅から地上に出るとご丁寧にも東京都現代美術館の看板が出てました。
看板やカカシ(子供の作品を商店街で募集してたっぽい)が並んでる所を進んで行くと東京都現代美術館着です。
入り口に結構人がいたので一瞬焦りましたが、チケット売り場はそんなに人がいないや。
大人1人1400円でチケットを購入して特撮博物館の入り口へと向かいます。
庵野秀明の挨拶があって、展示室へ行くと…人が多い!
平日の昼間なのでお子ちゃまはいませんが、大学生っぽいのからじーちゃんばーちゃんまでよりどりみどり!
友人から土日に誘われました(平日は空いてそうで日本特撮の現状を見るようでイヤだとのコト)が、土日ってどうだったんでしょ?
展示室に入ってすぐは東宝特撮系が並んでました。
「モスラ(フランキー堺が出る方)」や「海底軍艦」、「惑星大戦争」に「日本沈没(藤岡弘が出る方)」。
「地球防衛軍」のマーカライトファープなんかはさすがに残ってないんですかねぇ。
とか思ってるとメカゴジラIIの着ぐるみやジェットジャガーの飛び人形なんかが。
講談社の「ゴジラ大全集」に載ってたデザイン画やメカゴジラの電子頭脳もありました。
東宝特撮系に続いてはウルトラシリーズです。
マンやセブンの飛び人形に歴代防衛チームの戦闘機の数々。
スカイホエールやスカイハイヤーはあってもMACステーションやスペースマミーは無いか。
そういや変身シーンのパースの付いた人形は1つも無かったなぁ。
…ハヌマーンのとか残ってないんでしょうか?(オイ)
あとは大好きな「怪奇大作戦」は…ミニチュアってほとんど無いか。
ウルトラシリーズに続いてはトリプルファイターに快獣ブースカ、ミラーマンにファイヤーマン。
円谷プロだけかと思いきや、シルバー仮面や流星人間ゾーンなんかも飾ってました。
ほとんど個人蔵でしたが、サンダーマスクとかアイアンキングの持ち主ってなべやかんでしたっけ。
平成ガメラや「日本沈没(柴咲コウが出る方)」のミニチュアも並んでました。
そして今回の売りの1つ「巨神兵東京に現わる」です。
開始時間とかそんな案内も無かったようなので、途中から観て…もう一度観て。
途中から観たと思ってたのもほ最初から観てましたが、何度も観ても良いです。
パーティクルなんかはCGかと思ってましたが、全てアナログな撮影だったそうで。
しっかり裏話や特撮の説明も別途コーナーがあるのも良かったです。
ナレーターの林原めぐみはクレジットがあって、やっとわかりましたが。
この上映は後ろの方で観てたんですが、ふと横を見ると雑想ノートの作者似の人が…。
DQコンサートにコスプレで来るような感じで、ヒゲと眼鏡と白髪だからそう見えただけですね。
ところで「ナウシカ」も観てるハズなんですが、巨神兵に全く記憶がありませんでした。(爆)
「巨神兵東京に現わる」のメイキングでは樋口真嗣監督が相変わらずな感じです。
あぁ、「OK!」が「カッチョイーッ!!」じゃないんですね。(笑)
雲を綿でってのは「ガメラ大怪獣空中決戦」でもやってたような。
これで展示も終わり…と思いきや、地下へと続きます。
地下はガラッと雰囲気も変わり、人も少ない気がします。
特美倉庫を再現した展示には'84ゴジラのサイボットゴジラや「ローレライ」の伊507や妖星ゴラスが!
宇宙超怪獣や超ドラゴン怪獣じゃないキングギドラもいました。
さらに進むとオキシジェンデストロイヤーやデスゴジの着ぐるみも。
カラータイマーの作り方解説やパースの付いた景観ミニチュアも解説付きでありました。
スクリーンプロセスなんかの説明もあって見てて楽しいですね。
「ゴジラVSモスラ」でハイビジョン合成とか言ってた気もしますが、解像度的にはどうなんでしょ。
出口に近い所では撮影可能なミニチュアコーナーで、当然ながら写真撮影する人でいっぱいだ!
「巨神兵東京に現わる」で使った壊れた東京タワーなんて、パッと見騙せそうな感じだし。
煽って撮る場合にホリゾントの高さが無いのが悔やまれる所です。
民家なんかが東宝印の上に乗ってるとゴジラに暴れてもらいたい気もします。
部屋の中から外を見る「内引き」セットは大行列ができていました。
2人以上で来てる場合は窓の外に人を立たせると1/8計画ができますな。
無表情で歩けば巨大フジアキコ隊員も可能です。(笑)
あとはショップで図録を買って帰るとしましょう。
いや、三角ビートルやマットアローのプラモも欲しかったけど持ち帰りづらいし。
国内巡回展の検討もしてるとのコトなので、九州や関西でやったらまた行きたいモノです。
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