▼コロシアム
クリフト「神よ　姫さまを
　　どうぞ　お守り下さい……。

クリフト「ここは控え室ですか。
　　親切なつくりですね。
　　おや教会まである。

クリフト「姫さま。このクリフト
　　姫さまの優勝を　信じています。
　　がんばってくださいね！

クリフト「姫さまほど　強ければ
　　最悪の場合は　命まで！？
クリフト「いや　もしそうなったら
　　なんとか私がお助けせねば！
　　デスピサロと　刺し違えても……。

クリフト「姫さま　では
　　私はここで　応援しています。

クリフト「おお　姫さま！
　　気づかれましたか！？

クリフト「聞くところによると
　　試合中でも
　　薬草を　使っていいとか……。

クリフト「アリーナ姫さま
　　優勝　おめでとうございます！

▼エンドール城
クリフト「姫さまの　りりしい姿。
　　ああ……すばらしかった。
　　もう思い残すことはありません。

クリフト「こうして　姫さまの名は
　　エンドールから世界へと
　　ひびきわたるのですね。じーん……。

クリフト「こ　こんな所に
　　ライバルが……！

クリフト「姫さまが　ほめられると
　　うれしくて　顔がにやけます。
　　し　しっかりせねば。

クリフト「姫さまは　ほんとうに
　　ご立派でございました。
　　ああ　思い出すと　涙が。

クリフト「城のみなさんの顔も
　　はればれと　していますね。
　　よかった。

クリフト「きゃーきゃーと
　　さわぎたくなる　その気持ち
　　いたいほど　わかります。

クリフト「魔物とデスピサロの間には
　　なんらかの　つながりが……？
　　いや　そんなことが。うーむ。

クリフト「姫さまと　あくしゅ……。
　　そ　そんな大それた！！
　　はずかしいですっ。

▼コロシアム
クリフト「むっ　ここにも姫さまの
　　ファンがいるとは！
　　……フクザツな気分です。

クリフト「まだ目にやきついています。
　　コロシアムの中央に向かう
　　姫さまの　背中のりりしいこと。
クリフト「大きな声援にこたえ
　　戦う姫さまの姿……うっとり。

▼エンドール
クリフト「国中の人々が
　　姫さまの　強さとすばらしさを
　　たたえています。じーん……。

クリフト「この方は　もう……。
　　しかし　サントハイムで
　　何が起きたというのでしょう。

クリフト「姫さまの　強さは
　　みなの　あこがれのまとですね。
　　じーん……。

クリフト「神よ　どうか
　　アリーナ姫と　サントハイムを
　　お守りください……。

クリフト「武術大会は　姫さまの優勝で
　　終わった　と　正確に言って
　　ほしいものですね。

クリフト「私は　できれば
　　すぐにでも　サントハイムへ
　　旅立ちとうございます。

▼フィールド
クリフト「こうして歩いていると
　　これまであった　色々な事件を
　　思い出しますね。
クリフト「数々の　姫さまの活躍。
　　今でも　ドキドキします。

クリフト「エンドールで死んだ兵士が
　　伝えたかったこととは
　　いったい……？
クリフト「ともかく　早く城へ
　　戻りましょう！

▼エンドールへの旅の扉
クリフト「サントハイム側の空気は
　　おいしい気がします。
　　なつかしい　というか。

▼さえずりの塔
クリフト「な　なぜ　今さら
　　塔などに　来る必要がっ。
　　……ブルブルッ。

▼サラン
クリフト「サランまで来れば
　　サントハイムに着いたも同じ。
　　なんだか　ほっとしますね。

▼サントハイム
クリフト「城に　かすかに残る
　　この　まがまがしい気配……。
　　もしや……！

クリフト「これは　まぼろしを
　　見せられているのですか？
　　どうして　誰もいないのです！？

クリフト「神かくし……？
　　いや　わが神は　このような
　　ひどい仕打ちはされないはず。
クリフト「神でないとすれば
　　では……。

クリフト「みんな　どこに
　　行ってしまったんでしょうか……？
　　おーい　おーい！

クリフト「城中　そろって
　　姫の優勝を祝うため
　　エンドールへ……いや　ちがう。
クリフト「それならば　われわれにも
　　知らせが　あったはず。
　　では　どこへ消えたと？

クリフト「たった一匹だけ
　　とりのこされて　かわいそうに。