▼天空への塔
アリーナ「ふつうの人が　入れないように
　　しかけを　ほどこしてあるって事は
　　塔の中は　魔物だらけだったりしてね。

アリーナ「……魔物の気配がするわ。
　　どんな魔物が出てくるか　楽しみね！

アリーナ「魔物に突き飛ばされて
　　塔の真下へ　まっさかさま
　　なんて事にならないようにね！

アリーナ「わたしは　まだまだ元気よ。
　　さあ　どんどん行きましょう！

アリーナ「なんども戦ってるから
　　身体が　あたたまってきたわ。

アリーナ「もう　好きなだけ戦ったから
　　わたしは　じゅうぶん満足したわ。
アリーナ「けど　わたしが満足した
　　しないに関わらず　魔物たちは
　　おそってくるから　困ったものよね。

アリーナ「きっと　天空の塔は
　　わたしの人生で　のぼった塔の中で
　　一番　高い塔になるわね。

▼フィールド(天空)
アリーナ「わたしたち　今
　　雲の上を歩いているの！？

▼天空城
アリーナ「腕っぷしは弱いけど
　　ルーシアだって　きたえれば
　　あたしのように　強くなれたのに。
アリーナ「ここで　旅をやめるなんて
　　もったいないわよ。

アリーナ「さすがに　空気がうすいわ。
　　ここで身体を　きたえれば　持久力を
　　やしなうことが　できそうね！

アリーナ「デスピサロには　ハンデを
　　くれてやるわ。せいぜい　地の底で
　　ぞんぶんに進化するといいのよ！

アリーナ「ドラゴンていうだけあって
　　ドランのうろこって
　　かたくて　がんじょうそうね。
アリーナ「あれなら　よろいなんか
　　着る必要ないかも。

アリーナ「翼があれば　あの　うんざりする
　　天空の塔を　のぼらずに　ここまで
　　ひとっ飛びで来られるのにね。

アリーナ「エルフって　人間がきらいなの？
　　そういえば　さえずりの塔のエルフも
　　わたしを見て　逃げ出したっけ。

アリーナ「わたしたちが　エスタークに
　　勝ったのは　エスタークの進化が
　　不完全だったからなの？
アリーナ「おもしろくないわね。
　　完全版のエスタークと戦いたいわ！

アリーナ「今度こそ　ついにデスピサロと
　　誰にも　ジャマされることなく
　　決着をつけることが　できるのね！

アリーナ「待ってなさい　デスピサロ！
　　わたしたちは　武術大会以来
　　いずれは戦う運命にあったようね。

アリーナ「待ってなさい　デスピサロ！
　　さあ　はやく　穴から飛び降りて
　　闇の世界へ　行きましょう！

▼フィールド(天空)
アリーナ「ダメだと　あきらめてたのに
　　デスピサロと戦えるなんて
　　わたしって　ラッキーだわ！

▼フィールド
アリーナ「行くわよ　闇の世界へ。
　　デスピサロが　わたしたちとの
　　戦いを待ってるわ！

▼闇の洞窟
アリーナ「ここまで来たら
　　もう　何も迷うことはないわ。
アリーナ「ただ　前に進むだけ。
　　だって　それが　わたしたちの
　　使命じゃない。

▼架け橋の塔
アリーナ「しーっ！！
　　ちょっと待って！
アリーナ「なにかしら……？
　　すごく　めずらしい魔物の気配が
　　するんだけど……。

▼フィールド(闇の世界)
アリーナ「わたしとしては　一対一で
　　デスピサロと　勝負したいんだけど
　　さすがに　それは　わがままよね。

▼希望のほこら
アリーナ「不思議だわ……。
　　この場所にいると　だんだん
　　ちからが　みなぎってくるの。

▼結界のほこら(南東)
アリーナ「さっ　しゃべってないで
　　ここは　前進あるのみよ！

アリーナ「わたしは　まだ大丈夫よ。
　　みんなは　まだいける？

アリーナ「さっ　次行くわよ！　次！
　　もう　ここに用はないでしょ！

▼結界のほこら(南西)
アリーナ「ここで何かをすれば
　　きっと　結界が破れると思うわ！
アリーナ「さっ！
　　どんどん　行きましょ！

アリーナ「なんだか　わたし
　　今は　強い敵と戦うことこそが
　　最高の　楽しみなの。
アリーナ「だって　ひとつ勝つごとに
　　世界が　平和に導かれていくって
　　すごく実感できるんだもの！

アリーナ「わたしたち　みんな
　　すごく強くなってる！
　　今の戦いで　はっきりわかったわ！

▼結界のほこら(北西)
アリーナ「なかなかの強さだったわね。
　　敵ながら　感心するわ。

▼結界のほこら(北東)
アリーナ「塔なんだから
　　やっぱ　のぼっていくに
　　決まってるわよね！

アリーナ「ふう……。今の魔物は
　　ホントに強かったわね。

アリーナ「ふうっ！
　　ようやく　すべての結界を
　　破ったわね！

▼闇の洞窟
アリーナ「もうしばらく
　　この洞くつで　きたえるってのも
　　悪くないわね！

▼デスキャッスル
アリーナ「ここまでに通った
　　いろいろな場所を　思いだすわ。
アリーナ「……って　今は
　　思い出に　ふけってる場合じゃ
　　なかったわね！

クリフト「もしも　世界を
　　破滅から救うことができたら
　　そのときは　私も姫さまに……
クリフト「いっ…いやっ！
　　そんな　出すぎたマネは
　　私には……あああっ！
アリーナ「ねえ　クリフト。
　　あんた　こんなときに　なんで
　　ひとりで　真っ赤になってるの？

アリーナ「一度　通っただけじゃ
　　道が　覚えられないわ。
アリーナ「ときどき　立ち止まって
　　ゆっくり考えてみてもいいわね。

アリーナ「気をつけてるけど
　　ちょっと　気を抜いたら
　　すぐ　道に迷いそうね。

▼デスマウンテン
アリーナ「前だけ　見てましょ。
　　もう　わたしたちの　うしろに
　　道はない　そう思いましょうよ。

▼天空城
アリーナ「平和を取り戻したことも
　　うれしいけど　デスピサロとの決着を
　　つけられたことが　何よりうれしいわ！

アリーナ「そっか　レイは
　　ここに残らず　わたしたちと
　　地上に帰るほうを選んだのね。

アリーナ「もう　二度と来られないかも
　　しれないから　しっかり　この景色を
　　目に焼きつけとこうっと！

アリーナ「翼のない　レイは
　　わたしたちと地上に帰るのが
　　いちばんの選択よ！

アリーナ「やっと　いい人間もいるって
　　エルフに　わかってもらえたみたいね！

アリーナ「わたしたちって
　　歴史に残るような　すごい事を
　　なしとげたのね！

アリーナ「わたしと　レイは
　　出会ったときから　大親友よ！
アリーナ「だから　サントハイムにも
　　遊びにきてよね。

アリーナ「ぜひ　見せてやりたかったわ。
　　地獄の帝王と　あたしたちの死闘を！