▼パデキアの洞窟
ミネア「氷でできた　洞くつなんて
　　初めて見ました……。
　　きれいですね。

▼パデキアの洞窟(ホフマン離脱後)
ミネア「この　一面の氷の壁。
　　水晶玉のかわりに　使えそうね。

ミネア「あの人　たしか
　　扉をけり開けた　お姫さまでは？
ミネア「……あのくらいじゃ
　　足　なんともないんですね。
　　す　すごいわ。

ミネア「なんていうか……。
　　ブライさんには　わたしと
　　同じ　においを感じます。
ミネア「お気楽な人間に
　　ふりまわされる人生を送ってきた
　　そんな　仲間のにおいが。

ミネア「あの方たちも　もしや
　　わたしたちと同じ　導きを受けて？
ミネア「でも　それにしては
　　ずいぶん弱そうだわ。
　　やっぱり　気のせいかしら。

ミネア「この　氷を使って
　　新しい占いを　考えたんですが
　　氷って　溶けるんですよね。
ミネア「やっぱり　高くつくけど
　　水晶のほうが便利だわ。
　　いい考えだと　思ったのに。

▼フィールド
ミネア「パデキアの種は手に入れたけど
　　これから　どうしましょう？
　　いったんソレッタに戻りますか？

▼ソレッタ
ミネア「これからは　ソレッタの人々も
　　苦労しないで　すみますね。
　　ほんとうに　よかった！

ミネア「早く　このソレッタの国も
　　豊かになるといいですね。

▼ソレッタ(夜)
ミネア「姉さんのイビキと
　　どっちが　うるさいかしら……。

▼フィールド
ミネア「これで　ソレッタの国も
　　豊かになりますね。
　　うふふっ　よかったわ。

▼ミントス
ミネア「あのお姫さま。
　　まだ　パデキアの洞くつに
　　いるのかしら……？

ミネア「このパデキアの根っこで
　　その人を　助けてあげましょう！

ミネア「ホフマンさん　ずいぶん
　　がんばってるんですね。
　　よかったわ。

ミネア「とりあえず　先に
　　病気の方を　助けてから
　　ゆっくり　お話しましょう！

ミネア「やはり　あの方たちも
　　光に　導かれし者……。
ミネア「ともあれ　いっぺんに3人も
　　頼もしい仲間が　増えましたね。
　　特に　あのお姫さまが！　うふふっ。

ミネア「ライアンという名前……
　　そして　キングレオの地。
ミネア「やはり　これも
　　運命の導きなのかしら？
　　それとも……？

ミネア「もう　わたしたち姉妹は
　　ふたりきりじゃない。
　　今度は　ぜったいに負けない……。
ミネア「い　いえ　別にっ。
　　なんでもないんです。
　　なんでも……。

▼ミントス(夜)
ミネア「ホフマンさんなら　きっと
　　ヒルタン老人以上に
　　りっぱな商人になれますよ。

▼フィールド
ミネア「ライアンという名前……。
　　そして　キングレオの地……。
　　感じます　われらは導かれている。

ミネア「クリフトさん　病気が治って
　　本当に　よかったですね。
ミネア「姉さんやトルネコさんとは
　　違って　常識のある人みたいだし
　　わたし　うれしいです。

▼キングレオ
ミネア「バルザック……。
　　今度こそ　絶対に許さない。

▼ハバリア
ミネア「錬金術師……。きっと
　　お父さんなら　魔法のカギのこと
　　なにか　知ってたはずです。

ミネア「わたし……
　　しばらく　目立たないように
　　してた方が　いいのかしら……。

ミネア「お父さんと
　　オーリンさんのカタキ……。
　　今なら……。

▼アッテムト
ミネア「そうでした。
　　鉱山の中は　ガスばかりでなく
　　魔物まで　出るのです。

▼アッテムト鉱山(夜)
ミネア「この鉱山には
　　前にも　入ったことがありますが
　　何も　なかったはずです。
ミネア「今は　ここには
　　用はありませんね。

▼コーミズ
ミネア「また　生きて
　　ここに戻ってこれるとは
　　思ってなかったな……。

ミネア「うふふ。
　　みんな　変わってなくて
　　うれしいな。

ミネア「バルザックを見たときに
　　わかったわ。お父さんは
　　まちがってなかったって。
ミネア「進化の秘法を消さなくちゃ
　　絶対に　誰かが不幸になるもの……。

ミネア「オーリンさんが……。
　　それじゃあ　今では
　　どうしようも　ないのかしら……。

ミネア「お父さんの　秘密の研究所？
ミネア「そんなの　はじめて聞いたわ。
　　西の洞くつに　そんな場所が……。

▼モンバーバラ
ミネア「ああ　またイヤな思い出が……。
　　ここで　かせいだお金の　すべては
　　その日の飲み食いで　消えたのよ。
ミネア「旅に必要なお金を
　　かせぐつもりが　姉さんのせいで
　　ちっとも　たまらなかった……。

ミネア「この酒場が　いち日じゅう
　　開いていたら　わたしは　勇者さまに
　　出会えてなかったかもしれません。
ミネア「姉さんは　酒場が好きだから
　　ずっと入りびたって　いつまでも
　　旅立とうとしなかったかも。

ミネア「ここの座長さんには
　　とっても　お世話になったんですよ。
ミネア「姉さんが　ステージであばれて
　　お客さんに　ケガをさせたときや
　　借金取りから逃げるときなんかに……。

▼モンバーバラ(夜)
ミネア「ここが　わたしと姉さんが
　　苦楽をともにした町です。
ミネア「もっとも　楽は姉さんばっかで
　　わたしは　苦ばかりでしたが……。

マーニャ「今日もあしたも　あさっても
　　飲んで歌って　イヤなことは
　　キレイさっぱり　忘れよー！
ミネア「進歩ないわね　姉さん……。

ミネア「はやく　何とかしないと
　　地獄の帝王のうわさが　もっと多くの
　　人々に　広まるかもしれません。
ミネア「そうなる前に　地獄の帝王を
　　闇にほうむらねば！

ミネア「あの人の　かせぎの　ほとんどが
　　この部屋で　消えていったのね。

ミネア「この方は　才能がないから
　　両親の待つ　いなかに帰るのが
　　なによりの親孝行ですよ。

ミネア「踊り子の人気を　しのぐとは
　　たいした芸人ですね。

ミネア「飲み食いで　お金をぜんぶ
　　使いきってしまうなんて　まるで
　　姉さん　そっくりな人ね。
ミネア「姉さん　そっくりな男の人……
　　絶対に　結婚したくないタイプだわ。

ミネア「ああ　かわいそうに。
　　あの方も　姉さんの見てくれに
　　だまされているんだわ。

ミネア「今のモンバーバラは
　　踊り子にとって　きびしいですね。
ミネア「お笑い芸人に　人気を
　　取られたようですし。

▼コーミズ西の洞窟
ミネア「オーリンさんが
　　この奥にいたのには
　　きっと　理由があるんです。
ミネア「この洞くつには
　　まだ　なにかあります。
　　まちがいありません。

ミネア「知らなかった。
　　お父さんが使ってた部屋……。

ミネア「ありがとう。
　　お父さん……。

▼フィールド
ミネア「なんでしょう？　もうすぐ
　　大きな変化があるという
　　兆しが　空に現れています……。

▼キングレオ
ミネア「おどろいた……。
　　あの人　クビにならずに
　　まだ大臣でいるのね。

ミネア「本当に　変わったお城……。

ミネア「バルザックは？
　　どうして　ここに
　　バルザックが　いないの？

ミネア「どうしてなの？
　　バルザックがいると信じて
　　ここまで　来たのに……。

ミネア「バルザック……。
　　お父さんのカタキ……。

▼フィールド
ミネア「バルザック……。

▼岬のお告げ所
ミネア「…………！
　　今のは！？
ミネア「まさか……
　　地獄の帝王のチカラで
　　消されてしまったというの……？

▼島の老人の家
ミネア「ひとりでいるのは　好きだけど
　　ここで暮らせって　言われたら
　　さすがにイヤだわ。

▼海辺の村
ミネア「池に物を落としたとき
　　かわきの石があれば　ぬれずに
　　拾えるんじゃないでしょうか。

ミネア「ほんの一瞬ですが
　　かわきの石を拾ったとき　わたし
　　頭に滝が　思い浮かびました。

▼海辺の村(夜)
ミネア「ここで宿をとったとしても
　　わたし　波の音が気になって
　　すぐには寝つけそうにないわ。

ミネア「ほら　耳をすませば
　　海のもくずとなった海賊たちの
　　無念の声が……。
ミネア「……聞こえてきませんね。
　　でたらめ言って　ごめんなさい。