▼レヌール城
フローラ「ちょっと　古びているけど
　　手入れをすれば　ここも　きっと
　　ステキな　お城になるでしょうね。

フローラ「あら　リュカさん。
　　このような古城に　なんのご用ですの？
フローラ「え！？　以前　ここで
　　ビアンカさんと　冒険をしたのですか。

フローラ「冒険した時は　ベッドのところが
　　全部　カンオケだったんですか？
　　ブルブル…　考えただけで恐ろしいわ。

フローラ「ここに　ビアンカさんが
　　生き埋めに？
フローラ「私だったら　気絶したまま
　　声も出せず　そのまま
　　死んでいたかも　知れませんわ。

フローラ「この王妃さまは　とても
　　王さまに　愛されていましたのね。

フローラ「子供の時は　このお城に
　　お化けが　出たんでしょう？
フローラ「プックルちゃんを
　　助けるためとはいえ　よく　そんな
　　勇気のあることが　できましたわね。

フローラ「ビアンカさんが　うらやましい。
　　このお城で　いっしょに冒険したのが
　　私だったら　よかったのに……。

フローラ「今のは人でしたか　それとも…？
　　こ　こわいわ　あなた……。

フローラ「それでも　はなれられない
　　という関係って　ステキだと
　　思いませんか？
フローラ「私も　もし　リュカさんとの
　　結婚を　誰かに反対されたら
　　家出したかも　知れませんわね。

フローラ「死なずにすんで　良かったわ。
　　生きているからこそ　新しい幸せも
　　見つけられるんですものね。

▼レヌール城(夜)
フローラ「あ　あ　あの…　リュカさん。
　　あの方　カゲが　うすいみたいですけど
　　もしかして　ゆうれいさんでは？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「う　う〜〜〜〜ん………。　　　フローラ「わ　わかりました。
　　リュカさん　私が　たおれないように　　　では　私も　気にしませんわ。
　　支えてくださいね。

フローラ「ごほっ　ごほっ！
　　……中は　ずいぶん
　　ホコリっぽいですわね。

▼ルラフェン
フローラ「ここは　段差が
　　いっぱいあって
　　大変そうな町ですわね。

フローラ「幼いころ　両親が私をつれて
　　ルラフェンへ　旅行したそうですが
　　私は　まるで覚えてませんの。

フローラ「おこってばかりいると
　　そういう顔になってしまうそうですわ。
　　あの方も　気をつけないと……。

フローラ「どうして　一泊したいと
　　はっきり　言えないのでしょう？
フローラ「なにか　やましいことでも
　　あるんでしょうか……。

フローラ「ルーラを　復活させて
　　くださったのは　助かりましたわよね。
フローラ「もっと　ほかの呪文も
　　見てみたいですが　町のみなさんの
　　めいわくを考えると……。

フローラ「開店前から　待ってるなんて
　　よほど　お酒が　お好きなのね。

フローラ「あんなに　大量のお酒が
　　ひと晩で　なくなってしまうのかしら。

フローラ「ここのように　みんなで
　　にぎゃかに暮らすのって
　　楽しそうですわ。
フローラ「私は　ひとりっ子だったから
　　よけいに　そう思うのかしら。

フローラ「火事も　心配ですけど
　　煙が　身体にあたえる　えいきょうも
　　心配でしょうね……。

フローラ「私にとっての　幸せは
　　リュカさんと　いっしょに
　　いることです。ぽっ……。

フローラ「勇者さまが　現れるかも
　　知れませんけど　その前に　自分でも
　　できるだけのことを　したいですわ。

フローラ「マズイのに　銘酒とは
　　いったい　どういう品なんでしょう？

フローラ「あの方　目をそらしましたわ。
　　ウソを　ついていらっしゃるのね。

フローラ「魔法の前に　けむりを
　　出さずに研究する方法を
　　研究すれば　よかったんですわ。

フローラ「こんな遠くの町で
　　ラインハットの話が　聞けるなんて
　　思っていませんでしたわ。

フローラ「そうですわよね。
　　あんなに　きれいな方を花嫁にできて
　　ヘンリーさんは　幸せな方ですわ。

フローラ「ここは　ながめもいいし
　　最高に　くつろげるでしょうね。

フローラ「私なんて　目をつむって
　　歩いていても　迷いませんわよ。
フローラ「だって　あなたが
　　みちびいて　くれるんですもの。
　　ぽっ……。

フローラ「うちの　リリアンも
　　私と　ふたりきりの時は　いろいろ
　　話してくれますのよ。うふふ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「おじいさんたら　弱気になって。　フローラ「こうして話すと　人のいい
　　でも　あんなに　こんをつめては　　　　　　やさしい　おじいさんですわよね。
　　お身体に　さわりますわ。　　　　　　　　　町の方とも　うまくできるといいのに。

▼ルラフェン(夜)
フローラ「ねえ　あなた。
　　今夜は　もう　やすみませんか？
　　私…　最近　なんだか　眠くって。

フローラ「まあ！
　　こんなところまで　転がるなんて
　　すごい　ねぞう　ですわ。

フローラ「眠りながら　怒るのって
　　身体に悪そうですわ。

フローラ「神父さまが　あんなことを
　　おっしゃっては　まよえる者を
　　みちびけませんわ……。

フローラ「そんな高さの塔に
　　のぼったら　私　きっと
　　目を回して　たおれてしまいますわ。

フローラ「足りない材料って　とっくの昔に
　　リュカさんが　届けたんでしょ？
　　あの方　いつの話をしているのかしら。

フローラ「天空の装備品集めは
　　勇者さまの　お手伝いにも
　　なっているんですわね。

フローラ「以前　誰かに　だまされたとか
　　いやな経験が　ある村なのかも
　　知れませんわね……。
フローラ「一度　行って
　　話を　聞いてみましょうよ。

フローラ「まあ　お気のどくに……。
　　眠れないって　本当に
　　つらいことですものね。

フローラ「あんなに　すごい歯ぎしりをして
　　歯が　すりきれて　なくなったり
　　しないんでしょうか？

フローラ「私たちの　結婚式は
　　ほかの方たちの目に　どのように
　　うつったかしら……。
フローラ「お似合いの　ふたりだと
　　思われたかしら……？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「う　うれしい…　あなた！　　　フローラ「う……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも　これから　お似合いと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　思われるよう　私　がんばりますわ。

フローラ「私は　おフロあがりの
　　いっぱいは　ミルクと
　　決めておりますの。

フローラ「あなた　人にウソを
　　つかせるようなことを
　　きいては　いけませんわ。

フローラ「リュカさんと　歩けるなら
　　どんなに　ふくざつな道でも
　　私は　楽しいですわ。

フローラ「こんなお酒があったなんて
　　父も　知らないと思いますわ。
　　大切に　持っていましょうね。

▼ルラフェン
フローラ「あんなに　力説しなくても
　　私たち　この町のお酒を　根こそぎ
　　持っていこうなんて　しませんわよね。

▼カボチ
フローラ「リュカさん　見てください。
　　畑が　あんなに　あらされて……。
　　なにか　あったのかしら？

フローラ「作物を　育てるとは
　　大変な作業ですのに　それを
　　あんなに　あらされるなんて……。
フローラ「私　修道院にいた頃は
　　畑仕事もしていましたから…
　　お気持ちは　よくわかりますわ。

フローラ「この宿屋さんでは
　　お食事は　期待できませんわね……。

フローラ「まあ　あの方……。自ら
　　死をえらぼうとなさっているのですわ。
　　自分の食べ物を　ほかへ回すために。

フローラ「父に　たのめば　食料を
　　送ってくれるとは　思いますけど…
　　それでは　解決になりませんものね。
フローラ「ここは　やはり
　　化け物さんを　退治するしか
　　ないのではないかしら？

フローラ「この村では　娘さんも
　　あのような言葉づかいなのね。

フローラ「あんな　おそろしいかかしが
　　名産だなんて……。
　　畑を守るって　たいへんなのね。

フローラ「別に　お礼なんて
　　いいんですけど…　ねえ　あなた？

フローラ「ここから　西には
　　洞くつが　あったような
　　気がしますわ。

フローラ「化け物さんって　人間を
　　食べるものとばかり　思っていましたが
　　野菜好きの方も　いらっしゃるのね。

▼カボチ(夜)
フローラ「まあ！　さっきのカゲは
　　ケモノ　だったのかしら？
　　畑を　あらしていたみたいでしたけど。

フローラ「私のいた修道院でも
　　消灯を過ぎたら　この村のように
　　静かになったものですわ。

フローラ「さびしい感じが　しますけど
　　たまには　こういうところに泊まるのも
　　悪くないですわ。

フローラ「この時間では　カギが
　　かかっていても　しかたありませんわ。
　　農村の朝は　早いものですし。

▼魔物のすみか
フローラ「自分のすみかに
　　入ってこられたら　化け物さんも
　　凶暴になるかも知れませんわ……。
フローラ「あなた…　気をつけて。

フローラ「私　落ちるのは
　　苦手なんですけど…　あなたに
　　ついてゆくため　がんばりますわ。

フローラ「道のあちこちに
　　穴があいていて…
　　私　少し　クラクラしていますわ。

フローラ「まあ！　あの戦士さん
　　打ち所が悪くて　死んだりしていないと
　　いいのですけれど……。

フローラ「ごぶじで　良かったですわ。
　　それにしても　トラのような
　　化け物さんって　いったい……？

フローラ「あれが　化け物さんかしら。
　　想像していたのと　ちがいますわね。
　　仲間に　できないかしら？

フローラ「ふしぎですわ。
　　あのトラさんは　手かげんして
　　おそっているような　感じでしたわ。

フローラ「カボチ村の方には　なんと
　　説明しましょう…　この子が
　　畑をあらしていたのは　事実ですし。

フローラ「まあ！　じゃあこの子は
　　あなたが　生まれて初めて
　　仲間にした魔物さんだったのね。
フローラ「あなたと　別れてから
　　いろいろ苦労したでしょうに…
　　がんばったわね。ほめてあげないと。

フローラ「お父さまの剣の　紋章って
　　どこかで　見たことがあるような
　　ないような……うーん。

▼カボチ
フローラ「村の方たちに
　　さけられているような気が
　　しますわ。
フローラ「やはり　畑を荒らした
　　プックルさんを
　　うらんでいるのでしょうか……。

フローラ「リュカさんと　出会って
　　邪悪な心のぬけたプックルは
　　群れにも帰れず　人もおそえず……
フローラ「生きるために　つい
　　畑の作物を　食べてしまって
　　いたのでしょうね……。

フローラ「プックルちゃんは　こんなに
　　かわいくて　おとなしいのに…　なぜ
　　あんなに　おびえているのかしら？

フローラ「この村の人にとっては
　　プックルちゃんは
　　化け物なんですね……。

フローラ「あなたは　あの子にとっての
　　ヒーローに　なってしまったかも
　　知れませんわね。うふふ。

フローラ「モンスター使いの
　　ダンナさんがいるのって
　　きっと　私くらいですわ。うふふ。

フローラ「やはり　村の人全員に
　　わかってもらうのは
　　むずかしそうですわね……。

フローラ「なんだか　村の方たちに
　　申しわけないですわ……。
　　村を　出ましょうよ。

フローラ「なんだか　すごく
　　おそれられていますわね　私たち。

フローラ「このかかし…
　　見なれると　こわくないですわね。
　　味があって　かわいいですわ。

フローラ「かんちがい　とはいえ
　　あのように　リュカさんのことを
　　ぶじょくするなんて　許せませんわ！

フローラ「あなたを　信用していた分
　　ショックが　大きかったのでしょう。
　　いずれ　きっとわかってもらえますわ。

フローラ「まるで　言葉の通じない人と
　　話をしているみたいですわ。
　　信じてもらえないってツライですわね。

フローラ「良かったですわ。
　　ひとりだけでも　この村に
　　わかってくれる人が　いてくださって。
フローラ「やっと　むねのつかえが
　　とれましたわ。これで
　　新たな気持ちで　旅立てますわね。

▼カボチ(キラーパンサーを外した状態)
フローラ「あの化け物って
　　プックルさんのことでしょうか……？

▼ルラフェン(夜)
フローラ「村の人たちは
　　人が信じられなくなっているのかも
　　知れませんわね……。

▼うわさのほこら
フローラ「修道院から　サラボナに
　　帰るとちゅう　シスターといっしょに
　　この宿に　泊まったのですわ。
フローラ「サラボナに帰れば　誰か
　　知らない人と　結婚させられることが
　　わかっていましたけど……
フローラ「なにか　大きな光に
　　導かれて　歩いているような気がして
　　ふしぎと　不安はありませんでしたわ。

フローラ「うふふ。楽しい歌ですこと！
　　明るい気分に　なりますわね。

フローラ「あなたは　男の子と
　　女の子　どちらが欲しい？
　　やっぱり　あとつぎの男の子かしら？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「男の子って　元気があって　　　フローラ「女の子だと　かわいすぎて
　　見ているだけで　楽しいでしょうね。　　　あなた　心配性に
　　男の子を産めるよう　がんばりますわ。　　なるんじゃないかしら？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フローラ「うふふ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私　女の子を　産めるように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がんばりますわね。

フローラ「あなた…
　　いいえ　なんでもないの。
　　私　幸せだな…　と思って……。

フローラ「ノートを　全部見てみましたが
　　私たちについての　ウワサは
　　ありませんでしたわ。ほっ……。

▼うわさのほこら(夜)
フローラ「あら　ネコさんは
　　ごきげんななめなのね。
　　まあ　そういう日も　ありますわ。

▼死の火山
フローラ「リングさがしで　命を
　　落とす人がいなくて
　　本当に　よかったですわ。

フローラ「お父さまったら　ここが
　　こんなにキケンな場所だって
　　知っていたのかしら？

フローラ「あんなに　溶岩が煮え立って…
　　炎のリングの　かくされた場所が
　　これほど　恐ろしい所だったなんて。