▼砂漠のほこら
フローラ「せっかくですから
　　少しだけ　お水を
　　いただいていこうかしら…。

フローラ「ここに　家を建てられたのは
　　私たちのような旅人が
　　身体を　休められるようにかしら？
フローラ「いずれにせよ
　　この家の存在は　とても
　　ありがたいですわね。

フローラ「まあ！
　　犬さんも　暑そうですわ。

フローラ「だ　大丈夫ですわ。
　　私のことは　心配なさらないで。
　　こうして　オアシスに着きましたもの。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「昔って　いつ頃かしら…。　　　フローラ「さばくのバラとは
　　博物館なんて　おもしろそうですわね。　　このあたりでとれる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鉱物　だったと思いますわ。

フローラ「小さなテントだと思いましたが
　　中は　いろいろ　充実していますのね。
　　立派に　生活できそうですわ。

フローラ「西が　テルパドールで
　　南東が　メダル王…　だったかしら。
　　私　方角をおぼえるのが　苦手なの。

フローラ「行き先は　あなたに
　　おまかせします。
　　私　どこへでも　ついてゆきますわ。

▼砂漠のほこら(夜)
フローラ「昼は暑く　夜は寒く…。
　　さばくって　なかなか
　　カコクな所ですわ。
フローラ「あなたも　気を
　　つけてくださらないと
　　カゼを　ひいてしまいますわよ。

フローラ「あの犬さん　きっと
　　ここで　おじいさんを
　　守っているつもりなのね。

フローラ「私たち　おじいさんを
　　起こしてしまいましたわね。
　　さあ　静かに　ねかせてあげましょう。

▼テルパドール
フローラ「このお城を
　　建てられた方々は　大変な苦労を
　　なさったことでしょうね。

フローラ「お城を　よく見たいんですけど
　　砂嵐が　ひどくて
　　目を　開けていられませんわ。

フローラ「お父さまったら
　　こんな所にまで　使者をよこして…
　　本当に　心配性なんだから……。

フローラ「お金が入っていましたのね。
　　父の気持ちですから　ここは
　　受けとっておくことにしましょう。

フローラ「勇者さまについては
　　いろいろな場所で　語られていますが
　　ここは　とくに多いようですわね。

フローラ「私は　両親とは　一度も
　　ケンカしたことがありませんの。
　　これって　おかしいかしら？

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「ぼうしを　かぶっていても　　　フローラ「私も　以前見かけたことが
　　つらい日差しですものね。　　　　　　　　ありますけど…　それはもう
　　さがし物は　ムリですわ。　　　　　　　　神秘的な石でしたわ。

フローラ「お城の中　ずいぶん
　　きれいに　してありますのね。
　　砂も　ほとんど　落ちていませんわ。

フローラ「玉座の間に
　　いらっしゃらない　女王さまなんて…
　　形式に　とらわれない方なのかしら。

フローラ「もしかして　勇者さまは
　　自分が勇者だってことに
　　気づいていらっしゃらないのでは？
フローラ「でなければ　今の世界の状況を
　　見ながら　だまっていられるはず
　　ありませんもの。

フローラ「残りの　伝説の防具も
　　同じように　どこかで
　　守られているのかしら……。

フローラ「オリャー！　キエー！
フローラ「うふふ。ごめんなさい。
　　私も　あの戦士さんのように
　　気合いを入れてみましたの。

フローラ「勇者さまの　お供をなさった方が
　　つくられた国なら　その言い伝えが
　　多いのも　うなずけますわね。

フローラ「それでは　勇者さまに
　　お会いするには　世界の危機まで
　　待たなくては　いけないのかしら？

フローラ「勇者さまの子孫たちは
　　どこかで　ひっそりと
　　暮らしているのかしら……。

フローラ「伝説の勇者さまは　天空の血を
　　ひいていらっしゃったのですね。

フローラ「まあ！　こんなところで
　　行き倒れては　大変ですわ。
　　水を　飲ませてあげなくては……。

フローラ「あの方が　もう
　　行き倒れないことを　祈りますわ。

フローラ「まあ！
　　なんて　すてきな庭園でしょう。
　　ここだけ　別世界のようですわ。

フローラ「たしかに　この庭園には
　　おどろかされましたわよね。

フローラ「うふふ。しとやかそうに
　　見えるだけ　っていうのは　あなたが
　　いちばん　ご存じですわよね。

フローラ「……ということは
　　世界中が　緑に　包まれていた時代が
　　あったということかしら……？

フローラ「勇者さまの　お墓？
　　私も　見てみたいですわ。
　　案内していただきましょうよ。

フローラ「けっこう　足の速い
　　女王さまですのね。
　　急がないと　見失ってしまいますわ。

フローラ「話は　後ですわ。
　　とりあえず　そのカブトを
　　かぶってみてくださいな。

フローラ「あの女王さまは
　　こうして　勇者さまを
　　さがしていらっしゃるのかしら……。
フローラ「ねえ　あなた。
　　もう一度　女王さまに
　　お話を　うかがいに行きませんこと？

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「あなたの　おいたちに　　　　　フローラ「あなたって　用心深いのね。
　　そっくりですわね。　　　　　　　　　　　でも　アイシスさまは
　　あなたって　王子さま　なのかしら？　　　信頼できるお方だと　思いますわよ。

フローラ「東の国　グランバニア……。
　　行けば　いろいろなことが
　　わかりそうですわね。

▼テルパドール(夜)
フローラ「さばくの夜って　静かですのね。
　　まるで　音のない世界に
　　入りこんだかのようですわ。

フローラ「どんなところでも
　　住めば　身体が
　　なれてゆくのかも知れませんわね。

フローラ「この国の方々の　想いが
　　早く　勇者さまに
　　伝わるといいですわね。

フローラ「親子の問題なら
　　いつか　きっと　時間が
　　解決してくれるはずですわ。

フローラ「私も　少し　身体が
　　冷えてきてしまいましたわ。

フローラ「ハックション！
フローラ「いやですわ。
　　最近　どうも　寒気がしますの。

フローラ「お城に　入れないのでは
　　しかたないですわ。
　　私たちも　今夜は　休みましょうか。

フローラ「これほど　望まれているのに
　　勇者さまが　現れないなんて。
　　まだ　世界は大丈夫ということなの？

▼フィールド
フローラ「ねえ　あなた……。
　　ううん…　なんでもないの。
フローラ「もう　旅して長いはずなのに
　　私ったら　いつまでも　あなたに
　　ドキドキして…　ぽっ……。

フローラ「ふしぎですが　私も
　　グランバニアという名前に
　　ひかれるものが　あります。
フローラ「私も　その国へ
　　行ってみたいですわ。

▼山奥の村
フローラ「秘湯の花って
　　ふわっと　いい香りがしますのね。

フローラ「よく　わかりませんけど
　　あの方　ここから
　　出られないのでしょうか？

▼メダル王の城
フローラ「南の島の　小さなお城
　　という感じですわね。

フローラ「向こうに　スライムさんが
　　見えますけど　なにをして
　　いらっしゃるのかしら？？

フローラ「身体を　きたえていたのね。
　　屋根のようになるなら　たくさん
　　食べるのが　近道だと思うんですけど。

フローラ「あの方が　大切に
　　しまってくださるそうですから
　　安心ですわね。

フローラ「ず〜っと　パジャマのままで
　　外を　歩くのって　少し
　　勇気がいりますわよね。

フローラ「メダル型チョコは　父の
　　大好物なんですの。たしか
　　ここの宿屋で　買えるはずですわ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「このメダル型チョコを　　　　　フローラ「チョコを　食べすぎると
　　見ていると　父を　思い出しますわ。　　　太ってしまいますわ。
フローラ「昔　父は　すごくやせていた　　　　あまり　買わないようにしましょう。
　　らしいんですけど　このチョコの味を
　　知ってから　太り始めたそうですわ。

▼メダル王の城(夜)
フローラ「あの　とうろうは　きっと
　　スライムを　とむらっているのですね。

フローラ「あのように　お年をめした方が
　　夜どおし　とうろう流しなんて
　　たいへんですわ。