▼ラインハット
フローラ「ヘンリーさんと　デール王が
　　うまく　やってらっしゃるのね。
　　国の　雰囲気が　あたたかいわ。

フローラ「グランバニアの兵士さんたち
　　私たちのことを　本当に　世界中
　　探しまわってくださったのね……。

フローラ「人の物を　盗むなんて……。
　　たとえ　どんな事情があっても
　　してはいけないことですわ。
フローラ「盗まれた方が　どんなに
　　心を　傷められるか……。
フローラ「あっ！　そういえば
　　私たち　勝手にタンスを開けたり
　　してましたわね。どうしましょうっ！

フローラ「私も　痛いほど感じています。
　　あなた　魔界へ　急いだほうが
　　よさそうですわよ。

フローラ「りっぱな　考えですけど
　　さみしいですわね。
フローラ「国のために
　　一生　愛する女性をつくらずに
　　生きるということですものね……。

フローラ「子供のいたずらなんて
　　成長のあかしですわ。私も　もっと
　　困らされてみたかったです……。

フローラ「ティミーたちを　ずっと
　　私たちが　育ててたら　ティミーも
　　そんなこと　したのかしら……。

フローラ「王子って　もしかして
　　ヘンリーさんの子供かしら？
　　ともかく　お会いするのが楽しみね。

フローラ「うちの子だちは　ちょっと
　　おとなしすぎるくらいですもの。
フローラ「コリンズ王子が　いい
　　シゲキになってくれると
　　いいですわね。

フローラ「ヘンリーさんや　マリアさんを
　　見ていると　なんだか　置いてきぼりを
　　くったような　気持ちになりますわね。
フローラ「私たちが失った　時間って
　　もう　取りもどせないのかしら……。

フローラ「お城の外へ　出ることは
　　ないでしょうから　ゆっくりさがしても
　　大丈夫だとは　思うのだけど……。

フローラ「ちょっと　子供が
　　はなれただけなのに　こんなに
　　不安になるものなのね。
フローラ「早く　見つけましょう。
　　私　もう絶対　子供から
　　はなれないわ。

フローラ「うふふ。
　　にくまれ口も　かわいいですわね。

フローラ「今まで　ずっと　大切に
　　しまっておいてくださったのかしら。
　　早く　来てさしあげれば良かったわね。

フローラ「マリアさん　トシを取られても
　　おきれいですわ。ヘンリーさんに
　　いっぱい　愛されているからですわね。

▼古代の遺跡
フローラ「前に　見たことのある
　　景色を見ても　あの頃とは
　　感じ方が　ちがうような気がしますの。
フローラ「これって　やっぱり
　　年を　とったってことかしら……。

フローラ「いろいろな場所へ
　　つれてきてくださるのは
　　うれしいんですけど……
フローラ「今は　先を　急いだほうが
　　良さそうですわ。

▼ラインハットの関所
フローラ「ここは　あなたにとって
　　思い出ぶかい場所なのかしら？
　　でも今は　先を急がないと……。

フローラ「ここは　変わらないわね。
　　水のにおいも　草のにおいも
　　昔のままですわ。

▼ラインハットへの関所
フローラ「私たち　本当に
　　石にされる前のままの姿
　　ですものねえ……。

▼オラクルベリー
フローラ「竜になった　あなたも
　　ワイルドで　ステキだと思いますわ。
　　ぽっ……。

フローラ「店員さんの目が　こわいから
　　私　北側へ行くときは
　　いつも　遠回りしていましたの。

フローラ「まあ！　よくご存知ですこと。

フローラ「ティミーにも　ああやって
　　毎日　遊ばせてあげたいわね。

フローラ「お休み中ですのに　悪いですわ。
　　もう　行きましょう。

フローラ「あなたの帰る所は
　　私のいる場所で…　私の帰る所は
　　あなたのいる所ですわ。ぽっ……。

フローラ「まあ　お気のどくに……。
　　でも　あんな姿を見たら
　　その女性も　悲しむでしょうね。

フローラ「ノドだけでなく
　　身体にも　悪いですわ。
　　心配ですわね。

フローラ「あの方は　イジワルな
　　まま母という役なんですね。

フローラ「うふふ。私たち
　　お城の人間ですけど　ダンスからは
　　ほど遠い生活を　していますわよね。

フローラ「お芝居の内容　昔と
　　変わっていましたわね。
　　あれから　もう　何年たったかしら。

フローラ「ついてるときは
　　つくものなんですね。

▼オラクルベリー(夜)
フローラ「ムッ……。
　　私は　とのがたのお風呂を
　　のぞいたりしませんわっ！

フローラ「もとは　といえば　お風呂に
　　ドアがないから　いけないんですわ。
　　ぽっ……。

フローラ「今は　あの方を
　　そっと　しておいてあげたほうが
　　良さそうですわね。

フローラ「長い間　いっしょに
　　いられなかったけど　私　こうして
　　もどることができて　本当に幸せよ。
フローラ「家族がいるって
　　本当に　いいわね。

フローラ「やっぱり　あなたは
　　誰から見ても　ハンサムなんですね。
　　ぽっ……。

フローラ「ああいう方を見ると
　　悲しくなりますわ。
　　楽しむためのカジノですのに……。

フローラ「ララララ〜♪
　　プリーズ　プリーズ　アイ　ウォント
　　あなた　ですわ♪　ぽっ……。

フローラ「でも　ああいうドレスを着ると
　　ピシッと　気持ちが　引きしまって
　　いいものですのよ。

フローラ「私も　いろんな方に
　　出会いましたわ。あなたとも……。

フローラ「カジノの楽しみ方も
　　いろいろですわね。

フローラ「そういうときは
　　早く　寝てしまったほうが
　　いいと思うんですけど……。

▼修道院
フローラ「私　ここでも　生活が
　　長かったですから…
　　第二のふるさとという感じがしますわ。

フローラ「あら　あの方は……。
　　苦労なさると　早く　年を取って
　　しまうのかしら…　あんなに変わって。

フローラ「お母さまは　心配なのね。
　　きっと　娘さんを　ご自分のような目に
　　あわせたくないんですわ。

フローラ「ここで　サラボナの話を
　　聞くなんて……。
　　ちょっと　帰ってみたくなりましたわ。

フローラ「ああ…　なつかしい。
　　この部屋で　寝起きしていた事が
　　昨日のことのように　思い出せますわ。

フローラ「やっぱり　ここは
　　落ちつきますわね。
　　とても　ゆっくり　眠れたわ。

▼ポートセルミ
フローラ「まあ　なつかしい。
　　思えば　ここは　私たちの旅の
　　始まりの場所……。
フローラ「ここから
　　海へ　出たんでしたわね。

フローラ「潮のかおりが　強いですわ。
　　あのときと　同じですわね。

フローラ「子供の頃からの
　　夢をかなえるなんて　ステキですわ。
フローラ「夢って　とちゅうで
　　変わってしまいやすいものですのに。

フローラ「しかたないですわよね。
　　神さま　お休み中だったんですもの。

フローラ「方法がわかったら
　　あの方　手伝ってくださるのかしら？
　　……むずかしいところですわね。

フローラ「くすり師を　目指された方が
　　今はこうして　船乗りなんて……
　　人生って　分からないものですわね。

フローラ「山ほどもある怪物…
　　どこかで　聞いたような
　　聞かないような……。

フローラ「竜の神さまが　復活した今も
　　ティミーの使命が終わらないなんて…
　　ちょっと　ティミーが　かわいそう。

フローラ「戦いになれていない
　　学者さまや奥さまには
　　つらい旅だったでしょうね。
フローラ「私たちのために
　　ありがとうございました……。

フローラ「いっこくも早く
　　大魔王を　たおして　あの方たちを
　　安心させてあげましょう。

フローラ「ずっと　海の男として
　　生きていらっしゃったんじゃ
　　信じられないのも　ムリないですわ。

▼ポートセルミ(夜)
フローラ「もう夜なんて　あなたといると
　　時間のたつのが　早いわね。

フローラ「たしかに　自分の命が
　　一番の宝かも知れないけど……
フローラ「私たちは　ティミーに
　　そう言ってあげることは
　　できないのよね…　つらいわ……。

フローラ「私も　あなたに　寝顔を
　　見ているだけで　つかれがとぶと
　　言ってもらえるよう　がんばりますわ。

フローラ「ぐおーん　ぐおーん。
フローラ「こんな感じかしら？

フローラ「もし　そういう炎を見かけたら
　　助けにいってあげましょうね。
　　もう　悲しむ人を見るのは　イヤだわ。

フローラ「あなた　あまり　外側を
　　歩かないでくださいましね。
　　夜景もいいのですが　こわくって。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「うふふふふ！　　　　　　　　　フローラ「まあ！　男の方には
　　あなたったら　じょうだんばっかり！　　　いろいろな　楽しみ方がありますのね。
フローラは　にこやかに　怒っている……。

フローラ「あの方　前にお会いしたときは
　　ちゃんと　パパス　って
　　おっしゃってたのに……。
フローラ「忘れてしまうなんて
　　月日は　思った以上に
　　過ぎてしまったのね……。

フローラ「そういえば　クラリスさん
　　お元気かしら？

フローラ「私　決めました！
フローラ「私も　あなたと同じように
　　今度　男の方のお風呂を
　　のぞいてきますわっ！

▼カボチ
フローラ「こんな　おだやかな村にいると
　　闇の大魔王のことが　まるで
　　ウソのようですわ。

フローラ「せせらぎの音が
　　心地いいですわね。

フローラ「あなた　本当は　この村に
　　来たくなかったんじゃありません？
　　いえ…　なんとなく……。

フローラ「さびれては　いますけど
　　あたたかい感じがしますわ。

フローラ「私は　愛する家族と
　　いっしょにいられれば　それだけで
　　しあわせなんですけど……。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
フローラ「昔　修道院でしていましたから…　フローラ「むっ…！　都会もんに
　　私だって　畑をたがやすことくらい　　　　　見えても　リュカさんは　今まで
　　できますわ。　　　　　　　　　　　　　　　いっぱい　苦労してるのよ……。

フローラ「あなた　よかったですわね。
　　わかってくださって……。

▼カボチ(夜)
フローラ「聞こえてくるのは
　　せせらぎの音と
　　虫の鳴き声だけですわね。

フローラ「それは　それは
　　申し訳ないことをしてしまいましたわ。
フローラ「あの方　迷わずに
　　ちゃんと　おうちへ
　　帰りつけると　いいんですけど……。