DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(PS版)
〜アイラ全台詞集〜


▼西の岸壁
アイラ「だれっ!?

アイラ「あら な〜んだ。
  さっき 私たちの村を
  たずねてきてた 旅の人ね。
アイラ「てっきり 村のだれかが
  追いかけてきたのかと思ったわ。
アイラ「こんにちは。 わたしは
  ユバール一族の アイラ。
  旅の人が わたしに 何か用?
【はい】                【いいえ】
アイラ「はは〜ん さては 族長さまに  アイラ「あら 用もないのに こんな
  たのまれて来たんでしょ。        何もないとこまで きたわけ?
  あなたも 人がいいわね。      アイラ「ごまかしたって だめよ。
アイラ「でも おあいにくさま。       族長さまに たのまれて わたしを
  わたしは 踊り手のあとつぎに      つれもどしに きたんでしょ。
  なるつもりは ないの。       アイラ「でも おあいにくさま。
アイラ「悪いけど わたしのことは      わたしは 踊り手のあとつぎに
  ほうっておいて ちょうだい。      なるつもりは ないの。
  じゃあね。             アイラ「悪いけど わたしのことは
                      ほうっておいて ちょうだい。
                      じゃあね。

▼ユバールの村
族長「では どうしても
  探しに ゆくというのか?
  アイラよ。
アイラ「だって 族長さま。
  神の祭壇が みつからない 今
  踊り手は まだ 必要ないはずです。
アイラ「だから あきらめないで
  探しつづけたいんです。
  どこかにいる トゥーラの名手を。
*「でもね アイラ。伝説の引き手の
  血すじの者は もう はるか昔に
  絶えてしまったかも しれない。
*「これまで 探しつづけても
  手がかりひとつ
  見つからなかったのだから。
アイラ「いえ 私は 信じてます。
  大地のトゥーラが あるかぎり
  弾き手も きっと現れると…

アイラ「あらっ? あなたがたは
  旅の…
  ……!!

アイラ「そうです 族長さま!
  わたしには この 旅の仲間も
  いるんだから 安心ですわ。
族長「なに 旅の仲間じゃと!?
  …しかし その方がたは たしか
  ここに たずねてきたばかりの…
アイラ「ええ 会ったばかりですけど
  私たちのことを とてもよく
  理解してくれて…
アイラ「いっしょに 大地のトゥーラを
  弾きこなせる名手を
  探してくれるんだったわよね?
【いいえ】                【はい】
アイラ「シーッ…!            アイラ「お聞きの とおりですわ
アイラ「お願いだから ここは わたしに    族長さま。
  話を 合わせてちょうだい。      アイラ「旅なれた この方がたが
アイラ「いっしょに 大地のトゥーラを     いっしょなら 安心でしょう?
  弾きこなせる名手を
  探してくれるんだったわよね?
【はい】
アイラ「お聞きの とおりですわ。
  族長さま。
アイラ「旅なれた この方がたが
  いっしょなら 安心でしょう?
族長「それは そうだが
  う〜む しかし…。

アイラ「じゃあ そういうことで
  出発しようかしら?
アイラ「皆が ねている 夜に
  出発するのが おおげさにならなくて
  いいしね。

アイラ「では 族長さま。
  行ってまいります。

族長「…まったく お前は
  子どものときから こうと
  いいだしたら きかんのだから…。
族長「その性格は いったい
  誰に 似たのやら…。
族長「じゃが アイラよ。お前が
  われらの使命を だれよりも 大切に
  考えていることも 知っておる。
族長「ここは お前を 信じ
  われら一族に 伝えられる
  大地のトゥーラを あずけよう。
アイラ「族長さま それは…!
族長「これは かつて 神の祭壇に
  そなえられた 大地のトゥーラ。
族長「神の 復活の 儀式のために
  使うものじゃ。
族長「伝説の弾き手の 子孫が もし
  生き残っておれば このトゥーラを
  弾きこなすことが できよう。
族長「もし お前の目に かなう
  弾き手に出会ったら この
  トゥーラを 弾かせてみるがいい。
アイラ「…ありがとうございます。
  たしかに トゥーラを
  おあずかりします。
*「アイラや。長い旅になるかも
  しれないけれど 道中
  気をつけるんですよ。
*「私たちは お前を 本当の
  マゴのように 思っているんだから。
アイラ「わかってます おばあさま。
  いやあね そんなに しんこくなカオを
  しちゃって…。
アイラ「ちゃんと すごウデの弾き手を
  さがして もどってきますって!
アイラ「ではでは こんどこそ
  行ってまいります!

アイラ「それじゃあ 出発しましょう!

アイラ「皆に 見送られるのは
  あんまり 好きじゃないから
  このまま だまって 出かけるわね。

▼西の岸壁
アイラ「じゃあ ちょっと
  まっててね。

アイラ「ここは わたしの両親と
  ご先祖さまの お墓。
アイラ「そして この つるぎは 代々
  守り手の血すじに 伝わってきた
  神の剣。

アイラ「刃の先の方に 紋章のような
  かざりが あるでしょう? これは
  神の守り手の あかし らしいわ。
アイラ「なんでも 伝説の守り手として
  有名だった ご先祖さまが
  見つけたもの なんですって。
アイラ「その人 もとは どこかの国の
  王子さまだった とかいう 変わった
  けいれきの もち主 なのよね。
アイラ「ともかく わたしが 剣をもつと
  族長さまが いいカオを しないから
  ここに 納めておいたんだけど…。
アイラ「これからの 旅には たぶん
  役立つでしょうから もってゆくわ。

アイラ「ああ… 今夜は また
  月明かりが きれいね。
アイラ「…ねえ。
  今夜はもう おそいし 海も静かだし
  ここで 野宿していかない?
アイラ「せっかく 仲間に
  なったんだから あなたたちの
  話も 聞きたいし。
アイラ「ねえ こっちに こない?
アイラ「こうして 星空を ながめながら
  眠りにつくのも なかなか
  ステキな 気分だと思うわよ。

アイラ「おはよう アルス。
  さあ 出発しましょうか。

アイラ「あ そうそう!
  アルスに 大切なものを
  渡すのを 忘れるとこだったわ。
アイラ「これは ご先祖さまから ずっと
  私の一族に 伝わってきたものなの。
アイラ「この 石版は どうぐぶくろに
  入れておくわね。
アイラ「さあ 出発しましょう!

アイラ「さあ アルス。
  それじゃ トゥーラの弾き手を
  探しに 出発しましょうか。

▼ユバールの村
アイラ「なんだか アルスたちと
  一緒に ここにいると
  照れるわね…。

アイラ「伝説の弾き手ジャンか……
  いったい どんな人だったのかしら?

アイラ「トゥーラの名人てことは……
  やっぱり 音楽の盛んな土地を
  探せば いいのかしら?

アイラ「気持ちが のってる時は
  たしかに そんな風にも感じるけど
  最近じゃ なかなかね……。
アイラ「でも 伝説の弾き手の
  音色でなら わたしも 本気で
  踊れると思うわ。

アイラ「伝説の弾き手に子孫がいるなら
  きっと ステキな人よね。

アイラ「おばあさま……。
  わたし その時は きっと
  最高の踊りを 踊ってみせるわ。

アイラ「もう! おばさんたら。
  わたしは そんなにむてっぽうな
  性格じゃないわよ。

アイラ「なんとなく 自分でも
  ユバールの踊り手 なんていう身に
  かた苦しさを 感じてるのよね。
アイラ「ユバールのくらしも 好きだけど
  わたしは もっと 外の世界を
  見てみたいから……。

アイラ「たしかに ふしぎな縁を
  感じさせるわよね。

▼フィッシュベル
アイラ「ふうん……。
  ここが アルスの
  生まれた村なのね。
アイラ「……ふるさとって いいわね。
  わたしたち ユバールの民には
  そういうの ないから……。

アイラ「今の人が
  アルスのお母さんね。
アイラ「うふふ。
  ちょっと 怒ってたみたいだけど
  アルスを 心配してるのね。

アイラ「今の人が
  アルスのお父さんね。
アイラ「アルスとは なんだか
  あんまり 似てないのね。

*「おいおい! いくら 漁が休みでも
  おじょうさん以外の女を
  むやみに 船に……!
*「……っと? いや…まあ
  アルスの仲間だってんなら
  しかたねえな……。
*「ところで…… なあ あんた。
  名前を おしえてくれないかい?
アイラ「……わたし?
  わたしは アイラ。
*「ア…アイラってのか。
  おぼえておくよ。
  いい名前だな……。

アイラ「な…なんなの あの人は……。
アイラ「ねえ アルス。
  今の人って いっつも
  あんな感じなの?

マリベル「ああ アルスたち。
  パパのおみまいに 来たのね?
  ……あら?
マリベル「なんだか 見ない人も
  一緒みたいだけど その人は?
アイラ「わたしは アイラ。
  伝説のトゥーラ弾きを探すために
  アルスたちと 同行してるの。
アイラ「あなたのウワサは
  アルスたちから 聞いてるわ。
  よろしくね マリベル。
マリベル「ええ。こっちこそ
  よろしく! えっと……アイラね。
マリベル「ところで……
  そうそう アルスたちは
  パパのおみまいに 来たのよね?
マリベル「パパは とりあえず
  ずいぶん 元気を
  取り戻したけど……
マリベル「まだ しばらくは
  あたしが そばにいないと
  ダメみたいなのよ。
マリベル「あんたらは あんたらで
  あたしなしじゃ ツラいだろうけど
  まあちょっと ガマンするのよ。
マリベル「パパが ちゃんと
  元気になったら また あたしが
  一緒に 行ってあげるからね!

アイラ「マリベルって
  話してて 気持ちのいい子ね。
アイラ「わたしも マリベルと
  一緒に 旅がしたいけど……
  今は しかたがないわね。

▼グランエスタード城下町
*「ちょっと そこのあんた……
  よく顔を見せてくれないかね?
アイラ「わ……わたし?
*「いかにも あんたじゃ。
  あんたの顔 どこかで見たような…
  むう…どこじゃったかのう?

アイラ「今のおばあさん なにかしら?
  ねえ アルス。わたしって
  だれかに 似てると思う?

アイラ「ええっ!?
  今の人 アルスの
  おじさんなの?
アイラ「ふ…ふ〜ん。
  それはちょっと…… 意外な感じね。

▼グランエスタード城
アイラ「……すごい!
  こんな ひろいお城
  わたし はじめて 見たわ!
アイラ「でも…… はじめて来たのに
  このお城は なんだか
  なつかしい感じがする……。

バーンズ王「おお アルスたち。
  む? どうやら
  見なれぬ顔も あるようだな。
バーンズ王「アルスたちの
  新しい仲間か。よければ
  名を 聞かせてはくれんか?
アイラ「アイラと申します。
  これほどの大国の王と
  お目にかかれ 光栄に思います。
バーンズ王「ふむ アイラと申すか。
  これはまた 力強い仲間を得たな。
  アルス。
バーンズ王「しかし……まさかな。
バーンズ王「……アイラよ。
  つまらぬことを聞くが…… そなた
  わしの顔に 見覚えはないか。
アイラ「………………。
アイラ「……すいません。
  きっと お会いするのは
  はじめてのはずですわ。
バーンズ王「ふむ…… そうだな。
  つまらぬことを聞いて
  すまなかった。
アイラ「ただ…… 私はユバールの民。
  幼少のころより 旅を続けており
  故郷というものを 知りません。
アイラ「なのに…… なぜか
  この城には 不思議ななつかしさを
  感じています。
バーンズ王「ほう。
  そなたも ユバールの……
バーンズ王「……………。
バーンズ王「アイラとやら。
  この城でよければ わが家と思い
  いつでも おとずれるといい。
バーンズ王「そなたさえ よければ
  この城は いつでも
  そなたを 歓迎しよう。
バーンズ王「さて アルスよ。
  引き止めて すまなかったな。
  さあ 旅の続きに 向かうがいい。

アイラ「バーンズ王……
  とても やさしそうな人ね。
アイラ「はじめて会うのに なんだか
  自分のお父さんみたいに
  感じたわ……。

リーサ姫「お…お兄さまっ!?
リーサ姫「ア…アルス……。
  お兄さまが… お兄さまが
  一緒なのね!?
【はい】                【いいえ】
リーサ姫「………………。        リーサ姫「そんなのウソ!
リーサ姫「ありがとう アルス。       お兄さまの 気配がする……。
  そうやって 私を元気づけようと     お兄さま そばにいるんでしょ!?
  してくれたのね……。        リーサ姫「………………。
リーサ姫「ごめんね アルス……。    リーサ姫「……ううん。
  私 わかってるつもりなのに……。    ごめんね アルス……。
アイラ「リーサ姫と           リーサ姫「お兄さまは
  おっしゃるのですね……。        もう帰ってこないって……
リーサ姫「あ…あなたは……?        私 わかってるつもりなのに。
アイラ「アイラと申します。       アイラ「リーサ姫と
  わたしのような 旅の人間が       おっしゃるのですね……。
  話しかける無礼を お許しください。 リーサ姫「あ…あなたは……?
アイラ「リーサ姫は 今         アイラ「アイラと申します。
  お兄さまとの 別れを          わたしのような 旅の人間が
  悲しんでおられるのですね?       話しかける無礼を お許しください。
リーサ姫「ええ……。          アイラ「リーサ姫は 今
アイラ「リーサ姫に ひとつだけ       お兄さまとの 別れを
  お教えしたくて…… わたしたち     悲しんでおられるのですね?
  ユバールの民の 言い伝えです。   リーサ姫「ええ……。
アイラ「別れた者の その後の幸福を   アイラ「リーサ姫に ひとつだけ
  ねがうなら 決して その別れを     お教えしたくて…… わたしたち
  なげいては いけない……と。      ユバールの民の 言い伝えです。
アイラ「元気を おだしください。    アイラ「別れた者の その後の幸福を
  それが なにより            ねがうなら 決して その別れを
  お兄さまのために なるはずです。    なげいては いけない……と。
リーサ姫「………………。        アイラ「元気を おだしください。
リーサ姫「……ありがとう。         それが なにより
  アイラ……。              お兄さまのために なるはずです。
                    リーサ姫「………………。
                    リーサ姫「……ありがとう。
                      アイラ……。

アイラ「ごめんね アルス。
  わたし ちょっと
  でしゃばっちゃったかもね。
アイラ「ふだんなら 人に
  こんな話は しないんだけど……
  なんだか だまって見てられなくて。


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