▼フィッシュベル
アイラ「うーん　魔物が
　　船で　せめてくるなんて話は
　　聞いたことないけど……。

アイラ「とおくて　よく見えないけど
　　たしかに　大きそうね……。

アイラ「残りの精霊を
　　復活させないと　ほんとうの
　　平和は　もどらないのね……。

アイラ「鬼が出るか　蛇が出るか……
　　楽しみね。

▼海賊船
アイラ「まさか　こんな所で
　　伝説のマール・デ・ドラゴーンと
　　出会えるなんてね……。

アイラ「神が　復活なさった今
　　すべては　いい方向へと
　　流れていくと　思っていたのに……。

アイラ「でも　そのアニエスさまは
　　人魚になって　今も　彼を
　　待っているんじゃあ……。
アイラ「……このこと　シャークアイに
　　伝えたほうが　いいのかしら？

アイラ「ユバールが　神の復活という
　　使命を　背負っているのと　同じく
　　彼らも　使命を持つ一族なのね。

アイラ「炎の精霊が　みちびく大陸……
　　いったい　何が　あるのかしら？

アイラ「わたしたち　ユバールの
　　長年の願いだった　神の復活……。
アイラ「その神を　うさんくさいなんて
　　言われると　つらいけど……
　　でも　この状況じゃ　仕方ないか。

アイラ「……そっか。
　　あの時代のコスタール王は
　　シャークアイの親友だったのよね。

▼ダーマ神殿(現代)
アイラ「炎の精霊が言っていた
　　闇に落とされた　大きな神殿って
　　ダーマ神殿のことだったのね。

アイラ「とにかく今は
　　炎の精霊の　言葉を信じて
　　行動しましょう。
アイラ「それが　みんなを救うことにも
　　つながると思うわ。

アイラ「ここで　話を聞いていても
　　らちが　あかないわ。
アイラ「急ぎましょう　アルス。
　　わたしたちの使命は
　　精霊を復活させることよ。

アイラ「これまで　復活させてきた
　　過去の大陸と同様に　わたしたちの
　　時代でも　封印が始まったのかしら。
アイラ「でも　そんなことが　できる者は
　　わたしたちが　ほろぼしたはず……。

アイラ「ギャルになりたい
　　男の人がいるなんて
　　世の中って　広いわね。
アイラ「アルスも　今まで
　　ギャルになってみたいって
　　思ったことがある？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
アイラ「……い　今の返事は　　　　　　　アイラ「ふぅ　安心した。
　　聞かなかったことにしてあげる。　　　　　アルスが　ふつうの人で
アイラ「というわけで　この話題は　　　　　　よかったわ。
　　もう　おしまいにしましょう。

アイラ「神官たちの感じている
　　守られている感じって　きっと
　　炎の精霊の加護じゃないかしら。

▼山賊のアジト
アイラ「ここって　アジトなんでしょ。
　　こんなときだってのに　見張りも
　　たてないなんて　不用心ね。

▼旅の宿(現代)
アイラ「みんな　魔物を恐がって
　　きっと　中で　ふるえてるんだわ。

アイラ「どんなに　恐ろしくても
　　今は　たえてもらうしかないわ。

アイラ「ダーマ神殿が　この地の
　　ひなん所になってるようね。

▼海賊船
アイラ「たしかに　わたしにも
　　思い当たるふしは　あるけど……
　　でも　そんな　まさか……。

アイラ「こんな　闇の世界の海へ
　　こぎ出すことが　できるのは
　　この海賊船くらいでしょうね。

▼グランエスタード城下町
アイラ「……。

アイラ「メルビンが　神の城から
　　追い出された以上　ホンダラさんの
　　ことも　心配よね……。

アイラ「さすがね　おじいさん。
　　わたしたちのこと　わかって
　　くれてるみたい。

▼グランエスタード城
アイラ「バーンズ王さま
　　ご無事だったみたいね……。
　　ホッとしたわ　ほんとに。

アイラ「さあ　アルス
　　４人の精霊を　はやく
　　よみがえらせましょう！

アイラ「リーサ姫……。

▼フィールド(砂漠の城)
アイラ「暑いはずなのに　なんだか
　　寒気がする……。
　　魔物の気配の　せいかしらね。

▼砂漠の村(現代)
アイラ「どの国も　長い平和のため
　　戦い方を　忘れてしまっている。
　　魔物に　立ち向かう心も。

アイラ「こうしては　いられないわ。
　　アルス　お城のようすを
　　見にゆきましょう。

アイラ「ここは　変わりなし　か。
　　かといって　村のみんなが
　　入れるほどは　広くないし……。

アイラ「今のところ　女王さまは
　　無事みたいね。
　　会いに行ってみましょう。

アイラ「３バカ……。
　　アルスは　そんなふうに
　　呼んじゃダメよ。　失礼ですもの。

アイラ「アルス　こんな所にいても
　　しょうがないわ。
　　早く　お城に　行きましょう。

アイラ「神の言葉が　いつわり……。
　　まさか　そんなことあるはずない。
　　そうよね　アルス。

▼砂漠の城(現代)
アイラ「城の人たちも　魔物におびえて
　　苦しんでいるはずよ。
　　アルス　早く精霊を見つけないと。

アイラ「見たところ　お城は無事なのに
　　神殿だけを　襲ったのかしら？
　　気になるわね。

アイラ「魔物たちの　ねらいは
　　神殿だけだったのかしら。
　　どういうこと？

アイラ「城の人たちも　魔物におびえて
　　苦しんでいるはずよ。
　　アルス　早く精霊を見つけないと。

アイラ「砂漠も　火の山も　たしかに
　　封印されたとしか思えない。
　　でも　一体だれに？

アイラ「これまでの　いきさつを
　　女王さまに　聞いてみる必要が
　　ありそうね。

アイラ「神殿のこと　砂漠のこと
　　聞きたいことがたくさんあるわ。
　　さあ　アルス！

アイラ「どうしたの？　女王さまは
　　すぐそこよ　アルス。

アイラ「アルスだって　見たでしょ。
　　あの時　神の祭壇で　たしかに
　　神さまが　復活したのを。
アイラ「……でも　闇のルビーは？
　　砂漠の神殿を襲ったのは？
　　わからないわ。

アイラ「砂漠の村へ　行きましょう。
　　今は　考えるよりも　動くことよ。

アイラ「お城が　心配なのはわかるけど
　　今は　砂漠の村へ　急ぎましょう。

▼砂漠の村(現代)
アイラ「村のみんなのためにも　早く
　　精霊を　目覚めさせないと。
　　がんばりましょう　アルス。

アイラ「しょうがないわねえ　もう。
　　先に　族長さんの家のほうを
　　回ってみましょうか。

アイラ「族長さんも　精霊のこと
　　知っているかもしれないわ。
　　会っておきましょうよ。

アイラ「………………。
アイラ「でも　女王さまが　あれほど
　　頼んでいたんだし　もしかしたら
　　役に立つのかもしれないし。

アイラ「上のデキがいいと　下がダメ。
　　その反対も　よくある話よね。
　　ともあれ　ほっとしたわ。

アイラ「案内役も　みつかったし。
　　大地の精霊の手がかりを
　　さがしましょう！

アイラ「大地の精霊の手がかりは
　　この村の　どこかにあるはずよ。
アイラ「アルス　族長さんの期待に
　　こたえるためにも　早く
　　そのシャーマンを　探しましょう。

アイラ「いったい　どこへ行く気？
　　まあいわ　とにかく
　　後を　追わなくちゃ！

▼小さなオアシス
アイラ「砂に　姿を書いて
　　精霊を　よびだすだなんて。
　　おどろいたわね。
アイラ「あとは　顔さえわかれば。
　　でも　いったいだれが　精霊の顔を
　　知っているのかしら？

▼砂漠の村(現代)
アイラ「村で　わからなくたって
　　お城で　聞いてみればいいわ。
　　お城でも　わからなければ……。
アイラ「き　きっと　だいじょうぶよ。
　　さあ　元気だして　いきましょう！

アイラ「大地の精霊の像にも
　　手がかりは　なさそう　か。
　　でも　行くだけは　行ってみる？

アイラ「きっと　ようやく村のために
　　がんばろうって　気になったのよ。
　　……そう　思いたいわね。

アイラ「アルス　神殿には
　　まだ魔物が　いるという話よ。
　　気を　ひきしめて　行きましょう。

▼砂漠の城(現代)
アイラ「シャーマンさえ　知らない
　　大地の精霊の顔……。
　　どうやって探せばいいのかしら。

アイラ「たくさんの人が　神殿で
　　命を　おとしたというウワサ。
　　本当なのかしら……。
アイラ「その人たちの　ためにも
　　早く　精霊の顔を　探しましょう。

アイラ「……やれやれ。

アイラ「あの人たち　まさか
　　精霊の顔の　手がかりを？
アイラ「こうしては　いられないわ。
　　くわしい話を　聞いてみなくちゃ。

アイラ「これ以上　魔物の好きには
　　させないわ。
　　アルス　行くわよ！

(お化けヒトデ戦)
アイラ「……いちおう　だれの命でも
　　命は大事よ　アルス。
　　とりあえず　魔物を倒しましょう。

アイラ「何百年も　とざされていた
　　扉の向こうなら　きっと
　　精霊の言い伝えも　残っているはず。
アイラ「アルス　急ぎましょう。
　　ナイラを　さかのぼって
　　大地の精霊の像へ！

▼大地の精霊像(現代)
アイラ「大地の精霊の像　なんだもの
　　精霊の手がかりも　きっとあるわ。
　　そのカギで開く　扉のむこうに……。

アイラ「ずっとずっと　一族に伝わる
　　おきてを守って　生きてゆく。
アイラ「わたしたち一族と　砂漠の民は
　　なんとなく　通じるところがあるわ。

アイラ「本当に　王家のカギで
　　あの扉が　開くのかしら？
アイラ「扉が　開いたとして
　　その向こうには　何があるの？
　　アルス　早く　開けてみせて。

アイラ「きっと　この言葉は
　　重要な　手がかりのはずだわ。
　　アルス　おぼえておいてね。

アイラ「砂漠の下に　湖が？
　　それに　あの建物は　いったい……。
　　どうなってるの？

アイラ「気をつけて　アルス。
　　この先　何が待っているか
　　わからないわよ。

▼地底ピラミッド
アイラ「これで　もし精霊が
　　よみがえらなかったら……。
　　ううん　そんなこと　ないわよね。

▼小さなオアシス
アイラ「精霊のチカラでも　やはり
　　この大陸は　戻せない……。
　　とすると　封印したのは　まさか？
アイラ「ううん　なんでもないわ。
　　早く女王さまに　このことを
　　知らせに　行きましょう。

▼砂漠の城(現代)
アイラ「やっぱり　活気があるのは
　　いいものね　アルス。
　　あなたの　おかげだわ。

アイラ「希望があれば　どんな悲しみも
　　のりこえて　いけるのね。
　　がんばってほしいわね。

アイラ「みんな　わたしたちを
　　頼りにしてくれてるのね。
　　さあ　もうひとがんばりよ！

アイラ「時間は　かかるでしょうけど
　　いつか　悲しい思い出も
　　消えるといいわね。

▼砂漠の村(現代)
アイラ「砂漠は　もう心配ないわ。
　　アルス　次の精霊を
　　探しに　ゆきましょう。

アイラ「…………やれやれ。

アイラ「大地の精霊は　目ざめたけど
　　ここで　気をゆるめてはダメ。
　　アルス　しっかりね。

アイラ「これで　サイードとも
　　お別れね。
　　アルス　さみしいんじゃない？

▼大地の精霊像(現代)
アイラ「今度のことで　砂漠の人たち
　　これまでよりも　ずっとずっと
　　精霊を　たのもしく思うでしょうね。

アイラ「人には　向き　不向きが
　　あると　思うんだけど……。

▼小さなオアシス
アイラ「精霊のチカラで　砂漠は
　　ひとまず安心みたいだけど
　　のんびりしては　いられないわ。
アイラ「早く　すべての精霊を
　　目ざめさせ　もとの世界へと
　　大陸を　もどさなくっちゃ。