▼ダイアラック
キーファ「なんだろう。
　　人の気配が　しないな……。

キーファ「どうやら　寝てるだけ
　　みたいだな。起こしてもなんだし
　　また　あとで来るとしようぜ。

キーファ「おかしいな……。どうして
　　こんな　なんでもない所に
　　石像なんか　立ってるんだろ？

キーファ「今の石像……
　　本当に　よくできてたな。
キーファ「なんか　気になるぞ。
　　アルス　他の石像も
　　調べてみようぜ。

キーファ「じつは……　ボクたちも
　　まだ　わからないことが
　　多いんですが……

キーファ「呪い……
　　やっぱり　あの石像は
　　本物の人間だったんだな。
キーファ「う〜ん……
　　オレたちのチカラで　なんとか
　　できれば　いいんだけどな……。

キーファ「夜になると……って
　　おじいさん
　　何か　言いたげだったな。
キーファ「なんだろう。
　　夜になると　なにがあるんだろう？

キーファ「グウ…グウ……。

キーファ「ふわあ……。
　　夜のうちに　なにかあるかと
　　思ったけど　何もなかったな。

キーファ「この町に　こんな所が
　　あったなんてな。
キーファ「ここは　どこかに
　　つながってるのかな？

キーファ「ひょっとして……
　　天使の涙が　効いたのか？

キーファ「かわいそうだけど……
　　こればっかりは　仕方のない
　　ことだからな。
キーファ「アルス。この男の子に
　　とことん　つきあってやろう。

キーファ「町の命とは　場所を守る
　　ことではない……か。
　　本当に　そうだよな。

キーファ「おじいさん　すっかり
　　元気になったみたいだな。
　　なんだか　ほっとしたよ。
キーファ「ヨゼフも　おじいさんに
　　なついたみたいだったしな。

▼ウッドパルナ
キーファ「ひゃあー……。
　　なんだか　ここに来るのも
　　ちょっと　久しぶりだな。
キーファ「ハンクさんとパトリックも
　　元気にしてるかな？

キーファ「ハンクさんは
　　パトリックにも　声をかけてけって
　　言ってたけど……
キーファ「そのパトリックは
　　どこにいるんだ？

キーファ「最初に　ハンクさんと
　　塔に行ったときは　正直言って
　　ちょっとだけ　こわかったよな。
キーファ「今だったら
　　もうちょっと　役に立てるだろうに
　　なんか　くやしいぜ。

▼ダイアラック
キーファ「どうやら　おじいさんと
　　ヨゼフは　本当に旅に出た
　　みたいだな。
キーファ「今でも　元気にしてると
　　いいんだけどな。