DRAGON QUEST V 天空の花嫁(PS2版)
〜ヘンリー+マリア&コリンズ全台詞集〜



▼大神殿
ヘンリー「やあ リュカ!
  こんなところで 油を売ってると
  またムチで 打たれるぞ。
ヘンリー「それとも また
  逃げだす相談かい?
  あれから もう10年になるもんな。
ヘンリー「お前の親父さんには
  本当に 申しわけなかったと
  思っているよ。
ヘンリー「お前は きっと
  親父さんの 最期の言葉を信じて
  母親を さがしたいんだろうな。
ヘンリー「いいよなあ……。オレなんか
  ここを逃げだしても お城じゃ 弟の
  デールが 王さまになってるだろうし。
ヘンリー「と くどくど話してても
  しかたがないなっ!
  さあ 仕事 仕事……。

ヘンリー「やあ リュカ。
  やっと 目がさめたようだな。
ヘンリー「ずいぶん うなされてた
  ようだけど また ムチで
  打たれる夢でも 見たんだろ。
ヘンリー「しかし お前は
  いつまでたっても 反抗的で
  ドレイになりきれないヤツだよなあ。
ヘンリー「その点 オレなんか
  素直になったと 自分でも思うよ。
  わっはっはっ。

ヘンリー「もっとも オレが
  素直になったのは お前の親父さんの
  死が こたえたのも あるけどさ。
ヘンリー「あれから 10年……。
  月日のたつのは早いもんだぜ。

マリア「私…… 最近は 教祖さまの
  お考えに ついていけないところが
  あったんです……。
マリア「だから 教祖さまの怒りをかって
  ドレイにされて むしろ
  よかったのですわ。
マリア「こんなに多くの人々が
  教団のために はたらかされて
  いることが 分かりましたし……
マリア「光の教団が おそろしいチカラ
  によって うごかされていると
  ウワサに聞いたことも あります。
マリア「でも いったい誰が
  そんな おそろしいチカラと
  たちむかえるのかしら?

マリア「ど… どうか
  おゆるしください……。

マリア「ひいいい……。

ヘンリー「く……! あいつらっ!

ヘンリー「あれ リュカ!
  いつのまに そこに
  いたんだっ!?
ヘンリー「まあ いい……。
  オレは もう ガマンできないぞ!

ヘンリー「オレは もう
  ガマンできないぞ! リュカ!
  お前も 手をかせっ!

マリア「いけません……。
  私にかまうと あなたまで
  ムチで 打たれてしまいますわ。

ヘンリー「いや〜 まいったな。
  しかし ムチで 打たれるより
  マシかな。わっはっはっ。

ヘンリー「どうしようもないな。
  せっかくだから
  のんびりすることに しようぜ。

ヘンリー「しかし いつまで
  ここに 入れておく気かなあ。

ヘンリー「ん?
  誰か 来たみたいだぞ!

ヘンリー「いったい なんだろう?
  おい 行ってみようぜっ。

マリア「さ 先ほどは
  助けていただいて 本当に
  ありがとうございました。
ヘンリー「あっ キミは……。
マリア「さあ どうぞ こちらへ。

ヘンリー「おい どうした リュカ?
  どっちにしても こんなチャンス
  見のがす手は ないだろう。
ヘンリー「さあ タルに
  乗り込もうぜ!

マリア「………………。

▼修道院
ヘンリー「やあ リュカ!
  やっと 気がついたなっ。
ヘンリー「へえ ちゃんと着がえたのか?
  そういや お前は 荷物を
  持っていたもんな。
ヘンリー「オレなんか まだ
  ドレイの格好のままだぜ。
  まっ いいけどね。
ヘンリー「それはそうと マリアさんが
  この修道院の 洗礼式を
  受けるらしいぞ。
ヘンリー「お前は 目が覚めたばかりで
  いまいち ピンとこないだろうけど
  まあ とにかく 出席しようぜ。

マリア「ああ! やっと
  気がつかれましたのねっ!
  本当に よかったですわ。
マリア「兄の願いを聞き入れ
  私を連れて逃げてくださって
  ありがとうございました。
マリア「まだ あそこにいる兄や
  多くのドレイの皆さんのことを 思うと
  心から よろこべないのですが……
マリア「今 私が ここにあるのも
  きっと 神さまの おみちびき
  なのでしょうね……。
マリア「リュカさん。これは 兄から
  あずかったものなのですが
  どうぞ お役に立ててください。

マリア「リュカさんたちの 勇気が
  きっと この世界を照らす光に
  なってくださると 信じますわ。

ヘンリー「さっきは
  だまって 出てきちゃって
  悪かったな リュカ。
ヘンリー「マリアさんって
  ドレイのときは 気づかなかったけど
  キレイな人だよな〜。
ヘンリー「ここで ずっと 暮らすなんて
  もったいないよ。
ヘンリー「まあ 兄さんは まだ
  あの神殿だろうし ほかに
  身よりも ないらしいからな……。
ヘンリー「さあてと……。
  これから どうするかなあ……。
  出かける時は 声をかけてくれよ!

ヘンリー「いよいよ 旅に出るのか?
【はい】                【いいえ】
ヘンリー「そうだよな。お前には     ヘンリー「そうか……。
  母親をさがすっていう目的が     ヘンリー「……しかし 本当に
  あったもんな。             生きて ここまで流れ着くなんて
ヘンリー「なあ どうだろうか?       オレたち 運がいいよな。
  その旅に オレも          ヘンリー「オレさ…… タルの中で
  つき合わせてくれないか?        もうダメかもって 思ったとき
                      鐘の音を聞いたような 気がしたんだ。
                    ヘンリー「すごく 落ち着く音色でさ。
                      あれって この修道院の鐘の音
                      だったのかもしれないな。
【いいえ】               【はい】
ヘンリー「お前は 意外と        ヘンリー「よし そうと決まったら
  つめたいヤツだな。           さっそく 旅に出よう!
ヘンリー「よくは 覚えてないけど    ヘンリー「今 出かけるって
  お前は たしか オレの子分に      言ってくるから お前は
  なったんじゃなかったかなあ。      ここで 待っていろよ!
ヘンリー「親分の 言うことは
  聞くもんだぜ。
  なっ いいだろう?
【はい】                【いいえ】
ヘンリー「よし そうと決まったら    ヘンリー「親分の 言うことは
  さっそく 旅に出よう!         聞くもんだぜ。
ヘンリー「今 出かけるって         なっ いいだろう?
  言ってくるから お前は
  ここで 待っていろよ!

マリア「本当に いろいろ
  ありがとうございました。
マリア「私は ここに残り
  多くのドレイの皆さんのために
  毎日 祈ることにしました。
マリア「そして リュカさんが
  お母さまに会えるようにも……。
  どうか お気をつけてください。

ヘンリー「さあて 行こうぜ!

ヘンリー「あ そうだ 言い忘れたけど
  ドレイにされてたとき
  すごろく券を ひろったんだよ。
ヘンリー「昔の オレなら
  すぐ 捨てちまったんだけど……
ヘンリー「ドレイにされてからは
  なんでも 捨てるのが
  もったいなくてさ。はっはっは。

ヘンリー「マリアさん 本当に
  ここに のこっちゃうんだな…。
ヘンリー「…な なんだよ リュカ
  そんな目で オレを見て!
  お前だって さみしいと思うだろ?
【はい】                【いいえ】
ヘンリー「また いつか         ヘンリー「お前って つめたいなあ。
  会いたいよなあ。            まあ そのほうが オレにとっては
                      つごうが いっか!

ヘンリー「リュカ オレも ついてる。
  ふたりで いっちょ やってやろうぜ!

ヘンリー「オラクルベリー?
  う〜ん… 聞いたことのない町だなあ。

▼フィールド
ヘンリー「こうして 外の空気を
  すうなんて 何年ぶりだろうな?
ヘンリー「なんだか 今は
  つまらないことでも 全部
  しんせんに おもえてくるよ。

ヘンリー「お前の母さんを
  探すのは いいとして まずは
  どこに 行ったもんかなあ?
ヘンリー「とりあえず
  北の町を 目ざしてみるか。

ヘンリー「それにしても
  よく あんなタルで
  ここまで 流れつけたもんだぜ。
ヘンリー「オレたちって
  ものすごく 運がいいのかもな!

ヘンリー「ラインハットが どうなったか
  気にはなるけど オレは
  もどらないほうが いいだろうし……。
ヘンリー「あの国のことは 忘れて
  なにか 自分の目的が みつかるまで
  リュカの旅に つきあうよ。

ヘンリー「それにしても
  いい天気だなあ。
  草のにおいが するよ。

ヘンリー「外を 自由に歩けるって
  幸せだなあ。
ヘンリー「考えてみれば
  ラインハットの城からも ほとんど
  出してもらえなかったからな。

▼修道院
ヘンリー「ここに来ると
  なんだか ホッと安心するなあ。
ヘンリー「そういえば
  マリアさんは どうしてるかな?
  ちょっと 様子 見ていこうぜ。

マリア「私は 子供の頃から
  兄と ふたりだけで
  生きてきたんです。
マリア「生活がくるしくて もうダメかって
  思ったとき 光の教団に すすめられ
  兄は 兵士になりました。
マリア「おかげで 私も 教祖さまの
  お世話の仕事を いただいて
  とても かんしゃしていたのです。
マリア「ですが 多くの人をギセイに
  してまで りっぱな神殿を作るなんて
  私には 理解できません。
マリア「兄のことも 心配ですが
  私に できるのは
  こうして 祈ることだけ……。

ヘンリー「オレたちを逃がしたことで
  マリアさんの兄さんが
  罪に問われてないか 心配だよな。
ヘンリー「でも オレたちには
  どうすることもできない……。
  くそっ! もどかしいぜ。

ヘンリー「マリアさんが さびしそう?
  それは もしかして
  オレが 旅に出たから?
ヘンリー「……なんてな。
  そんなワケないよなあ。
  もし そうなら うれしいけどさ。

ヘンリー「まあ オレも お前も
  苦労だけは 人一倍してるよな。
  まさに ハランバンジョウってやつさ。

ヘンリー「へえ〜 お金持ちの
  おじょうさんって こういうところで
  花嫁修業するんだ。大変だなあ。

【はい】                【いいえ】
ヘンリー「ベッドで           ヘンリー「ホント言うと ドレイ生活が
  寝られるってだけで 幸せだよな。    長かったせいか まだちょっと
  リュカ 今日も がんばろうぜ!     ベッドには なれないんだよな。

ヘンリー「いい亭主になる だなんて
  この前まで ドレイをやってた
  オレたちには ピンとこないよな。
ヘンリー「でも オレたちは 暴力で
  押さえつけられる苦しみを知ってるから
  そんな亭主には きっと ならないぜ。

ヘンリー「へ〜 けっこう 良くできた
  女神像だな。
ヘンリー「身につけてようかな。
  なんか ごりやく ありそうだぜ。

ヘンリー「あの教団は 変だったよな。
  金持ちや身分のある子供を 中心に
  さらってドレイにしてたし…。
ヘンリー「そんな子供じゃ 力も弱くて
  役に立たないのに…。言うことを
  きかせやすいと思ったのかな。

▼フィールド(夜)
ヘンリー「考えてみれば
  夜 外を出歩くのなんて
  オレ 生まれて 初めてだよ!

ヘンリー「ふわぁ〜 もう 眠いや。
  ドレイだった時は 生活リズムだけは
  規則正しかったもんな。

ヘンリー「星が きれいだな。
  ドレイの頃は 空を見るよゆうなんて
  ぜんぜん なかったもんな。

▼修道院(夜)
ヘンリー「オレも ネコになりたいよ。
  そうすれば マリアさんと
  いっしょに… くうっ!

ヘンリー「えっ?
  マリアさんの顔が 赤い?
ヘンリー「遅くまで起きてるから
  カゼひいちゃったんじゃないのか?
  あ〜もう! 心配だなあ!

マリア「教団に いたことは
  後悔していますけど……。
マリア「ヘンリーさまや
  リュカさんと お会いできて
  うれしかったですわ。ぽっ。

ヘンリー「オレ… やさしくて
  きれいな女の人を 見たのって
  マリアさんが 初めてかも。
【はい】                【いいえ】
ヘンリー「あたたかくって いいよなあ。 ヘンリー「なんだよ。えっ?
  小さい頃 死んだオレのオフクロも    リュカは 幼なじみがいる?
  あんなふうだったかもって思うんだ。 ヘンリー「ちぇっ いいなあ。
                      いつか オレにも 紹介してくれよ。
                      きっとだぞ!

【はい】                【いいえ】
ヘンリー「ベッドで寝られると オレって ヘンリー「泊まっていかないのか?
  人間だったんだ って感じるよ。     夜もふけたし マリアさんもいるし
  リュカ 今日も がんばろうぜ!     今日はここに 泊まろうぜ。

▼森深きほこら
ヘンリー「あれは 旅の扉だな。
  はなれた ふたつの場所を 自由に
  行き来できるって シロモノなんだぜ。

ヘンリー「通してくれないんじゃ
  しかたないな……。
  リュカ ほかへ行こうぜ!

▼神の塔
ヘンリー「ずいぶん 古い塔だな。
  こんな山の中に 塔があったなんて
  知らなかったよ。

ヘンリー「扉が 開かないんじゃ
  しょうがないな。
  リュカ ほかへ 行こうぜ。


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