▼レイドック南東の関所
ミレーユ「かわいそうに……。

ミレーユ「神父さま
　ありがとうございます。
　神父さまも　お気をつけて。

ミレーユ「どうか　安らかに……。

▼地底魔城
ミレーユ「この　洞くつの奥に
　ムドーがいる……。
ミレーユ「ウイル
　心して　かかりましょう！

ミレーユ「みんな　大丈夫？
　こまめに　回復をね。

ミレーユ「つねに　自分のじょうたいに
　気をはらいながら　進みましょう！

ミレーユ「ムドーは　もう
　そんなに　遠くでは　ないはず。
　がんばりましょう！

ミレーユ「とうとう
　魔王と　ご対面のようね。

ミレーユ「さあ　いつまで
　ここにいても　しかたがないわ。
ミレーユ「私たちも　王さまや
　ソルディ兵士長の　あとを追って
　レイドック城に　戻りましょう。

▼フィールド(上)
ミレーユ「本当に　ムドーは
　レイドック王だったのね……。
　ちょっと　おどろきだわ。

ミレーユ「先に　行ってしまった
　王さまと　ソルディ兵士長さんたちは
　もう　お城で　待ってるかしら。

▼レイドック南東の関所
ミレーユ「ここに　神父さまが
　いてくださるだけで　安心だわ。
ミレーユ「でも　くれぐれも
　まものに　おそわれないように
　気をつけてくださいね！

▼レイドック城下町(上)
ミレーユ「王さまや　兵士長から
　ムドー打倒の　知らせを聞いて
　大さわぎかと　思ったけど……。

ミレーユ「ソルディ兵士長さんが
　みんなに　伝えていると
　思ったけど……。

ミレーユ「たのもしい　ぼうやね。
　はやく　大きくなりたいって
　神さまに　お願いしてみたら？

ミレーユ「ええ。
　王さまは　ムドー討ばつに
　いらしたわよ。

ミレーユ「そう思うだけの　理由が
　きっと　どこかに　あるんだわね。

ミレーユ「夢と現実。
　どこかで　つながって
　いるものなのね。

ミレーユ「ああっ　そういうこと！？

ミレーユ「ワンちゃん　こんにちは！

ミレーユ「夢も　希望もない
　お答えだこと。

ミレーユ「無理しないでね
　おじいさん。

▼レイドック城(上)
ミレーユ「王さまたち　どこかに
　行っちゃったのかしら……。

ミレーユ「大丈夫よ。

ミレーユ「王さまたちのことが
　ちょっと心配に　なってきたわ……。
　とちゅうで　何かあったのかしら。

ミレーユ「みんな　王さまの
　帰りを　まっているようね。

ミレーユ「ムドーに　やられては
　いないけれど……。
　どこに　行ったのかしら……。

ミレーユ「なんだか
　王さまも　帰っていないような
　そんな　感じね。

ミレーユ「ちょっと　ひとことでは
　説明しきれないわね。

ミレーユ「やはり　王さまたちは
　あれから　まだ　お城には
　もどっていないんだわ。

ミレーユ「王さまたちが
　あれから　もどっていないなら
　それは　心配よね。

ミレーユ「その話を
　レイドック王が　聞いたら
　きっと　およろこびになるわ。

ミレーユ「大丈夫ですよ。
　王さまは　ぜったいに　勝ちますよ。

▼レイドック城(上、翌日)
ミレーユ「そういうことね。
　さあ　もうひとつの
　レイドック城に　いそぎましょう！

▼フィールド(上)
ミレーユ「ムドーの　居城から
　去った　王さまと　王妃さまは
　下のレイドック城に　いるのね。

ミレーユ「もう1度　大きな穴の
　ところまで　行かないとね！

▼フィールド(下)
ミレーユ「レイドック城に　行って
　ことの　真相を　たしかめないとね！

ミレーユ「王さまと　王妃さまから
　お話を　聞けば　いろいろと
　わかるかも　しれないわね。

▼グランマーズの館
ミレーユ「さあ　ウイル
　ふたつの世界の　レイドック城に
　行ってみましょう。

▼レイドック城下町(下)
ミレーユ「どこからともなく
　人びとの　よろこびの声が
　聞こえてくるようだわ。

ミレーユ「すべての　元凶は
　魔王ムドー。
ミレーユ「夢の世界の
　ムドーは　いなくなったけど
　まだ　終わったわけではないわ。

ミレーユ「レイドックの王子さま。
　いったい　いまどこで　何を
　しているのかしらね。うふふ。

ミレーユ「やはり　王さまは
　お目ざめに　なっていたのね。

ミレーユ「やっと　王さまが
　目ざめたのですもの。
　みんな　うれしいわよね。

ミレーユ「なぜ　いまごろ
　ニセ王子を　さがしているのかしら。

ミレーユ「長いねむり　だったものね。

ミレーユ「王さまたちが
　こうして　目ざめたのだもの
　きっと　王子さまんも　会えるわ。

ミレーユ「うふふ。
　そうだったかも　しれないわね。

ミレーユ「みんな　大よろこびね。

ミレーユ「そう。世の中は
　ふしぎなこと　だらけなのよね。

ミレーユ「トム兵士長……。

ミレーユ「ウイルは　レイドック城の
　王子さまに　似てるのよね。
　うふふ。

▼レイドック城(下)
ミレーユ「それにしても　へんね。
　今ごろになって　つかまえるなんて。

ミレーユ「王さまは　ウイルに
　何か　お話が　あるんじゃない？

ミレーユ「王さまを　助けるために
　王妃さまは　夢の世界で
　レイドック王に　なったんだわ。
ミレーユ「きっと　ふかい愛で
　結ばれているから　夢の中でも
　お二人の心が　通じたのね。

ミレーユ「夢の世界が　あるなんて
　信じられるはず　ないかもね。

ミレーユ「わかっていることは
　まだ　これから　本当のムドーを
　倒さなければならないってことね。

ミレーユ「お城の　みんなも
　これからは　働きがいがあって
　いいわね！

ミレーユ「大丈夫。
　きっと　王子さまも　どこかで
　無事で　いるはずです。

ミレーユ「王さまから
　お話を　聞いたほうがいいわよ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「もうひとりの自分。　　　　　　ミレーユ「あら　ウイルは
　どんな　かしらね。　　　　　　　　　　　もうひとりの　自分に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会ってみたくないの？

ミレーユ「どこかに　大きな船が
　あったかしら……。
　定期船という　わけにもいかないし。

ミレーユ「私たちより　王妃さまの
　愛のおかげかも　しれないわね。

ミレーユ「みんなの　気持ちは
　レイドック王も　わかっているはず。
　でもね……。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「ぜんは急げね。　　　　　　　　ミレーユ「ウイルには
　北の関所に　向かいましょう！　　　　　　なにか　考えが　あるのかしら？

ミレーユ「……。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「そうね……。　　　　　　　　　ミレーユ「ご親切に
　世界の平和を　ねがって　　　　　　　　　どうも　ありがとう。
　いらっしゃるんじゃないかしら。

ミレーユ「トム兵士長
　お気のどくに……。

ミレーユ「どのくらい　似ているのか
　ふたりを　ならべてみたいわね。
　うふふ。

ミレーユ「トム兵士長……。

ミレーユ「王さま　ねたままで
　大丈夫だったのかしら……。

ミレーユ「そうね。
　こわいことは　忘れましょ！

ミレーユ「ちょっと
　きょうみ　ぶかいわね。

ミレーユ「さあ　出発ね。

▼レイドック城下町(下)
ミレーユ「人びとが　本当に
　わらって　くらすためには
　ムドーを　たおさなくては　いけないわね。

ミレーユ「王さまと　王妃さまが
　めざめられて　町の人も
　本当に　うれしそうだわ。

▼フィールド(下)
ミレーユ「神の使い　ゲント族……
　どんな　人たち　なのかしら。

▼グランマーズの館
ミレーユ「おばあちゃん
　私たちを　見まもっていてね！

▼サンマリーノ
ミレーユ「ずっと　ねむったままでも
　おふたりの心は　ひとつだったわね。
　感動しちゃった。

ミレーユ「私は　よく知らないわ。

ミレーユ「夢の世界のことが
　かなりの　ウワサに
　なってるみたいね。

ミレーユ「好きな人が　いないのは
　さびしいものね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「自分の　幸運を　　　　　　　　ミレーユ「この人　ぜんぜん
　信じられない　ひとは　　　　　　　　　　すなおじゃ　なさそうね……。
　かわいそうね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「夢と現実。　　　　　　　　　　ミレーユ「夢は　見ているだけが
　どちらが　楽しいか　　　　　　　　　　　楽しいかもしれないわよ。
　わからないかもね。

ミレーユ「いい夢を
　見てると　いいんだけど。

ミレーユ「早く　武器のいらない
　平和な　世界が　来ると
　いいのだけれど。

ミレーユ「レイドックでは
　もう　大さわぎだったわね。

ミレーユ「ここにも
　よろこんでくれる人がいて
　よかったわね。

ミレーユ「レイドック城の　みんなは
　本当に　よろこんでいたわね。

ミレーユ「きっと　この荷物を
　レイドックの人たちが
　待っているのね。

ミレーユ「でもまだ　海には
　たくさんの　まものが　いるから
　航海は　気をつけてね。

ミレーユ「私も　王妃さまみたいに
　いつまでも　きれいで　いたいわ。

ミレーユ「船旅は　楽しいわよ。
　ぜひ行って　ごらんなさい。

▼船着場
ミレーユ「つぎに　乗るときには
　また　よろしくね！

ミレーユ「そうね。
　まじめに漁師を　しているほうが
　けんめいよ。

▼レイドック北の関所
ミレーユ「ありがとう。
　気をつけて　行きますね。

ミレーユ「東の　川ぞいを
　北に　のぼって行けば
　ゲント族の　村があるのね。

▼ゲントの村
ミレーユ「神の使いの村　ゲント。
　さすがに　神聖な　雰囲気を
　感じさせるわね。

ミレーユ「いろいろな　ところから
　おとずれている人たちも
　たくさん　いるみたいね。

ミレーユ「こんにちは。
　とても　すてきな　ところですね。

ミレーユ「そう　たしか
　ゲントは　いやしの　チカラでも
　ゆうめい　だったわね。

ミレーユ「長老さまの　チカラは
　本当に　すごいのね。

ミレーユ「とても　顔色がいいわ。
　きっと　もうすぐね！

ミレーユ「なおせなくても
　しかたないわね。
　あれは　病気じゃなかったし。

ミレーユ「お馬さん　こんにちは！

ミレーユ「ファルシオンが
　もし　天馬の子孫だったら
　すごいことね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「おかげさまで　　　　　　　　　ミレーユ「村の　奥のほうに
　今は　みんな　けんこうだわ。　　　　　　大きな　神殿が　見えているけど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あそこで　おまいりするのかしら。

ミレーユ「私たちの　たたかいは
　せいぎの　たたかい。
　なにも　心配ないわね。

ミレーユ「はるか　いにしえより
　神につかえる　ゲントの民。
　すてきだわ。

ミレーユ「いつでも　感謝の気持ちは
　たいせつよね。

ミレーユ「ウシさん　こんにちは！

ミレーユ「クチの　悪い人には
　心の　やさしい人が　多いのよ。
　きっとね……。

ミレーユ「どんな　チカラを
　持ったかたなのかしらね。

ミレーユ「ゲントのつえには
　きっと　神のちからが
　こめられているんだわ。

ミレーユ「それだけ　ゲントの民が
　たいせつに　守っている
　しょうこなのよ。

ミレーユ「神の船は
　この中に　まつられているのね。

ミレーユ「お言葉に　あまえて
　おじゃましてみる？

ミレーユ「困ったわね……。

ミレーユ「これも
　神の　おぼしめし
　なのかしら。
ミレーユ「さあ　チャモロさんが
　待っているわよ。

ミレーユ「こちらこそ
　たよりに　してますね。

ミレーユ「チャモロさんも
　長老さまの　ことを
　とても　信頼しているようね。

ミレーユ「いよいよ
　神の船との　ご対面ね。

ミレーユ「きっと　この船には
　ゲントの人たち　みんなの思いが
　こもっているのね。

ミレーユ「みなさんの　お船。
　しばらく　おかりしますね。

ミレーユ「私たちも　命がけで
　たたかいますわ！

ミレーユ「何か　わすれもの？

▼ムドーの島
＊「さあ　着いたよ。
　ここが　ムドーの島だ！
チャモロ「では　行きましょうか。
バーバラ「待ってっ！
　あたしは　ここに　のこるわ。
ハッサン「ど　どうしてっ！？
　せっかく　ここまで　来たのに。
ミレーユ「無理じいは　よくないわ。
　だれかが　船にのこってたほうが
　いいかもしれないし……。
ミレーユ「じゃあ　バーバラ
　るすばんを　おねがいね。
バーバラ「うんっ！
　……　わがまま言って
　ごめんね。
バーバラ「あっ　そうだ。あたしの
　にもつを　ふくろに　入れて
　持っていく？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
バーバラ「じゃあ　入れておくね。　　　　バーバラ「じゃあ　このまま
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あたしが　持っておくね。

ミレーユ「バーバラの
　好きに　させてあげましょう。

ミレーユ「いいのよ　バーバラ。
　わかっているから。

ミレーユ「それでは
　行ってきますね。

▼フィールド(下)
ミレーユ「いよいよね！

ミレーユ「バーバラが　のこった理由？
　そうね……よく　わからないけど
　ただの　わがままではないと思う。
ミレーユ「とにかく　いまは
　4人で　ムドーを　倒すことに
　集中しましょう。

▼難破船
ミレーユ「これは　もしかして……
　レイドック王の……？

▼ムドーの島
ミレーユ「気をつけて。
　足元が　溶岩だらけよ！

ミレーユ「この　洞くつは
　かなり　入り組んでいるわ。
　迷わないようにしないと。

ミレーユ「はあ　はあ……。

ミレーユ「おくに　進むほど
　敵が　強くなっているわ。
　気をつけて　進みましょう！

ミレーユ「ムドーの城まで
　なかなか　つかないわね。

ミレーユ「少しでも　ゆだんしたら
　私たちも　おなじ目に　あうわ。
　気を　引きしめて　いきましょう。

ミレーユ「じめんの　文字を見た？
ミレーユ「ゆくえ不明の
　レイドック王子を　さがしにきた
　兵士さんかしら……。

▼フィールド(下)
ミレーユ「何か　ほかに
　用事を　思い出したのかしら？

▼ゲントの村
ミレーユ「あの島から　感じる
　邪悪な気配は　そうとうなものね。

ミレーユ「長老さま
　私たちを　見守っていて
　くださいね。

ミレーユ「チャモロさんは
　この子の　ヒーローのようね。

ミレーユ「そうね。
　いま　神の船は　村の南で
　待っていてくれているわ。

ミレーユ「みなさんが　守ってきた
　神聖な　神の船。
　大切に　使わせてもらいますね。

ミレーユ「いつの時代に
　作られた船か　わからないけど
　りっぱな　お手入れでしたね。

ミレーユ「いまなら
　外に　行けば　見られるけど
　ナイショかしらね？

▼グランマーズの館
ミレーユ「おばあちゃん
　いつも　ありがとう。
　きっと　ムドーを　倒してくるわね！

▼ムドーの島
ミレーユ「あら？　もう　目がさめた？
　あまり　ねむれなかったのかしら？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ミレーユ「無理もないわね。　　　　　　　ミレーユ「それなら　いいのだけど。
　いよいよ　ですものね。　　　　　　　　　ちょっと　うなされていた
ミレーユ「ところで　彼　どこまで　　　　　みたいだから。
　見にいったのかしら……。　　　　　　　ミレーユ「無理もないわね。
　ずいぶん　おそいようだけど。　　　　　　いよいよ　ですものね。
ハッサン「おっ！　3人とも　もう　　　　 ミレーユ「ところで　彼　どこまで
　起きていたか！　　　　　　　　　　　　　見にいったのかしら……。
ハッサン「ちょっと　まわりを見てきたが　　ずいぶん　おそいようだけど。
　やっぱ　あの城に　　　　　　　　　　　ハッサン「おっ！　3人とも　もう
　まちがいなさそうだぜ。しかし……。　　　起きていたか！　　　　　　　
チャモロ「どうしたのですか？　　　　　　　　　　　　　　：
　なにか　気になることでも？　　　　　　　　　　　　　　：
ハッサン「ずっと　まえにも
　こんなことが　あったような……。
ハッサン「考えてても　しょうがないや。
　さて　そろそろ　行かないか？
　もう　じゅうぶんに休んだだろ。
ミレーユ「そうね。こうしてても
　はじまらないわ。
チャモロ「そうですね。そのために
　今まで　ずいぶん長い旅を
　してきたことでしょうから。
ハッサン「行くぜ　ウイル！
　相手は　魔王ムドーだ！
　死んだ気で　戦おうぜ！
ミレーユ「もし　この戦いに勝てば
　世界に　平和が　おとずれるはずよ。
ミレーユ「準備は　いいわね　ウイル？
　さあ　行きましょう。
チャモロ「どうかしたのですか？
　まさか　ウイルさんも
　この場所に　おぼえがあるとか？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
チャモロ「そうなのですか。　　　　　　　チャモロ「そうですよね。
　ふしぎなことも　あるものですね。　　　　そんなことが　あるわけ
チャモロ「さて　私たちも　　　　　　　　　ないでしょうから。
　まいりましょう。　　　　　　　　　　　チャモロ「さて　私たちも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まいりましょう。

ミレーユ「いよいよですね……。
ミレーユ「この笛を吹けば
　私たちは　魔王ムドーの城に
　はこばれてゆくでしょう。
ミレーユ「そう。あの時のように……。
ミレーユ「さあ　吹くわよ。

▼ムドーの城
ミレーユ「ここまで来たら
　前にすすむしか　なさそうね。
　ウイル　先にいって。

ミレーユ「気をつけてね。
　私たちのこと　気づかれていても
　不思議じゃないんだから。

ミレーユ「どんどん前に
　すすみましょう。

ミレーユ「いろいろ　思うところが
　あるだろうけど　いまは　ひたすら
　ムドー打倒のことを　考えてね！

ミレーユ「もっと　いろいろな
　ワナが　あるかもしれないから
　気をつけましょう。

ミレーユ「この　石像たちは
　何かを　まもっているのかしら？

ミレーユ「これから　私たちは
　明るい未来の　夢を見るのよ。

ミレーユ「待って！
ミレーユ「このトビラの　むこうには
　たぶん　魔王ムドーが
　まちかまえているはずよ。
チャモロ「うわさでは　ムドーは
　あやしげな　じゅつを
　つかうそうです。
ハッサン「ムドーのやつめ！
　今度は　この前のようには
　ゆかないぜっ！
ミレーユ「ついに　ここまで
　もどってきましたね。
ミレーユ「思えば　あの日いらい
　ずいぶん　長い夢を
　みさせられた気がします。
ミレーユ「しかし　夢の世界での
　経験は　けっして　ムダでは
　なかったはず！
ミレーユ「さあ　ゆきましょう！

ミレーユ「いったい　どこへ
　行こうと　しているの！？
　早く　魔王のところへ！

ハッサン「だ　だめだ……！
　これじゃ　あのときのように……！
ミレーユ「きゃっ！
チャモロ「うわっ！

▼ゲントの村
ミレーユ「私たち　がんばるからね
　おばあちゃん。