DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君
〜ゼシカ全台詞集〜


▼ゼシカの手紙
誰が この手紙を読んでいるのか
わからないけど もし私以外の誰かが
読んでいるのなら……
この手紙は 遺書だと思ってください。
きっと今ごろ 私はこの世にいないでしょう。
私は 東の塔に行きます。
サーベルト兄さんのカタキを討つまで
村には 戻りません。
お母さん。家訓を破っちゃって
ごめんなさい。だけど 家訓よりも
もっと大事なことがあると思うの。
私は 自分の信じた道を行きます。
こんな娘で 本当にごめんなさい。
あと ポルクとマルク。
ウソついちゃって ごめん。
私のこと 許してね。        ゼシカ

▼リーザス像の塔
ゼシカ「あんたたち……。
ゼシカ「とうとう現れたわね!
  リーザス像の瞳をねらって
  絶対に また現れると思ってたわ!
ゼシカ「兄さんを殺した盗賊め!
  兄さんと 同じ目に あわせてやる!

ゼシカ「盗賊だけあって
  さすがに すばしっこいわね!
  だけど 今度は逃がさないわよ!
ゼシカ「覚悟…しな……さ…い……。
    ま…待て…………。
    私だ…ゼシカ……。
  私の声が…わからないか……。
ゼシカ「サ…サーベルト兄さん……!?
  その呪文を 止めるんだ……。
      ゼシカ……。
私を殺したのは…この方たちではない……。
ゼシカ「と…止めろったって……。
ゼシカ「もう 止まんないわよっ!!

ゼシカ「サーベルト兄さん!?
  本当に サーベルト兄さんなの!?
   ああ 本当だとも……。
  …聞いてくれ…ゼシカ……。
 そして… そこにいる旅の方よ……。
    死の間際…… リーザス像は
我が魂のかけらを 預かってくださった……。
      この声も……
その魂のかけらのチカラで…放っている……。
  だから…もう……時間が…ない……。
    像の瞳を…見つめてくれ……。
  そこに…真実が……刻まれている……。
     さあ…急ぐんだ……。
    あの日……塔の扉が…
 開いていたことを……不審に思った私は…
  ひとりで…この塔の様子を見に来た…。
      そして…………。

       旅の方よ……。
リーザス像の記憶…見届けてくれたか……。
   私にも……なぜかは わからぬ。
    だが……リーザス像は……
そなたが来るのを…待っていたようだ……。
   願わくば…このリーザス像の
記憶が……そなたの…旅の助けになれば……。
    私も……むくわれる……。
      ゼシカよ……。
   これで…我が魂のかけらも
 役目を終えた……。お別れだ……。
ゼシカ「いやぁっ! どうすればいいの!?
  お願い…いかないでよ 兄さん……。
      ゼシカ……最後に…
   これだけは…伝えたかった……。
    ……この先も 母さんは
  お前に 手を焼くことだろう……。
    だが それでいい……。
  お前は 自分の信じた道を進め……。
  さよならだ……ゼシカ………………。

ゼシカは 泣き崩れている……。

ゼシカ「あ ねえ……。
ゼシカ「名前も わからないけど
  誤解しちゃって ごめん。
  今度 ゆっくり謝るから……。
ゼシカ「……だから もうしばらく
  ひとりで ここに いさせて……。
  ごめん。すこししたら 村に戻るから……。

▼リーザス村
アローザ「もう一度 聞きます。ゼシカ。
アローザ「あなたには 兄である
  サーベルトの死を 悼む気持ちは
  ないのですか。
ゼシカ「……またそれ?
  さっきから 何度も言ってるじゃない。
  悲しいに 決まってるでしょ。
ゼシカ「ただ 家訓家訓って言ってる
  お母さんとは 気持ちの整理のつけ方が
  違うだけ。私は 兄さんのカタキを討つの。
アローザ「カタキを…討つですって?
アローザ「ゼシカ!!
  バカを言うのも いい加減にしなさい!!
  あなたは 女でしょ!
アローザ「サーベルトだって そんなことを
  望んではいないはずよ! 今は静かに
  先祖の教えに従って 兄の死を悼みなさい!
ゼシカ「もう いい加減にしてほしいのは
  こっちよ!! 先祖の教えだの家訓だのって
  それが いったい何だっての!?
ゼシカ「どうせ 信じやしないだろうけど
  兄さんは 私に言ったわ!
  自分の信じた道を進め ってね。
ゼシカ「だから 私は どんなことがあっても
  絶対に 兄さんのカタキを討つわ。
  それが 自分の信じた道だもの。
アローザ「……………………。
アローザ「わかったわ。それほど言うなら
  好きなようにすればいいでしょう。
アローザ「……ただし。
アローザ「私は 今から あなたを
  アルバート家の一族とは認めません。
  この家から 出ておいきなさい。
ゼシカ「ええ 出ていきますとも。
  お母さんは ここで気が済むまで
  思う存分 引きこもってればいいわよ。

ゼシカ「ポルクッ! マルクッ!
  荷物を取ってくるから通して!

ゼシカ「ポルク。マルク。
  あんたたちのこと いろいろと
  利用しちゃって ごめんね。
ポルク「ゼシカ姉ちゃん……
  本当に 村を出ていっちゃうの?
ゼシカ「うん。だから これからは
  あんたたち ふたりが この村を守るのよ。
ゼシカ「サーベルト兄さんが
  よく言ってたわ。ポルクとマルクは 将来
  村を守る 立派な戦士になるだろうって。
マルク「えうえう……あうう〜……。
ゼシカ「ほら 泣かないの。
ゼシカ「さあ もうここの見張りは終了よ。
  これからは 外の見回りを よろしく。
ポルク「イ…イエッサー!!
マルク「あう〜……。

ゼシカ「それじゃあ 言われたとおりに
  出ていくわ! お世話になりました!
  ごきげんよう!

▼ポルトリンク
ゼシカ「もう いい加減に待てないわよ!
  さあ 今すぐ 船を出して!!
  私は 急いでるんだから!!
*「いくら ゼシカお嬢さまの頼みでも
  そればっかりは できねえでやす。
  海には 危険な魔物がいるので……。
ゼシカ「だから! そんなの
  私が退治するって言ってるでしょ!?
*「いやいや ゼシカお嬢さまに
  そんなことをさせたら 後で
  アルバート家から 何を言われるか……。
ゼシカ「う〜〜〜 話のわからない男ね。
ゼシカ「あ ちょうどよかった!
ゼシカ「塔で会った人よね?
  リーザス村で待っててって言ったのに
  どうして 待っててくれなかったの?
ゼシカ「私 ちゃんと謝りたかったのに。
  ……でも それは 今はいいわ。
ゼシカ「ちょっと 頼みたいことがあるの。
  一緒に 来てくれる?
ゼシカ「ねえねえ。その魔物を倒すのに
  私が 手を出さなきゃいいんでしょ?
*「へえ。そりゃあまあ……。
ゼシカ「だったら まかせて。
  魔物退治は この人が引き受けてくれるわ。
  ね? これなら オッケーよね?
*「へえ。そりゃまあ
  こっちも 魔物を倒してくれるなら
  願ったり叶ったりですから……。
ゼシカ「じゃあ 決まりね?
  ね? あなたも それでいいでしょ?
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「そうよね。                ゼシカ「もう なに言ってるの!?
  リーザス像が見せてくれた光景を          リーザス像が 見せてくれたものを
  私は一生 忘れないわ。              忘れたんじゃないでしょうね!?
ゼシカ「あのドルマゲスって男に          ゼシカ「あのドルマゲスが 南の大陸に
  いったい どんな目的があるのか。         渡ったって うわさなのよ!
  どうして兄さんをあんな目にあわせたのか……。 ゼシカ「定期船が出せなかったら
ゼシカ「世界の果てまで行っても            ドルマゲスを追えないじゃない。
  追いつめてやるわ! でも それにはまず      ね? 魔物退治を引き受けてくれるでしょ?
  航路の安全を 確保しなくっちゃね!
ゼシカ「でも 定期船の足止めをしてる
  魔物も きっと かなりの強敵よ。
  甘く見ず しっかり準備した方がいいかも。
ゼシカ「私は ここで待ってるから
  準備が終わったら 話し掛けてね。

ゼシカ「準備は終わったのね?
  だったら すぐに出発する?
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「じゃあ 出発よ。             ゼシカ「まだ準備があるの? だったら
  大急ぎで 船を出して!              あんまり のんびりしてられないから
*「イエッサーッ!!                 急いで 準備を整えてきて。
                         ゼシカ「準備が終わったら 私に
                           話し掛けてね。ここで待ってるから。

▼ポルトリンク(オセアーノン敗戦後)
ゼシカ「さっきは 不覚を取ったわね。
  あんなに 強い相手とは思わなかったわ。
ゼシカ「とにかく あいつを倒さなきゃ
  南の大陸には 行けないわ。
  じゃあ すぐに出発する?
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「じゃあ 出発よ。             ゼシカ「準備があるの? だったら
  大急ぎで 船を出して!              あんまり のんびりしてられないから
*「イエッサーッ!!                 急いで 準備を整えてきて。
                         ゼシカ「準備が終わったら 私に
                           話し掛けてね。ここで待ってるから。

▼海上
ゼシカ「思ったより 強いじゃない!
  正直 あんまり期待してなかったから
  ちょっと ビックリしたわ!
ゼシカ「そういえば 自己紹介が
  まだだったわね。私はゼシカ。
  ゼシカ・アルバートよ。
ゼシカ「あなたたちは なんていうの?
ヤンガス「アッシは ヤンガスでがす。
  こっちは アッシの親分である
  エイトの兄貴でげすよ。
ゼシカ「エイトに ヤンガスね?
  魔物を倒してくれて 改めて ありがと!
  これで ドルマゲスを追えるわ!
ゼシカ「じゃあ いろいろ準備もあるし
  一度 さっきの港町に戻りましょう。
  私 船を戻すように 言ってくるわ。

ゼシカ「あ そうだ。ねえねえ。
  エイトと ヤンガス。
ゼシカ「塔での約束 忘れてたわ。
  盗賊と まちがえちゃったこと
  ちゃんと謝らなきゃね。
ゼシカ「すんませんしたーっ。
ゼシカ「じゃ 言ってくるね。

▼ポルトリンク
ゼシカ「今ね 魔物を倒した お礼に
  次の出発は 私たちの都合に
  合わせてもらうよう お願いしてきたわ。
ゼシカ「エイトたちは
  この町で いろいろと準備があるでしょ?
  それを終えたら 戻ってきて。
ゼシカ「なるべく早く出発したいから
  できるだけ 急いでね。
  私は ここで待ってるから。

ゼシカ「あら? 早かったわね。
  もう 準備は終わったの?
  それじゃ もう出発する?
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「じゃあ 急いで出発よ。          ゼシカ「まだダメなの?
  ドルマゲスを 追わなくっちゃ!          だったら なるべく急いでね。
                           私は ここで待ってるから。

ゼシカ「遅かったわね。何やってたの?
  もう 準備は終わった?
  終わったんなら 早く行きましょ!
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「じゃあ 急いで出発よ。          ゼシカ「まだダメなの?
  ドルマゲスを 追わなくっちゃ!          だったら なるべく急いでね。
                           私は ここで待ってるから。

ゼシカ「あ そうだ! その前に……
  エイトたちに お願いがあるの。
ゼシカ「エイトたちも ドルマゲスを
  追ってるんでしょ? だったら
  旅の目的は 一緒なんだし……。
ゼシカ「私も エイトたちの
  仲間にしてくれない? こう見えても
  魔法使いのタマゴなの。きっと役に立つわ。
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「うん。きっと いい旅になるわ。      ゼシカ「やっぱりダメ? そうよね……。
  これから よろしくね!              そんなこと 簡単に決められないわよね。
ゼシカが 仲間に加わった!            ゼシカ「でも…… あいにくだけど 私は
ゼシカ「さあ それじゃ                一度 決めたら 絶対にそうしないと
  さっそく 出発しましょ!             気が済まない性格なのよね。
                         ゼシカ「だから エイトが何と言おうと
                           これからは 私も一緒に
                           旅をさせてもらうわよ。よろしくね!
                         ゼシカが 仲間に加わった!
                         ゼシカ「さあ それじゃ
                           さっそく 出発しましょ!

▼海上
ゼシカ「あ いたいた。
  こんな所にいたのね。
  男ふたりで なにやってたの?
ヤンガス「なにって アッシと兄貴は
  ただ 話をしてただけでげすよ。
ゼシカ「兄貴ねえ……?
  そういえば 聞きたかったんだけどさ。
ゼシカ「ふたりは いったい
  どういう関係なの? どう考えたって
  兄貴は 逆に思えるんだけど。
ヤンガス「よくぞ 聞いてくれたでげす!
ヤンガス「不肖ヤンガス エイトの兄貴の
  旅のお供をしてるのにゃあ 聞くも涙
  語るも涙の 壮大な物語があるでげすよ。
ゼシカ「へ…へえ……? じゃあ
  その辺から 適当に教えてくれる?
ヤンガス「いいともでげすよ。
  そう……あの日はたしか 夏の盛り……。
  遠くで セミが鳴いていたでげすよ。
ヤンガス「それまでの しがない山賊暮らしに
  いや気が差したアッシは 足を洗おうと
  住み慣れた町を 捨てたでげす。
ヤンガス「ところが この風体のせいか
  どこに行っても山賊と恐れられ
  人間らしい扱いを されなかったでげすよ。
ヤンガス「やがて カネも底を尽き
  空腹にも たえかねたアッシは
  結局 山賊に戻ることを決めたでがす。
    エイトの兄貴に出会ったのは
  ちょうど そんな頃でがしたね……。

ゼシカ「……ふーん。そんなことが
  あったのね。で それのどこが
  聞くも涙 語るも涙の 壮大な物語なの?
ヤンガス「い…いや!
  話は まだ終わりじゃないでげすよ!
ヤンガス「ここからが 重要でげす。
  それからも アッシは 真人間としての
  いろんなことを 兄貴に教わったでげすよ。
ゼシカ「……あー もういいわ。
  続きは また今度お願いするわ。
  私 ちょっと風に当たってくる。
ヤンガス「やっぱり アッシと兄貴の
  兄弟仁義は しょせん 男同士にしか
  理解できない話でがしたかね。
ヤンガス「まあ いいでがすよ。

ゼシカ「あら エイト。
  あ それとも私も エイトの兄貴って
  呼んだ方が いいのかしら?
【はい】                     【いいえ】
ゼシカ「あはは。冗談よ。             ゼシカ「あはは。冗談よ。
  そんなふうに呼ぶ ガラじゃないもの。       そんなふうに呼ぶ ガラじゃないもの。
ゼシカ「……今ね 海を見ながら          ゼシカ「……今ね 海を見ながら
  ドルマゲスのことを考えてたのよ。         ドルマゲスのことを考えてたのよ。
ゼシカ「どうして ドルマゲスは          ゼシカ「どうして ドルマゲスは
  南の大陸に わたったのかしらね?         南の大陸に わたったのかしらね?
ゼシカ「南の大陸で これから           ゼシカ「南の大陸で これから
  何が待ち受けているか……それを考えると      何が待ち受けているか……それを考えると
  なんだか 胸がドキドキするわ。          なんだか 胸がドキドキするわ。

▼船着き場
ゼシカ「ドルマゲスを追いつめるのに
  どのくらいかかるか わからないけど
  とにかく くじけずに行きましょ。
ゼシカ「できれば あんまり
  グズグズしたくないんだけどね。

▼船着き場(再開時)
ゼシカ「さて……ドルマゲスは
  こっちの大陸に着いてから どこに
  向かったのかしらね……。
ゼシカ「……ん? その
  めずらしいものを見るような顔は なに?
  まさか 私のこと忘れちゃったとか……。
ゼシカ「な〜んちゃって。
  私のこと 忘れるわけないよね。
  改めて これから よろしくね!

▼フィールド
ゼシカ「ぼやぼやしちゃ いられないわ。
  あいつはどこ? ドルマゲスは!
  早く 探しに行きましょう!

▼フィールド(トラペッタ)
ゼシカ「リーザス村の周辺よりも
  この辺りの方が 魔物は弱いのね。
  これって 発見だわ。

▼トラペッタ
ゼシカ「占い師ルイネロのウワサは
  リーザス村にいたころから 聞いてたわ。
ゼシカ「天才的な占い師だってウワサと
  デタラメばかりのホラ吹きだってウワサが
  あったんだけど……。
ゼシカ「エイトたちの話を聞いて
  ようやく 納得がいったわ。
  そんなワケが あったのね。

▼滝の洞窟
ゼシカ「洞くつの中に 滝が流れてるなんて
  なかなか 神秘的なところね。
ゼシカ「たしか この洞くつの奥の滝には
  滝の主が 住んでるって聞いたわ。
  きっと 神秘的な姿をしてるんでしょうね。

▼滝の上の一軒家
ゼシカ「外からだと 見晴らしもいいし
  ステキな建物に 見えたんだけど
  中に入ると けっこう せまいのね。
ゼシカ「おまけに 住んでるのがアレ?
  ……もう 幻滅のきわみだわ。

ゼシカ「赤い木なんて めずらしいわね。
  ……うん。それを見るだけでも
  行く価値はあるわ。
ゼシカ「ついでに その道具袋を
  ひろってきてあげても いいんじゃない?
  さあ 赤い木を探しましょうよ!

▼フィールド(赤い木)
ゼシカ「男のどうぐぶくろって……。
  何が入ってるのかは 考えたくないわね。
  なんだか においそうだし……。

▼滝の上の一軒家
ゼシカ「そういえば 道具袋を取ってきたら
  お礼をくれるって話だったわね。
ゼシカ「ここまで 登ったり 下りたり
  けっこう 苦労したんだから
  それなりのモノを 期待したいとこよね。

ゼシカ「このチーズって あの人が
  作ったのかしら……?
ゼシカ「……やっぱり このチーズは
  全部 トーポ君にあげるべきだと思うわ。
ゼシカ「少なくとも 私は 食べないわよ!
  おなか痛くなったら イヤだもの。

▼フィールド(リーザス村)
ゼシカ「なになに!?
  なんで こっちの大陸に
  戻ってきてるのよ?
ゼシカ「もうーっ。
  ドルマゲスを 追うんでしょ?
  すぐに南の大陸に 戻るわよっ!

▼リーザス村
ゼシカ「……わざわざ この村に
  何の用か知らないけど 用なら
  さっさと 済ませてよね。

ポルク「あっ ゼシカ姉ちゃんだ!
  帰ってきたってことは……。
ゼシカ「ごめんね ポルク。
  今日は ちょっと立ち寄っただけで
  また すぐに行かなくちゃならないの。
ゼシカ「サーベルト兄さんのカタキは……
  ちょっとずつ 近づいてはいるけど
  まだ 討ててないわ。
ポルク「いいよっ! ゼシカ姉ちゃんが
  納得して戻ってくるまで 用心棒の役目
  きっちり果たしながら 待ってるよ!
ポルク「ゼシカ姉ちゃんが
  戻ってくるころには きっと
  おいらとマルクは もう一人前だよ!!

*「おや ゼシカお嬢さま。
  サーベルトぼっちゃんのカタキを討つまで
  帰らないんでは なかったですかな?
ゼシカ「そのはずだったんだけど……
  ちょっとね。今は ひとりで
  旅をしてるわけじゃないから。
*「まあ なんでも構いません。
  アローザ奥さまに きちんと
  ごあいさつだけは していくのですぞ。

*「あっ ゼシカお姉ちゃん!
  魔法を 教えてくれるって言ったのに
  出ていっちゃうなんて ひどいよ〜!!
ゼシカ「だから 言ったでしょ?
  最初は メラから練習しなさいって。
  ちゃんと 使えるようになったの?
*「……え〜とね。わたし メラよりも
  モシャスを 使えるようになりたいなあ。
ゼシカ「ダーメ。
  基本が しっかりしてないと どんな呪文も
  ちゃんとマスター できないわよ。
*「ふわぁ〜い。

*「ひゃあっ! ゼシカお嬢さま!
  よくぞ お戻りくださいましたっ!!
*「今日は 奥さまと一緒に ご飯を
  食べていってくださるんですよね?
  私 ウデに よりをかけますよっ!
ゼシカ「う〜ん……。ごめん。
  ゆっくりと ご飯を食べていくほど
  時間がないのよ。
*「そ…そうですかあ……。
  残念ですけど 仕方ありませんね。

アローザ「ゼ…ゼシカ!?
  いつ戻ったのです!?
ゼシカ「つい さっきよ。だけど
  また すぐに行かなくちゃいけないの。
ゼシカ「サーベルト兄さんのカタキ討ちが
  まだ終わってないの。だから えっと……
ゼシカ「心配かけちゃったりとか
  いろいろ ごめんなさい。
アローザ「………………。
アローザ「……もういいわ。
  あなたの気が済むまで
  好きなようになさい。
アローザ「けれど 気が済んだなら
  必ず この村に戻ってくるのよ。

▼リーザス像の塔
ゼシカ「……ここに来るのは
  まだちょっと 勘弁してよね。

▼ポルトリンク
ゼシカ「大みえ切って 家を出たんだもん。
  サーベルト兄さんのカタキを討つまで
  絶対に 家には帰れないわよ。
ゼシカ「だから 用があるとき以外は
  なるべく リーザス村には
  近づきたくないの。お願いね。

▼船着き場
ゼシカ「船着場になんか来て
  まさか もう北の大陸に戻るつもり?
ゼシカ「南の大陸は 広いんだから
  もっと こっちの大陸を探しましょうよ!


[マイエラ修道院〜] >
[スットン共和国] / [国連G対策センター] / DQ8ゼシカ全台詞集(ゼシカの手紙〜)