DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君
〜ゼシカ全台詞集〜


▼フィールド
ゼシカ「このドレス 似合ってる?
  こつこつ おこづかいを貯めて
  こっそり買ったのよ。
ゼシカ「ずっと 動きやすい服が
  欲しかったんだけど
  お母さんが 買ってくれなかったの。
ゼシカ「あなたは アルバート家の
  大事な娘なのだから
  はしたない格好はいけません って。
ゼシカ「ほんっと わかってないんだから!

トロデ王「街道には どうやら
  ドルマゲスの行方を知る者は
  いなさそうじゃな。
ゼシカ「やみくもに歩いても 仕方ないわ。
  町とか 村とか 人の多い場所で
  話を 聞きましょう。
トロデ王「よし!!
  エイト ミーティア! 出発するぞ!

▼川沿いの民家
ゼシカ「このへんは 東のお城の
  領地ってことになるわけね。
  私 ぜんぜん知らなかった。
ゼシカ「王様……どんな人かしら?
  私 王様って まだ一度も
  会ったことがないのよ。
ゼシカ「え? トロデ王を忘れるなって?
  うーん。そ そういえば。
  そうなのよねえ……そう見えないけど。

▼フィールド
ゼシカ「今日は めずらしく
  ククールも トロデ王も
  あんまり しゃべらないわね。
ゼシカ「静かでいいけど ちょっと
  ひょうし抜け しちゃうわ。

▼願いの丘
ゼシカ「こんな所に 来て
  いったい 何のつもり?
ゼシカ「時々 エイトって
  わからないこと するわよね。

▼アスカンタ城
ゼシカ「みんなの 暗い顔……
  あの 喪服……。
ゼシカ「いやなこと 思い出しちゃう。
  なんだか……なんだか ちょっとだけ
  兄さんのこと……。
ヤンガス「……ゼシカ。そ その。
  なんて言ったらいいか……
ヤンガス「……あー! だから女は
  苦手なんでがす!!

▼アスカンタ城(夜)
ゼシカ「あー イライラする!
ゼシカ「大の男が なによ!?
  王妃様が亡くなったの もう2年も
  前なんでしょ! それをウジウジと!
ゼシカ「そりゃ……私だって
  サーベルト兄さんが死んだ時は
  すごく 悲しかったけど……。
ククール「ま 家族と 最愛の妻とじゃ
  いろいろ違うって事さ。
ククール「そのうち 恋をすればわかる。
  ……どう? 教えてやろうか?
ゼシカ「けっ・こ・う・で・す!!

ゼシカ「あの キラみたいに
  私と 同じぐらいの年でも
  働かなきゃ ならない子もいるのね。
ゼシカ「しかも 家族の元を離れて
  2年間も ずっと……なんて。
  きっと さみしいだろうな。
ゼシカ「ねえ エイト。
  キラが あんなに一生懸命なんだよ。
  あの子のチカラに なってあげよう。

▼アスカンタ城(再開時)
ゼシカ「アスカンタの王様が
  ふさぎこんでしまった原因は
  王妃様が 亡くなったから……か。
ゼシカ「気持ちは わからないでも
  ないけど……困りものね。
ゼシカ「王様づきのメイドの キラは
  おとぎ話を信じて なんでも願いが叶う
  方法を 試したいって言ってるけど……
ゼシカ「でも 本当なのかな?
  とりあえず 橋の側に住んでる
  キラのおばあちゃんに 聞くしかないわね。

▼フィールド
ゼシカ「……勘 なんだけど。
  ちょっとした 女の勘。
トロデ王「む? いきなり
  何の話をしておるのじゃ?
ゼシカ「あれだけ 尽くすっていうのは
  ただの働き者ってだけじゃ
  ないわよね。うん! 絶対そう!
トロデ王「だから さっきから
  何の話をしておるのじゃ!?
ゼシカ「もう! うるさいわね!
  王様は だまっててよ!!
トロデ王「……理不尽じゃ。

▼川沿いの民家
ゼシカ「あの男の人 誰かしら?
  まさか キラのお兄さん?
  にしては似てないわね。
ゼシカ「まあ いいわ。
  それより キラのおばあさんに
  おとぎ話のことを 聞かなくちゃ。

ゼシカ「おばあさんは 信じてないけど
  私……ふしぎな丘の話 気になる。
  本当のことだよ。きっと。
ゼシカ「それに キラの願いをかなえる方法。
  他には みつからないもの。
  ダメでもともとよ。行ってみよう。ね!

▼フィールド
ゼシカ「ねえ エイト。このごろ
  ずいぶん月が 大きく見えない?
  満月が近いせいかな?
ゼシカ「そういえば まあるいお月様は
  みんなの願いをかなえてくれるって話
  子供の頃 聞いたことある。
ゼシカ「ただの 昔話だろうけどね。

▼アスカンタ城
ゼシカ「……私 どうしても
  おばあさんの言ってた丘のこと
  気になるの。
ゼシカ「なんとなく 呼ばれてるような
  不思議な感じが ずっとしてる。
  最初に 話を聞いた時から。
ゼシカ「ねえ エイト。
  行ってみようよ。

▼願いの丘
ゼシカ「……っ。……。
ゼシカ「何してるかって?
  つばを 飲んでるのよ。
  高い所は 耳がつーんってなるから。
ゼシカ「こうすると 楽になるの。
  知らなかった?

ゼシカ「……この気配!
ゼシカ「魔法だわ……。
  この丘と 満月。なにか強い
  魔法のチカラを感じる。
ゼシカ「ほら あの壁を見て。
  あの形……。
  あそこに 何かあるはずよ。
ゼシカ「わかるの。
  私たち ここにいなきゃ。
  今 丘を下りては いけない。

▼月の世界
ゼシカ「これ 現実……?
  私たち 夢を見てるの……?
ゼシカ「なんだか……絵本の世界に
  来たみたいな感じ。
  ……すごい…わ……。

ゼシカ「物には 記憶が……?
  過ぎた日の 夢をみてる……。
ゼシカ「リーザス像の塔で見た
  あの光景も もしかして
  そういうこと…だったのかしら。

▼アスカンタ城
ゼシカ「ここ…お城よね!?
  これも あの人のチカラなの?
ゼシカ「……みんな 眠ってる。
  あのハープで 眠らせたの?

ゼシカ「サーベルト兄さんのこと
  なんだか 思い出しちゃったわ。
  そうね 胸の中に きっと……。

ゼシカ「……昨日の夜から 全部
  まるで 夢を見てたみたい。
ゼシカ「でも よかった。
  王様も やっと元気になったし。
  それに……。
ゼシカ「死んだ王妃様にも……
  会えたし…ね。
ゼシカ「そうね 会いたい。
  あんなふうに サーベルト兄さんに。
ゼシカ「……でも 今はまだダメなの。
  今は まだ 私 笑えない。
ゼシカ「ドルマゲスを倒して カタキを討って
  そしたら……きっと 笑えるの。
  兄さんに 安心してもらえる。
ゼシカ「だから 今はいいの。
  もし あの不思議な人 イシュマウリが
  会わせてくれる って言ってもね。

▼アスカンタ城(再開時)
ゼシカ「ずっと喪に服していた
  アスカンタも これで 普通の暮らしが
  できるようになったわね。
ゼシカ「メイドのキラも お休みを
  もらえたそうだし。
  めでたし めでたしだわ。
ゼシカ「……さあ。
  ドルマゲスを追う旅を続けましょう!


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