DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君
〜ゼシカ全台詞集〜
▼フィールド(三角谷)
ゼシカ「この辺の魔物は なんだか
今までとは ちょっと違うみたい……。
気をつけていきましょ。
▼三角谷
ゼシカ「……トロデ王。
なんだか 異常に うれしそうね。
まあ 気持ちは わかるけど……。
ゼシカ「こんな機会 めったにないし
ここは トロデ王に先導してもらいましょ。
ゼシカ「チェルス……。
その名前を聞くと 胸が痛むわ……。
ゼシカ「私が もっと慎重に
行動してれば 彼を死なさずに
済んだのかもって……胸が痛むの。
▼三角谷(再開時)
ゼシカ「鳥になって 空を飛べるように
なったのは いいけど あの黒犬を
完全に 見失っちゃったわね。
ゼシカ「でも こないだ手に入れた
暗黒大樹の葉ってやつを使えば
あいつの居場所が わかるんでしょ?
ゼシカ「さあ あの黒犬を
追いつめるわよ! あいつには
個人的な恨みが たっぷりあるんだから!!
▼法皇の館
ゼシカ「……見つけた。
ゼシカ「行くわよ! あいつを倒す!
サーベルト兄さんの……みんなのカタキ
今こそ 討ってやる!
▼サヴェッラ大聖堂
ゼシカ「肌が ピリピリする。
邪悪な魔法の気配が このあたりを
包んでいるわ……。
ゼシカ「気をつけて。
ここから先は 慎重に進まなきゃダメ。
もう…失敗は 許されないのよ。
▼フィールド(サヴェッラ大聖堂)
ゼシカ「ちょっと どういうこと!?
あいつは すぐ目の前なのよ!
早くしなきゃ また誰か死ぬわ!!
ゼシカ「……お願い 急いで……。
▼フィールド
ゼシカ「わかるの。あいつは 強いわ。
あの黒犬には 暗黒神そのものが
乗り移ってる……。
ゼシカ「はんぱな覚悟じゃダメよ。
腕に自信がないなら 死に物ぐるいで
強くなって。それから挑まないと。
ゼシカ「ここまできて 私たちに
負けは 許されないんだからね。
▼法皇の館
ゼシカ「みんなで チカラを合わせれば
きっと 暗黒神なんかに 負けない。
……そうよね? エイト。
ゼシカ「絶対 みんなであいつを倒して
みんな 無事に生き延びること。
約束。ねっ?
▼サヴェッラ大聖堂(魔犬レオパルド敗戦時)
ゼシカ「悔しくて 悔しくて
身体の震えが 止まらないわ。
悔しさと あいつへの憎しみで……。
ゼシカ「もう 負けない。
負けるわけには いかないの。
黒犬を 倒さなきゃ……!
▼煉獄島
ゼシカ「……ねえ エイト。
私たち これから
どうなっちゃうのかしら……。
ゼシカ「今度こそ ラプソーンを
止められるはずだったわ。
それなのに……。
ゼシカ「……おはよう。
よく眠れた? 私は ぜんぜんダメ。
ゼシカ「ねえ エイト。私たち
これから どうなるのかな。
地上は どうなってるのかな……。
ゼシカ「あれから どうなったのかな。
黒犬は倒したけど あの杖は……。
ゼシカ「まさか……とは 思うけど
また 同じことの繰り返しなの?
ゼシカ「法皇様が 亡くなられたのは
……たぶん あの杖。
ラプソーンのしわざよ。
ゼシカ「ねえ エイト?
これって……もしかして 最後の賢者も
死んじゃった…って ことだよね……。
ニノ大司教「痛い 痛い 痛い!
ニノ大司教「だれか 助けてくれ!
腹が…… 腹が 痛くてたまらん!
ヤンガス「ニノのおっさん!
どうしちまったんでいっ!?
ゼシカ「おじいさんが 死んじゃうわ!
助けてー!
ニノ大司教「わ わしの大事な
黄金のロザリオが……!
ううっ 腹が痛いっ! 腹の中に……!
ヤンガス「まさか おっさん!
その 黄金のロザリオとやらが
腹ん中に あるんでげすかい!?
ニノ大司教「そうじゃ! わしは 大事な
黄金のロザリオを 飲み込んだのじゃ!
ニノ大司教「この煉獄島に 連れてこられる時
取り上げられてはならぬと こっそり
胃袋の中に 隠して……イテテテテッ!
ニノ大司教「イテテッ!!
はっ 腹に ロザリオが……
黄金のロザリオが ささって 痛い!!
*「なにぃ!
黄金のロザリオだとぉ!?
*「ようようよう。じいさん。
ずいぶん 苦しそうじゃねえか。
*「じいさんの腹を 痛めつけてる
いけないロザリオが 出てくるまで
俺達が 看病してやるよ。
*「クックック。
他にも いけないモンがねえか
身体検査も バッチリな。
ニノ大司教「あ ありがとう……。
なんと 優しい方々じゃ。
ありがとう ありがとう。
ニノ大司教「ひとつ 看病のついでに
お願いがあるのだが……。
*「おうおう。いいぜ。
なんでも言ってみな。
ニノ大司教「ついでに しばらく
眠っておっては くれんかな?
間抜けな 看守どもよ。
*「て てめぇ 何しやが……!?
*「うわああああああっ!!!
ヤンガス「なんで 動かねえんだ!
こりゃ どうなってるんでげす!?
ゼシカ「……そうだ。
たしか 見張りの交代の時は
あそこのレバーを 動かしてたわ。
ゼシカ「誰かが 残って
あのレバーを操作しないと
地上には 戻れない。
ヤンガス「エイトの兄貴のためだ!
ここは アッシが……
ニノ大司教「いや 待て。
わしが残る。
ヤンガス「ニノのおっさん!
みんなで 逃げないでどうすんでがす!?
ヤンガス「それに 看守どもが起きたら
あんたじゃ 太刀打ちできねえでげすよ!
ニノ大司教「……わしは どうせ
この煉獄島から 逃げ出したところで
すぐに 教会の者どもに見つかってしまう。
ニノ大司教「ここは わしが引き受けた。
だから……。
ニノ大司教「エイトよ。
頼む。わしにかわって 法皇様の
死の原因を つきとめてくれ。
ニノ大司教「わしは 法皇様の死の
真相が 知りたいのだ!
ヤンガス「ニノのおっさん!!
ニノ大司教「頼んだぞ エイト……!!
ニノ大司教「わしに 構うな!
お前たちは 早く地上をめざせ!!
ニノ大司教「必ずや わしにかわって
法皇様の 死の真相を……!!
ニノ大司教「目が覚めたか 間抜けどもめ。
ロザリオなぞ 嘘っぱちじゃ。
残念だったな。
ニノ大司教「……さあ。覚悟はできておる。
煮るなり焼くなり 好きにすればいい。
▼海上
ゼシカ「最後の賢者は 死んだ。
なのに 変だと思わない?
世界は静かすぎるわ……。
ゼシカ「なにか……とてつもなく
大変なことが 今 起きている。
そんな気がするの……。
▼サヴェッラ大聖堂
ゼシカ「あの杖は……たぶん
今は マルチェロの手にあるわ。
感じるの。ぼんやりとだけど。
ゼシカ「でも ここにはいないわ。
ここじゃない。もっと遠く……そう。
もっと 遠くにいるの。
▼聖地ゴルド
ゼシカ「マルチェロは あの神殿の中ね!
行きましょう! 早く杖を取り戻すの!
でないと……でないと……?
ゼシカ「何が…起きるんだろ。
でも わかるの。恐ろしいのよ。
止めないと 大変なことになる。
▼サヴェッラ大聖堂(再開時)
ゼシカ「聖地ゴルドの神殿にいるマルチェロも
まさか 私たちが 煉獄島から
脱獄したとは 思いもよらないでしょうね。
ゼシカ「いいえ 今のあいつは
杖に 操られてるのね。
聖地ゴルドにいるのは ラプソーン。
ゼシカ「奴の狙いは わからない。
でも これが最後のチャンスだわ。
ゼシカ「今度こそ ラプソーンを倒して
あの杖を奪わなきゃ。
さあ 聖地ゴルドの神殿へ!
▼サヴェッラ大聖堂(マルチェロ敗戦時)
ゼシカ「何度 あいつに負けたって
私 あきらめない。
絶対にあきらめないんだから!
ゼシカ「エイト! 行くわよ。
もういちど 聖地ゴルドの神殿へ。
暗黒神ラプソーンを 倒すの!
▼聖地ゴルド
マルチェロ「……なん…の……
つもり…だ……?
放…せ…!!
マルチェロ「貴様等が…邪魔を……
しな…ければ 暗黒神のチカラ……
我が手に…できたのだ……。
マルチェロ「だが…望みは…ついえた……。
すべ…て 終わった…のだ……。
マルチェロ「さあ…! 放せ…!!
貴様…なぞに……
助けられて…たまる…か……!
ククール「……死なせないさ。
ククール「虫ケラみたいに嫌ってた弟に
情けをかけられ あんたは
みじめに 生き延びるんだ。
ククール「好き放題やって
そのまま 死のうなんて許さない。
マルチェロ「このうえ……生き恥を
さらせ……だと?
貴様……!!
ククール「…………。
ククール「……10年以上 前だよな。
身よりがなくなったオレが
初めて修道院に来た あの日。
ククール「最初に まともに話したのが
あんただった。
ククール「家族も 家もなくなって
ひとりっきりで……修道院にも
誰も 知り合いがいなくて……。
ククール「最初に会った あんたは
でも 優しかったんだ。
はじめの あの時だけ。
ククール「オレが誰か 知ってからは
手のひらを返すように 冷たくなったけど
それでも……
ククール「……それでも オレは。
忘れたことは なかったよ。
マルチェロ「……いつか……
私を 助けた…こと……
後悔…するぞ……。
ククール「……好きに すればいいさ。
また なにかしでかす気なら
何度だって 止めてやる。
マルチェロ「…………。
ククール「これ…あんたの
聖堂騎士団の 指輪か……?
マルチェロ「貴様に くれてやる。
……もう 私には無縁のものだ。
ゼシカ「……ねえ ククール。
ゼシカ「放っといていいの?
あんな ひどいケガしてるのに。
ねえってば!
ククール「…………。
ゼシカ「わからないわ。
死にそうなケガしてるなら ちゃんと
手当してもらえばいいじゃない!
ゼシカ「……もう いないものは
しょうがないけどさ。
ゼシカ「私たちの した事って
結局……ぜんぶ 裏目に出たのかな。
賢者の末裔も死んで ラプソーンも……。
ゼシカ「……聖地ゴルドも 神殿も
ぜんぶ 壊れちゃったね。
ゼシカ「ラプソーンに……私たち
ほんとに 勝てるのかなあ?
▼フィールド(聖地ゴルド)
ゼシカ「……なんにもないね。
なくなっちゃった。町も 神殿も。
ゼシカ「このあと……みんな
何を信じていくんだろう。
聖なる女神像が 暗黒神だったなんて。
▼トラペッタ(再開時)
ゼシカ「7人の賢者の命を 奪い
聖地ゴルドの女神像を壊して
ラプソーンは 真の復活をとげた……。
ゼシカ「女神像の中に 封じられていた
本当の身体を 手に入れてしまった。
そして……今は 空の上にいるわ。
ゼシカ「聖地ゴルドは 廃墟になったわ。
たくさんの人が死んだ。
でも くじけてちゃダメ。
ゼシカ「ラプソーンを 止められるのは
私たちだけなんだから。
行こう。空の上へ。戦おう。
▼フィールド(リーザス村)
ゼシカ「……思えば ずいぶんと
遠くまで来たなあって感じがするわ。
ゼシカ「あっ もちろん
距離のことじゃないわよ。だって ここ
リーザス村から 近いじゃない。
▼リーザス村
ゼシカ「……不思議なんだけど
どんなに久しぶりに来ても この村を
懐かしいとは 思えないのよね。
ゼシカ「他の人には なれないから
わからないけど 故郷って
そういうものなのかな?
ポルク「ゼ…ゼシカ姉ちゃん!?
いったい 何が起こってるのっ!?
ゼシカ「暗黒神ラプソーンっていう
悪の化身が この世界に復活したの。
こないだ空が燃えたのも そいつの仕業よ。
ポルク「あ…悪の化身!?
そ…そんなやつがいたら
この世界は どうなっちゃうのっ!?
ゼシカ「心配いらないわ。私たちが
これから そいつを倒しにいくんだもの。
ゼシカ「あいつが サーベルト兄さんの
カタキなの。さんざん 逃げられたけど
これで やっと追いつめたのよ。
ポルク「サーベルト兄ちゃんのカタキ……。
ポルク「ゼシカ姉ちゃんっ!!
だったら おいらも 何か手伝うよっ!
何か できることない!?
ゼシカ「うん。手伝って。
ゼシカ「悪の化身は 私たちが必ず倒すから
村のみんなが 不安にならないように
マルクとふたりで みんなを勇気づけて。
ゼシカ「そしたら 私たちは
あんなやつに 絶対に負けないからね!
ポルク「わ…わかったよっ!!
ポルク「おいら ゼシカ姉ちゃんのこと
ホントのホントに信じてる!!
だから 絶対に負けちゃダメだよっ!!
アローザ「ゼ…ゼシカ!?
帰ってきたのね……。
アローザ「空が燃え上がるのを
あなたも 見たわね?
あれは 世界が破滅する予兆なのです。
アローザ「すべては ご先祖さまの
お教えの通りだったわ。ゼシカ……。
もう反発しあうのは やめましょう。
アローザ「どうせ みんな死ぬのです。
私たちも そろそろ
サーベルトの所へ 行くことになるわ……。
ゼシカ「もう〜っ!! なんでそう
すぐに あきらめちゃうかなっ!
ゼシカ「私はまだ サーベルト兄さんの所へ
行くつもりなんかないわ!
悪いけど お母さんも行かせないわよ!
ゼシカ「私は戦うの。戦って 絶対に
この世界を 救ってやるんだから!
アローザ「………………。
アローザ「……きっと あなたも
サーベルトも お父さまに似たのね……。
アローザ「好きになさい ゼシカ。
私には 何もできないけれど
あなたのことを信じて 待っているわ。
▼リーザス像の塔
ゼシカ「ちょっとっ!!
こんな時に リーザス像参りって
どういうつもり?
ゼシカ「私たち 今まで
自分たちの実力で来たんでしょ?
神頼みなんて しなかったじゃない!
▼エジェウスの石碑
ゼシカ「あの石碑を 残した人は
ここまで 自力で登ってきたのかしら?
▼ポルトリンク
ゼシカ「世界が こんな時だってのに
定期船は 動いてるのね……。
ゼシカ「ホントに 海の男って
おおらかっていうか のんきっていうか……
そういうの キライじゃないけど。
▼船着き場
ゼシカ「私が エイトの仲間になって
最初に来たのが この船着場だったね。
ゼシカ「って 今 そんなことに
浸ってる場合じゃなかったか。
▼フィールド(船着き場)
ゼシカ「はじめて この大陸に来た時は
まさか こんな大ごとになるだなんて
思ってもみなかったわ。
ゼシカ「それに こんなにエイトと
仲良くなるとも 思ってなかった。
不思議ね……。
▼マイエラ修道院
ゼシカ「今でも たまに思うの。
最初に ドルマゲスと会った ここで
ラプソーンを倒せていたら……って。
ゼシカ「仮定の話なんて 意味ないよね。
でも 目の前で殺された人たちのこと
考えると 眠れない時もあるの。
▼ドニの町
ゼシカ「あんまりさあ 思い出の場所とか
いろいろ回るのって 好きじゃないよ。
なんか……最後って感じがして。
ゼシカ「私たちは 勝つんだから。
ラプソーンに勝って 平和になって
それから みんなで旅しようよ。ね?
▼旧修道院跡地
ゼシカ「……ねえ 戻ろうよ。
ここには もう用はないでしょ?
▼フィールド(アスカンタ)
ゼシカ「小さい頃は 自分の住んでる
リーザス村が 世界のすべてだったわ。
ゼシカ「みんなと旅をして 世界を巡って
裏側の世界とか ヤバげな所まで
いろいろ知っちゃって……。
ゼシカ「こうして 人は
大人になっていくものなのね。
▼川沿いの民家
ゼシカ「キラは まだお城にいるのね。
おじいさんと おばあさん
心配でしょうね……。
▼願いの丘
ゼシカ「そりゃ 山に登れば
少しは ラプソーンのあの城に
近づけるかもしれないけど……。
ゼシカ「あのね 私たち レティスに
空を飛べるチカラをもらったのよ?
もしかして 忘れちゃったの?
ゼシカ「やっぱり 月影の窓は
ここには現れないのね……。
ゼシカ「あの時のこと……ほんと
夢の中の 出来事みたいだった。
でも 本当なんだよね?
▼アスカンタ城
ゼシカ「お城の兵隊さんも 王様も
それぞれ みんな 自分にできる事を
やろうとしてるわ。
ゼシカ「私たちは……その思いに応えて
絶対 勝たなきゃいけない。
あいつに……ラプソーンに……。
▼モグラのアジト
ゼシカ「……そうか 高いのか……。
ゼシカ「ん? なんでもないわよ?
▼フィールド(パルミド)
ゼシカ「ラプソーンとの戦いの前に
この辺りに 立ち寄ったのは
ヤンガスのためってわけ?
【はい】 【いいえ】
ゼシカ「やっぱりね! ゼシカ「あら ちがったの?
エイトなら そうだと思ってたわ。 まあ どっちにしても ヤンガスが
ホント 弟分思いよね。 喜んでるなら いいんだけどさ。
▼パルミド
ゼシカ「この町の人たちは
いつもと変わらない様子ね。
ゼシカ「空が 赤くなったくらいじゃ
動じないってこと?
まったく 図太い人たちだわ。
ゼシカ「今から ラプソーンと戦おうって時に
よく カジノで 遊ぶ気になるわね。
ゼシカ「……まあ いいわ。
それくらい 根性が すわってなきゃ
暗黒神なんかとは 戦えないわよね。
▼女盗賊のアジト
ゼシカ「ラプソーンとの戦いを前に
今までの旅で 出会った人たちを
訪ねて歩く気なの?
ゼシカ「……もし それが 最後に
ひと目 会っておこうなんてつもりなら
そんな後ろ向きなこと やめてよ!
ゼシカ「私は ラプソーンを倒して
全員 無事に帰ってくるつもりなんだから!
ゼシカ「ゲルダさん 私たちが
ラプソーンと戦ってることを
知ってたんだ……。
ゼシカ「さすが 一流の盗賊は
世の中の動きに 通じてるものなのね。
まったく 感心しちゃうわ。
▼剣士像の洞窟
ゼシカ「えーと……?
今 この洞くつに来ることに
何の意味が あるのかしら?
ゼシカ「今は ラプソーンが復活した
大変な時なのよ!
あなた ことの重大さを わかってるの!?
▼フィールド(サヴェッラ大聖堂)
ゼシカ「まだ みんな法皇様が
亡くなられたこと 悲しんでるのね。
空気が すごく重たい……。
ゼシカ「いいこと 起こさないとね。
みんなの気分が ぱーっと明るくなる
そんないいこと。がんばろうね。
トロデ王「法皇様 どうぞ 我らを。
トロデーン国の勇敢なる兵士たちを
お守りください……。
ククール「だから オレはあんたの
家臣になった覚えはねぇってば!
ヤンガス「アッシだって エイトの
兄貴の子分なだけで
おっさんの兵隊じゃねぇでがす!
ゼシカ「私は 行きがかり上
いっしょに 行動してるだけよ!
トロデ王「ちょっとばかし まとめて
祈っただけじゃ!
まったく 近頃の若いもんはっ。
▼法皇の館
ゼシカ「大事な人が 死んだとき
そのままいっしょに死にたいって
思う人も いるのかもしれないね。
ゼシカ「でも 私は違う。
死んだ人のぶんも いっぱいいっぱい
幸せに 生きていきたいの。
ゼシカ「だから……がんばろう。
やっつけようね ラプソーン。
▼フィールド(ベルガラック)
ゼシカ「兄さんのカタキさえ討てば
すべてが終わると 思っていたころが
遠い昔のように 感じられるわ。
ゼシカ「でも じっさい 私たちの旅は
ラプソーンを倒さないかぎり
終わらないのよね。
▼ベルガラック
ゼシカ「カジノがやってるところを見ると
オーナーになって以来 フォーグとユッケは
順調にやってるようね。
ゼシカ「大王イカと 町の人が
水遊びをしているようにも
見えるんだけど 気のせい?
ゼシカ「倒しておいて なんだけど
あの大王イカ……ひょっとしたら
いい大王イカだったかもしれないわ。
ゼシカ「でも あいつ 人間の言葉を
まるで 分かっていないようだったから
交渉の余地はなかったけどね……。
ゼシカ「世界中の町や城でも
ベルガラックみたいに 魔物が
侵入したりしてるのかしら……。
ククール「ラプソーンが復活してから
魔物も 日々 狂暴になってるから
どこでも起こりえることかもな。
ヤンガス「やっぱ ラプソーンが命令して
魔物どもを 派遣してるんでがすかねえ。
ククール「いや それはないだろ。
ヤツには 部下がいないっぽいからな。
人徳がねーんだよ ヤツにはさ。
ゼシカ「私たちが倒した 大王イカって
ラプソーンが この町に送り込んだ
刺客だったのかもしれないわ……。
ゼシカ「って そんなわけないか。
あんなのが 刺客だったとしたら
ラプソーンも 意外と お茶目なヤツよね。
ゼシカ「えーと ギャンブルにおぼれるのは
いけないことだと思うわ。
ゼシカ「ギャンブルで 身を持ち崩して
借金取りの猛攻で 家庭崩壊っていう
悲惨きわまりない話も聞くしね。
ゼシカ「だけど ビンゴゲームくらいなら
やってもいいかな。中で働いてる
ホイミスライムが かわいいし。
▼ベルガラック(フォーグ・ユッケの依頼を受けてない場合)
ゼシカ「いま思えば ラプソーンが
ここで ギャリングを殺したのも
狙ってやったことだったのね。
ゼシカ「当時は ドルマゲスが無差別に
人を殺しているぐらいにしか
思えなかったけど……。
▼ベルガラック(フォーグ放置時)
ゼシカ「砂漠の炎天下のもとで フォーグが
ひとりぼっちで 待ちぼうけていた姿を
今から 想像してみるわね。
ゼシカ「うっ うう……。
ゼシカ「なんだというの!?
この胸をさすような 罪悪感は……。
▼ベルガラック(ユッケ放置時)
ゼシカ「砂漠の炎天下のもとで ユッケが
ひとりぼっちで 待ちぼうけていた姿を
今から 想像してみるわね。
ゼシカ「うっ うう……。
ゼシカ「なんだというの!?
この胸をさすような 罪悪感は……。
▼なぞの石碑
ゼシカ「もしも 鳥になるチカラを
得られなかったら 絶対に この場所に
立つことは できなかったわよね?
ゼシカ「世界には まだ他にも
こういう場所が あるのかしら……。
▼フィールド(ふしぎな泉)
ゼシカ「トロデ王と 姫様の呪いが
いまだに解けないのは 呪いをかけた
暗黒神が健在だからだわ。
ゼシカ「暗黒神さえ 倒してしまえば
ふたりは きっと元の姿に戻れる。
ゼシカ「そしたら ミーティア姫だって
わざわざ ふしぎな泉へ
通う必要もなくなるはずよ。
▼ふしぎな泉
ゼシカ「ここに来て のんびりしてると
世界に危機が おとずれていることとか
忘れそうになるわ。
ゼシカ「もちろん くつろいでるヒマなんて
今はないんだって 分かってるけど。
▼隠者の家
ゼシカ「ここの おじいさんはさ
太陽の鏡の 復活のさせ方だって
知ってるくらいの 物知りじゃない?
ゼシカ「だったら ラプソーンの弱点くらい
知ってるかもしれないわよ!
ゼシカ「って いくらなんでも
それは期待しすぎよね。
ククール「ラプソーンが復活してから
世界中の魔物どもが 以前より
さらに狂暴になっただろ。
ククール「ここに住んでる魔物も 狂暴化して
じいさんに おそいかかるんじゃないかと
オレは ひそかに心配してたんだ。
ヤンガス「そういう可能性もあったでげすな。
ともあれ 白骨死体と化した じいさんが
目の前に 転がってなくて良かったでがす。
ゼシカ「魔物に食い殺されたら
骨も残らないと思うわ。
ヤンガス「うへえ。
▼フィールド(サザンビーク)
ゼシカ「この辺に来ると チャゴス王子に
さんざん ふり回されたことを
思い出して ブルーになるわ。
▼商人のテント(夜)
ゼシカ「さっき 抱き合ってたのが
小さな男の子だったら かわいらしくて
見ていて ほほえましかったけど……。
ゼシカ「いいオトナが 男どうしで
抱き合うのって うげーって感じよね。
しかも おどろかされたくらいでさ。
▼サザンビーク城
ゼシカ「バザーが終わった町なみを
眺めてると チャゴス王子と 旅したのが
とても昔のことのように 思えるわ。
ゼシカ「んー なんだか 時の流れを
感じるわ。あれから そんなに
経ってるわけじゃないけど……。
ゼシカ「クラビウス王は チャゴス王子が
王者の儀式で インチキしたことを
まだ しかってないのかもね。
ゼシカ「ひょっとしたら クラビウス王は
王子を しかり飛ばす 絶好の機会を
狙っているのかもしれないわ。
ゼシカ「私が思うに 大臣は
仕事がイヤになって どこかに
雲隠れしてるんだわ。
ゼシカ「チャゴス王子といい 大臣といい
サザンビークは イヤなことから
逃げ出す人が多い 土地柄のようね。
ゼシカ「これだけ 大きな屋敷に
昼間っから メイドひとりいないなんて
なんだか妙ね……。
▼トロルの迷宮
ゼシカ「鏡が 入り口だったから
きれいな場所に 通じているかと思いきや
こんな うす汚いところに出てくるとはね。
ゼシカ「まあ せっかく来たんだから
すみずみ 歩いてみましょうよ。
ゼシカ「ボストロールが 鏡から出てきて
屋敷にいる大臣を さらったのか
それとも……。
ゼシカ「大臣たちが 鏡の中に入って
うろついていたところを ボストロールに
つかまってしまったのか……うーん?
▼サザンビーク城
ゼシカ「そういえば この国の大臣が
魔物に つかまったまんまだったわ!
ゼシカ「かわいそうだから
助けに行ってあげましょうよ。
ゼシカ「2階の鏡から 大臣たちが
つかまっている部屋に
行けたんじゃなかったっけ?
▼トロルの迷宮(ボストロール敗戦時)
ゼシカ「急ぎましょう!
はやく ボストロールを倒さないと
大臣たちが 食べられてしまうわ。
▼トロルの迷宮
ゼシカ「思えば 大臣の一家も
気の毒だったわね。
ゼシカ「だって 寝室の鏡が
ボストロールの巣につながってるなんて
普通じゃ ありえないことよ。
▼サザンビーク城
ゼシカ「城も町も 一見ふつうに見えるけど
私たちの目の 届かないところで 着々と
滅びの道を 歩んでるのかもしれない。
ゼシカ「そして 滅びへの歩みを
止めるには ラプソーンを倒す以外
手だてはないの。
ゼシカ「だから 早くラプソーンを
倒しに行かないと マズイわよ。
▼フィールド(王家の山)
ゼシカ「王家の山にいる
アルゴリザードは 人間のにおいが苦手で
人に近づかないのよね?
ゼシカ「なら アルゴリザードだけは
いくら狂暴化しても 人間に
おそってこないってことよね。
▼王家の山
ゼシカ「頂上でキャンプした 翌朝
チャゴス王子が ミーティア姫に乗って
ロデオをやったのを 覚えてる?
ゼシカ「あのとき 私 確信したわ。
あんな男と結婚しても ミーティア姫は
絶対に しあわせになれないって。
トロデ王「…………。
▼フィールド(闇の遺跡)
ゼシカ「ラプソーンと戦おうとしてる
今では ドルマゲス個人への怒りは
消えつつあるわ。
ゼシカ「ヤツへの恨みや憎しみは
ぜんぶ ラプソーンに向かってるしね。
▼闇の遺跡
ゼシカ「かつて こんな神殿を
建ててまで 暗黒神の復活を
願っていた人たちがいたのね……。
ゼシカ「その人たちは 暗黒神が
復活したら 幸せになれるとでも
信じていたのかしら?
▼フィールド(竜骨の迷宮)
ゼシカ「砂漠って 一見して 生き物が
存在しない場所に見えるけど じっさい
いろんな生き物が 生きてるのよね。
ゼシカ「でも ラプソーンが この世界を
滅ぼせば 魔物以外は 生きていけない
暗黒の世界になってしまうと思う……。
▼竜骨の迷宮
ゼシカ「この迷宮が 竜の骨だらけなのは
竜の死に場所だったからかな?
ゼシカ「自分の死期をさとった竜が
ひっそりと 迷宮の奥ふかくで
死んでいくのかもね……。
▼フィールド(リブルアーチ)
ゼシカ「……もしも 暗黒神を
倒したら 私たちも
七賢者みたく 伝説になれるのかな?
ゼシカ「……ん? よく考えたら
七賢者って 全然 伝説になってないね。
……ってことは 私たちも ダメかあ。
▼リブルアーチ
ゼシカ「サーベルト兄さんと……
チェルスさんの カタキ。
そう ふたりのカタキを討つのよ。
▼ライドンの塔
ゼシカ「私が ああいうふうに
杖の運び手になるって すべて
暗黒神の計画通りだったのかしら……。
ゼシカ「そうじゃないって
思いたいけど……もしもそうだったら
私 絶対に 暗黒神を許さないわ!
▼フィールド(オークニス)
ゼシカ「ブルブルブル……。
何でも いいから 早く 移動しましょ!
ゼシカ「このまま ここにいたら
私 ラプソーンと戦う前に
凍死しちゃうわ……。
▼メディばあさんの家
ゼシカ「ここで 戦ったのが
つい この間のことなんて ウソみたいね。
ゼシカ「あれから いろいろなことがあって
なんだか もう ずっと昔のことのような
気さえするわ。
ゼシカ「ここの遺跡を作った賢者は
暗黒神復活の危機を 予感していて
例の石碑を 残してくれたのね。
ゼシカ「それなのに 私たちは
賢者の期待に 応えることができず
アイツを復活させてしまった……。
ゼシカ「……でも まだ 世界が
滅ぼされたわけじゃないわ。
今からでも きっと 間に合うはずよ!
▼オークニス
ゼシカ「この人里はなれた雪国の町にも
何か 異変が起こっていることは
伝わってるみたいね。
ゼシカ「何となく 町の中に
不安と緊張が はりつめてるみたい。
あなたも そう思うでしょ?
ククール「この町の のんきな連中が
暗黒神ラプソーンの復活……世界の危機を
知ったら どうなるかな?
ククール「クックックッ……。
つい 好奇心が 首をもたげてきて
クチが すべりそうになるぜ。
ゼシカ「そう思うなら ぶっちゃけてみれば?
大丈夫よ。誰も あんたの軽そうなクチから
出てきた言葉なんて 信じないから。
ククール「そりゃないぜ ゼシカさんよ〜。
▼薬草園の洞窟
ゼシカ「こんなこと言うのも
バカバカしいけど 一応 言っておくわ。
ゼシカ「この洞くつに ラプソーンは
いないんだからね!
ゼシカ「……エイトの行動って
ときどき ホントに ワケがわかんないわ!
▼海賊の洞窟
ゼシカ「この洞くつで 光の海図を
見つけたおかげで レティスに出会い
空を飛べるようになったのよね。
ゼシカ「ラプソーンと 何とか戦えるのも
空飛ぶチカラを 得たおかげだし
キャプテン・クロウには 感謝しなくちゃ。
▼フィールド(レティシア)
ゼシカ「もし 神鳥のたましいがなかったら
復活したラプソーンの元へ 行くことも
できないのよね。
ゼシカ「本当に 空を飛べて よかったわ。
やっぱり 神鳥レティスは
暗黒神ラプソーンの天敵なのね。
▼レティシア
ゼシカ「レティシアの人たちなら
もう少し 落ち着いて 今の事態を
むかえているかと思ったんだけど……。
ゼシカ「妙に ざわついてて
ここも 他の町と 変わりないみたい。
ゼシカ「むしろ 中途半端に
事情に通じてるせいで かえって
混乱してるんじゃないかしら?
▼神鳥の巣
ゼシカ「せっかくの 空飛ぶチカラで
わざわざ こんな所に来なくても
いいと思うんだけど……。
ゼシカ「今は まず あの空飛ぶ城へ行って
復活したラプソーンを倒すのが
先決なんじゃないの!?
▼フィールド(闇のレティシア)
ゼシカ「せっかく 闇の世界に来ても
この島の中からは 出られないから
つまらないわね。
ゼシカ「この島の外に 広大な世界が
広がっているのを 想像すると
ドキドキしてくるんだけどなあ……。
▼闇のレティシア
ゼシカ「ラプソーンが 復活しても
とりあえず 闇の世界には 問題ないんだし
わざわざ 来ることもないんじゃない?
ゼシカ「それよりも 光の世界が心配だわ。
早く 戻って ラプソーンを倒すことに
専念しましょうよ!
▼フィールド(三角谷)
ゼシカ「いつかは わからないけど
私たちの旅が終わる日が
いつか 来るのかしらね?
ゼシカ「それって 普通に考えれば
悪いことじゃないんだろうけど
ちょっと寂しいね……。
▼三角谷
ゼシカ「暗黒神 ラプソーン……。
たったひとつの存在が この世界の
すべての命を おびやかしてる……。
ゼシカ「……あ なんか
ムカムカしてきた。
▼煉獄島
ゼシカ「もし 私たちがラプソーンに
負けたら……世界中が
この煉獄島みたいになるのかもね。
ゼシカ「看守のかわりに 魔物がいて
みんな 死ぬまで苦しめられるの。
……こわいね。
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