▼フィールド
ククール「ドルマゲスの野郎は
　　行く先々で　人を殺してるだろ？
ククール「てことはさ　この地方の
　　町とか城でも　同じことをやらかす
　　可能性が高いかもな……。

▼海辺の教会
ククール「こういう　はなれた場所にある
　　教会ってのは　頼めば誰でも
　　ただで　泊めてくれるもんなんだ。
ククール「金に困ったときなんか
　　とっても便利だぜ。

ククール「ドルマゲスが　向かったのは
　　ベルガラックだそうだな。
ククール「あの町は　カジノで
　　有名な町なんだぜ。そんなとこに　ヤツは
　　いったい　何をしに行ったんだ？

▼フィールド
ククール「ドルマゲスの野郎……。
　　ちゃんと　教会で聞いた　情報どおり
　　ベルガラックにいてくれよぉ。
ククール「もし　まだヤツがいりゃあ
　　その場で　修道院長のカタキを討って
　　オレも　お役ごめんだぜ。
ククール「修道院長の　カタキ討ちが
　　オレに下された　命令だからな。

▼ベルガラック
ククール「ドルマゲスが　ここに
　　来たっていう情報が　たしかなら
　　もう　こっちのもんだ。
ククール「もし　ヤツが　すでに
　　ここを去っていても　聞き込みをすりゃ
　　その後の足取りくらい　つかめるしな。
ククール「修道院長の　カタキ討ちも
　　思ったより　はやく　すみそうだぜ。

ゼシカ「ドルマゲスって　いったい
　　何者なのかしら？　悪人であって
　　善人でないのは　確かでしょうけど……。
ヤンガス「ああ見えても　じつは
　　すごい慈善家だったりしたら
　　それこそ　びっくりでがすなぁ。
ククール「ははっ　人殺しの慈善家か。
　　そいつは　けっさくだねぇ。
ククール「人殺しをする裏で　孤児院に
　　毎年　多額の寄付をする　意外な
　　一面を持っていたりってかい？
ゼシカ「バッカじゃないの！
　　あいつは　ただの冷酷非情な人殺しよ。
　　それ以外の　何者でもないわ！

ククール「ドルマゲスに追っ手が
　　差し向けられたようだが　オレは
　　追っ手の安全の方が　心配だね。
ククール「なんにしても　これ以上
　　犠牲者は　増やしたくねえよな。

▼フィールド
ククール「ドルマゲスが　向かった先には
　　ワナがしかけられてるかもしれない……。
ヤンガス「待ち伏せしている　魔物が
　　歓迎パーティーでもしてくれるとか？
　　へへっ　受けて立つでがすよ。
ゼシカ「そうね。
　　クラッカーとか鳴らして　お祝いされたり
　　花束なんか　わたされたりしてね。
ククール「ちゃかすなよ。
　　頼むから　まじめに考えてくれ……。

ククール「ドルマゲスに　親を殺され
　　ふたりきりになった　兄妹ってのは
　　いったい　どんなヤツらなんだろうな。
ククール「もし　仲の良い兄妹なら
　　大丈夫だろうが　兄妹仲が悪ければ
　　その後の人生　かなりヒサンだぜ……。

▼フィールド(闇の遺跡)
ククール「人の話で　ドルマゲスが
　　この島に向かったって聞いても
　　いまいち　信用できないんだよな。
ククール「だって　そうだろ？　オレたちは
　　船まで手に入れて　ドルマゲスの野郎を
　　はるばる　追ってきたんだ。
ククール「だから　自分の目で
　　見たものしか　信じられないぜ。

ククール「どうやら　オレたち以外にも
　　ドルマゲスを追って　この不毛の島に
　　来ている連中が　いるようだが……。
ククール「さっさと　ドルマゲスを
　　探しにいきゃいいのに　連中
　　こんな所で　何をグズグズしてるんだ？

▼闇の遺跡
ククール「遺跡の中に　入るとき
　　ドルマゲスの野郎　こっちを見て
　　笑っていやがったな。
ククール「こりゃあ　何かあると見たぜ。
　　遺跡の中に入るんなら　それなりに
　　覚悟しておいた方が　よさそうだ。

ククール「ただひとつ　はっきりしてるのは
　　今の状態では　何度トライしても
　　時間のムダだということだな。

ククール「もっともらしいこと言ってたが
　　結局　あいつら　ドルマゲスが怖くて
　　本気で　戦う気なんてないんじゃないか？
ククール「……まあ　それは
　　正しい判断だったわけだけどな。
ククール「もし　あいつらが
　　ドルマゲスに　戦いを挑んでいたりしたら
　　今ごろ　生きちゃいなかったろうからな。

▼フィールド
ククール「おいおい　どーすんだよ？
　　オレたちの旅も　ここまでか？
ククール「王族ほど　ケチで　がめつい
　　生き物は　この世にいないんだぜ。
ククール「そんな連中から　家宝である
　　品を借りるなんて　絶対ムリだよ。
　　盗み取るしかないんじゃねーの。

ヤンガス「今さらでがすが　ホントに
　　ドルマゲスを倒せば　馬姫さまと
　　おっさんは　元に戻るんでがしょうか？
ククール「元に戻る以前にだな
　　ふたりが　本当にトロデーンの王と
　　姫だってことが　いまだに信じられんよ。
ゼシカ「そうね。ひょっとしたら　私たちは
　　かつがれてるのかもしれないわ。
　　トロデ王とエイトの　壮大な妄想に！
トロデ王「バカ言ってないで　さっさと
　　サザンビークへ行くぞい。

ククール「うーん　気になるなぁ。
　　どうでもいいことだが　気になる。
ククール「この船は　いったい
　　なんて名前なんだろう。操舵輪にでも
　　名前が書いてねえかな？

▼ラパンハウス
ククール「せっかく　坂を登ってきたのに
　　美人がいそうな気配が　これっぽっちも
　　感じられないな。建物も　悪趣味だし。
ククール「さっさと用を済ませようぜ。
　　こんな所に　長居するのはごめんだ。

ククール「そういや　キラーパンサーに
　　乗らせてくれるとか言ってたな。
ククール「きっと　便利なんだろうが
　　キラーパンサーってところがな……。
　　正直　ちょっと気が進まないな。

▼ラパンハウス(深き眠りの粉使用後)
ククール「あの　ラパンって　おっさん
　　礼をするとか　言ってたよな。
ククール「ひょっとしたら　ゼシカ用の
　　きわどい服でも　くれるかもしれないぜ？
　　結構　スケベそうな顔してたしな。

ククール「あの手この手で　寄付を迫る
　　修道院の連中のやり方を見てるからな。
　　オレは　ちょっとだけイヤな予感がするぜ。
ククール「友の会だなんていって　これから
　　寄付だ　お布施だと　ガツガツ　カネを
　　むしられるんじゃなきゃいいんだがな。

▼ラパンハウス(バウムレンの鈴使用後)
ククール「キラーパンサーも
　　悪くはないが　できれば　白馬とかに乗る
　　存在で　ありたかったぜ。

▼ベルガラック
ククール「オレの　死んだオヤジは
　　ギャンブル好きの　どうしようもない
　　男だったと　兄貴から聞いた。
ククール「生前のオヤジは　なんども
　　この町に　遊びにきてたのかな……。

▼隠者の家
ククール「魔物しか　住んでいないなんて
　　ずいぶん　怪しい家だな。

▼ふしぎな泉
ククール「かわいそうに……姫様は
　　すっかり　落ち込んじまったようだ。
ククール「さあ　出番だぜ　エイト。
　　姫様に　なぐさめの言葉の　ひとつでも
　　かけてやるんだな。

ククール「姫様の呪いを　完全に解くには
　　ドルマゲスの野郎を　この世から
　　ほうむり去るしかなさそうだな。

▼フィールド
ククール「元に戻った　姿を見てしまうと
　　いつもは馬だから　気にもしなかった姫様を
　　みょうに意識しちまうぜ。
ククール「あの馬ヅラですら　今のオレの
　　瞳には　プリティーに映ってしまう。

▼隠者の家
ククール「魔物と暮らしたいがために
　　こんな　人里はなれた所で
　　暮らしてんのかねぇ？