▼フレノール
アリーナ「なんだか　すごいさわぎね。
　　面白そうだわ！

アリーナ「ひとまずは　宿屋に
　　行ってみましょうよ。ねっ？

アリーナ「サントハイムの
　　お姫さまが……って
　　どういうことなの！？

アリーナ「ちょっと　話が
　　おかしくなって来たわね。
アリーナ「とにかく　宿屋へ
　　行ってみましょう！

アリーナ「洞くつ！
　　ステキな　ひびき……。
　　行ってみたいわ。ねえねえ！

アリーナ「犬ねえ……。
　　どの犬が　この子の犬なのか
　　わからないわ。

アリーナ「私のことじゃないと
　　わかっては　いるけど
　　ちょっと　腹がたつわね。

アリーナ「もしかして　私の
　　にせ者が　いるってこと？
　　……面白そう！

アリーナ「この宿ね。
　　にせのお姫さまが　いるのは。
アリーナ「いいこと？　私たちは
　　ただの旅人として　その
　　にせの姫に　会うのよ！

アリーナ「悪者が　女の子をっ！
　　早く　助けないと！！

アリーナ「なんてこと……。
　　早く　後を追いかけましょう！
　　ほら　かけ足よ！

アリーナ「あの子……心配だわ。
アリーナ「私が　つかまったんなら
　　悪者をぶちのめして　すぐに
　　帰って来るんだけど　あの子は……。

アリーナ「私の　目の前で
　　女の子を　さらうだなんて
　　いいどきょうだわ。
アリーナ「あいつら　ぜったいに
　　見つけだして　泣いてあやまるまで
　　とっちめてやる！

アリーナ「あの子　メイって言うのね。
　　今ごろ　どうしてるかしら。
　　心配だわ……。

アリーナ「町の人たちも　ずいぶん
　　不安になってるみたいね。
　　早く　助けなきゃ！

アリーナ「あの子……。
　　今ごろ　どうしてるのかしら。

アリーナ「どんな理由があろうと
　　女の子を　さらうなんて
　　許せないわ！

アリーナ「黄金の腕輪！？
　　そんなものの　ために
　　あの子を　さらったの！？
アリーナ「……しかたないわ。
　　何とかして　黄金の腕輪を
　　手にいれましょう。

アリーナ「黄金の腕輪は　洞くつね！
　　さあ　急いで行きましょう！

▼フィールド
アリーナ「急いで！
　　黄金の腕輪を　手に入れて
　　あの子を　助けなきゃ！

アリーナ「腕輪を渡す時が　勝負ね。
　　悪党たち　見てなさい。
　　ぜったい泣かせてやるから！

アリーナ「絶対　悪党たちから
　　あの女の子を　助けてみせる。
　　いいわね！？

▼フレノール南の洞窟
アリーナ「洞くつなんて　今まで
　　物語の中でしか　知らなかったわ。
　　なんだか　ドキドキする……。

アリーナ「広いわね……。
　　迷わないように　気をつけなきゃ。
　　私に　ちゃんとついてきてね！

アリーナ「やったわ！
　　この黄金の腕輪を持って
　　町の墓場に　行けばいいのね！
アリーナ「そして　あいつら……
　　あの悪党たちを　こてんぱんに
　　やっつけてやるんだから！

アリーナ「黄金の腕輪って
　　いったい　何なのかしら？

アリーナ「グズグズしてられないわ。
　　早く　町に戻って
　　あの子を　助けなきゃ！

アリーナ「こんな事がなければ
　　もっとじっくりと　洞くつの中を
　　探険できたのに！
アリーナ「ああっ　くやしーい！
　　ますます　悪党たちが
　　ゆるせなくなってきたわ！

アリーナ「もっと　急いで！
　　早くしないと　あの子の命が
　　あぶないわ！！

▼フィールド
アリーナ「急いで　フレノールの町に
　　戻らないと！　早く　早く！

▼フレノール
アリーナ「とうとう　黄金の腕輪は
　　手に入れたわ。
　　あとは　夜を待って墓場へ。
アリーナ「そして　悪者たちから
　　あの子を　助けなくっちゃ！

アリーナ「封印をといて　腕輪を
　　持ってきてしまったけど
　　人の命には　かえられないわよね！

アリーナ「この子の犬のおかげで
　　なんとか　女の子を助けることが
　　できそうね。感謝しなきゃ。

アリーナ「黄金の腕輪のために
　　あの女の子は　さらわれた。
アリーナ「こんな　ありふれた腕輪。
　　どこが　ありがたいっていうの？
　　黄金なんて　めずらしくもない。

アリーナ「もうすぐ　メイを
　　助けてあげられるのね。
　　夜に　墓場。待ってらっしゃい！

▼フレノール(夜)
アリーナ「いよいよね……。
　　準備運動は　できた？
　　さあ　深呼吸して！
アリーナ「黄金の腕輪を持って
　　墓場へ行くわよ！

アリーナ「手紙を　渡されたのが
　　この子じゃなくて　犬でよかった！
　　何をされたか　わからないわ。

アリーナ「もう　墓場に
　　来てるかもしれないわ。
　　急いで行きましょう！

アリーナ「宿の人たちも　ずいぶん
　　責任を感じてるみたいね。
　　悪いのは　悪党たちなのに！

アリーナ「この扉から　外に出れば
　　やつらが　待っている墓場だわ。
　　気をひきしめて　いかなくちゃ。

▼フレノール(メイ救出後)
アリーナ「メイ　行っちゃったわね。
　　もう少し　話がしてみたかったな。

アリーナ「ああ〜っ！　くやしいっ！
　　ぜったい　あの時　悪者を
　　ギタギタにしてやりたかったのに！

アリーナ「この町の人たちって
　　いいことでも　悪いことでも
　　おおさわぎが　好きなのね。

アリーナ「さあ！　次は　どんな町が
　　私たちを　待ってるのかしら？

アリーナ「本物の　お姫さまも
　　ここに　いるんだけどな〜。
　　うふふっ　正体　バラしちゃう？

アリーナ「バザー？　砂漠？
　　面白そう！　行きましょ！

アリーナ「メイたち　やっぱり
　　いい人だったのね。
アリーナ「私たちの　にせ者だもの
　　当たり前か！

アリーナ「南の砂漠のバザー！
　　すてきなひびきね。
　　さっ　早く　行きましょう！

アリーナ「もう　過ぎたことは
　　気にしなくて　いいんじゃない？
　　考えすぎよ　みんな。
アリーナ「女の子は　助かったし
　　悩んだって　黄金の腕輪は
　　戻ってこないんだから。

▼フレノール(夜)
アリーナ「静かね……。
　　これが　ふつうなのかな？

アリーナ「あんな　おじいさんも
　　見たことが　あるなんて！
アリーナ「エンドールの武術大会！
　　出たーい！　見たーい！
　　エンドールに行きたーい！

▼フィールド
ブライ「アリーナ姫さま。
　　そろそろ　お城へ戻る決心を
　　なさいませ。
ブライ「フレノールでの一件も
　　ありましたし　これ以上
　　旅を続けるのは　危険です。
アリーナ「何　言ってるのよ。
　　私　また　ぐーんと
　　強くなったのよ！
アリーナ「ブライも　クリフトも
　　ちゃんと　守ってあげるわ。
　　心配しないで。

▼フレノール南の洞窟
アリーナ「もう　この洞くつじゃ
　　ぜんぜん　面白くないわ！
　　他の場所に　行きましょう！

▼エンドールへの旅の扉
アリーナ「何よ　何よ。
　　こっそり　通してくれても
　　いいのに！　わからずや！

▼サントハイム
アリーナ「ゴンじいねえ……。
　　ブライと　どっちが
　　おじいちゃんかしら？