●第5章
▼パデキアの洞窟
アリーナ「ここが　パデキアの種が
　　あるっていう　洞くつね！

アリーナ「あら　この扉
　　カギがかかってるわね。
　　……よーし！

アリーナ「てやーっ！！

アリーナ「さっ　扉は開いたわ。
　　行きましょう　みんな！

アリーナ「もしかして
　　あなたも　パデキアを？
　　でも　ごめんなさいね。
アリーナ「パデキアの種は
　　わたしたちが　いただくわ！

アリーナ「あれー！
　　ブライじゃないっ！？
アリーナ「いったい　どうしたのよ。
　　こんな所まで来るなんて？
アリーナ「え？　その人の仲間になって
　　あなたも　パデキアの種を？
アリーナ「ふーん。
　　なんだか　弱そうな人たちね。
　　まっ　心配は　いらないわ。
アリーナ「パデキアの種は
　　わたしたちが見つける。
　　クリフトは　わたしが助けるわ！

▼パデキアの洞窟(ブライのみで)
アリーナ「あれー！
　　ブライじゃないのっ！？
アリーナ「クリフトは平気なの？
　　いったい　どうしたのよ
　　こんな所まで来るなんて？
アリーナ「心配は　いらないわ。
アリーナ「パデキアの種は
　　わたしたちが見つける。
　　クリフトは　わたしが助けるわ！

▼ミントス(ブライのみで)
アリーナ「あら　ブライ！
　　ぶじに　戻ってきたのね！
アリーナ「結局　パデキアの根っこは
　　見つからなかったのよ。
　　ああ　どうしたら　いいかしら……。

アリーナ「あら　ブライ！
　　ぶじに　戻ってきたのね！
アリーナ「え！？　パデキアの根っこを
　　手に入れた！？
アリーナ「行っても　なかったから
　　もう　だめだって戻ってきたのに
　　ブライったら　やるじゃないの！
アリーナ「さあ　早く！
　　そのパデキアを　クリフトに！

アリーナ「まあ！　あなたたちが
　　パデキアの根っこを？
アリーナ「行っても　なかったから
　　もう　だめだって戻ってきたのに
　　ほんと　うれしいわ！
アリーナ「さあ　早く！
　　そのパデキアを　クリフトに！

クリフト「うーん……。
　　はっ！　姫さま！
アリーナ「良かった！
　　気がついたのね　クリフト！
クリフト「お恥ずかしい……。
　　姫さまを守るべき　わたしが
　　このような　ごめいわくを。
アリーナ「いいのよ　クリフト。
　　デスピサロを　さがす旅を
　　続けましょう！
ブライ「……そのことなのですが
　　姫さま。じつは……
アリーナ「え！？　なんですって！？
　　わたしたちのほかにも
　　デスピサロを　さがす人たちが！？
アリーナ「その人たちに
　　会ってみたいわ！
　　連れてきてくれない？

アリーナ「ブライから聞いたけど
　　レイも　デスピサロを
　　さがしてるんですって！？
クリフト「以前　勇者の住む村が
　　デスピサロに　滅ぼされたそうです。
　　もしや　レイどのが……。
アリーナ「まあ！　そうだったの！
　　じゃあ　一緒にさがしましょう。
　　旅は　多いほうが楽しいしね。

▼ミントス
クリフト「うーん……。
　　はっ！　姫さま！
アリーナ「良かった！
　　気がついたのね　クリフト！
クリフト「お恥ずかしい……。
　　姫さまを守るべき　わたしが
　　このような　ごめいわくを。
アリーナ「いいのよ　クリフト。
　　デスピサロを　さがす旅を
　　続けましょう！
レイ「…………！
アリーナ「どうかしたの？
アリーナ「……え？
　　レイも　デスピサロを！？
クリフト「以前　勇者の住む村が
　　デスピサロに　滅ぼされたそうです。
　　もしや　レイどのが……。
アリーナ「まあ！　そうだったの！
　　じゃあ　一緒にさがしましょう。
　　旅は　多いほうが楽しいしね。

▼フィールド
アリーナ「こんなたくさんの人数で
　　旅をするなんて　初めてよ。
　　うふふっ　たのしーい！

アリーナ「今のところ　この中で
　　わたしより強そうな人は……
　　うん！　いないわ。

▼ミントス
アリーナ「結局　またブライや
　　クリフトと一緒なのね。
　　あーあ　つまんないのー。

アリーナ「女の友だちって　わたし
　　ふたりが　初めてだわ！
　　うれしいっ。

アリーナ「今度　船に乗る時は
　　絶対　マストのてっぺんまで
　　登るんだから！
アリーナ「うふふっ　楽しみ！

アリーナ「…………。
アリーナ「ごめん！
　　わたし　こういうの苦手！
　　相談されても　困るのよっ。

アリーナ「なあに　あの人？
　　みんなの　知り合いなの？

アリーナ「ライアンって　どこかで
　　聞いたことが　あるような……。
　　うーん　気のせいかしら？

アリーナ「宝　あるところに
　　必ず　魔物あり！
　　戦いは　わたしにまかせてね！

▼ミントス(夜)
アリーナ「夜に　旅立つの？
　　いいわよ。夜は魔物も元気だし！
　　とっても　楽しいわよね。

アリーナ「外で眠るのって
　　気持ちがいいのかしら？
　　一度　試してみたいわね。

アリーナ「海なんて　一人だって
　　見られるじゃない。
　　何　言ってるのかしら？

アリーナ「あの　ホフマンって人
　　働き者ってことは　きっと
　　体力も　あるわよね。
アリーナ「えっ？　いっしょに旅を？
　　いいなあ　その頃に会ったら
　　ちからくらべが　できたのに！

▼ミントス東の旅の扉
アリーナ「せまいし　天井も低いし
　　これじゃ　思いっきり
　　体を　動かせないじゃない！

▼ソレッタ
アリーナ「この国の人たちって
　　けっこう　いい身体してるのよ。
　　畑仕事してるせいかしら？

アリーナ「あの時は　見事に
　　先をこされちゃったのよね。
　　くやしかったなー。

アリーナ「ほーんと　パデキアを
　　手に入れるのには　ずいぶん
　　苦労したわよね。
アリーナ「……なーんて！
　　種を見つけたのは
　　わたしじゃ　ないけどねっ。

アリーナ「ソレッタ王を見てたら
　　お父さまを　思いだしちゃった。
　　……ご無事なのかしら。

アリーナ「あの後　洞くつで連れてた
　　3人の男たちは　どこへ行ったかって？
アリーナ「あの人たち　足が遅いのよ。
　　ミントスに戻る途中の　どこかで
　　置いてきちゃったわ。

▼ソレッタ(夜)
アリーナ「ねえ見て　あの空！
　　星がすごくきれいよ。
　　うわあ　たくさん見える！
アリーナ「家の明かりが　少ないと
　　こんなに　星が見えるのね。
　　知らなかったわ。