▼スタンシアラ
アリーナ「イカダに　乗るくらいなら
　　およいで移動した方が　はやいわ。
　　わたしなら　絶対そうするけどな。

アリーナ「デートのときって
　　歌をうたうものなの？
　　わたし　聞いたことないわ。

アリーナ「わたし　王さまと戦って
　　勝ってっていうなら　自信あるけど
　　笑わせるのは　むずかしいわね。

アリーナ「誰かに　先をこされると
　　いけない。はやく　王さまを笑わせて
　　かぶとを手に入れましょう！

クリフト「姫さま　お気をたしかに。
　　お父上や城の者は　きっと　どこかで
　　生きているはずです。
アリーナ「ありがとう　クリフト……。

ブライ「間が悪いのう。
　　姫さまの前で　サントハイムのことを
　　くちにするとは……。
アリーナ「ブライ　わたしは大丈夫よ。
　　お父さまや　みんなは　絶対に
　　生きてるって信じてるもの。

アリーナ「サントハイムのみんなは
　　わたしが　助け出してみせるわ。
　　絶対　あきらめないんだからっ！

▼スタンシアラ(夜)
アリーナ「わたしたちが　いるかぎり
　　世界は　滅んだりしないわ！

アリーナ「今の　苦しすぎて　わたし
　　しゃれだって　気づかなかったわ。
　　なんとなく　くやしい……。

▼モンバーバラ(夜)
アリーナ「わたしもステージの上で
　　目立ってみたいわ。でも　わたし
　　踊ったりできないしなぁ。

アリーナ「あー　気持ちよかった！
　　何も　できなかったけど　みんな
　　よろこんでくれたみたいだし。

▼フィールド
アリーナ「パノンも戦えるみたいね！
　　あたしとパノン　どっちが強いか
　　チカラくらべをしてみたいわ。

▼スタンシアラ
アリーナ「ここまで来たら　パノンの
　　チカラを信じるしかないわね。

アリーナ「わたしの　お父さまも
　　立派なひとだけど　この国の王も
　　同じくらい　立派だわ。

アリーナ「パノンなら　大丈夫よ！
　　けっこう強かったし　旅のとちゅうで
　　魔物にやられたりしないわ。

▼バトランド
アリーナ「バトランドは　戦士の国って
　　言われるくらいだから　きっと
　　王宮の戦士は　強いんでしょうね。
アリーナ「いいな〜。
　　サントハイムの兵士じゃ
　　練習相手に　なんないのよね。

アリーナ「会いたがってるんだから
　　ライアンを　連れてきてあげたら
　　いいんじゃないかしら？

アリーナ「ふ〜ん。あの鉄格子の扉を
　　パカパカ　開けられるなんて
　　きっと　気持ちいいでしょうね。

アリーナ「戦うのが　苦手なんじゃ
　　わたしたちと　旅するのは
　　つらいんじゃないの？
アリーナ「時には　冷たくするのも
　　優しさだと思うわよ。

アリーナ「戦士が　多いんだから
　　どこかに　訓練場くらい
　　ないのかしら？

アリーナ「黄金の腕輪って
　　あのフレノールの事件の時の？
アリーナ「う〜ん。
　　これは　何か　裏が　ありそうね。

アリーナ「竜の神さまって
　　やっぱり　強いのかしら？
　　一度　手合わせしてみたいわ！

アリーナ「神さまが　おどろくなんて
　　どれくらい　強いのかしら？
　　一度　戦ってみたいわ！

アリーナ「わたし　マグマの杖が
　　サントハイムの宝だったなんて
　　ぜんぜん　知らなかったわ。

アリーナ「女だけの城なんて
　　かっこいいわね。
　　ちょっと　あこがれちゃうな。

▼バトランド(マグマの杖を持ってない場合)
アリーナ「わたしは　マグマの杖なんて
　　聞いたことないわ。
　　本当に　サントハイムにあるの？

アリーナ「あたしのコブシで
　　その岩を　くだけないかしら？
アリーナ「……わかってるわ。
　　いくらなんでも　そんなこと
　　ムリに決まってるわよね。

▼イムルへの洞窟
アリーナ「この洞くつには
　　強い魔物の気配は　感じないわ。
　　他の場所へ　行きましょ！

アリーナ「あの人　こんな所で
　　何やってるのかしら？
アリーナ「弱い魔物と　戦って
　　剣の修行をしてるのかな？

▼イムル
アリーナ「この村では　前に
　　子どもさらいの事件が
　　あったんですってね。
アリーナ「子どもをさらうなんて
　　許せない！　わたしなら　犯人を
　　コテンパンにしてやるわ。

アリーナ「魔物退治だったら
　　堅苦しい　お城の戦士なんかに
　　ならなくても　できるのに。
アリーナ「武闘家になって
　　素手で　魔物と戦う方が
　　かっこいいと　思うんだけどな。

アリーナ「なんだか　かわいそうね。
　　仕方ないから　わたしたちだけでも
　　ここに　泊まってあげましょうよ。

▼イムル(夜)
アリーナ「兄妹って　いいわね。
　　わたし　ひとりっ子だから
　　お兄ちゃんが　ほしかったな。
クリフト「姫さま。さびしい時は
　　およばずながら　このクリフトを
　　兄と思ってくだされば……。
アリーナ「……そうすれば　王位なんて
　　あたしが　継がなくてもすんで
　　もっと　気楽なのに。
クリフト「…そ　そういう意味でしたか。

▼イムル(宿屋に泊まった翌朝)
アリーナ「あの夢の中に
　　出てきた　男の人
　　デスピサロと言っていたわ！
アリーナ「デスピサロ……
　　忘れられない名前よ。
　　やっぱり　ただの夢じゃないわね。

▼古井戸の底
アリーナ「ただの森かと　思ってたのに
　　なんだか　怪しい場所に
　　入っちゃったわね。

アリーナ「この洞くつには
　　強い魔物の気配は　感じないわ。
　　他の場所へ　行きましょ！