DRAGON QUEST V 天空の花嫁(PS2版)
〜王子&王女全台詞集〜


▼ラインハット
ティミー「ボク 知ってるよ!
  ラインハットと グランバニアは
  仲よしの国なんだよね。

ティミー「お父さんと ヘンリーさんは
  昔 いっしょに冒険したんでしょ?
  ボクも まぜてほしかったな。

ポピー「すごく きれいなお城!
  だけど 町の人たち
  お城の外にいて… 大丈夫なの?

ポピー「あのね サンチョね…
  ラインハットに来るの
  あんまり 好きじゃないって……。
ポピー「みんなで 旅してたときも
  わたしたち このお城だけ
  来たこと なかったの。

ティミー「あの子 ちいさいのに
  国の名前 ちゃんと言えるんだ。
  えらいね。

ティミー「ボクね いろんな場所で
  お泊まりするの 大好き!
ティミー「でも ホントは お父さんと
  お母さんと ポピーと ボクとで
  うちで寝るのが いいんだけど……。

ティミー「西って どっちだっけ?
  ボクたちが まだ行っていない
  洞くつなのかな?

ポピー「怪物が多くても
  愛を持って たたかえば
  大丈夫なんでしょ?
ポピー「いいなあ… わたしも
  お父さんみたいに 魔物さんから
  邪悪な心を はらえるようになりたい。

ティミー「ねえねえ ニセモノって
  ボクたちにも いるの?
  ……お父さんは 本物だよね?

ティミー「すごい すごーい!
  お父さん 有名人だね!
  かっこいい!!

ポピー「……わたしも こわいの。
  悪い夢が 近づいてきて
  食べられちゃう……ぐすっ。

ポピー「すご〜い!
  あんな すごいタンコブって
  ひさしぶりに 見たわ。

ティミー「結婚すると どうして
  権力あらそいが起きるの?
  結婚って よくないことなの?
ティミー「うーん… 大人の話って
  よく わからないよ。

ティミー「女の子にだけ やさしいの?
  へーんなの!

ポピー「わたしにも
  やさしくしてくれるなら
  お友だちになっても いいな……。

ティミー「ふーん… ネズミかあ。
  今度 やってみよっと。
  ……え? ううん なんでもない。

ポピー「ネズミさん かわいいのに…
  きらい なんて言ったら かわいそう。

ポピー「どうしたの?
  お父さん 楽しそうだよ。
ポピー「ヘンリーさんが
  いたずらに困っているのが
  おもしろいの?

ティミー「おもしろい名前だね。
  魔物みたい。そう思わない?

ティミー「ボク 見つけてあげる!
  そのマントを見つけて
  お父さんに プレゼントするね。

ティミー「玉座って フカフカで
  とっても きもちいいんだ。
ティミー「オジロンおじさんが
  ときどき ボクたちを
  座らせてくれるんだよ。

ティミー「ボクは いい子だから
  いつでも 王さまになれるよね!

ポピー「らんぼうな男の子は キライ。
  へいきで 虫とかつまんで
  投げてくるのよ。信じられないっ!

ティミー「あの人が デール王さま?
  ずいぶん若い 王さまだね。

ティミー「なんだよ あいつ。
  ボクより 小さいのに
  いばっちゃってさ!

ポピー「あの子 いじめっこの顔してる。
  あんまり 仲よくしたくないよう……。

ティミー「あの子 クチが
  タコみたいに とがってるよ!
  おっかしいのー!

ポピー「わたし 鳥さんとか
  動物さんの お友だちがいるから
  もう お友だちは いらないの。

ティミー「お父さーん!
  コリンズくんが
  いなくなっちゃった!
ティミー「子分のしるしを とって来いって
  言うから 宝箱を開けたら
  そのうちに どこかに行っちゃって。
ティミー「ねえ お父さんも
  いっしょに さがしてみて!

ティミー「あのね ボク 子分には
  なりたくないって言ったのに
  とって来ないと 泣くぞって……。
ティミー「ホントに コリンズくん
  どこに 行っちゃったのかなあ……。

ポピー「あの子 わがままばっかりで
  つかれちゃった……。

ポピー「あの子 いないまま
  帰っちゃダメ? …ダメだよね。

ティミー「おかしいなあ…
  部屋から 出る時間は
  なかったと思うんだけどなあ……。

ティミー「あっ!
  こんなところに 階段が!
ティミー「お父さん すごーい。
  よく知ってるね!

ティミー「どうしてわかったの?
  ……えっ? ヘンリーさんも
  ちいさい時 おんなじこと したの?

ティミー「ねえねえ グランバニアも
  ヒミツの階段 作ろうよ!
  きっと おもしろいよ!

ティミー「ボク コリンズくんの
  友だちになって あげようかなあ。
  ホントは ちょっと 苦手なんだけど。

ティミー「コリンズくんって
  あんまり 友だちがいないのかな?
  お城にも 男の子はいないし……。

ポピー「わたし 絶対 あの子の
  子分になんて ならないわ!
  友だちなら まあ 考えていいけど。

ポピー「お父さん どうしたの?
  びっくりした?
  汗 いっぱい かいてるよ。

ポピー「わたしは やっぱり
  グランバニアのお城のほうが
  ずっと 好き。

ティミー「行方不明になるのは
  コリンズくんのほうだよ!
  ねっ お父さん。

ポピー「……また来るの?
  じゃあ わたし グランバニアで
  おるすばんしてます。

ティミー「うん! お父さんには
  ボクたちが ついてるからね。
  心配いらないよ!

ポピー「お父さん 旅 大変?
  わたしは 大変じゃないよ。
  お父さんたちと いっしょだから。

ティミー「へんな子だよね。
  コリンズくんって。
  ふつうに しゃべればいいのに。

ポピー「プレゼントで ごまかさないで
  ちゃんと ごめんなさいって
  言わないと だめなの!

ポピー「わたし あんな
  しゃべりかたする子とは
  仲よく できません……。

▼ラインハット(夜)
ティミー「ふわぁ〜……
  ちょっと 眠くなってきちゃった。

ポピー「わ〜 キレイ!
  お星さまが いっぱい見えるよ!

ポピー「大事なもの なくなると
  さみしいの… かわいそうなの。

ティミー「あんな所で 寝てたら
  カゼひいちゃうよ!

ポピー「いや〜ん!
  あの人 お酒くさかったの。

▼古代の遺跡
ティミー「お父さんたちを さがして
  けっこう 旅したんだけどなあ……
ティミー「まだ ボクの
  知らない場所が あったなんて。
  わくわく しちゃうよ!

ティミー「お父さんって 本当に
  いろんな場所 知ってるんだね。

ポピー「くらいところも 高いところも
  暑いところも 苦手だけど……
ポピー「それでも お父さんと
  ずっと いっしょに 旅したいです。

ポピー「えへへ… うれしいの。
  お父さんが どんな場所にでも
  わたしのこと つれてきてくれるから。

▼ラインハットの関所
ティミー「うわぁ すごい川……。
  これって 海に続いてるんでしょ?
  すっごいなあ……。

ポピー「すごく きれいなお水。
  水遊びしたら 気持ちよさそう……。

ティミー「ここって 川の下なんだよね。
  この道 どうやって つくったんだろ。
  こわれたりしないのかな?

ポピー「水の音が 聞こえる。
  聞いてると なんだか落ちつくね。

ティミー「ボクも 友だちが
  ほしいなあ……。
  そしたら いっぱい遊ぶのに。

ポピー「お父さん 石のあいだ
  トシとらなかったなんて かわいそう。
  わたしは はやく 大人になりたいよ。

ティミー「あの おばあさんのお姉さんって
  もっと おばあさんってことだよね。

ポピー「わたし 福引き 好き!
  お父さん 福引き券 持ってる?
  あとで つれていってね。

▼ラインハットの関所(聖なる原石未入手時)
ティミー「お父さん
  聖なる原石 持ってないの?
ティミー「サンタローズって お父さんが
  小さい頃 しばらく いた村でしょ?
  ボク 行って石をさがしてみたいなあ。

ポピー「聖なる原石の話は
  わたしも 本で読んだことがあるの。
  昔は 洞くつに いっぱいあったって。

▼オラクルベリー
ティミー「ずいぶん にぎやかな
  町だね! お父さん!
  う〜 遊びたくてウズウズしてくるよ!

ティミー「前に サンチョと
  この町に来たとき ボク
  スライムレースを 見たんだよ。
ティミー「お父さんは 見たことある?
  スライムレースって
  すっごく 楽しいんだよ!

ポピー「どこかから
  お酒の においがする……。
  まだ お外 明るいのに……。

ポピー「この町って 大きいから
  すぐ 道に迷いそう……。
  お父さん 手を はなさないでね。

ティミー「かざるなんて もったいないよ。
  ボクは ずっと 持っていたいなあ。

ティミー「大きな竜になんて
  気分よさそ〜!

ティミー「さすが 助手のお姉さんは
  もの知りだね!

ポピー「妖精さんのところ
  行きたくなっちゃった……。

ティミー「ここにも モンスターじいさんの
  おうちが あるんだね。

ポピー「わ〜 オリの中
  いっぱい魔物さんがいる。
  おじいさんの 魔物さんもいるのかな?

ティミー「ひたすら 強いものを
  求めてるなんて あの人
  自分のウデに自信がないのかな?

ティミー「よっぽど 通り抜ける人が
  多いんだね きっと。

ポピー「あの店員さん
  じっと見てて こわかった……。

ティミー「ここって イヤな感じだね。
  ボク こんな所には 入りたくないよ。

ポピー「くらいし さむいし くさいし
  わたし ここには いたくないです。

ティミー「今の話 本当なのかな?

ティミー「ボク オニごっこ
  強いんだよ! お父さん
  今度 いっしょにやろうね!

ポピー「ただ 走り回るのの
  なにが 楽しいのかな……。
  男の子って……。

ティミー「うわ〜 びっくりした。
  占うときのおばあさん すごい顔だね。

ティミー「世界を またに
  かけてたんだって! かっこいー!
ティミー「でも ボクたちだって
  世界中 旅してるもんね!
  負けてないよ!

ポピー「今の おじいちゃん
  目を 細くしてた……。
  遠くを見てたの……?

ティミー「今の人 ねてた? おきてた?
  ねごと だったのかなあ……。

ポピー「かいじゅうさん みたいな
  イビキです……。

ポピー「どうしたの お父さん?
  ラインハットへ
  行きたくなっちゃった?

ティミー「うわ… 行っちゃったね。
  よっぽど 行きたかったんだろうなあ。

ポピー「あの… これじゃ
  お買い物できないの……。

ティミー「ボクも いつか
  そんなふうに なっちゃうの?
  ど どうしよう……。

ティミー「夕ごはんかあ……。
  なんか ボクも おなかが
  へってきちゃったよ。

ポピー「わたしも お父さんが出かけたら
  ごはん作って 待ってます。
  でも 今は いっしょがいいの……。

ティミー「ノド いためたら
  きれいな歌が うたえないよ。
  詩人さん やめちゃうのかなあ。

ポピー「詩人さん 泣かないで……。
  きれいな女の人が 心配してるよ。

ティミー「わーい! お父さん
  スライムレースやろうよっ!
  ボク 予想してあげる!

ポピー「さっきね?
  泣いてる おじさんが いたの……。
  お父さんは 泣かないでね。

ポピー「おとなって……。

ポピー「あん… わたしも
  お芝居 ゆっくり見たいよう。

ティミー「あの人 いじめられてるの?
  お芝居でも かわいそうだ……。

ポピー「わたし あのお話 知ってます。
  お父さんも 知ってるの?

ポピー「きれいなお洋服……。
  いつか わたしも 着てみたいな。

ティミー「うわ〜 大きい声!
  ボク ビックリしちゃったよ。

ティミー「王子って
  ダンスパーティとか するの?
  ボク そんなの やだよう。

ポピー「わたし あのお話のご本
  読むたびに かなしくなっちゃうの。
ポピー「だって お姫さまになる人は
  いつも きれいな人ばかりなんだもん。

ポピー「お父さん ダメだって。

ティミー「どうして カジノで
  いろんな人の人生が見えるの?
  ボクには見えないよ。おかしいなあ。

ポピー「わたし カジノ
  あんまり 好きじゃないの。
  だって うるさいんだもん……。

ティミー「強気だって!
  どんどん 遊んでいいってこと?

ポピー「負けてるなら もう 帰ろ?
  耳が 痛くなってきたの。

ティミー「ボクは どうせ死ぬんなら
  やれるだけのこと やりたいな。
  お父さんも そう思うでしょ?

ポピー「お父さんも お母さんも
  わたしも みんな死んじゃうの?
  ……そんなの やだ。

ティミー「どうせ こわれるんなら
  出まくって止まらなくなる こわれ方が
  いいなあ。

ティミー「本当に 入ってたら
  大変だよね。

ティミー「わ〜い! スライムレースだ!
  ボクが 予想してあげるね。
  え〜と え〜と………。

ポピー「わ〜 へんな色の
  スライムさんが いっぱいなの。

ポピー「うっ… あのスライムさんは
  カレーの においです……。

ティミー「ボクね
  スライムが びょ〜んとして
  ベチャってなるのが 好きなんだ。

ポピー「わたしも わからないです。
  ここのスライムさんたち みんな
  気分屋さんなの。

ティミー「うわ〜 すごい鼻息。
  スライムって あったんだね 鼻。

ポピー「あのスライムさん
  葉っぱの においがします。

ポピー「あのスライムさん
  イチゴの においがします。

ティミー「わ〜い すごろく すごろく!

ポピー「わたし すごろくは好きなの。
  いつも お兄ちゃんに 勝ってるのよ?

ポピー「わたしは もう いちばん
  いい まわりかた 見つけたよ。
  お父さん ほめて……。

▼オラクルベリー(夜)
ポピー「……………ぐう。
ポピー「……え なんですか……?
  ちゃんと 起きてます……。

ティミー「でも ボクたちは
  あまり 遊んじゃダメなんだよね……。

ティミー「あんなこと 言われても
  ボクたち 何もしてあげられないよね。

ポピー「いや〜ん。
  あの人 お酒くさい〜〜!

ポピー「わたしも お風呂
  入りたくなっちゃいました……。

ティミー「おじさん
  ひとりで 旅してるのかな?
  それは 大変だね……。

ティミー「この町は 夜だと
  ピカピカして きれいだよね。

ポピー「わたしは お星さま
  好きだから 夜も好き かな?
  でも すぐ 眠くなっちゃうの……。

ポピー「あのおじさん
  おばあさんの帰りを 待ってるのかな?
  おりこうさんね。

ティミー「どうして おとなの人は
  みんな 酒場へ 行っちゃうのかな?
  ボクには わからないな。

ポピー「わたし……
  大きくなったら 占い師さんに
  なろうかな……。

ティミー「占ってもらわないの?
  せっかく来たのに〜。

ティミー「ボク あんまり遊べないって
  思ってたけど 本当は ほかの子たちも
  そんなに 遊べてなかったんだね。

ポピー「旅も 楽しいけど
  家族みんなで おうちで
  ゴロゴロするのって いいよね。

ティミー「この町って おうちが多いよね。
  迷子になりそうだよ。

ポピー「わたし お父さんたちが
  いてくれるから がんばれるの。

ティミー「ふ〜ん…
  バーテンさん ケチったのかなあ。

ポピー「お父さんは
  お兄さんじゃないの……。

ティミー「いけ〜!
  そこだ!

ティミー「あのおじさんの目
  すごく しんけんだね。

ポピー「やだ お父さんは
  あのおじさんみたいに
  だらしない顔 しないで!

ティミー「ブリーフ ブリーフ
  はいてますー♪

ポピー「お歌 じょうず……。

ティミー「色っぽいって なに?
  エッチってこと?

ポピー「あんなお洋服で…
  みんな見てるのに はずかしくないの?

ティミー「シャン シャン シャン♪
  ねえ お父さん どう?
  うまい? ねえってば!

ポピー「えーん……。
  おどれないよお。

ティミー「よ〜し!
  ボクも 負けないぞ〜!

ティミー「あのドレス ポピーが着たら
  きっと かわいいよね。
  大きくなったら 似合いそうだよ。

ポピー「わたし お姫さまだけど
  あんなドレス 着たことないです。

ティミー「ふ〜ん…
  いろいろ むずかしいんだね。

ティミー「100コイン スロットか……。
  ボクには まだ 早いよね?

ティミー「王子さまの〜 心を
  いとめるのは〜
  誰だ〜 誰だ〜 誰〜だ〜♪
ティミー「どう?
  ボク うまいでしょ?

ポピー「あの詩人さん
  きれいな声だったの。
  また お話ししたいな。ぽっ……。

▼修道院
ティミー「ふわぁ……。
  なんだか ここにいると
  眠くなってきちゃうよ……。

ティミー「ここって
  女の人しか住んでないの?
  へんなの。

ポピー「お花が いっぱい。
  ここは お空も海の色も
  すごくきれいね……。

ポピー「ここ 修道院っていうんでしょ?
  わたし 知ってるよ。

ポピー「ネコさん かわいい!
  なでなでして いい?

ティミー「お祈りしたら お母さん
  お城に 帰ってきてくれるかな?
ティミー「ボク お祈りキライだけど
  それなら がんばるよ。

ポピー「お母さんに
  早く 会いたいな……。

ティミー「きれいな女神さまだね。
  お母さんみたいだ……。

ティミー「ボクも ゴハン作れるよ!
  ゆでタマゴ… とか。

ティミー「こんな女の人ばかりの所で
  泊まるのって きんちょうしちゃうよ。
  おねしょしちゃったら どうしよう。

ティミー「妖精の村かあ。
  この修道院より ずーっと
  おもしろそうだと思わない?

ティミー「ボクは 黒馬のほうが好きだな。
  でも パトリシアは好きだよ。
  たよりになるもん!

ポピー「なんで お母さんに
  おこられちゃうの? わたしも
  お母さんに おこられるかなあ?

ティミー「お父さん
  ポピーは あずけないでね。
  ずっと いっしょで いいでしょ?

▼修道院(フローラが母の場合)
ポピー「ここ 修道院っていうんでしょ?
  わたし 知ってるよ。
ポピー「えっ? お母さん
  ここで花嫁修業したの!? じゃあ
  わたしも 大きくなったらします。

▼修道院(夜)
ティミー「うん… まだ平気。
  ボク 夜だって ずーっと
  起きてられるもん。

ポピー「……むにゃ …はい。
  おきてます… はい。

ティミー「えっ ここって
  夜 入れないの?
  ちぇっ つまんないの……。

▼ポートセルミ
ティミー「すごーい!
  海のにおいがするよ! お父さん!
ティミー「グランバニアも
  海から近いけど この町は
  海の上にあるみたいだね!

ティミー「ふわあ……。
  波の音 聞いてたら
  眠くなってきちゃったよ……。

ポピー「風が気持ちいいの。
  ザブーンって 波にのって
  風が来るの……。

ポピー「今日も いい お天気ね。
  わたし お日さま 好きです……。

ティミー「ボクの夢ってなんだろう?
  世界を平和にすること……?
  う〜ん……。

ポピー「わたしたち いっぱい
  旅したから 宝物見つけたよ!
ポピー「いちばんの宝物は
  お父さん… なんだけど……。

ティミー「10年前?
  ボク まだ生まれてないよ。
ティミー「その頃から ボクのこと
  さがしてた人がいたんだね。

ティミー「うん… わかった。
  ボク がんばるよ。

ティミー「サイン… って なに?

ポピー「ふ〜ん…
  踊り娘さんって たいへんなのね。

ポピー「キレイだけど
  なんだか はずかしい お洋服……。

ポピー「今日は どうも
  お化粧の のりが悪いわぁ。
ポピー「…なんでもないです。
  ちょっと 言ってみたかっただけ……。

ティミー「ウソなんか
  言ってないもーん。

ポピー「まほうのじゅうたんって
  本当に あるのに……。

ティミー「お父さん あの人の
  せんぱいなの? かっこいい!
  ボクも せんぱいに なりたいな!

ポピー「せんぱい……。
  くすくす……。

ポピー「魔物さんのこと
  ほめられると うれしいね お父さん。

ティミー「すごいなあ お父さん。
  ここの銀行を 見つけるなんて!
ティミー「サンチョは ぜんぜん
  気づかなかったんだよ。

【はい】                【いいえ】
ポピー「まだ なんにも         ティミー「セントベレス山はね
  言ってないのに……。          世界で いちばん高い山なんだよ。
  かんたんに 信じちゃいけないのよ。   お父さん 知ってた?

ティミー「お父さん! 急がなきゃ!
  早くしないと あの人が
  闇の大魔王を たおしちゃうかも!?

ポピー「この世界が ほろびたら
  どうなっちゃうの? ふえ〜ん……。

ティミー「なんて さみしいこと言う
  おじいさんなんだろう……。

ポピー「おじいさん……。

ティミー「わ〜い! 広いよ!
  それに 声も ひびく〜〜!

ティミー「わ〜 どんどん
  とおくへ 流されていくね。

ポピー「おじさん
  ちょっと 泣いてる……。

ポピー「そんなカギがあったら
  行けるとこ ふえるかも知れないね。
ポピー「そのカギって まだ
  怪物さんの おなかの中なのかな?

ティミー「灯台の中って
  けっこう広いんだね。
  ボク 知らなかったよ。

ポピー「この階段 大丈夫なの?
  こわいよ〜……。

ティミー「やっほ〜!
  ボク 高いところって 大好き!

ポピー「お父さん…
  手 にぎってて……。

ティミー「ん? あの人
  なにが 見たいの?

▼ポートセルミ(夜)
ティミー「ふわあ……。
  波の音 聞いてたら
  眠くなってきちゃったよ……。

ポピー「わあ…
  お星さま とっても きれい……。

ポピー「いや〜ん。
  お酒くさい〜〜……。

ティミー「えっ? 宝の地図!?
  ボクも 見たい 見たい!
  …って なんだあ。夢の話か……。

ティミー「なに? なに?
  なにが 見えるの?
  ボクも 見てみたいよっ!

ティミー「今の人 おとななのに
  クチから よだれ出てたよ。

ティミー「すごーい……。
  15年っていったら ボクが
  生まれる前からだもんね。

ポピー「眠たいの… むにゃ。

ティミー「ひどいなあっ!
  ボクの名前は パンツじゃないよ!
  ティミーだいっ!!

ポピー「ん? まだ夜……なの?
  じゃあ もうちょっと ねてます。
  くー……。

ティミー「もちろん あきらめるもんか!
  お父さんを 見つけられたんだもん…
  お母さんも 見つけられるよねっ!

ティミー「クラリスって
  お父さんの知り合いなの?
  ふ〜ん……。

ティミー「お風呂 気持ちよさそう。
  ボクも いっしょに
  入っちゃおっかな!

ティミー「ボクだって そうだよ!
  石になった お父さんを見たとき
  つかれが ふっとんだもん!

ポピー「くー… くー……。

ポピー「ぐおーん ぐおーん。

ティミー「ボクたちだって
  いつだって 命がけさ!

ティミー「ん? なんにも
  見えないけど…… ってことは
  今日は 大丈夫ってこと?

ポピー「聞こえる……。
  悲しそうに 泣いてる……。
  それとも…… 歌ってるの?

ポピー「まどから お月さまと
  ちょっとだけ お星さまが 見えるの。

ティミー「すごい イビキだね!

ポピー「ネコさん おりこうさんね。
  火が消えそうになったら
  起こしてあげるんだって。

ティミー「夜の海って くらくて
  ちょっと こわいや……。

ポピー「わあ〜! お空が近いの!
  お星さま きれ〜〜い!

▼カボチ(キラーパンサーがいない場合)
ティミー「なんだか みんな
  元気がないなあ……。
  おなか すいてるのかな?

ティミー「お父さん もの知りだね。
  こんな所に村があるなんて
  ボク 知らなかったよ。

ポピー「土のにおいって
  ほっとするね。

ポピー「この村の畑 あれてるね。
  ぜんぶ そうなのかな……。

ティミー「ひどい事するヤツが
  いるんだね。
  畑の野菜も かわいそうだよ!

ティミー「ずいぶん ボロボロの宿だ。
  ……あっ こんな言い方しちゃ
  ダメだったね。

ティミー「ここでも 魔物が
  悪さしてるんだね!
  村の人を 助けてあげようよっ。

ポピー「お山に のぼると
  食べるもの たくさんあるの?
  ……キノコ とか?

ティミー「おばあさん 病気なら
  いっぱい ごはんを食べないと
  なおらないのに。
ティミー「やっぱり 畑が
  荒らされてるせいなのかな?
  お父さん 助けてあげようよ。

ティミー「ねえ お父っつぁん。
  お父っつぁん って
  お父さんのことだよね お父っつぁん?

ティミー「コワモテかかし って
  外にあったヤツ?
  お父さん もう1回 見に行こうよ!

ティミー「イタタ……。
  カベに 頭ぶつけちゃった。
  お父さんは 大丈夫?

ポピー「あの人 ケロケロ言って
  カエルさんみたい。
  べ〜〜だっ!

ティミー「化け物退治だって!
  なんだか おもしろそうっ!

ティミー「村長さん むずかしい言葉で
  しゃべるから ボク
  意味が わからなかったよ。

ポピー「西は えっと……
  お日さまが 沈むほうなの。
  わたし 知ってるの。

ティミー「この村の人たち
  あんまり 外に出ないんだね。
ティミー「ちょっと歩けば
  すっごい魔物が いっぱい
  おそってくるのにね。

ポピー「ねえ お父さん。
  その魔物さん もし いい子だったら
  いじめないであげて……。

▼カボチ(キラーパンサーがいない場合の夜)
ティミー「今の なに!?
ティミー「畑から びゅーんって
  なにか 逃げていったよ!
  あれって… 魔物?

ティミー「まっくらだし 人がいないから
  森の中にいるみたいだね。

ポピー「…………!
  びっくり……しました……。

ポピー「今日も お星さまが
  きれいです… ふわぁ……。

ティミー「今日 ここに泊まるの?
  こういうところって ちょっと
  ドキドキするよね?

ポピー「もう どこでも いいです。
  はやく 眠りたいの……。

ティミー「カギがかかってるね。
  お父さん 今日は もう ねようよ。

▼魔物のすみか(キラーパンサーがいない場合)
ティミー「村の人たち がんばって
  畑を たがやしてたんだ。
  悪い魔物 やっつけてあげようね!

ポピー「どんな魔物さんかな?
  いい子かな? 悪い子かな??

ティミー「金色の毛が 地面に
  ときどき落ちてるよ。
  たぶん……魔物のだよね?

ポピー「そういえば お父さん
  ずっと リボン持ってたよね?
  あれって 大事なものなの?

ポピー「帰り道 わかります。
  わたし お菓子ちぎって
  まいてきたの。ほら……
ポピー「……グスッ。
  くらくて お菓子のめじるし
  見えないの……。

ティミー「ボクたちのせい……だよね?
  どうしよう お父さん!?
  生きてるよね? 生きてるよねっ!?

ポピー「ごめんなさい ごめんなさい
  オバケに ならないで……!

ティミー「どんな強い魔物でも
  お父さんには ぜったい
  かなわないもん! ねっ!

ティミー「あいつ 向かってこないね。

ポピー「あの魔物さん
  なにか 守っているみたいなの……。

ティミー「あの魔物
  なんで ボクたちに
  向かってこないんだろう?

ポピー「お父さん あの子
  悪い子じゃなかったね。
  お父さんも わかってるのよね?

ティミー「こいつ お父さんが
  昔 飼ってた魔物なの!?
  うわあ すっごいや!
ティミー「ちゃんと 覚えてたんだ!
  頭がいいんだねっ。
  よろしく プックル!

ティミー「こんな山奥の洞くつに
  ずーっと かくれてて
  プックル さみしかったよね。
ティミー「でも今は いつでも
  ぼくたちと いっしょだもん。
  よかったね! プックル。

ポピー「プックルちゃん
  うれしそう……。
  さみしかったのね。

ポピー「今日は わたし
  プックルちゃんと いっしょに寝たい。
  いーい?

ティミー「こんな山奥の洞くつに
  ずーっと かくれてて
  プックル さみしかったよね。

ティミー「いいなあ お父さん。
  いっぱい 魔物を飼っててさ……
  ボク 犬も飼ってないのに。
ティミー「とくに プックルが
  かっこいいよ!
  たてがみも 生えてるし!

ポピー「ね? ホントに
  悪い魔物さんって
  ちょっとしか いないのよね?

▼カボチ(キラーパンサーを仲間にした後)
ティミー「村の人たちが
  こっちを ジロジロ見てる。
  ……こわいよ。

ティミー「もう 村の畑は
  だいじょうぶだよって
  教えてあげにきたのに……。

ポピー「お父さん わたし
  馬車に もどりたい……。

ティミー「プックルは 人間を
  おそわないのに!
ティミー「そりゃ この村の畑は
  荒らしてたみたいだけどさ。

ポピー「プックルちゃんも
  反省してるの。
  だから ひどいこと言わないで……。

ティミー「プックルを
  仲間にしちゃ いけなかったの?
  そんなこと ないよね?

ティミー「小さい子は ボクたちのこと
  こわがらないんだね。

ポピー「お兄ちゃんって
  お父さんのこと?

ティミー「魔物たちと
  友だちになれるのって
  そんなに 変なのかな……?

ポピー「化け物じゃないもん。
  プックルちゃん だもん……。

ティミー「お父さん…
  ボク もう この村にいたくないよ。

ティミー「えっ?
  かかし 持ってっていいの?
  やった〜!
ティミー「……なんて
  よろこべるような 気分じゃないよ。

ポピー「こっちこそ おことわりなの!
  こんな村 来るんじゃなかった……。

ティミー「さあ 行こう。お父さん……。

ティミー「グルって……。
  ボクたち がんばって
  洞くつの奥まで行って……
ティミー「そしたら そこに……。
ティミー「…………。

ポピー「む〜〜っ!
  あのおじさん ひどいの……
  うえ〜〜ん。

ティミー「お父さん
  ボク くやしいよ……!

ティミー「ぜんぜん
  わかってないじゃないか……!

ポピー「うっ… ぐすっ……
  ひっく……。

ティミー「よかった ひとりだけでも
  わかってくれる人がいて……。
ティミー「ボク すっごく
  イライラしてたんだけど
  やっと スッキリしたよ!

ポピー「お父さん…
  あの人 ありがとうって……。
ポピー「うれしいね。
  よかったね お父さん……。

▼カボチ
ティミー「ちっちゃいけど
  緑が多くて きれいな村だよね。

ポピー「エヘヘ お池がきれい。
  ……すてきね?

ティミー「わ〜!
  なんか いいにおいがする。
  きっと ここのゴハン おいしいよ!

ティミー「……あれ?
  お父さん へんな顔してるよ。
  どうかしたの?

ティミー「元気な おばあさんだね。
  背中 まっすぐだったよ!

ティミー「木のぼりもできるし
  池で 水遊びだってできるよ。
  なんで イヤなんだろ?

ティミー「大かんげい だって!
  うれしいね。

ティミー「う〜ん なんの用だろ?
  社会見学……??

ティミー「……あれ?
  お父さん もしかして?
ティミー「お父さんて やっぱり
  りっぱな人なんだねっ。
  すごいや!

ポピー「追い出されたのって
  お父さん……?
ポピー「そう… つらかったのね。
  でも わかってもらえて よかったね。

ポピー「悪い魔物さんは
  ちょっとしか いないのよ。
  みんな ほんとはいい子なの。

ティミー「ボクって 都会もん?
  畑を たがやすの
  ボクにも できそうなんだけどな。

【はい】                【いいえ】
ポピー「畑をたがやすと         ポピー「だべだべ 言ってるだべ……。
  ミミズさんが 出てくるのよ。
  クワで傷つけたら かわいそうなの。

▼カボチ(夜)
ティミー「……もう みんな
  寝てるみたいだね。
  ふぁ… うん ボクも眠いかも。

▼カボチ(フローラが母の場合の夜)
ティミー「10年も さがしてたの?
  すごすぎるよっ!

ポピー「ん? だれかいたの?
  わたし ねてました……。


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