DRAGON QUEST V 天空の花嫁(PS2版)
〜王子&王女全台詞集〜


▼大神殿
ティミー「すごく りっぱな建物だね。
  こんな 高い山の頂上に
  どうやって 造ったんだろ?

ティミー「ねえ お父さん。
  門のところに小部屋があるみたいだよ。
  いったい 何の部屋だろう……。

ティミー「あう〜 ぶるぶる……。
  お…お父さん なんだか寒いね。
ティミー「やっぱ 高い所は
  寒いんだな。雲の上だもんなあ……。
  ぶるぶるぶる……。

ポピー「すーはー すーはー
  あの…… なんにもしてないのに
  息が…苦しいの……。
ポピー「すーはー すーはー……。

ポピー「お父さん 見て!
  雲が 下にあるよ。
  わたし こんな高いところ 初めて。

ティミー「あっ あのよろいは
  ボクの……?

ティミー「ボクたちを 信者と
  まちがえているみたいだね。

ポピー「なに あそこ?
  へんな人たちが いっぱい いるよ。

ティミー「……今の人
  なんだか ボクたちのことに
  気づかないみたいだったね。
ティミー「夢中で 何かを
  見てたみたいだけど……。

ポピー「ねえ 今の人
  マーサさまって……。それって
  おばあちゃんと 同じ名前?

ティミー「たましいが
  どうのこうのって 言ってたね。
  なんのことだろう?

ポピー「あの兵士さん
  魔物さんだったの?
  じゃあ この神殿は やっぱり……。

ティミー「この像 まるで
  生きてるみたいだ。……あれ?
  前にも こんな像を どこかで……。
ティミー「……そうだ!
  お父さんが 石になってたときに
  そっくり! じゃあ これが……。

ポピー「やさしそうな 女の人……。
  なんだか 抱きつきたくなっちゃう。
  ……どうして?

ティミー「絶対に 許せないよ!
  おばあちゃんに 化けるなんて……。
ティミー「ねえ お父さん!
  世界に 平和を取り戻すまで
  ボクは 絶対にあきらめないよ!

ポピー「わたし あれは
  おばあちゃんじゃないって 信じてたけど
  もしかしたらって 心配だったの……。
ポピー「おばあちゃんじゃなくて
  本当に 良かった。でも
  この世界にいないって どういう意味?

ポピー「お父さん みんなに
  お話聞いてみよう?
  なにか わかるかもしれないよ。

ポピー「今の人 石にされた
  お父さんがいた あの おうちの人?
  助けてあげられて 良かったね。

ティミー「お母さん
  石に されたうえに 呪いまで……?
ティミー「そのイブールってヤツを
  たおせば お母さんの呪いを
  といてあげられるのかな?

ポピー「じ じゃあ やっぱり
  あれが お母さん……?

ポピー「お礼を言われたら
  いえいえ どういたしましてって
  言わなくちゃ。

ティミー「聞いた お父さん?
  さっそく さがしてみようよ!

ポピー「お父さん もしかして
  この場所のこと 前から知ってた?
  ううん なんとなく そんな気がして。

ティミー「ぼんやりしてる人も
  多いみたいだけど 大丈夫かなあ……。

ポピー「こういう台に あがってる人は
  えらい人だったのね。

ティミー「台の真ん中に 階段かあ。
  かくし階段っていうわりには
  わかりやすかったよね?

ポピー「はやく お母さんを助けなきゃ。
  わたし いっぱい がんばるね。

ティミー「かくし階段をつくって
  こんな場所に かくれてるなんて
  きっと いくじがないヤツだね!

ポピー「どうしたの お父さん?
  なんだか 顔つきが
  変わったみたい……。

ポピー「そう… お父さん
  昔 ここで 働かされていたのね……。

ティミー「うわ〜 広いね。
  それに このあたりの魔物は
  ずいぶん 手ごわいよ。

ティミー「うわ〜 もうダメだ。
  どう行っていいのか わかんないよ。
  お父さん つれてって。

ポピー「すごい… 迷路みたい。
  ちゃんと 考えて進まないと
  迷っちゃいそうね。

ポピー「ここ すごく歩きにくいね。
  なんで こんなに したのかな?
  魔物さんたちは 迷ったりしないの?

ティミー「やっぱり この神殿にいる
  兵士たちは みんな 魔物なんだね。
  お父さん 気をつけて。

ポピー「こわい……。
  この神殿の 魔物たち ああやって
  ドレイの人たちを 食べていたの?

ティミー「上がったり下りたり
  広かったり せまかったり
  ホント 変なところだね!

ポピー「ねえ お父さん。
  わたし 強くなったかな?
  お父さんの役に 立ててるかな?

ティミー「ボクたち ちゃんと
  先に進んでるよね? うーん……
  この道で いいのかな……。

ポピー「なんだか さっきから
  同じようなところを
  ぐるぐるしてるような 気がする……。

ティミー「かわいそう……。
  よっぽど だれかに
  伝えたかったんだろうね……。

ポピー「神さま……。
  この人の まよえるたましいに
  どうか 聖なる祝福を。ぐすっ……。

ティミー「やっとここまで 来られたね。
  イブールは この近くなのかな?

ポピー「お父さん 気をつけてね。
  下から すごくイヤな気配を感じるの。

ティミー「変なオーラを感じるよ!
  すごい… これまでで
  一番強い オーラだ……。

ポピー「……ねえ お父さん
  手をにぎってていい?
  なんだか こわい……。

ティミー「はあ… はあ…
  強かったね イブール……。
ティミー「それにしても ゲマまで
  出てきて… いろんなことが 同時に
  おこったから 頭がこんらんしてるよ!

ティミー「ねえ お父さん。
  そういえば ゆびわ ひろったよね?
  なんなの? すごく 光ってるよ。

ポピー「ゲマ… 大っきらい!
  次は 絶対 やっつけてやるの。

ポピー「あのね…
  そのゆびわ ちょっと見てもいい?
【はい】                【いいえ】
ポピー「このゆびわ 持ってるだけで   ポピー「ご ごめんなさい。
  気持ちが すごく あったかくなるね。  わがまま言って……。
  ふしぎ……。

ティミー「魔物の気配が ぜんぜんないね。
  イブールが この神殿の
  魔物たちを あやつっていたのかな?

ポピー「魔物さんいないから
  歩きやすいね。
  らくちん らくちん。

ティミー「お…お父さん!
  今の声は 本当の
  おばあちゃんの声だよね!?
ティミー「伝説の勇者でも
  勝てない 大魔王だなんて……
  そんな… そんなのウソだ!

ティミー「……なんだか
  ボク どうしていいのか
  わからなくなってきたよ。
ティミー「だって お父さんの気持ちも
  おばあちゃんの気持ちも
  どっちも よくわかるんだもん……。

ポピー「おばあちゃんの声
  すごく やさしかった……。
  うっうっ… うえ〜ん……。
ポピー「お父さん… もっと
  おばあちゃんと話したい……。
  いろんなこと 話したいよお……。

ポピー「わたし おばあちゃんに
  会いたいよ… ぐすん……。

▼グランバニア
ティミー「お母さーん!
ポピー「お母さーん!

ティミー「お母さん……。
  え〜ん え〜ん……。

【ビアンカが母】            【フローラが母】
ポピー「お母さんが こんなに      ポピー「お母さんって
  きれいな人だったなんて……。      お金持ちの おじょうさま
ポピー「お父さんも けっこう        だったんですって?
  すみに おけないわね。       ポピー「そんな人を
                      旅に つれ出しちゃうなんて……
                    ポピー「お父さんも けっこう
                      すみに おけないわね。

ティミー「お父さん
  伝説の勇者って ボクのこと
  なんでしょ。
ティミー「行こうよ!
  行って 悪いヤツを
  やっつけようよ!
ティミー「ボクは そのために
  生まれてきたと 思うんだ!

ポピー「お父さんの お母さんて
  私の おばあちゃんに
  なるのよね。
ポピー「私も おばあちゃんに
  会ってみたいなあ……。

ティミー「やったねっ。
  お父さんと また いっしょに
  行けるなんて うれしいな!

ティミー「お父さん!
  はやく 準備をすませて
  出発しよう! おーっ!

ポピー「うれしいっ
  お父さん ありがとう。
  わたし がんばるね。

ポピー「あのね…
  お父さんなら 絶対に わたしも
  連れてってくれると思ってたの。
ポピー「わたし… お父さんに
  迷わくを かけないように
  一生けんめい がんばるね。

ティミー「お母さんも
  ぶじに お城に もどってきたから
  みんな うれしそう!
ティミー「みんな お父さんと
  お母さんのことが 本当に
  大好きなんだね!

ポピー「わたし グランバニアの
  町も 大好き! みんな
  すごく やさしくしてくれたの。

ティミー「エルヘブンなら 前に
  まほうのじゅうたんを もらった
  あそこだよね?
ティミー「うん! たしかに
  あそこの人たちなら
  そういうこと くわしそうだもんね!

ティミー「お母さんは ボクが
  思ってたとおりの人だったよ!
ティミー「今まで 知らなかったけど
  お母さんがいるって こんなに
  うれしいことだったんだね。

ポピー「あのね お母さんって
  やさしいの。なにも言わなくても
  伝わってきて… わたし うれしい。

ティミー「こんなところにいるのに
  よく知ってるよね。
  学者さんって すごいなあ。

ポピー「あの人 天空城に
  つれて行ったら どんな顔するかな?
  くすくす… 楽しそう!

ティミー「でも 魔界を
  こわがってたら おばあちゃんを
  助けてあげられないもんね。

ポピー「誰か 知ってる人
  どこかに いないかな?

ティミー「お父さんが 石になってたのは
  8年で お母さんが 10年でしょ?
ティミー「ということは ボクたち
  2年も お父さんと いっしょに
  お母さんを さがしてたんだね!

ポピー「お母さん きっと 10年も
  ひとりぼっちで さみしかったよね。
  これからは 一緒に いてあげようね。

ポピー「ララララー♪

ティミー「いいなあ。
  おばあちゃんも お父さんも
  ポピーも 魔物たちと なかよしで。
ティミー「ボクも たまには
  スライムとかに なつかれてみたいよ!

ティミー「人が 少ないのに
  ボクたちまで 出ていって
  このお城 大丈夫かな……。
ティミー「でも 今は
  大魔王を やっつけにいくのが
  いちばん いい方法なんだよね。

ティミー「お父さんが おばあちゃんに
  会いたい気持ちって ボクがお母さんに
  会いたかった気持ちと 同じだよね。

ティミー「ドリスおねえちゃんと
  ポピーは すっごく
  なかよしなんだよ!

ポピー「うふふ…
  今日も ドリスおねえちゃん
  元気そう。

ティミー「闇の世界の 大魔王……。
  そいつが おばあちゃんを
  苦しめてるんだね。
ティミー「お父さん がんばろうね。
  絶対 大魔王を たおして
  おばあちゃんを つれて帰ろうね。

ポピー「魔物さんは こわくないの……。
  でも 大魔王は キライ。
  わるいことばっかり するから。
ポピー「……魔物さんたちも
  みんな こわがってるもん。
  もう許さないんだから……。

ティミー「さっすが お父さん!
  お父さんなら 絶対に おばあちゃんを
  助けに行くって 思ってたんだ!

ポピー「暗黒の魔界って
  やっぱり 暗いかな……。でも
  おばあちゃんを助けるまで がんばる。

ティミー「サンチョ はっきりとは
  言わないけど 本当は すごく
  いっしょに 行きたいんだと思うよ。

ポピー「はやく おばあちゃんを
  助けて サンチョが安心する顔
  見たいな……。

ティミー「おばあちゃんは お母さんを
  元に もどしてくれたんだよ?
  ぜったい 助けてあげなくちゃ!

ティミー「お父さん。
  はやく 出発しようよ!
  おばあちゃんを 助けなくちゃ!

ポピー「……今度 夜中に
  こわくなったら お母さんのベッドに
  もぐりこんじゃお。えへへ……。

ティミー「ボクたちが
  がんばったからだよね?
  がんばれば なんでも できるんだ。

ティミー「おばさんの顔 見てたら
  また 泣いちゃいそうだよ……。

ポピー「ぐすっ……ぐすっ。
  わたし ちっとも さみしくなんて
  なかったもん。泣いてないもん。

ティミー「お父さん!
  お母さんも ああ言ってるし はやく
  ルイーダさんのところに 行こうよ!

ポピー「お父さんが 言うなら
  わたし お留守番 してます。
ポピー「でも 本当は わたしも
  連れてって ほしかったな。

ティミー「お父さん!
  ポピーも つれて行こうよ!
  せっかく 家族が そろったんだから。

ポピー「ねえ お父さん。
  わたしも お母さんと
  いっしょが いいな……。

ティミー「あっ お父さん!
  ボクを 置いてゆくなんて
  ひどいや!
ティミー「すぐに
  ルイーダさんに 言って
  ボクも 連れて行ってよ!

ポピー「お父さん お兄ちゃんも
  連れていって!
  お兄ちゃんって 勇者なんでしょ?

▼グランバニア(夜)
ティミー「うん… 大丈夫。
  ボク まだ 眠くないよ。
  お部屋にもどるまで 起きてる……。

ポピー「夜になると こわいの。
  お母さんをさらった人が
  夢に 出てくるの……。

ティミー「お父さん 見た!?
  今の人 クチからヨダレが出てたよ!
  おっかしいのー。

ティミー「大丈夫 ボク
  ちゃんと お部屋につくまで
  寝るの がまんするよ。
ティミー「それに 今日は
  お母さんと おふろに 入るんだ。
  ムニャ……。

ポピー「えっ おふろですか?
  お母さんと 入ります。
  お父さんとじゃ はずかしい……。

ポピー「マーサおばあちゃんは
  魔界に いるのに……。
  学者さんなのに 知らないのかな?

▼フィールド
ティミー「お母さんって……
  ボクが思ってたより うんと
  やさしそうな人だったよ!
ティミー「ふたりの子供に生まれて
  ボク よかった!

ティミー「ねえ お父さん。
  魔界って どんなとこなんだろ?
ティミー「えっ? ボク こわくないよ。
  どんな敵がいたって ボクが
  お父さんを 守ってあげるよ!

ティミー「いよいよ
  魔界へ 行くんだね。
  大魔王は もう 近くだ……。

ポピー「わたし 強くなったよね?
  もう お父さんに
  めいわく かけてない……よね?

ポピー「お母さんに会えたら
  おばあちゃんにも 会いたくなったの。
ポピー「でも わたし
  わがままじゃないよね?
  お父さんも 同じこと 思ってるよね?

ポピー「あのね。
  この髪のリボン お母さんに
  むすんでもらったの。
ポピー「だから 今日は
  あたまが うれしいの。えへへ……。


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