▼レヌール城
ビアンカ「なんだか　くらいし
　　不気味な感じ…。
　　今にも　お化けが　出てきそう…。
ビアンカ「でも　ネコさんのために
　　がんばらなくっちゃ！
　　さあ　リュカ　行こうよ。

ビアンカ「こまったわね。
　　どこか　ほかのところから
　　中に入れないかしら……。

ビアンカ「それにしても
　　どうして　お城の入り口に
　　こんなに　いっぱい　お墓があるの？
ビアンカ「なんだか　いやな感じ……。

ビアンカ「あのドアも　開かないのね。
　　お城も　すごく　ボロボロだし
　　こんなところ　だれも　来ないのかな。

ビアンカ「ここからは
　　出られなくなっちゃったわね……。
　　で…でも　とにかく進めば　大丈夫よ！

ビアンカ「な　なんだか　いやな感じ……。
　　リュカ　わたしの　そばを
　　はなれないでよね。

ビアンカ「なんだか　背中が
　　ゾクゾクするの…。
　　リュカ　気をつけてね。

ビアンカ「リュカ　気をつけてね。
　　なんだか　いやな　感じがするの…。

ビアンカ「きゃあ〜〜っ！！

＊「う〜ん……。

＊「う〜ん……。

ビアンカ「ああ　苦しかった！
　　リュカったら
　　今まで　なにしてたのよ！？
ビアンカ「でも　助けてくれたから
　　まあ　いいわ。
　　さあ　行きましょう！

ビアンカ「さっきまでは　ちょっと
　　こわかったけど　こんなの
　　こけおどしばっかりじゃない。
ビアンカ「もう　なにが起こったって
　　おどろかないんだから！

ビアンカ「もっと　まっ暗かと思ってたけど
　　これなら　問題なく進めそうね。
　　さあ　行きましょ　リュカ。

ビアンカ「………！！

ビアンカ「さっきの人　もしかして
　　昔　このお城に住んでた　王妃さま？
　　あの階段をおりれば　いいのかしら？

ビアンカ「それにしても　どうして
　　お化けは　このお城に
　　住みついちゃったのかしら？
ビアンカ「このお城には
　　何かあるのかな？

ビアンカ「王妃さま　かわいそう…。
　　死んでしまったあとも
　　ひどい目に　あわされているのね。
ビアンカ「リュカ　がんばろう！
　　どうせ　お化けを退治しに
　　来たんだもの。いいよね？

ビアンカ「まっ暗だわ　リュカ。
　　足もとに　気をつけてね……。

ビアンカ「あ〜　びっくりした。
　　きゅうに　カミナリが
　　ひどくなったみたい……。

ビアンカ「リュカ　何かいるみたいよ。
　　でも　何かしてくるわけじゃないし…
　　とりあえず　ムシしていいのかな？

ビアンカ「本当に　まっ暗。
　　カベに　鼻をぶつけないように
　　気をつけてね　リュカ。

ビアンカ「今　消えたのって
　　このお城の　王さまだった人かな？
ビアンカ「王妃さまも　王さまも
　　なんで　言いたいことを　すぐに
　　言わないで　消えちゃうのかしら？

ビアンカ「どうしたの　リュカ。
　　こわいの？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「そういうときは　　　　　　　　ビアンカ「うふふ。
　　あのネコさんのこと　考えるのよ。　　　　リュカったら　たのもしいのね。
　　リュカだって助けてあげたいでしょ？　　　見なおしちゃったわ。

ビアンカ「それにしても　ずいぶん
　　ほこりが　つもってるわね。
　　いつから　そうじしてないのかしら。

ビアンカ「踊らされてる人たちって
　　あの人たちのことだね。
　　なんだか　苦しそう…。

ビアンカ「ねえ　リュカ。
　　さっきから　だまってるけど
　　もしかして来るのイヤだった？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「そう…　でも　大丈夫よ。　　　ビアンカ「なんだ…　リュカったら
　　わたしが　ついてるんだからっ！　　　　　きんちょう　してたのね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大丈夫よ。さあ　行きましょ！

ビアンカ「広いお部屋…
　　てんじょうも　すごく高いわね。
ビアンカ「昔なら　ここで
　　華やかな舞踏会が
　　ひらかれたんでしょうけど……。

ビアンカ「いったい　王さまは
　　どこまで行くつもりなの…？

ビアンカ「ごういんな　王さまだよね。
　　お化け退治に　来たんだから
　　引き受けるんだけどさ……。

ビアンカ「王さまも　いちおう
　　手伝ってくれるんだね。
　　ちょっと　心強いかな？

ビアンカ「リュカ　とりあえず
　　たいまつを取りに
　　台所へ　行きましょうか？

ビアンカ「それにしても
　　お城の中って広くて　大変！

ビアンカ「魔物も　ゆうれいも
　　悪いお化けも似たようなものよね。
　　そう考えると　こわくないでしょ？

ビアンカ「魔界のゆうれいがいるって
　　そんなに　こわいことなの？
　　よく　わからないね…。

ビアンカ「どうして　人の形のお化けと
　　人の形じゃないお化けが
　　いるのかな？
ビアンカ「体を　めちゃめちゃにされて
　　もとのすがたが　分からないとか…？
　　こ　こわい考えになっちゃった。

ビアンカ「ガイコツの　ごちそうって
　　なにかしら…？
　　……イヤな予感がするね。

ビアンカ「ガイコツになっても
　　おなかが　すくんだね。
　　食べたものは　どこへ行くのかな？

ビアンカ「ひどい……！

ビアンカ「わたしたちのこと
　　見えないのかな？　そっか！
　　目がないから　見えないんだねっ。

ビアンカ「かわいそう…。
　　もしかして　何年も　ああやって
　　踊らされつづけているのかな……。

ビアンカ「もしかして
　　この　銀のポットも
　　ティーセットの一部なのかな？
ビアンカ「でも　すっかり
　　きたなくなってるし…　これじゃ
　　王さまたちも　がっかりだよね。

ビアンカ「眠りたいのに
　　眠れないって　本当に
　　つらいことだよね。
ビアンカ「わたしも　早く　お化けを
　　退治して　寝たいもん。
　　…でも今は　がんばらなくちゃ！

ビアンカ「ドアが　開いたね！
　　でも　わたし　なまあたたかい風って
　　なんだか　苦手…。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「あれっ！？　　　　　　　　　　ビアンカ「ぜったい　あやしいよ！
　　わたしたち　お城の宿屋に　　　　　　　　ひとだまに　とめてもらうなんて
　　とまったはずなのに…。　　　　　　　　　なにか　されそう…。
ビアンカ「いつの間に
　　外に　出ちゃったの？
　　……もう　わけわかんないよ！

ビアンカ「そういえば　宝があるっていう
　　ウワサを　聞いたことがあるけど…。
　　ウソだったんだね。がっかり。

ビアンカ「ここが　台所ね。
　　さあ　たいまつを　さがしましょ。

ビアンカ「これで　暗い部屋も
　　明るくなるよ。
　　ありがとう　王さまっ！

ビアンカ「さあ　行きましょ。
　　お料理が気になるかも知れないけど
　　お化け退治をすませるのが　先よ。

ビアンカ「まあっ！
　　ホントに　すごいニオイ！
　　リュカ　早く　はなれましょうよ。

ビアンカ「あんなに　くさいソースを
　　かけられるなんて　とっておきの
　　食材も　かわいそうよね。

ビアンカ「いよいよかな…？
　　ちょっと　こわいけど
　　がんばろうね　リュカ。

ビアンカ「まっ暗だわ　リュカ。
　　たいまつを　使わなくちゃね。

ビアンカ「リュカ　ヤケドしないように
　　気をつけましょうね。

ビアンカ「いよいよ
　　お化け退治の本番って感じだね。
　　リュカ　やり忘れたことはない？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「それじゃ　行きましょ。　　　　ビアンカ「何を　忘れてるの？
　　たよりに　してるからねっ！　　　　　　　ひょっとして　おトイレ！？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「もうっ！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこら辺の　ものカゲでいいから
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早く　すませちゃってよ。

ビアンカ「これで　ずいぶん
　　歩きやすくなったわ。
　　あちちっ！　リュカ気をつけてよ！

ビアンカ「へんなお化けが　消えたわね。
　　あれが　魔界のゆうれい
　　だったのかしら……。

ビアンカ「なんとか　やっつけたけど…
　　わたしたちの体　味つけの
　　ソースのせいで　すごいニオイ…。
ビアンカ「それにしても
　　まさか　あそこで　落とし穴なんて
　　ビックリしちゃったよ。

ビアンカ「あのコックさんは
　　助けてあげられたみたいだね。
ビアンカ「あとは　あいつを
　　とっちめてやらなくっちゃ！
　　さあ　行こっ　リュカ。

ビアンカ「さあ　あいつをやっつけましょ！
　　もう　ゆるさないんだから！

ビアンカ「よかったわね。
　　これからは　２人　幸せに
　　眠りつづけるはずよ。
ビアンカ「でも　このお城に住みついた
　　ゴーストたちも　ゆるせないけど……
ビアンカ「罪のない　お城の人たちを
　　おそった　魔物は　もっと
　　ゆるせないわね！

ビアンカ「あら？　なにかしら？
　　きれいな　宝玉ね。

ビアンカ「きっと　お礼よ。
　　ねえ　持ってゆきましょう。

ビアンカ「それにしても
　　本当に　きれいな玉だね。
　　宝石みたい！
ビアンカ「お化けたちが
　　このお城を　あらしてたのって
　　これを　探していたからなのかな？

ビアンカ「……あれ？
　　わたしたちの服が
　　きれいになってるよ。
ビアンカ「王さまたちが　ソースの汚れを
　　取ってくれたのかな？
　　えへへ　助かっちゃったね。

ビアンカ「そろそろ　夜が明けるみたい。
　　早く　アルカパに　帰りましょう。

ビアンカ「わりと
　　ロマンティックな　王さま
　　だったのね……。
ビアンカ「さあ　行きましょうか。

ビアンカ「もう　魔物たちも
　　いなくなったみたいね。
　　よかった……。

ビアンカ「みんな　安心して
　　眠ったんだね。
　　いいことをした後は　気持ちいいっ。

ビアンカ「お化けを退治したら
　　このお城　すっかり
　　おどろおどろしさが　消えたね。
ビアンカ「まるで　空気まで
　　全部　入れかわっちゃったみたい。

▼フィールド
ビアンカ「やったね！
　　わたしたちって　すっごいね！
ビアンカ「なんだか　今日は
　　眠れそうにないよ！

ビアンカ「夜が明けるのが
　　待ちどおしいね。早く
　　ネコさんを　自由にしてあげたいよ。

▼ビスタ港
ビアンカ「なんだか
　　眠くなってきちゃった…。
　　早く　アルカパに戻ろうよ〜。

ビアンカ「何してるの？　リュカ。
　　お化けを退治したんだから
　　早く　帰りましょうよ！

▼サンタローズ
ビアンカ「お化け退治は　すんだし
　　もうすぐ　夜も明けちゃうわ。
　　早く　アルカパへ帰りましょうよ。

▼ラインハットへの関所
ビアンカ「リュカったら
　　全然　眠くないの？
　　さあ　アルカパへ　帰りましょうよ。

▼アルカパ
ビアンカ「さあ　約束だわよ！
　　この子ネコを　もらって
　　いっても　いいわね？

ビアンカ「よかったわね　ネコさん。
　　もう　いじめられないわよ。
ビアンカ「さあ　行きましょう。

ビアンカ「子ネコも　お城の王さまたちも
　　助けることができたし
　　がんばったかいが　あったわね。

ビアンカ「パパスおじさま
　　カゼが　治ったみたいで
　　良かったわね。
ビアンカ「でも　今日じゅうに
　　帰っちゃうなんて　さびしいな。
　　せっかく　仲良くなれたのに。

ビアンカ「わたしも　本当に
　　退治できると　思ってなったわ。
　　リュカが　手伝ってくれたおかげね。

ビアンカ「少しは　わたしたちのこと
　　認めてもらえたみたいね。
ビアンカ「これで　わたしのスカート
　　めくったりしないでくれるかしら…。
　　あっ！　なんでもないっ！

ビアンカ「そうだわ！

ビアンカ「この　ネコさんに
　　名前を　つけてあげなきゃ！

ビアンカ「ねえ……
　　ボロンゴって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　プックルって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　アンドレって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　チロルって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　リンクスって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　ゲレゲレって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　モモって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　ソロって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　ビビンバって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　ギコギコって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「もう！
　　ちゃんと　えらんでよ。
ビアンカ「ねえ……
　　ボロンゴって　どうかしら？
【いいえ】
ビアンカ「じゃあ……
　　プックルって　どうかしら？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「わかったわ　プックルね！　　　ビアンカ「じゃあ……
　　本当に　これでいい？　　　　　　　　　　アンドレって　どうかしら？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「もう！
ビアンカ「決まったわね！　　　　　　　　　　ちゃんと　えらんでよ。
　　今日からあなたは　プックルよ！

ビアンカ「さあ　行きましょう。

ビアンカ「プックルちゃんも
　　喜んでいるみたい。
　　気に入ってくれたのかしら。

ビアンカ「プックルちゃんは
　　リュカが　連れて行ってね。
　　わたしの分まで　かわいがってよ。

ビアンカ「プックルちゃんを
　　助けようとしただけなのに
　　大さわぎに　なっちゃったわね。

ビアンカ「でも　見張りの　おじさん
　　夜になると　いつも寝ちゃうの
　　リュカも　知ってるわよね。

ビアンカ「あのおじいさん
　　いっつも　あればっかりだね。
　　そんなに　似てるのかしら？

ビアンカ「お城からの　泣き声が
　　ここで　聞こえてたなんて
　　あのお姉さん　耳がいいんだね！

ビアンカ「みんなが　ほめてくれるから
　　何だか　くすぐったいわね。

ビアンカ「もっと　しかられるかと
　　思ってたけど　ママ
　　そんなに　怒ってないみたい。
ビアンカ「きっと　リュカと
　　いっしょだった　おかげね。

ビアンカ「わたしより　２つも年下なのに
　　リュカって　ホントに
　　勇気あるよね！
ビアンカ「わたしも　そのおかげで
　　いつもより　ずっと
　　勇気づけられてたんだよ。

ビアンカ「あいさつが　終わったら
　　リュカは　サンタローズに
　　帰っちゃうのね。
ビアンカ「……ううん　何でもないわ。
　　さあ　早く　町の人たちに
　　あいさつに　行きましょう！

ビアンカ「リュカ！

ビアンカ「しばらく　会えないかも
　　知れないから
　　これを　あげる……。

ビアンカ「そうだわ！
　　プックルちゃんに　つけて
　　あげるね。

ビアンカ「リュカ。また　いつか
　　いっしょに　冒険しましょうね！
　　ぜったいよ。
ビアンカ「元気でね　リュカ。