▼山奥の村
＊「……　……。

＊「ただいまー！

ビアンカ「まあ……。リュカ！
　　やっぱり　無事だったのねっ！
ビアンカ「それに　プックルも……。
　　大きくなったわね　プックル！
ビアンカ「サンタローズの村が
　　ほろぼされて　リュカも　行方不明に
　　なったって　聞いたけど……
ビアンカ「私は　絶対に
　　リュカは　生きてると
　　信じてたわ！
ビアンカ「だって　あの時
　　また一緒に　冒険しようって
　　約束したものね。
ビアンカ「でも　もう
　　あれから　１０年以上か……。
ビアンカ「いろいろ　つもる話を
　　聞きたいわ。
　　ゆっくりして行ってよね。

ビアンカ「え？　そんなに
　　ゆっくりも　してられないの？
ビアンカ「何ですって？
　　結婚するために　水のリングを
　　探してる？　まあ……！

ビアンカ「おはよう！　リュカ。
　　きのうは　よく眠れた？
ビアンカ「今　朝食のしたくを
　　するから　しばらくしたら
　　起きてきてね。

ビアンカ「あら　お腹がすいたの？
　　リュカ。もうすこし　待ってね。
　　うふふ。

ビアンカ「あら　リュカ　どこ行くの？
　　もうすぐ　朝食が　できるのよ。

ビアンカ「さあ　できたわよ。
　　リュカ　こっちに　すわって。

ビアンカ「ねえ……。
　　食べながらで　いいから
　　聞いてくれる？
ビアンカ「きのう　あれから
　　考えたんだけどね。
ビアンカ「水のリングを探すの
　　私も　手伝ってあげるわ！
ビアンカ「だって　リュカには
　　幸せになって　欲しいもんね。
　　いいでしょ？
【いいえ】　　　　　　　　　　　　　　　【はい】
ビアンカ「あら　いいの？　私がいなきゃ　ビアンカ「うふふ。また　一緒に
　　水門を　開けられないわよ。　　　　　　　冒険が　できるわねっ。
　　だから　いいでしょ？　　　　　　　　ビアンカ「出かけるときは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私に　言ってね。
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「うふふ。また　一緒に　　　　　ビアンカ「あら　いいの？　私がいなきゃ
　　冒険が　できるわねっ。　　　　　　　　　水門を　開けられないわよ。
ビアンカ「出かけるときは　　　　　　　　　　だから　いいでしょ？
　　私に　言ってね。

ビアンカ「あら　リュカ。
　もう　出かける？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「うふふ。また　一緒に　　　　　ビアンカ「あら　いいの？　私がいなきゃ
　　冒険が　できるわねっ。　　　　　　　　　水門を　開けられないわよ。
　　　　　　　　　　　　                　　だから　いいでしょ？

ビアンカ「再会して　そうそうに　また
　　リュカと　冒険ができるなんて…
ビアンカ「リュカも　ずいぶん
　　成長したみたいだし　今度は
　　どんな冒険になるか　楽しみねっ。

ビアンカ「もうっ！
　　なにを　言ってるのよ
　　お父さんったら……。

ビアンカ「リュカ　お父さんの
　　言ったことは　気にしないでね。
　　病気だから　気弱になってるのよ。

ビアンカ「アルカパも　好きだったけど
　　ここも　けっこう　気に入ってるの。
　　ちょっと　静かすぎるけどね。

ビアンカ「あのネコは　うちで
　　飼ってるわけじゃないんだけど
　　すっかり　居ついちゃってるの。

ビアンカ「わかってるってば！
　　も〜　心配性なんだから。
　　今日も　お仕事　お願いね。

ビアンカ「私　ひとりで　なんでも
　　やるつもりだったんだけど　あの人
　　大工仕事は　あぶない！　…って。
ビアンカ「それで　毎日
　　手伝ってくれるようになったの。
　　心配性な人だよね。

ビアンカ「水門を管理するのが
　　私たち村人の仕事だけど……
ビアンカ「水門をあけて
　　湖にまで出た人は　ほとんど
　　いないと思うわ。

ビアンカ「私は　幸せだよ。
　　こうして　リュカとも　会えたし
　　お父さんも　良くなってきてるしね。

ビアンカ「そういえば　この村からも
　　教団に入るって　旅立った人がいたわ。
　　今ごろ　どうしてるかな？

ビアンカ「昼間の　酒場って
　　他の場所より　ずっと静かに
　　感じない？　ふしぎよね。

ビアンカ「光の国なんて……。
　　こういう話を聞くと　なんだか
　　こわくなるの。どうしてかしら…？

ビアンカ「あの　おじいさん
　　ふだんは　エッチなこと言ってるけど
　　根は　純情なのよね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「はぁ……　　　　　　　　　　　ビアンカ「ここの温泉が
　　リュカも　大人になったのね…。　　　　　お父さんの身体に　いいと聞いて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この村に　引っ越してきたのよ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「ホントは　アルカパで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リュカが　ぶじに　帰ってくるのを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　待っていたかったんだけどね。

ビアンカ「い　いくら　混浴だからって
　　わざわざ近づいて　話しかけないの！

ビアンカ「おじさんは
　　ああ言ってるけど　息子さんの
　　おかげで　助かってるのよね。

ビアンカ「さっきの人が　作った
　　野菜は　とってもおいしいの。
　　うちにも　届けてもらってるのよ。

ビアンカ「秘湯の花っていうのは
　　温泉の結晶なの。天然のものだから
　　すこししか　とれないんだけど……。
ビアンカ「この村で　ゆいいつ　名産と
　　よべるものかも知れないわね。

▼山奥の村(夜)
ビアンカ「洞くつか……
　　リュカのさがし物は
　　そこにあるのかも　知れないわね。

ビアンカ「あのおばさん
　　ダンナさんが　帰ってくるまで
　　いつも　起きて待ってるのよ。
ビアンカ「なんだかんだ　言っても
　　ダンナさんが　心配なのね。

ビアンカ「若い人が　温泉に
　　入りにきてくれたのって　久しぶり。
　　いつもは　お年寄りばっかりなのよ。

ビアンカ「同じ年頃の　女の子って
　　この村には　いないから…。
　　ゆっくりしていってくれると　いいな。

ビアンカ「この村からも　教団に入るって
　　旅立った人がいるのに……。
　　その人　大丈夫かしら？

ビアンカ「あの　おじいさん
　　いつもエッチなこと　言ってるけど
　　根は　純情なんじゃないかしら？

ビアンカ「私の家　知ってるでしょ？
　　あの人　あんなに　りっぱな家を
　　あっという間に　建ててくれたのよ！
ビアンカ「きっと　急に
　　大工仕事が　おもしろくなったのね！

ビアンカ「奥さんが　怒るのも当然よ。
　　１０ぱいも飲んだら
　　身体　こわしちゃうわ。

ビアンカ「あの人が　いなかったら
　　ふたりっきりで　入れたのにね。
　　うふふ…　じょうだんよ！

ビアンカ「うふふ。あいかわらず
　　寝てる人にも　話しかけるんだもん。
　　リュカったら　変わってないね。

ビアンカ「あの子　夜は
　　いつも　ここで寝てるの。
　　そんなに　私の家が好きなのかしら。

▼山奥の村(キラーパンサーがいない場合)
ビアンカ「あのネコは　うちで
　　飼ってるわけじゃないんだけど
　　すっかり　居ついちゃってるの。
ビアンカ「そういえば　プックルちゃんは
　　どうしているかしら……。

▼フィールド
ビアンカ「リュカのお母さんが
　　生きていて　そして助けるために
　　天空の防具が　必要だなんて……
ビアンカ「なんだか　大変な話だけど
　　早く　お母さんに会えるように
　　私も　協力してあげるねっ。

ビアンカ「じつは　私…　サンタローズが
　　おそわれたって　聞いたあと
　　ひとりで　サンタローズへ行ったのよ。
ビアンカ「家が焼けて　ぼろぼろだったけど
　　その中に　リュカはいなかったから
　　きっと生きてるって　思ってたの。

ビアンカ「でも　お母さんが
　　生きてて　良かったね。お母さんは
　　やさしくて　あったかくて……
ビアンカ「えへっ……　ごめんね。
　　ちょっと　思い出しちゃった。

ビアンカ「リュカったら　ずいぶん
　　チカラをつけたのね。
　　もう　私なんて　かなわないわ。
ビアンカ「身体も　がっしりしてきて
　　なんだか　パパスさんに
　　似てきたみたい。

ビアンカ「ねえ　リュカ。
　　暗くなってきちゃったし
　　今日は　もう　どこかに泊まる？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「じゃあ　そうしましょう。　　　ビアンカ「そうよね。
　　でも　リュカは　結婚前だから　　　　　　リュカは　急いでるんだもんね……。
　　部屋は　べつべつでね！　うふふ。

ビアンカ「こうして　夜　いっしょに
　　歩いていると　お化け退治のことを
　　思い出しちゃうね。
ビアンカ「リュカったら　小さいのに
　　一生けんめい　私を守ってくれて
　　すごく　うれしかったよ。

ビアンカ「水のリングを　さがすだけなら
　　レヌール城のお化け退治より
　　ずっと　簡単よね。
ビアンカ「……じつは　あの時
　　こわくて　泣きそうだったのよ。
　　私　暗いところもお化けも苦手なの。

ビアンカ「それにしても
　　リュカが連れてる　魔物って
　　よく　なついているわね。
ビアンカ「リュカって　昔から
　　ふしぎな感じがしたけど　それを
　　魔物たちも　感じているのかしら。

▼フィールド(キラーパンサーがいない場合)
ビアンカ「そういえば　プックルちゃんは
　　生き別れに　なったんだっけ……。
　　今ごろ　どうしているんだろうね。

▼水門前
ビアンカ「水門ね。
　　大丈夫。私に　まかせて。

ビアンカ「ここを　こうしてと……。
ビアンカ「これで　水門が開くわ。
　　さあ　行きましょう！

▼海上
ビアンカ「ここから先は　私も
　　どうなっているか　わからないわ。
ビアンカ「強い魔物も　いるでしょうから
　　気をつけて　行きましょうね。