▼サラボナ
ビアンカ「リュカは　結婚したら
　　この町の人に　なるのね。

ビアンカ「フローラさんが
　　ほかの男の人を　看病してるなんて
　　リュカ　気になるでしょ？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「うふふ。正直ね！　　　　　　　ビアンカ「うふふ。ムリしちゃって！

ビアンカ「フローラさんが　悩んでる？
　　それって　他に　好きな人が
　　いるとか？
ビアンカ「それとも　ステキなリュカに
　　ケガを　させたくないから……？
　　う〜ん　どういう悩みなのかしら。

ビアンカ「そうね　リュカなら　絶対
　　水のリングを　手に入れられるよね。
　　だって　私が　ついてるし！

ビアンカ「このあたりの酒場では
　　お酒だけでなく　変わった飲み物も
　　出しているらしいわ。

ビアンカ「この町の教会は
　　とっても　大きいし　ステキね。
ビアンカ「いいなあ。
　　私も　いつか　こういうところで
　　結婚式を　あげたいな。

ビアンカ「私も　いつか　そんな人と
　　結婚できるかしら……。うふふ。
　　まだ　とうぶん　先でしょうけどね。

ビアンカ「私たち家族は
　　この町に　住んでたかも
　　知れなかったのよ。
ビアンカ「ここなら
　　山奥の村の温泉にも　通えるし
　　買い物も　便利だしね。
ビアンカ「だけど　お父さんの身体には
　　静かなところが　いいって話になって
　　山奥の村に　住むことになったの。

ビアンカ「あのおじさん　商売が上手ね。
　　でも　たしかに　そのとおりだわ。
　　持ち物を　かくにんしておきましょ。

ビアンカ「本当に　天空の盾だと
　　いいわね。リュカには
　　お母さんを　見つけてもらいたいし。

ビアンカ「アンディさんって
　　たしか　フローラさんのことが
　　大好きな人よね？
ビアンカ「フローラさんと　結婚したくて
　　ムチャしたのかしら……。
　　かわいそうに。

ビアンカ「おじさんが　気が弱いのか
　　やさしいのか……。
　　でも　お似合いの　ご夫婦よね。

ビアンカ「あ〜　びっくりした。
　　お客さんには　ていねいなのに
　　ダンナさんには　あんな言い方なのね。

ビアンカ「そういえば
　　アンディさんと　フローラさんは
　　幼なじみの関係　なんだっけ？
ビアンカ「そんな人が　ケガをしたら
　　フローラさんが　心配するのも
　　ムリはないわね。

ビアンカ「本当は　そんな指輪を
　　取ってこいって　言った人が悪いのに。
　　フローラさんも　大変ね。

ビアンカ「フローラさんって
　　すごく　かわいい人ね。
　　それに　とっても　やさしそうだし…。
ビアンカ「リュカには　ちょっと
　　もったいないくらいの人ね。

ビアンカ「まあ！　なんて　ひどいヤケド。
　　あれじゃ　とうぶん　熱は
　　下がらないかも知れないわ……。

ビアンカ「敷地内に　別荘まであるなんて
　　ルドマンさんって　本当に
　　お金持ちなのね。

ビアンカ「まあ！　りっぱなお屋敷。
　　ここが　リュカの　家になるなんて
　　想像できないわね。

ビアンカ「ルドマンさんったら
　　意外と　失礼なこというのね！
ビアンカ「リュカが
　　そんな　いいかげんな男だと
　　思っているのかしら。

▼サラボナ(夜)
ビアンカ「あの人は　そういう手で
　　女の人を　口説いてるみたいだけど…
　　リュカには　必要ない手ね。

ビアンカ「リュカ　もうやめましょ。
　　あの飲み物は　クセが強いから
　　飲みなれない人は　つらいわよ。

ビアンカ「リュカったら　大丈夫？
　　そんなに飲んで…
　　気持ち悪くなったら　言ってよね。

ビアンカ「そんな理由で　結婚を
　　考えるなんて…。フローラさんを
　　なんだと思ってるのかしら。

ビアンカ「リュカは　結婚しても
　　旅を　続けるの？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「そっか…。　　　　　　　　　　ビアンカ「えっ？　じゃあ
　　じゃあ　フローラさんが心配だね。　　　　水のリングは　盾のためじゃなくて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　フローラさんとの　結婚のために？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「そっか…　そうだよね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お母さんのことは　あきらめて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　幸せな家庭をつくるのも　いいわよね。

ビアンカ「ないしょだけど　あの戦士さん
　　痛い痛いって　泣いてわめくから
　　手当てするのが　大変だったのよ。

ビアンカ「うふふ。
　　いろんな夫婦の形があって
　　おもしろいわね。

ビアンカ「アンディさん　本当に　心から
　　フローラさんを　愛しているんだわ。
ビアンカ「あの人と　フローラさんが
　　むすばれるのが　いちばん
　　自然な形じゃないかしら…。
ビアンカ「あっ　ごめんなさい。
　　今のは　聞かなかったことに
　　してちょうだい。

ビアンカ「フローラさんも　寝てるわよ。
　　顔を見たい気持ちはわかるけど
　　出直しましょう。

▼見晴らしの塔
ビアンカ「こんな塔を建ててまで
　　見張るってことは　サラボナって
　　魔物に　ねらわれてるのかな？

ビアンカ「ルドマンさんて　心配性なのね。
　　サラボナが　魔物に襲撃されたなんて
　　一度も　聞いたことがないわ。

ビアンカ「平和な町の　すぐとなりに
　　見はらしの塔だなんて
　　なんだか　似合わないわね。

ビアンカ「自身を　魔物に変えるなんて
　　そんなことができるのかしら？
　　本当にできたら　こわいことよね。

▼ラインハット
ビアンカ「ここに　リュカの友だちの
　　ヘンリーさんが　住んでいるのね。
ビアンカ「でも今は　水のリングを
　　探さないと　いけないんだから
　　あまり　ゆっくりできないわよ。

ビアンカ「今は　大事な用があるんでしょ？
　　友だちへの　あいさつは
　　また　今度にしましょうよ。

ビアンカ「ここに　こうしているなんて
　　なんだか　ふしぎな感じがするわ。
ビアンカ「昔は　あのサンタローズを
　　メチャクチャにした　この国が
　　にくくて…　こわくて……。

ビアンカ「うふふ。
　　なかなか　おもしろいことを言う
　　おじいさんよね。

ビアンカ「みんな　本当に
　　幸せそう……。
ビアンカ「私やリュカも
　　つらかったけど　この国の人も
　　つらかったのね……。

ビアンカ「私　山奥のくらしが長かったから
　　お城って　落ちつかないな。
　　場ちがいな　気がしちゃって……。

ビアンカ「地上に　天空城があれば
　　いつでも　誰でも
　　お城に　出入りできるかしら。

ビアンカ「リュカは　ここでも
　　大かつやく　だったようね。
　　私も　一緒に冒険したかったな。

ビアンカ「奥さまは　結婚して
　　お姫さまなんて　ステキよね。

ビアンカ「あのおじいさん
　　あんなに　よろこんで……。
　　リュカ　本当に　いいことしたね。

ビアンカ「う〜ん…　私には
　　よく　わからない　むずかしい話ね。

ビアンカ「お城には　すごい人も
　　いたりするのね。まあ
　　私たちには　縁のない話でしょうけど。

ビアンカ「リュカったら　どこでも
　　平気で　入っちゃうんだもの。
　　私は　ドキドキなのに……。

ビアンカ「太后さまって　ニセモノに
　　牢に　入れられていたのよね。
ビアンカ「先代の王が　亡くなったときも
　　牢の中だったのかしら……。

ビアンカ「リュカは　あまり
　　話してくれなかったけど……
ビアンカ「私の　知らない間に
　　本当に　いろいろなことがあったのね。
ビアンカ「リュカが…　生きていてくれて
　　本当に　よかった……。

ビアンカ「王さまが　おっしゃっていた
　　あの盾が　リュカのさがしている
　　盾かも　知れないのね……。
ビアンカ「さあ　もう　行きましょう。
　　リュカには　盾が　必要なんでしょう？

ビアンカ「あのメッセージを
　　見たからかしら…　ヘンリーさんが
　　ちょっと　かっこよく見えちゃうね。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「あの方が　ヘンリーさん……。　ビアンカ「たしかに　お母さんは
　　どこから見ても　王子さまという　　　　　リュカの幸せを　いちばんに
　　感じなのに　苦労なさったのね。　　　　　ねがってると思うけど……。
ビアンカ「それにしても　私には　　　　　ビアンカ「幸せの順番は
　　ぜんぜん　気づいてないみたいね。　　　　リュカが　決めちゃって
ビアンカ「今は　かわいい奥さんしか　　　　　いいんじゃないかな？
　　目に入らない　ってことかしら？

ビアンカ「マリアさんって
　　せいそで　かわいらしい人ね。
　　私とは　大ちがい。
ビアンカ「やっぱり　私は　お姫さまには
　　なれそうもないね。うふふ。
　　それに　似合わないし！

▼ラインハット(夜)
ビアンカ「夜は　お城に　はいれないのね。
　　今は　大事な用があるんだし
　　また　今度　来ることにしましょうよ。

ビアンカ「ヘンリーさんと　マリアさんは
　　ずいぶん　仲がいいみたいね。
ビアンカ「いいなあ……。
　　私も　誰かと　結婚しちゃおうかな。
　　……うふふ　じょうだんよ！

ビアンカ「最近　ああいう
　　くらい話が　多いわね……。

ビアンカ「あっ　流れ星！
　　リュカが　幸せになるように
　　お祈りしてあげるね。

ビアンカ「リュカは　つき合いも
　　恋人もなしで　いきなり
　　結婚しちゃうのよね……。

ビアンカ「行くの？
　　まあ　私には　とめる権利はないから
　　どうぞ　ご自由に！

▼ラインハット
ビアンカ「リュカったら　そんな顔して
　　いったい　どんな　ぱふぱふを
　　想像していたの？

▼ラインハットへの関所
ビアンカ「のんきな　おじいさんね。
　　平和になったのは　ヘンリーさんと
　　リュカが　がんばったからなのに。

ビアンカ「ここって　川の下なのよね。
　　もし　くずれたら　どうしよう……。

ビアンカ「すごいわ　顔パスじゃない。
　　リュカも　えらくなったものね。

▼古代の遺跡
ビアンカ「ここで　リュカのお父さんが
　　亡くなったのね……。
ビアンカ「あのパパスさんを
　　きたない手で　殺すなんて
　　絶対に　許せない！

ビアンカ「ヘンリーさんが
　　さらわれなかったら　パパスさんは
　　死なずにすんだかも　知れない……。
ビアンカ「…なんて　考えちゃダメよね。
　　幼かった　ヘンリーさんには
　　どうする事も　できなかっただろうし。

ビアンカ「ここは　リュカにとって
　　お父さんと冒険した
　　最後の場所　になるのね。