▼グランバニア
ビアンカ「やっと　たどり着いたわ。
　　ここが　グランバニアなのね。
　　長い道のりだったわよね。

ビアンカ「カベが　ぐるりと城を
　　囲っているのは　どうしてかしら？

ビアンカ「リュカのことを　知っている
　　人が　いるかもしれないわ。
　　いろんな人に　話しかけてみましょう。

ビアンカ「わ〜　すごいわ。
　　お城の中に　すっぽり
　　町が　おさまっているのね。

ビアンカ「あのセリフを　聞くと
　　ああ　グランバニアに　来たんだって
　　実感が　こみあげるわね。

ビアンカ「ねえ　見た！？
　　あの女の人　背中に　羽がはえてるわ。
　　あれ　本物よね？　何者なのかしら？？

ビアンカ「スライムを　飼いならすなんて
　　まるで　リュカみたいな王妃さまね。

ビアンカ「パパス王って　本当に
　　リュカのお父さんの
　　パパスさんなのかな？
ビアンカ「なんだか　あんなに
　　スケールの大きな話を　聞いたら
　　わからなく　なってきちゃった。

ビアンカ「まっすぐで　かわいいね。
　　あの子が　もう少し大きくなったら
　　いっしょに　旅するのもいいかもね。

ビアンカ「ホントに　そうよね。
　　私も　お母さんになったら
　　同じこと　思うだろうな……。

ビアンカ「オジロン王って
　　どんな人なんだろうね。
　　気になって　きちゃったな。

ビアンカ「みんな　先代の王の帰りを
　　待ちわびていたのね。

ビアンカ「パパス王を　しのぶ気持ちも
　　わかるけど　そろそろ　べつの
　　生きがいを　見つけてほしいわよね。

ビアンカ「名工か…　城を出るなんて
　　よほど　パパス王のことを
　　したっていたのかも　知れないわね。

ビアンカ「１００００ゴールドって
　　びみょうな金額よね。
　　だとうなような　少ないような……。

ビアンカ「その人が　私たちの知っている
　　サンチョさんなら　リュカの無事を
　　ずっと　祈ってたんだと思うわ……。

ビアンカ「とにかく　そのサンチョさんに
　　会うのが　いちばん早いわね。
　　サンチョさんを　さがしましょうよ。

ビアンカ「天空の城のことまで
　　研究させていたなんて……
　　パパス王には　ヒミツが　多そうね。

ビアンカ「あーあ　ざんねん。
　　この先は　一歩も
　　通してくれそうにないわね。

ビアンカ「ねえ　チェスって知ってる？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「いつの間に　おぼえたの？　　　ビアンカ「そうよね。私も知らないわ。
　　そっか　小さい頃　　　　　　　　　　　　そんなに　おもしろいゲームなのかな？
　　パパスさんが　教えてくれたのね。

ビアンカ「聞けば聞くほど
　　ここが　リュカのふるさとだって
　　思わずには　いられないわ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「今は　ショウコがないけど　　　ビアンカ「この先には　行けないようね。
　　あとで　リュカが　本当に　　　　　　　　ほかの場所を　見てまわりましょう。
　　王族だと　知ることになるでしょうね。

ビアンカ「言葉使いは　ああだけど
　　お姫さまと　いうだけあって
　　きれいな人ね。

ビアンカ「私よ　サンチョさん。
　　わからないかしら？
　　ビアンカよっ。

ビアンカ「私たち　結婚したのよ。
　　ねっ　リュカ。

ビアンカ「サンチョさん……。

ビアンカ「はい　王さま。
　　私は　リュカの妻
　　ビ　ビアンカ……と………

ビアンカ「リュカ　ごめんね。
　　今まで　かくしていて……。
ビアンカ「そうかなって　思ってたけど
　　言ったら　リュカは　私のために
　　旅を　やめちゃうような気がして。
ビアンカ「でも　もう
　　いっしょに　旅をしたいなんて
　　わがままを　言わないわ。
ビアンカ「身体に　気をつけて
　　きっと　丈夫な赤ちゃんを　産むわ。
ビアンカ「好きよ　リュカ。

ビアンカ「おはよう　リュカ。
　　きのうは　ふたりとも
　　すごく　ねちゃったね。
ビアンカ「うん　私は　大丈夫よ。
　　だいぶ　元気になったみたい。

ビアンカ「でも　リュカが
　　この国の王子さまだったなんて
　　びっくり　しちゃったわ。
ビアンカ「もし　リュカが
　　王さまに　なっちゃったら
　　私たちの子供も　王子さまね。
ビアンカ「なあんて
　　そんなことは　どうでもいいの。
ビアンカ「私は　今のままで
　　じゅうぶんに　しあわせよ。

ビアンカ「リュカ
　　もどってきて　くれたのね。
ビアンカ「今日は　もう休む？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「おやすみ　リュカ。　　　　　　ビアンカ「私も　いっしょに
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冒険に　でたいけど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もう　わがまま　言わないわ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「だって　丈夫な赤ちゃんを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　産んで　リュカの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　よろこぶ顔が　見たいもんね。

ビアンカ「おはよう　リュカ。
ビアンカ「今日は　とっても
　　いい天気よ。

ビアンカ「おはよう　リュカ。
ビアンカ「きのうは　ふたりとも
　　すごく　ぐっすり　ねちゃったね。

ビアンカ「おはよう　リュカ。
ビアンカ「リュカったら
　　すごく　ねぞうが悪いんだもん。
ビアンカ「なあんて
　　私も　人のこと　言えないけどね。
　　うふふ。

▼王家の証入手後
ビアンカ「リュカ……
　　もどって来てくれたのね……。
ビアンカ「私　がんばって
　　元気な　リュカの赤ちゃんを
　　産むわ…　ハアハア……。

ビアンカ「ハアハア……。
　　愛してるわ　リュカ……。

ビアンカ「リュカ……。
　　私　がんばったよ。
ビアンカ「よく　やったって
　　ほめてくれる？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「ありがとう。　　　　　　　　　ビアンカ「もう！　いじわるね。
ビアンカ「リュカ……。　　　　　　　　　　　でも　本当は
　　私たちの　赤ちゃんよ。　　　　　　　　　てれくさいんでしょう。
ビアンカ「ねえ……。　　　　　　　　　　ビアンカ「リュカ……。
　　赤ちゃんの名前　どうする？　　　　　　　私たちの　赤ちゃんよ。
ビアンカ「私は　リュカに　　　　　　　　ビアンカ「ねえ……。
　　名前を　つけてほしいな。　　　　　　　　赤ちゃんの名前　どうする？
ビアンカ「男の子のほうは　　　　　　　　ビアンカ「私は　リュカに
　　どんな名前が　いいかしら？　　　　　　　名前を　つけてほしいな。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ビアンカ「男の子のほうは
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どんな名前が　いいかしら？

ビアンカ「女の子のほうは
　　どんな名前が　いいかしら？

ビアンカ「ティミー　と　ポピー。
　　ちょっと　かわってるけど
　　ステキな名前ね。
ビアンカ「男の子は　ティミーで
　　女の子は　ポピー。
　　これに　決めていい？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ビアンカ「ティミー　と　ポピー。　　　　ビアンカ「じゃあ　考えなおす？
ビアンカ「この　ふたりが　　　　　　　　ビアンカ「男の子のほうは
　　大きくなるまでに　平和な時代が　　　　　どんな名前が　いいかしら？
　　やってくるといいね　リュカ。
ビアンカ「つかれたせいか
　　私　なんだか
　　眠くなって　きちゃったわ。
ビアンカ「おやすみ　リュカ。
　　私　とっても　しあわせよ……。

ビアンカ「おはよう　リュカ。
　　ゆうべは　とっても
　　よく　眠れたわ。
ビアンカ「今日は　リュカの
　　即位式なんでしょう？
　　がんばってきてねっ。

ビアンカ「ねえ　リュカ……。
　　ふしぎだと　思わない？
ビアンカ「私は　小さい頃　お父さんや
　　お母さんは　ずっと昔から　お父さん
　　お母さんなんだって　思ってた。
ビアンカ「でも　みんな　こうして
　　お父さんや　お母さんに
　　なっていったのね。
ビアンカ「リュカ　私たちも
　　ステキな　お父さんやお母さんに
　　なりたいわね。

▼デモンズタワー
ビアンカ「まあ！　あなたたち！
　　こんな所に来たら　危ないわ！
ビアンカ「リュカにも
　　伝えてちょうだい。私のことは
　　もう　忘れてって……。

ビアンカ「リュカ！
　　やっぱり　来てくれたのね！
ビアンカ「でも……。
　　来ないほうが　よかったかも。
ビアンカ「大臣を利用して
　　私を　さらったのは
　　リュカを　おびきだすため。
ビアンカ「そして　あなたを
　　亡き者にしたあと
　　自分が　王になりすまして……

ビアンカ「あ！

ビアンカ「やめてーっ！

ビアンカ「やめなさい　ジャミ！

ビアンカ「さあ　リュカ！
　　いまよ！

ビアンカ「…………　私が……
　　勇者の子孫？