DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(3DS版)
〜キーファ全台詞集〜


▼不思議な森
キーファ「あいたたた……。
キーファ「ふう……やれやれ。
 なんだったんだ? 今のは。
キーファ「アルス。
 マリベルも 大丈夫か?
マリベル「大丈夫なわけ ないでしょ!
 なんだったのよ 今のはっ!?
キーファ「さあ……?
 あの神殿にいて なにかが
 起こったのは たしかだけど……
キーファ「そういえば……
 見たことのない 場所だな。
 島に こんな所が あったのか?
マリベル「なに 言ってんのよ。
 あったに決まってるじゃない。
 現に こうしてあるんだし。
マリベル「……にしても
 どうして ここって
 こんなに 空が暗いのよっ!?
マリベル「それでなくても
 気分がわるいのに もうホントに
 サイテーな気分だわ。
マリベル「……さてと じゃあ
 あたしは 家に帰るからね。
マリベル「アルス キーファ。
 遊んでくれて ありがと。
 つまらなかったわ。じゃあね。
キーファ「さて……オレたちも
 いつまでも ここにいても
 しかたないしな。
キーファ「行こう アルス。

キーファ「マリベルのヤツ
 ひとりで どんどん行っちゃったけど
 あいつ 道わかってるのかな……?

キーファ「……にしても ここって
 本当に どこなんだろうな?
 アルスは ここを知ってるのか?
【はい】                 【いいえ】
キーファ「ふ〜ん……じゃあまあ      キーファ「だよなあ……。
 ひとまず 安心……なのか?         空も暗いし……
キーファ「まあ いいや。           なんか 変な感じの森だもんな。
 とにかく さきをいそごうぜ。       キーファ「まあ いいや。
                      とにかく さきをいそごうぜ。

マリベル「キャ〜〜〜ッ!!!
キーファ「今の声は……
 マリベルの声だ!
キーファ「行くぞ! アルス!
マリベル「な…なんなの〜!?

マリベル「な…なんなのよ! ここは!
マリベル「どうして
 魔物なんか いるのよ!
キーファ「……魔物?
 今のが 魔物なのか?
マリベル「じゃなかったら
 今の うす気味わるい生き物は
 なんだっていうのっ!?
キーファ「………………。
マリベル「とっ…とにかくっ!
 こんなことになったのは
 あんたたちの せいだからねっ!
マリベル「あんたたちが ムリヤリ
 あたしを こんな所に
 つれてきたから いけないのよ!
マリベル「アルス! あんた
 ちゃんと責任をとって あたしを
 ぶじに家まで送りとどけるのよ!
キーファ「魔物……。
キーファ「お…おい!
 アルス! ちゃんと見たよな!
 今のは 本物の魔物なんだぞ!
キーファ「……クウ〜ッ!
 なんだか知らないけど
 ワクワク してきたぜ!
マリベル「バカッ!
 どうして こんなときに
 あんたは よろこんでんのよっ!
マリベル「とにかく
 あたしは いつまでも
 こんな所に いたくないわ。
マリベル「さっさと あたしをつれて
 家に帰るのよ! いいわね!

キーファ「う〜ん。
 さっきの魔物といい
 この 暗い 空といい……
キーファ「ホントに ここは
 エスタード島なんだよな……?

キーファ「あれが 魔物か。
 もっと 恐ろしい姿を
 想像していたけど……
キーファ「なんにせよ
 なんだか これぞ 冒険って
 感じがするよな!!

*「あなたたちは ……だれ?
キーファ「おどろかせてしまって
 すいません。ボクたちは
 あやしい者じゃ ありません。
キーファ「ボクの名前はキーファ。
 グランエスタードの王子です。
*「……エスタード?
 まさか……
キーファ「あ……それと そこに
 いるのが アルスとマリベル。
 ボクの仲間たちです。
マリベル「それはそうと
 このあたりは ずいぶんと空が
 暗いのね。えっと……
*「……申しおくれました。
 私の名前は マチルダです。
マリベル「マチルダさん?
 マチルダさんは こんな暗い所で
 草むしりでも していたの?
マチルダ「いえ……
 この草は そこにある墓に供えようと
 摘んでいたものです。
マリベル「お墓に供える……って
 ねえ それって雑草じゃない?
マリベル「雑草を わざわざ
 お墓に 植えなおすの?
マチルダ「この草は 花の代わりです。
 見てのとおり このあたりには
 花が 咲かないのです。
マチルダ「なので……
 せめて 雑草でもと思って……。
マリベル「あ! そうだ!
 花ならあるわよ!
マリベル「……って タネだけど。
マチルダ「花の……タネ……。
マリベル「グランエスタードの森で
 ひろったの。
 家の周りにでも まこうかと思って。
マチルダ「……すみません。
 もしよろしければ そのタネを
 すこし わけていただけませんか。
マリベル「もちろん!
 ぜんぶ あげるよ!
マチルダ「ありがとうございます!
 では さっそく このタネを
 お墓のそばに まいてみますわ!
マチルダ「これで 死んだ者の
 たましいも すこしは
 いやされましょう。
マリベル「死んだ者……。
マチルダ「ところで……
 あなたがたは これから
 どこに向かう おつもりでしょう?
キーファ「ん〜……どこって言うか
 とりあえず それぞれの家の方に
 戻りたいと 思うんですけど……
マチルダ「……申し上げにくいのですが
 今すぐに あなたがたの住む場所に
 戻ることは できませんわ。
マチルダ「ですが…… この森を抜けた
 先にある村なら あなたがたの
 休める場所も ありましょう。
マチルダ「タネをいただいた お礼に
 その村につくまで あなたがたの
 おともを いたしますわ。
マチルダが 仲間にくわわった!
マチルダ「さて では行きましょう。
 村は この森をでてすぐ東ですわ。

キーファ「とりあえず 近くに
 村が あるのは わかったけどさ。
キーファ「でも ここが どこかっていう
 疑問は 残ったままなんだよな。

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「マチルダさん 変なこと
 言ってたよな。すぐには
 もとの場所に 戻れないとか……
キーファ「あれって
 どういうことだろ?
 ……気になるな。

キーファ「な……なあ アルス!
 さっきの マチルダさんの
 剣さばきを ちゃんと見たか!?
キーファ「すっげえ……。
 よっぽど 修行しないと
 なかなか ああはできないぜ!

▼ウッドパルナ
マリベル「ねえ アルス!
 ちょっと待って!
マリベル「マチルダさんの姿が
 見えないわ。
 どこに行っちゃったのかしら。
キーファ「……本当だ。
 いそいで 家に戻ったのかな?
 どうせ この村の人なんだろうし。
マリベル「ふ〜ん……?
 一言もなく? 冷たいわね。
マリベル「……それにしても
 なんなの この村は?
 あちこち こわれているじゃないの。
キーファ「こわれている というより
 これは……。
マリベル「なんでもいいわ。
 とにかく 家に 帰れる方法がないか
 村の人に 聞いてみましょ。

キーファ「マチルダさん ほんとに
 どこ 行っちゃったんだろうな?
キーファ「なんだか 消えるみたいに
 いなくなっちゃったけど……。

キーファ「なんだか 知らないけど
 暗い村だな……。
 みんな つかれた顔してるし。
キーファ「これって 空が 暗いせい
 ばかりでも なさそうだな。

*「もう おしまいだべ……。
 オラの ほがらか農園も
 これで おしまいだ……。
*「あんたたち 見てほしいだよ。
 オラの畑の真ん中に あんな
 でかい穴が あいちまっただ……。
キーファ「本当だ! いったい だれが
 こんなひどいことを したんだ!
*「……なに言ってるだ。
 これは オラがやったに
 決まってるだよ。
*「いくら 嫁っこと娘っこの
 ためとはいえ……
 これでオラは おしまいだべ。

キーファ「な……なんだよ
 今の おっさんはあ!?
キーファ「自分で 畑をダメにして
 それを かなしんでるなんて……
 どっか 悪いんじゃないだろうな?

キーファ「魔物に 女の人を
 さらわれたか…… ちょっと
 信じられない話だな。
キーファ「だけど 外で
 本物の魔物を 見たわけだし……
 きっと 本当のことなんだろうな。

キーファ「魔物が こんなに人々を
 くるしめてる場所が
 島に あったなんてな……
キーファ「……いや ちょっと待てよ。
 そんなことも 知らなかったなんて
 どうかんがえても おかしいよな。
キーファ「ここは だれも知らなかった
 遠くの島…… なのかあ?
 う〜〜〜ん……

*「だれっ!?
*「な…なんだ…… 人間だよね。
 とにかく 中に入ってよ!
*「おどろかせて ゴメン。
 この家が 魔物に気づかれたのかと
 思って ビックリしちゃってね。
*「ボクは パトリック。……そうだ!
 それより おにいちゃんたち
 旅の人なんでしょっ!?
パトリック「だったら どこかで
 マチルダっていう 女の人に
 会わなかった?
【はい】                 【いいえ】
パトリック「ホント!?          パトリック「そう……。
 ほっ……。よかった。           それじゃ やっぱりマチルダは……
パトリック「マチルダは 今 この村を    パトリック「マチルダは 今 この村を
 魔物から 守ってくれてる人なんだ。     魔物から 守ってくれてる人なんだ。
 だけど 最近 姿を見なくて……       だけど 最近 姿を見なくて……
パトリック「お父さんも                 :
 ケガをしてる こんなときに
 マチルダまで いなくなったら……。
*「う……
 うああっ!!
パトリック「お父さん……。
 大丈夫? キズが いたむの?
パトリック「ああ ごめんね。
 話の途中で……。ここに寝ているのは
 ボクの お父さんなんだ。
パトリック「お父さんは この村の戦士。
 女の人を助けるために
 魔物と戦って こんなケガを……。
パトリック「このケガを治すには
 緑色の宝玉の輝きが 必要だって
 お医者さまが 言ってたんだけど……
パトリック「それがとれる 南東の鉱山も
 今は 魔物がいっぱいで
 誰も 取りに行けなくってね。
パトリック「だからマチルダに会ったら
 緑色の宝玉を 取ってきてほしいって
 お願いしようと 思ってたんだ。
パトリック「おにいちゃんたちも
 どこかで マチルダに会ったら
 そう 伝えてくれないかな?
パトリック「ボクも マチルダを
 さがしに行きたいけど お父さんを
 みてなくちゃ いけないから……。
キーファ「なあ アルス。
 その 緑色の宝玉ってヤツ
 オレたちで 取りに行かないか?
【はい】                 【いいえ】
キーファ「だよな! お前なら        キーファ「でも アルス。
 そう言ってくれると 思ったぜ!       ここで 待っていても 帰れるあては
マリベル「ちょっと なに 言ってんのよ!   ないような 気がするんだよ。
 なんで あたしたちが行かなきゃ      キーファ「どうやら マチルダさんの姿も
 いけないわけ?              見えないようだし ひょっとしたら
キーファ「まあまあ。どうやら        鉱山で 何か見つかるかもしれないぜ。
 マチルダさんの姿も見えないし      キーファ「とりあえずは この子のために
 オレたちも 帰り道を探さなきゃだし…    緑色の宝玉を 探してきてあげるのが
キーファ「もしかしたら その鉱山で      いいんじゃないのか?
 何か 見つかるかもしれないぜ。      【はい】
マリベル「……そうかしら?        キーファ「だよな! お前なら  
 あんたが真面目な話を するときって     そう言ってくれると 思ったぜ!
 ロクなことがないんだけど。              :
マリベル「…まあ いいわ。
 こんな田舎に ひとりでいても退屈だし
 あたしも 一緒に行ってあげる。
キーファ「よし! 決まりだな!
パトリック「おにいちゃんたち もしかして
 宝玉を さがしに行ってくれるの?
キーファ「ああ!
 南東にある 鉱山……だったよな?
パトリック「うん!
 ありがとう おにいちゃん!
パトリック「もし ボクが マチルダに
 会ったら おにいちゃんたちが
 さがしにいったことを 伝えるね!

キーファ「南東の鉱山か。
 魔物が多いって 話だけど……。
キーファ「まあ オレたちだけでも
 なんとか なるさ!!

キーファ「村を助けた 英雄の伝説か。
 なんか かっこいいなあ。
キーファ「グランエスタードじゃ
 平和すぎて 英雄になんて
 なりようが ないものな。

▼東の塔
キーファ「この塔の中は
 外にいるときよりも もっと
 イヤな感じがするな……。
キーファ「アルス。
 ここは オレたちだけじゃ
 危険かもしれないぞ!

キーファ「お おい!
 なんだ こいつは!!
 ハンパなく 強そうだぞ!
キーファ「アルス!
 相手にしないで ここは 逃げるぞ!

▼カラーストーン採掘場
キーファ「よほどの用か……。
キーファ「緑色の宝玉を
 探すって いうのは よほどの用だから
 引き返すわけには いかないな。

キーファ「ここに
 緑色の宝玉が あるのか。
キーファ「よし アルス。
 ここは 慎重に 進もうぜ。

マチルダ「キーファさんたち。
 また こんな所で
 お会いするとは……。
マリベル「こんな所でって
 そういうマチルダさんこそ
 こんな所で 何してるの?
マチルダ「私は…… この奥から
 魔物の気配を感じたので
 こうして 見にきたのです。
キーファ「あっ そうだ!
 マチルダさん そういえば……
キーファは パトリックの願いを
マチルダに告げた。
マチルダ「そうですか……。
 あの少年が 父親のために
 緑色の宝玉を……
キーファ「そういうわけだから
 もしよかったら マチルダさんも
 手伝ってくれませんか?
マチルダ「緑色の宝玉ならば
 緑色のカラーストーンがあれば
 必ず 採れるはずですが……
マチルダ「はたして この鉱山に
 まだ 緑色のカラーストーンが
 残っているかは わかりません……。
マチルダ「……では
 私は 急ぐ身ですので
 ここで 失礼いたします。
マリベル「……って マチルダさん!
 いっしょに さがしてくれないの?
マチルダ「……冷たいと
 思われるかも しれませんが……
マチルダ「私も あの少年だけに
 かまっては いられないのです。
 では……。
キーファ「……う〜ん。
 マチルダさんって
 本当に 冷たいかもなあ。
キーファ「……仕方ない。
 オレたちだけで 緑色の宝玉を
 さがすことにするか。

キーファ「残っているか わからないか。
 もしかしたら よっぽど奥まで
 行かないと 見つからないのかもな。

▼ウッドパルナ
キーファ「なんだ アルス。
 お前もしかして 疲れたのか?
【はい】                 【いいえ】
キーファ「そうか。なら 仕方ないな。    キーファ「だったら 早く 鉱山に
 鉱山の探索は 休んでから          戻って 緑色の宝玉を 見つけようぜ!
 再開することに しようぜ。

▼カラーストーン採掘場
キーファ「緑色のカラーストーンか
キーファ「ここには ないみたいだし
 もっと 奥に 行ってみようぜ。

キーファ「へぇ〜〜!
 あれが カラーストーンかぁ!!
キーファ「キレイだったし
 リーサに おみやげに……って
 大きすぎて ジャマだな。

キーファ「あちこち パズルのように
 カラーストーンが あって
 進むのが 大変だぜ。

キーファ「おーっ!
 カラーストーンが かなり
 いっぱい あるな!
キーファ「ここなら
 緑色のも あるんじゃないのか?

キーファ「やったぜ! こいつが
 緑色のカラーストーンだな!
キーファ「……って
 こんな でかいのを
 どうやって 持って帰るんだ?
マチルダ「キーファさん!
マチルダ「……よかった。
 どうやら ご無事のようですね。
マチルダ「あの後… やはり
 みなさんが 心配になり
 戻ってきたのです。
マチルダ「……さきほどは
 どうも すみませんでした。
 私も どうかしていたようです。
マチルダ「…あの少年が 緑色の宝玉を
 さがしているのでしたね。ならば
 ぜひ 私にも 協力させてください。
マチルダは 緑色のカラーストーンに
手をかざし 意識を集中している……。
緑色のカラーストーンから
ひとつの破片が こぼれおちた!
マチルダ「さあ これを
 あの少年の所に お持ちください。
キーファは 緑色にかがやく
美しい宝玉を 受け取った!
マチルダ「……急ぐ身であることは
 変わりませんので すみませんが
 私は ここで 失礼しますわ。
マチルダ「辺りには 魔物がいます。
 帰り道も お気をつけてください。
 では……。
マチルダ「忘れるところでしたわ。
 キーファさんたちに これを
 もらっていただきたいのです。
キーファは マチルダから
木の人形を もらった!
マチルダ「その人形は……
 私がまだ 少女のころ
 兄から もらった物です。
マチルダ「ずっと お守りとして
 大事にしてきたのですが……
 今の私には 似合いませんから……
マチルダ「気に入らないようなら
 捨ててください。
 それでは 本当に失礼します。

キーファ「よし! 急いで
 パトリックのところに 戻ろうぜ!!

キーファ「やったな アルス!
 この宝玉を はやくパトリックに
 とどけてやろうぜ!

キーファ「マチルダさん……。
 また 行っちゃったか。
 なんか ふしぎな感じの人だよな。

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「それにしても こんなカケラで
 ケガが 本当に 治るのかな?
キーファ「まあ 足りなかったら
 また 取りに来れば いいか!

▼ウッドパルナ
キーファ「とりあえず 無事に
 宝玉は 手に入ったわけだし……
キーファ「さっそく パトリックに
 とどけてあげることに しようぜ。

キーファ「そうだな。
 寄り道せずに パトリックのところに
 持っていこうぜ。

キーファ「掃除中なら 仕方ないな。
キーファ「とりあえず 先に
 パトリックに 宝玉を
 とどけようぜ。

マリベル「ちゃんと 部屋にお金を
 払っといてくれるなんて
 あの子 けっこう気がきくわよね。
マリベル「………………。
キーファ「ぐおー…… ぐおー……。
マリベル「ほんと キーファってば
 どこでも すぐに寝れるんだから
 まったく うらやましいわよ。
マリベル「………………。
マリベル「……さてと ムダ話は
 このくらいにして あたしも
 そろそろ 寝ようかな。
マリベル「じゃあ おやすみ。
 キーファとアルス。
マリベル「………………。
マリベル「……ねえ アルス。
マリベル「あたしたちって もしかして
 このまま もうフィッシュベルに
 帰れないのかな?
マリベル「アルスは 家に帰れなくて
 さみしくないの?
マリベル「あたしはもう……
 家に 帰りたいよ。
 パパとママに 会いたい……。
マリベル「………………。
マリベル「……なんちゃって
 ウソよ。
マリベル「あたしが
 そんなこと 言うわけないでしょ。
 じょーだんよ。じょーだん。
マリベル「さっ アルス。
 いつまでも 起きてないで
 あんたも さっさと寝なさいよ。

キーファ「ふああぁぁ……。
 すっげー よく寝たな……。

キーファ「あの 宝玉が
 どれだけすごいものかは
 わからないけどさ……。
キーファ「もしかしたら
 もう 治ってたりしてな!

キーファ「こっちとしちゃ 買い物が
 できるなら 誰でもいいわけだけど……。
キーファ「この人に とっては
 とんだ 災難だったな。

キーファ「おいおい アルス。
 別に この人に
 ウソをついたって 意味ないだろ。

キーファ「この おっさん……。
 見た目は むさくるしいが
 なかなか 詩人だな……。

キーファ「ハンクさんといっしょに
 魔物退治か……。クゥ〜っ!
 なんか ワクワクするぜ!
キーファ「とにかく そんなわけだ。
 アルス はやく 準備を
 済ませちまえよな。

【はい】                 【いいえ】

キーファ「なんにしても          キーファ「ハンクさんといっしょに
 まずは ハンクさんのケガが         魔物退治か……。クゥ〜っ!
 治って よかったな。            なんか ワクワクするぜ!
                     キーファ「とにかく そんなわけだ。
                      アルス はやく 準備を
                      済ませちまえよな。

キーファ「ハンクさんって
 村の みんなから
 頼りにされてるんだな。

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「これから ハンクさんが
 やられたっていう 魔物がいるところに
 行くんだよな……。
キーファ「べ…べつに 恐くなんかないぞ!!
 オレたちだって 戦えるさ!

▼カラーストーン採掘場
キーファ「おいおい アルス。
 おまえは どこに 来てるんだ?
キーファ「目的の 塔は
 村の東の岩山を 北から
 こえた先 だったはずだぜ。

▼東の塔
キーファ「なんだか……
 いかにも 魔物のすみかって
 感じだな……。イヤな感じだ。

キーファ「はぁ…はぁ……。
 さすがに きつかったな……。

キーファ「塔の中は 外とは違って
 かなり 魔物が 住んでるみたいだな。

キーファ「なんか あそこに
 変なのが いるけど……
キーファ「あれが 親玉……って
 感じにも 見えないよな?

キーファ「そういえば あれから
 マチルダさんを 見かけてないな。
キーファ「もしかしたら また
 この塔でも 手助けしてくれたりしてな。

ハンク「うおおおおっ!!
ハンク「これ以上 あなたがたを
 つらい目に あわせるわけには
 いきませんな……。
ハンク「とどめは……
 私が さしましょう。
キーファ「な…なあ アルス!
 本当に これでよかったのか!?
キーファ「いくらなんでも
 このままじゃ マチルダさんが
 かわいそすぎるだろ!
ハンク「……アルスどの。
 私を 止めようというのですか?
【はい】                 【いいえ】
ハンク「…………。            ハンク「……ならば 私の近くには
ハンク「理解してください……。       いない方が よいでしょう……。
 私とて 村の英雄の妹を          マリベル「なにやってんのよ アルス!
 斬ることを 本意とは思いません。      このままじゃ マチルダさんが……!
ハンク「しかし……誰のさしがねかは    マリベル「今度こそ ハンクさんを
 知らないが 女が戻らねば          止めなさいよ!
 私の村は 死ぬのです。          ハンク「……アルスどの。
ハンク「村を救い……この島の闇を      私を 止めようというのですか?
 はらう手段が これしかないのなら
 私は あの女を斬らねばならない。
マリベル「ちょっ……ちょっと
 待ちなさいよ!
マリベル「あ…あんた
 女を 斬る気なの……!
マチルダ「マリベルさんと……
 言いましたね。
マチルダ「ありがとう……。
 あなたは 心の優しい人だわ。
マチルダ「アルスさんたち……。
 はじめて 私と出会った あの森を
 おぼえていますね?
マチルダ「あの森の奥を もう一度
 おたずねください。
 これが 私にできる すべて……。
マチルダ「マリベルさん……。
マチルダ「花のタネ……
 うれしかったです。
 ありがとう……。

キーファ「……なあ アルス。
 たしかに 空は晴れたけど
 本当に これでよかったのかな?
キーファ「それに…… マチルダさんが
 言ってた あの方って……
 いったい だれのことだろうな。

▼カラーストーン採掘場
キーファ「なあ アルス。
 いまさら ここに 何の用だ?
キーファ「ここは いいから
 早く 村に 戻ろうぜ。

▼ウッドパルナ
キーファ「う〜ん……。
 マチルダさんの事を 思うと
 素直に よろこべないな。

キーファ「出会いと 別れか……。
キーファ「ってことは アルスと
 出会ったのも 神の おぼしめしって
 ことに なるのか?

キーファ「オレには 詩のことは
 よくわからないけど でも
 これは なしだって 思うぜ。

キーファ「出会った森の奥……か。
キーファ「なやんでても しかたない。
 行こう……。エスタードに
 帰れるのかもしれない。

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「本当なら
 すごい 冒険をしたって
 喜ぶところだけど……
キーファ「やっぱり 今は
 そんな気分には ならないな。

▼東の塔
キーファ「ここに 来ると
 マチルダさんの ことを
 思い出しちゃうな……。

▼カラーストーン採掘場
キーファ「アルス。
 おまえが いろいろ
 冒険したい気もちは わかるけど……
キーファ「今は とりあえず
 あの森に 向かわないか?

▼不思議な森
キーファ「きっと マチルダさんが
 いたら 同じように パトリックに
 あげてたと オレも 思うよ。

▼なぞの神殿
キーファ「ん……?
 ここは たしか……。
キーファ「どうやら
 もどってきたみたいだな。
キーファ「たしか その変なヤツと話して
 石版をはめてもらって……
 オレたちは……。
*「ムッ! 変なヤツとか 失礼だぞ!
 オイラは こう見えても
 れっきとした 神さまの……
*「まあ 細かいことはいい。
 お前たち よくもどった。
*「ホウ! ホウ!
 お前たちの のぞみ通り
 冒険ができて よかったろ?
キーファ「え? ああ…
 まあ… それは そうだけど…。
キーファ「にしても いったい
 あそこは どこだったのか…?
キーファ「それとも オレたちは
 夢でも 見てたのだろうか……。
マリベル「キーファ あんた
 バッカじゃないのっ!
マリベル「あれが
 夢なわけないじゃないの!
マリベル「だいいち 3人ともが
 同じ夢をみるのも変だし……。
マリベル「ともかく ハッキリしてるのは
 あんたたちのせいで あたしが
 あぶない目にあったということね。
マリベル「ん? アルス。
 まだ ぼんやりしてる みたいだけど
 あんた わかってるの?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「なにを わかってんだか。    マリベル「やっぱりね。
キーファ「な なんだ 地震かっ!?      ホント とろくさいんだから。
キーファ「あれ?             キーファ「な なんだ 地震かっ!?
 ゆれは おさまったかな。               :
キーファ「いやあ ビックリしたな!
 また あっちの世界に もどるんじゃ
 ないかと思ったぜ。
マリベル「ちょっと じょうだんじゃないわよ!
 ただの 軽い地震でしょ。
マリベル「まあ いいわ。無事に 
 もどれたわけだし ちょっとは
 刺激的だったから。     
マリベル「さてと……。     
 あたしは 家に帰るわ。   
 ママが うるさいからね。
キーファ「げっ! オレも!
 また 親父をおこらせちまう!
キーファ「じゃあな アルス。
 あとで また連絡するから!
マリベル「フン 失礼しちゃうわ。
 あたしには あいさつもなしって
 わけ?
マリベル「さあ 帰るわよ アルス。
*「ホウ! お前たち
 ちょっと 待て。
*「お前たち 今
 ふしぎな 体験をしたはず。
 でも あれは 夢じゃない。
*「そして お前たちも 少しは
 わかったはず。
マリベル「わかったはずって
 なにがよ!? さっぱりだわ!
*「お前たち もっともっと
 石版のかけらを あつめろ。
*「そうすれば きっと
 オイラが言いたいこと わかるはず。
*「ホウ ホウ!
 オイラ 少しだけ お前たちの
 手助けを してやろう。
*「これ 石版のかけらを 探すのに
 きっと 役に立つ。
*「かけらが 近くにあると 淡く光り
 より 近くにあると 強く 光る。
*「さあ これを 受け取れ。
アルスは 石版レーダーを
受け取った!
マリベル「なんか ダサくて
 しかも うさんくさいわねぇ……。
マリベル「ってか もう
 用事は終わり? だったら
 さっさと 帰りたいんだけど?
*「ホウ ホウ!
 お前たちは 今は 一度
 家に戻るといい。
*「そして かけらを 集めたら
 また オイラのところに 来い。
*「かけらが そろったとき
 新たな道が 開かれるぞ。

▼グランエスタード西の岸壁
キーファ「あはは!
 やっぱり来たな アルス。
 そろそろだろうって 思ってたよ。
キーファ「お前も もう だいたいの話は
 聞いてるだろう。新しい島と
 調査団のことだ。
キーファ「そのことで めずらしく
 ここの じいさんまでが
 城によばれたんだぜ。
キーファ「なのにだっ!
 オレたちは カヤの外ってわけ。
 調査団にも入れてもらえない……。
キーファ「納得いかないだろう?
 もちろん オレもだ。
キーファ「そんなわけで ついに
 アレを使う時が やってきたと
 オレは思っている。
キーファ「じゃあ ひと足先に
 例の場所に 行ってるから
 お前も あとで来てくれよ!
キーファ「それじゃな!
キーファ「わかってると思うけど
 フィッシュベルの南西にある
 海辺のほこらで 待っているからなっ。
【いいえ】                【はい】
キーファ「おいおい 大丈夫かよ。      キーファ「よし!
キーファ「わかってると思うけど
 フィッシュベルの南西にある
 海辺のほこらで 待っているからなっ。
【はい】                 【いいえ】
キーファ「よし!             キーファ「おいおい 大丈夫かよ。
                     キーファ「わかってると思うけど
                      フィッシュベルの南西にある
                      海辺のほこらで 待っているからなっ。

▼海辺のほこら
キーファ「なあ どうして ここに
 マリベルが いるわけ?
マリベル「フフン! このあたしには
 あなたたちの やることくらい
 すべて お見とおしってことよ。
キーファ「………………。
キーファ「まっ いいか!
 アルス じゃあ はじめようぜ。
キーファ「わかってると思うけど
 いつものように ふたりで そこの
 石のフタを むこうに押すぞ!
キーファ「よし いくぞ!
 せーのっ……。
マリベル「……たく。
 こんなことをして 階段を
 かくしていたわけ?
マリベル「まあ いいわ。
 はやく おりましょ。

キーファ「もしかして おまえ
 マリベルに ここに 来ることを
 教えたり してないよな?
【はい】                 【いいえ】
キーファ「だよな。            キーファ「なに!? お前が
 ってことは 完全に 行動を         教えてしまったってのか!?
 読まれてたってことか……。       キーファ「おいおい アルス。
                      ここのことは 秘密にしておく
                      約束だっただろ!!

キーファ「おいおい。
 そっちじゃないだろう。

キーファ「ついに アレを使う日が
 やってきたんだっ!
キーファ「えっ?
 未完成だったんじゃって?
キーファ「フッフッフ。
 実は ちょっとした コツが
 あったんだよ!!

キーファ「こっちだ こっちだ!
マリベル「なによ! 待ちなさいよ!
キーファ「ジャーン!
 どうだ? すごいだろう?
 ついに修理が 終わったんだよ!
マリベル「こ これって もしかして
 ずっと昔 うちで使ってた船……。
マリベル「相当ボロくなったんで
 廃船にしたって
 うちのパパは 言ってたのに…。
キーファ「お前にも 時どき
 手伝ってもらったよな。
 何年かかったっけ? 2年…3年…
キーファ「途中 オレたちだけじゃ
 ムリかと 思ったんだけどさ。
キーファ「じいさんに 相談したら
 いい方法を 教えてもらって
 なんとか 完成したんだよ。
キーファ「まあ いいや。
 とにかく 乗りこむぞ!
キーファ「準備はいいか アルス?
【はい】                 【いいえ】
キーファ「よーし!            キーファ「もう おまえはー。
 それじゃ 出発ーっっ!!          じらすのが スキだなー。
キーファ「めざすは 新大陸だあ!      キーファ「でも ほんとは もう
マリベル「ひどい!             準備は できてるんだろ?
 このあたしを 置いてゆく気?
マリベル「それに 出現したのは
 大陸じゃなくて 島って話よ。
キーファ「あ! そうだったな。
 とにかく 出発ーーっっ!!

▼フィールド(海上)
キーファ「おおーっ!
 ちゃんと 直ったか 不安だったけど
 何も 問題ないみたいだな!
マリベル「はあっ!? バカ王子!!
 あんた そんな 危ないものに
 あたしを 乗せたわけ!?
キーファ「まあまあ こうして
 無事に 海に出られたんだから
 気にするなよ!!

キーファ「新しい島か……。
 どんな所なんだろうな?

キーファ「海は いいよなあ アルス。
 オレ こうして 世界中を
 旅するのが 夢だったんだ。

キーファ「おいおい
 何を考えてるんだよ?
キーファ「おれたちは 新しい島を
 調べにゆくはずだったよな!

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「こ この島は……?
 どこかで 見たような気がするぞ。

キーファ「うおおおおっ!
 信じられない! 本当に
 見たことのない島があるぜ!
キーファ「なっ なっ?
 親父たちを 出し抜いて来て
 大正解だったろ? アルス。

▼カラーストーン採掘場(現代)
キーファ「な……なあ この場所って
 カラーストーンの 鉱山と
 そっくりじゃないか?
キーファ「でも なんか……
 急に 古ボケちまったみたいな
 感じだなあ。

キーファ「なあっ アルス!
 今の聞いたか!?
キーファ「ここは カラーストーンの
 採掘場? ん? ん?
 これって どういうことだ?

▼ウッドパルナ(現代)
キーファ「この村は
 ウッドパルナなのか!?
キーファ「ってことは ハンクさんと
 パトリックもいるってことだよな!
 アルス! 探そうぜ!

キーファ「この島は はるか昔から
 ずっと ここにあったあ?
 どういうことなんだあ!?

キーファ「魔物に 空の青さを
 うばわれた……って この間の
 あれのことだよなあ?
キーファ「それが はるか昔だって?
 ん…… ちょっと待てよ……。

キーファ「ハンクの塔?
 ハンクって あの ハンクさん?
キーファ「村を救った
 偉大なご先祖って……
キーファ「う〜〜ん。
 なんだか ワケがわからなく
 なってきたな。

キーファ「アルス。
 今の 女の人の話
 ちゃんと聞いたよな。
キーファ「これって どういうこと?
 やっぱ ここは
 ウッドパルナみたいだけど……
キーファ「なんか オレ
 頭が痛くなってきちゃったよ。

キーファ「ふ〜ん。こっちの島の人は
 オレたちの住んでる 島のことを
 知ってるんだなあ。

【はい】                 【いいえ】
キーファ「う〜ん。            キーファ「南東の 鉱山だな!
 オレは カラーストーンなんかより      よしっ アルス。
 その 石の板のほうが 気になるけどなあ。  他にもないか 探しに行こうぜ!!

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「まさか こんなところでも
 石版を 見つけるとはな。
キーファ「せっかくだから
 南東の鉱山にも 行ってみようぜ。

▼カラーストーン採掘場(現代)
キーファ「よ〜っし! アルス!
 とにかく 石版を探すんだぞ!

キーファ「やっぱり あの
 カラーストーン採掘場と
 同じつくりを してるみたいだな。

キーファ「おっ?
 あそこと 同じかと思えば
 なんか 階段が あるぞ。

キーファ「なんだ? ここは?
 どこも かしこも カラーストーンで
 行く先が ふさがれてるぞ?

キーファ「やったな アルス!
 これって やっぱり あの石版と
 同じやつに ちがいないぞ!
キーファ「よし! それじゃ
 そろそろ一度 城の方に
 戻るとするか!

キーファ「よしっ!
 これで ここには 用はないな。
キーファ「多分 会議も
 終わってると思うから
 城に 戻ろうぜ。

▼フィールド(ウッドパルナ)
キーファ「これで このあたりで
 見つけた 石版は 2枚か……。
キーファ「まあ なにはともあれ
 いったん 城に 行ってみようぜ。

▼フィールド(グランエスタード)
キーファ「そういえば オレは
 会議には 出させて
 もらえなかったんだよな。
キーファ「思い出したら なんか
 ハラが 立ってきたな。
キーファ「でも そのおかげで
 こうして 先に 島を見れたと思えば
 よしとするか。

▼なぞの神殿
キーファ「なあ アルス。
キーファ「手に入れた 石版を
 試したいのは わかるけどさ
 とりあえず 城に 行かないか?

▼フィッシュベル
キーファ「フィッシュベルに
 なにか 用か?
キーファ「用がないなら
 城に 行こうぜ。

キーファ「まだ 会議が
 終わってないのか… アルス
 城に行ったほうが 早そうだぜ。

▼グランエスタード城下町
キーファ「なあ アルス。
 早く 城に行こうぜ!
 オレ もう 気になっちゃってさ!

*「まあ キーファ王子が
 一緒ってことは お城のほうは
 だいぶ 落ちついたのかしら?
*「それはそうと キーファ王子……
 こんど あたしも お城で
 やとってくれないかしら?
キーファ「えっ? …わははは。
 一応 親父に話しとくよ。
*「ホント!?
 じゃあ 楽しみにしてるわね!

キーファ「城で働くのって
 そんなに いいことかなあ…。
キーファ「オレだったら 絶対
 城の中の カタ苦しい生活より
 自由気ままな生活を選ぶけどな!

*「ふむふむ……。いったい今
 お城では どんなことが
 話されてるんでしょうかねえ。
*「あ キーファ王子。
 王子なら 知りませんか?
 もう 気になっちゃって!
キーファ「う〜ん 悪いけど
 何を 話してるかは
 オレも よく知らないんだよ。
*「そうですか…。
 う〜 気になるなあ。

*「ああ キーファ王子。
 あの新しい島の調査は
 もう 終わったんですか?
キーファ「う〜ん 心配しなくても
 そのうち 親父から みんなに
 何か 言ってくるだろうさ。
*「あぶない島とかじゃなきゃ
 いいんですけどねえ。

*「おお キーファ王子!
 この 国のいち大事に どうして
 こんな所に おられるのじゃ!
キーファ「わかってるって!
 そう 怒らないでよ! やることは
 ちゃんと やってるからさ!
*「……ともあれ あんまり王に
 心配をかけるで ありませんぞ。

キーファ「あのばあさんには
 いつも 何か 言われるんだよな。
 嫌われてんのかな オレ…。

キーファ「武器や防具を あつかうか…
 平和なこの島で そんな言葉を
 聞くと 複雑な気分だな。

キーファ「はは… お前のおじさん
 あいかわらずだなあ。

キーファ「お前のおじさんって
 たくましく生きてるって
 感じがするよな。
キーファ「とても ほめられるような
 生き方じゃないけどさ。

*「…キーファ王子!?
*「また お城を抜け出して
 こんな所で
 何を されているのです!!
キーファ「ごめん ごめん。
 用なら すんだから
 もう 城にもどるよ。
*「本当にもう……
 ぜったいですよ!

▼グランエスタード西の岸壁
キーファ「じいさん
 いないみたいだな。
 ってことは まだ 城なのか?

▼グランエスタード城
*「はっ! キーファ王子!
*「また こっそり
 城を 抜け出したりして……
 ダメですよ 本当に!
キーファ「悪い 悪い。
 ちゃんと お城に戻るからさ。
 橋を 下ろしてくれよ。
*「はっ!
*「キーファ王子が お帰りだ!
 橋を 下ろせーっ!
*「さっ キーファ王子 どうぞ!
 もう お城を 抜け出したりしちゃ
 ダメですよ!

キーファ「あのじいさんが 怒るなんて
 よっぽどの事だぞ!
 いったい 何があったんだ?

キーファ「ちぇっ! ここは
 オレでも 通してくれないのか。
キーファ「まあ いいや。
 ほかのところに
 行ってみようぜ アルス!

キーファ「フロ当番?
 オレやマリベルは 考えにくいから
 きっと アルスのことだな!

キーファ「ここは どうあっても
 通してくれないみたいだな。
キーファ「くそー!
 上で どんな話をしてるのか
 気になって しょうがないぜ!

リーサ姫「まあっ お兄さま
 お帰りなさい!
リーサ姫「うふふ。 お兄さま
 新しい島の 調査団に入りたいって
 お父さまに 言ったんでしょ?
リーサ姫「でも お兄さまは 将来
 この国の王に なるんですもの。
 あぶない仕事は できないわよね。
キーファ「だから〜 オレは王になんか
 なりたくないんだってば。
 かんべんしてくれよ リーサ。
リーサ姫「うふふ。私も 本当は
 そういう お兄さまの方が好きよ。
 でもね……
リーサ姫「お兄さまなら きっと
 立派な王さまに なると思うわ。
リーサ姫「だから 私は
 その日のことも とっても
 楽しみに してるのよ。

キーファ「まったく リーサには
 かなわないよな。
キーファ「あいつの願いなら
 なんでも かなえて
 やりたいところだけど……
キーファ「オレって どう考えても
 王さまに むいてなさそうじゃん!
 ほかのヤツが 王になるべきだよ。

キーファ「よく わかんないけど
 じいさんのために トビラを
 開けてもらおうぜ アルス!

*「……キーファ王子。
 よいところに 来てくれて
 助かりましたぞ!
*「しかし まさかとは思いますが
 この老人は 王子の
 お知り合いなのですか?
キーファ「う〜ん……。
 話せば長くなるけど とにかく
 じいさんは オレのともだちなんだよ。
キーファ「だから ここは
 通してあげてくれないか?
 悪いことをする人じゃ ないからさ。
*「むう…。王子より
 じきじきに たのまれたのでは
 断るわけに いきませんな。
*「わかりました。
 トビラのカギは 開きましょう。
*「さあ どうぞ お通りください!
老人「お前さんたち!
 感謝するぞい!

キーファ「オレたちも 急ぐぞ!
 じいさんが 何をしに行ったか
 見にいくんだ アルス!

キーファ「あのじいさんたちは
 何のことを 話してるんだ?

老人「お…おお お前さんたち。
 なんじゃ ついて来たんか。
老人「いや じつは この年寄りは
 わしの 古いケンカ仲間でな。
老人「城に来たついでに
 こうして 顔を 見にきたと
 そ…それだけのことじゃよ。
キーファ「へえ〜。
 二人は 知り合いだったんだな。
キーファ「ところで じいさんさあ
 今 アレ アレって言ってたけど
 アレって なんのことさ?
老人「……う〜む。
 やはり 聞かれてしもうたか。
老人「やむをえんのう……。
 もはや これ以上
 とぼけても しかたあるまい。
老人「では 先に わしから
 お前さんたちに
 ひとつ たずねさせてくれ。
老人「このたび 世界に新しい島が
 現れたことについて お前さんたち
 何か 知っておるのではないか?
キーファ「う〜ん…… 正直に言って
 そのへんのことは オレらも
 よく わかってないんだけど……
キーファは 神殿から他の世界に行った
いきさつを 老人に話した。
老人「のう……
 今のを ちゃんと聞いていたな?
船番「うむ。しかと 聞いたぞ。
老人「なあ お前さんたち
 今から わしが言うことを
 よく 聞くんじゃぞ。
老人「お前さんたちの話が 本当なら
 この城のどこかに お前さんたちが
 必要とするものが 眠っておる。
老人「わしの言ってた アレというのは
 それのことだ。わしも 今まで
 さんざん 探したのだが……
老人「もはや あるとすれば
 このイカダを使った先しか
 考えられん。そこでだ……
老人「それを取ってきて そして……
 いや いちどに 全部を言っても
 仕方あるまい。
老人「とにかく アレというのが
 何なのかは あえて言わん。
老人「それでも お前さんたちが
 アレを 持ち帰ったのなら
 お前さんたちの話を信じ……
老人「アレは お前さんたちに
 たくすことにしよう。
 さあ イカダを使って行くがいい。

キーファ「あの じいさんの話だ。
 きっと アレって
 すごいものに ちがいないぜ!

キーファ「さあ アルス!
 イカダを 使わせてもらおうぜ!
キーファ「この先にある
 アレとやらを 必ず持ち帰るんだ!

キーファ「それにしても
 アレって どこにあるんだ?
キーファ「大事なものなら 大切に
 しまわれているはずだよな!

キーファ「こんな 部屋が あったなんて
 オレは 知らなかったぞ。
キーファ「ん? なんだ?
 奥のほうに 台があるな……。

キーファ「そっか この石版は
 昔 じいさんが
 見つけたものだったのか…。
キーファ「よし 行こうぜ アルス!
 じいさんの期待に こたえるために
 がんばろうな!!

キーファ「玉座の間には
 アミットさんとボルカノさんのほかに
 兵士たちも 集まってるのか。
キーファ「なんだか 大きなさわぎに
 なっちまったみたいだな。

キーファ「まだ 会議をやってるのか。
 ずいぶん 長いな……。

キーファ「まあ へんくつじいさんでは
 あるけど 親父とは 結構
 仲が いいみたいだからなあ。
キーファ「けど いまだに
 どうして 親父と 仲がいいのかは
 謎の ままだけどな。

キーファ「やっぱり 通してくれないか…
 でもまあ こんな所に 用はない。
 早く 冒険に行こうぜ アルス!

*「はっ! キーファ王子!
 まさか また お城を抜け出す
 つもりじゃ ないでしょうね!?
キーファ「そ…そんなわけないだろ!
 だったら こんなふうに 正面から
 出入りするわけ ないだろ!
*「む? それはそうですな!
 わっはっはっは!

キーファ「ふぅ〜〜。
 なんとか ごまかせたか……。

▼グランエスタード城下町
キーファ「早く 行こうぜ!
 ぐずぐずしてると また
 ジャマが 入っちまうぞ!

*「…キーファ王子!? 今度は
 どこに 行かれるつもりですか!
キーファ「え? わははは!
 ちょっと そこまで行くだけだ!
 すぐに もどるよ!
*「本当にもう……
 ぜったいですよ!

キーファ「これでも 少しは
 悪いとは 思っているんだよ。
キーファ「まあ それよりも
 冒険したいって 気もちの方が
 強いんだけどな。

▼フィールド(グランエスタード)
キーファ「おーし!
 さっそく 神殿へ行って
 試してみようぜ!!

▼フィッシュベル
キーファ「島が 突然現れるなんて
 今まで生きてきて 初めて
 体験するようなことが起こったんだ。
キーファ「城での会議が 長引くのも
 無理は ないよなあ。

キーファ「ほかのヤツは
 どうだか 知らないけど
 オレの生活は 大きく変わったぜ!
キーファ「もう 毎日
 新しいことの連続で 楽しくて
 楽しくて しかたがないよ!

▼なぞの神殿
キーファ「こんどは どんな場所に
 行くことが できるんだろうな?
キーファ「クゥ〜〜!
 なんだか ワクワクしてきたぜ!

▼フィールド(過去ウッドパルナ)
キーファ「おっ アルス。
 ハンクさんに 会いに行くのか?
キーファ「けど 顔を出したら
 帰れなかったんじゃって
 思われたりしてな。

▼ウッドパルナ
キーファ「う〜ん! この村の
 みんなも すっかり 元気を
 取りもどしたみたいだな!

ハンク「アルスさんがた……。
 再び 戻られたということは……
ハンク「いや……何も語られるな。
 このハンクが アルスさんがたを
 一生 お守りいたします。
キーファ「あ…あの ハンクさん
 いや……どうやら そうじゃない
 みたいなんです。
キーファは 森でおこった できごとを
ハンクに話した。
ハンク「…………?
ハンク「なんですと?
 つまり 一度自分の国に戻られ
 そして またここに来られたと……。
ハンク「それを聞いて 安心しました!
 しかも これからは いつでも
 ここに 来れるというわけですな!
ハンク「では 今後も えんりょなく
 私とパトリックの顔を見に
 ここに おいでくださるといい。
ハンク「アルスさんがたが
 来られる日を
 楽しみに しまいますぞ!

▼カラーストーン採掘場
キーファ「ここで 弱い魔物と 戦って
 経験を つむのも 悪くないけど……
キーファ「もっと 他に
 やるべき事が あるような気が
 するんだけどなあ。


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