▼リートルード
ガボ「この町は　平和そうだし
　　魔王が　悪さしてるってわけじゃ
　　ねえみたいだな。

ガボ「なあ　あっちにヘンテコな
　　塔があっぞ。
　　あれが　時計塔ってヤツか？

ガボ「なんだか　よくわかんねえけど
　　なんか　お祭りみてえなモンを
　　明日　やるんだな。
ガボ「なあ　アルス〜。
　　オイラ　そのナントカ式ってーの
　　見にいきてえよう。

ガボ「おもしれえ　建てモンだなあ。
　　オイラ　気に入ったぞ。

▼バロックの橋
ガボ「うほ　でっかい橋が　あんなあ。
　　アルス　わたってみようぜ。

▼バロックのアトリエ
ガボ「うはー　こんな山ん中に
　　カッコいい建てモンが　あるぞ！

▼リートルード
ガボ「オイラは　とにかく
　　カイツウ式ってのが　見てえぞ。
ガボ「きっと　お祭りみたいなモンで
　　ごちそうが　食えるんだろうなあ。

ガボ「あのねーちゃん
　　ケガしてたんじゃなかったのか？
　　おっかしいなあ。

▼フィールド(リートルード)
ガボ「う〜　オイラ　はやく
　　カイツウ式ってのを　見てえぞ！

▼バロックの橋
ガボ「あり？　ナントカ式ってのは
　　どーなったんだ？
　　なんにも　やってねえみたいだぞ。

ガボ「あれ？　オイラたち
　　なんか　かんちがいしてたのかな？
ガボ「オイラ　開通式ってのは　今日
　　やるんだとばっかり　思ってたよ。

▼リートルード
ガボ「さっきのねーちゃんが
　　階段を落ちるとこ。
　　オイラ　昨日も　見た気がするぞ。
ガボ「アルスも　もちろん
　　おぼえているよな？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ガボ「なんか　まるで　まったく　　　　　　ガボ「え〜っ　おぼえてねえのか？
　　同じこと　わざと　くり返してる　　　　　　アルスって　意外と
　　みてえだったよな。　　　　　　　　　　　　忘れっぽいヤツなんだな。

▼バロックの橋
ガボ「なあ　アルス。
　　バロックさんて　どんな人かな？
　　オイラ　会うの楽しみだなあ。

▼バロックのアトリエ
ガボ「うはぁ　バロックさんて
　　まるで　マリベルが　男に
　　なっちまったみたいな人だなあ。
マリベル「ガボー！！
　　あんた　とんでもないこと
　　言ってくれるわねぇ！
マリベル「このかれんな乙女の
　　あたしの　どこをどうしたら
　　あんなオッサンに　なるのよ！？
ガボ「うひゃ！　きこえてたのか。
　　わりい　わりい！
ガボ「マリベルが男に　なったなら
　　もっと　若けえハズだもんな。
マリベル「……なんか　論点が
　　ズレてる　気がするけど……
　　ま　いいわ。

▼リートルード
ガボ「なあ　アルス。
　　あの時計塔に
　　いってみようぜ。
ガボ「オイラ　今回の一件と
　　あの時計塔は　なんか
　　関係あると思うんだ。

ガボ「なあ　アルス　そのカギで
　　あの時計塔の扉が　開くんだろ？
ガボ「オイラ　いっぺん　あそこに
　　入ってみたかったんだ。
　　はやく　行ってみようぜ。

ガボ「うひょお　ワクワクすんなぁ。

ガボ「な…なんか変だぞ？
　　みんな　立ったまま
　　眠っちまってるみたいだ！
ガボ「ひょっとして　オイラたちが
　　時計を　止めちまったせいで
　　こんなことになったのか？

ガボ「ガルル……そこのウネウネ
　　なんか　おかしいぞ！
　　イヤな感じがする。

▼時のはざまの洞くつ
ガボ「なんだか　おかしな世界に
　　来ちまったなあ。
ガボ「まるで　バロックのおっちゃんの
　　作った　建てモンの中に
　　いるみたいな　感じだよ。

(タイムマスター戦)
ガボ「ガルル……。あいつ
　　呪文とか　つかってきそうだぞ。
　　アルス　気をつけろよ。

▼リートルード
ガボ「おんなじ　１日を　ずっと
　　くり返させるなんて　魔物も
　　おかしなこと　思いつくよなあ。

ガボ「今日こそ　本当に　開通式を
　　やるんだな。
　　う〜っ　楽しみだぞ〜！

▼バロックの橋
ガボ「おお　人が　いっぱい　いるぞ！
　　これが　開通式ってヤツかあ。

ガボ「うほ　ゴチソウが　いっぱいだ！
　　なあ　アルス　これって　まだ
　　食っちゃいけねえのかな？

ガボ「バロックのおっちゃんが
　　いねえから　困ってんのか？
　　よーし　じゃあ　オイラが……。
ガボ「……クンクン。
　　……ニオイからすっと　おっちゃん
　　この近くに　いるみたいだぞ。

ガボ「なあ　アルス　橋をわたって
　　対岸に行こうぜ。
ガボ「むこうに　なにがあんのか
　　オイラ　楽しみだなあー。

▼リートルード
ガボ「おんなじ１日を　ずーっと
　　くり返してんのは　もしかしたら
　　幸せなのかもなあ……。
ガボ「だって　ずっと　開通式の前の
　　ワクワクした気持ちで
　　いられるんだもんなー。

▼バロックのアトリエ
ガボ「これじゃ　バロックのおっちゃん
　　こんな山奥で　ひとりぼっちに
　　なっちまうなあ。

▼バロックの橋
ガボ「いろんな人たちが　橋を
　　わたってくんだなー。
　　見てて　あきねーぞ。

▼グリンフレーク
ガボ「ウガァ　どっちだ。
　　呪いの雨が　降る前なのかな。
　　それとも　降った後なのかな？

ガボ「若いときのポルタを　オイラは
　　ちゃんと　覚えてるもんね。
ガボ「たしか　アニキ思いの
　　いいヤツだったぞ。

ガボ「イワン　デブったよな。
　　腹のあたりなんか　ぜい肉で
　　たぷたぷしてたもんなあ。

ガボ「チェリっていったっけ？
　　オイラ　あの姉ちゃん　好きだ。
　　動物に　やさしいもんな。

ガボ「あのワン公　あんまり
　　うれしそうじゃないな。
　　メシが　マズイからかな？

ガボ「なあ　ハーブ園に行こうぜ。
　　オイラは　チェリのワン公と
　　なかよくなりたいんだ。

ガボ「たいへんだ　アルス。
　　ワン公が　ぶったおれたぞ！
　　はやく　助けてあげないと。

ガボ「ガルル　ゆるせねえぞ！
　　動物を　いじめるヤツは
　　誰であろうと　オラのテキだ。

ガボ「ウガァ！　がまんできねえ。
　　オイラ　いますぐ　カヤに
　　かみついてやりたいぞ。

ガボ「聞かれるまでもなく　オイラは
　　チェリに　チカラをかすぞ。
ガボ「オイラは　いつだって
　　動物に　やさしくする者の
　　味方だからな。

ガボ「どうしたんだ　アルス。
　　そんなガラクタなんか　ひろって
　　何をしようってんだ？

ガボ「うーん　証拠かぁ。
　　そんなもの　オイラたち
　　持ってたかなあ？

ガボ「……くんくん。
　　そろそろ　メシどきだな。

マリベル「そろそろ　食事どきね。
　　いつも　うえてるガボじゃないけど
　　あたしも　オナカすいてきたな。
ガボ「いつも　うえているって
　　それは　ホメてんのかい？
マリベル「そんけいしてんのよ。
　　底無しの井戸みたいな
　　ガボの　いぶくろをね。

マリベル「もしもだよ。
　　もしも　イワンが親だったら
　　あたしは　グレちゃうかもね。
ガボ「あれれのれ〜。
　　オイラは　とっくに　マリベルが
　　グレてるものだと思ってたぞ。
マリベル「うっさいわね。
　　ガボが　あたしに意見するなんて
　　百万年はやいのよ！

ガボ「オイラ　カヤもイワンも
　　あんまし　好きくなかったよ。
　　どっちかって言うと　キライかな。

▼メモリアリーフ
ガボ「オイラも　スライムを
　　飼ってみたいなぁ。

ガボ「かわいいよなぁ。
　　なんで　スライムは　いっつも
　　ぷるるんと　してんのかな。

ガボ「なあ　アルス。この子に
　　スライムを　ゆずってくれるよう
　　たのんでおくれよ。

▼ギュイオンヌ修道院
ガボ「う〜　みんな　死んだひとの
　　話ばっかしてて　オイラ
　　気味悪くなってきたぞ。

▼メモリアリーフ
ガボ「ペペは　ハーブのにおいが
　　身体に　しみついてるんだな。
　　そばにいると　いい香りがするぞ。

▼メモリアリーフ北の山道
ガボ「うーん　ペペは今　すっごく
　　むずかしい顔をしてんな。
　　あれが　心のじゅんびってやつか。
ガボ「ペペの顔を見てると
　　オイラまで　むずかしい顔に
　　なっちまうぞ　うーん。

▼ギュイオンヌ修道院
ガボ「ペペのヤツ
　　すげえ　いきおいで
　　墓の方へ　走ってったなあ。

▼メモリアリーフ
ガボ「う〜　言い負かされたぞ。
　　スライムってのは　オイラより
　　かしこい魔物だったんだな。

▼メモリアリーフ(現代)
ガボ「オトナが　バカをやらかすと
　　みんなに　よろこばれるのか。
　　オイラ　今まで知らんかったぞ。

ガボ「なあ　アルス。
　　修道院に行ってみようぜ。

▼ギュイオンヌ修道院(現代)
ガボ「リンダもペペも　天国で
　　元気にやってるといいなあ。

▼バロックの橋(現代)
ガボ「なんだか　この店　いいニオイが
　　すんなあ……フワァ……。
　　なんか　眠くなってきたぞ。

▼リートルード(現代)
ガボ「やっぱ　バロックのおっちゃんが
　　建てたモンは　カッコイイなあ。
　　アルスも　そう思うだろ？
【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ガボ「だよなー。　　　　　　　　　　　　　ガボ「えーっ！
　　やっぱ　アルスは　話せるや！　　　　　　　なんで　わかんねえんだ？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アルス　目が悪いんじゃねえか？

ガボ「あのおばちゃん　ヤケになって
　　食いまくってるけど　大丈夫かな？
　　あれじゃあ　太っちまうぞ。

▼バロックタワー
ガボ「うほー！
　　バロックのおっちゃんらしいや。
　　あれから　すごいの作ったんだな。

ガボ「バロックのおっちゃん
　　石碑でも　えらそうだったなー。

▼リートルード
ガボ「もう　ここの時計止めたって
　　時間は　止まんねーのか。
　　つまんねえなー。

ガボ「なんか　ふたりとも
　　楽しそうだな。
ガボ「バロックのおっちゃんも
　　エイミも　元気そうで
　　安心したぞ。

▼バロックのアトリエ
ガボ「こんな　カッコイイ建てモン
　　ほっとくなんて　もったいねえな。