DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(PS版)
〜マリベル全台詞集〜


▼不思議な森
キーファ「あいたたた……。
キーファ「ふう……やれやれ。
  なんだったんだ? 今のは。
キーファ「アルス。
  マリベルも 大丈夫か?
マリベル「大丈夫なわけ ないでしょ!
  なんだったのよ 今のはっ!?
キーファ「さあ……?
  あの神殿にいて なにかが
  起こったのは たしかだけど……
キーファ「そういえば……
  見たことのない 場所だな。
  島に こんな所が あったのか?
マリベル「なに言ってんのよ。
  あったに決まってるじゃない。
  現に こうしてあるんだし。
マリベル「……にしても
  どうして ここって
  こんなに 空が暗いのよっ!?
マリベル「それでなくても
  気分がわるいのに もうホントに
  サイテーな気分だわ。
マリベル「……さてと じゃあ
  あたしは 家に帰るからね。
マリベル「アルス キーファ。
  遊んでくれて ありがと。
  つまらなかったわ。じゃあね。

マリベル「キャ〜〜〜ッ!!!
キーファ「今の声は……
  マリベルの声だ!
キーファ「行くぞ! アルス!

マリベル「な…なんなの〜!?

(スライム戦)
マリベル「アルス!
  あっ…あんた どうでもいいから
  はやく なんとかしなさいよっ!

マリベル「やだ〜 なによ これ!

マリベル「な…なんなのよ! ここは!
マリベル「どうして
  魔物なんか いるのよ!
キーファ「……魔物?
  今のが 魔物なのか?
マリベル「じゃなかったら
  今の うす気味わるい生き物は
  なんだっていうのっ!?
キーファ「………………。
マリベル「とっ…とにかくっ!
  こんなことになったのは
  あんたたちの せいだからねっ!
マリベル「あんたたちが ムリヤリ
  あたしを こんな所に
  つれてきたから いけないのよ!
マリベル「アルス! あんた
  ちゃんと責任をとって あたしを
  ぶじに家まで送りとどけるのよ!
キーファ「魔物……。
キーファ「お…おい!
  アルス! ちゃんと見たよな!
  今のは 本物の魔物なんだぞ!
キーファ「……クウ〜ッ!
  なんだか知らないけど
  ワクワク してきたぜ!
マリベル「バカッ!
  どうして こんなときに
  あんたは よろこんでんのよっ!
マリベル「とにかく
  あたしは いつまでも
  こんな所に いたくないわ。
マリベル「さっさと あたしをつれて
  家に帰るのよ! いいわね!

*「あなたたちは ……だれ?
キーファ「おどろかせてしまって
  すいません。ボクたちは
  あやしい者じゃ ありません。
キーファ「ボクの名前はキーファ。
  グランエスタードの王子です。
*「……エスタード?
  まさか……
キーファ「あ……それと うしろに
  いるのは アルスとマリベル。
  ボクの仲間たちです。
マリベル「それはそうと
  このあたりは ずいぶんと空が
  暗いのね。えっと……
*「……申しおくれました。
  私の名前は マチルダです。
マリベル「マチルダさん?
  マチルダさんは こんな暗い所で
  草むしりでも していたの?
マチルダ「いえ……
  この草は そこにある墓に供えようと
  摘んでいたものです。
マリベル「お墓に供える……って
  ねえ それって雑草じゃない?
マリベル「雑草を わざわざ
  お墓に 植えなおすの?
マチルダ「この草は 花の代わりです。
  見てのとおり このあたりには
  花が 咲かないのです。
マチルダ「なので……
  せめて 雑草でもと思って……。
マリベル「あ! そうだ!
  花ならあるわよ!
マリベル「……って タネだけど。
マチルダ「花の……タネ……。
マリベル「グランエスタードの森で
  ひろったの。
  家の周りにでも まこうかと思って。
マチルダ「……すみません。
  もしよければ そのタネを
  すこし わけていただけませんか。
マリベル「もちろん!
  ぜんぶ あげるよ!

マチルダ「これで 死んだ者の
  たましいも すこしは
  いやされましょう。
マリベル「死んだ者……。
マチルダ「ところで……
  あなたがたは これから
  どこに向かう おつもりでしょう?
キーファ「ん〜……どこって言うか
  とりあえず それぞれの家の方に
  戻りたいと 思うんですけど……
マチルダ「……申し上げにくいのですが
  今すぐに あなたがたの住む場所に
  戻ることは できませんわ。
マチルダ「ですが…… この森を抜けた
  先にある村なら あなたがたの
  休める場所も ありましょう。
マチルダ「タネをいただいた お礼に
  その村につくまで あなたがたの
  おともを いたしますわ。

マリベル「なんだか
  よっぽど おかしな所に
  まぎれこんじゃったみたいね。
マリベル「これも あんたたちが神殿に
  つまらない イタズラしたせいよ。
  ちょっとは 反省しなさいよね。

▼フィールド(ウッドパルナ)
マリベル「すごぉ〜い!
  マチルダさんってば
  むちゃくちゃ 強いのね!
マリベル「アルスなんかより
  何百倍も たよれるって感じね。

▼ウッドパルナ
マリベル「ねえ アルス!
  ちょっと待って!
マリベル「マチルダさんの姿が
  見えないわ。
  どこに行っちゃったのかしら。
キーファ「……本当だ。
  いそいで 家に戻ったのかな?
  どうせ この村の人なんだろうし。
マリベル「ふ〜ん……?
  一言もなく? 冷たいわね。

マリベル「ねえ アルス。
  ここって どこなのよ?
マリベル「こんな暗い村に
  用はないでしょ? はやくあたしを
  フィッシュベルに 帰してよね。

マリベル「この村の人たちって
  なんだって みんなして
  家を こわしたりしてるわけ?
マリベル「変なの。
  きっと 頭のわるい人が多いのね。

マリベル「ねえ アルス。
  今の人 なんか いかにも
  あやしかったよね。
マリベル「きっと あの先に
  なにか すごいものがあると
  あたしは 見たわよ。

マリベル「ふ〜ん そういうことか。
  ちょっとだけ かわいそうかもね。
マリベル「あれ?
  でも さっきのマチルダさんって
  女の人だったわよね。

マリベル「この村が かわいそうなのは
  わかったけど……それで あたしは
  いったい いつ家に帰れるのよ!

マリベル「マチルダさんか……。
  さっき 急に いなくなってから
  どこに 行っちゃったのかしらね?
マリベル「アルスが ぼーっと
  してるから マチルダさんを
  見うしなったんだからね。

マリベル「村の人たちが 助けに
  行かなかったから パルナって人は
  死んじゃったのよね……。
マリベル「なんだか 暗い話ばっかり。
  少しくらい 明るい話は
  ないのかしら……。

▼不思議な森
マリベル「マチルダさん……。
  さっきは ここに いたのに
  もう いないみたいね。

▼東の塔
マリベル「アルス!
  こんなとこで ぼけっとしてないで
  は…はやく 逃げるのよ!

▼カラーストーン採掘所
マリベル「ここが
  カラーストーンの 採掘所かしら?
  なんだか さみしい所ね。

マリベル「とにかく
  緑色の宝玉を
  探さなきゃならないのね。
マリベル「アルスも ちゃんと
  しっかり まわりを見てなさいよ。

マリベル「こんな所でって…
  そういうマチルダさんこそ
  こんな所で 何してるの?

マリベル「……って マチルダさん!
  パトリックの頼みは
  聞いてあげないの!?

マリベル「う〜ん……
  本当に マチルダさんって
  よく わからないわね。
マリベル「まあ とにかく
  あたしたちだけででも
  緑色の宝玉を 探すわよ。

▼ウッドパルナ
マリベル「ねえ アルス。
  あんた こんなところで
  何を やりたいわけ?

▼カラーストーン採掘所
マリベル「なんか……
  変な人形を もらっちゃったね。
マリベル「花のタネの お礼の
  つもりかしら……。だったら
  気を つかわなくていいのにね。

▼ウッドパルナ
マリベル「ねえ アルス。なんか
  あたしたち どんどん 変なことに
  まきこまれていってない?
マリベル「なんでもいいから
  あたしは はやくフィッシュベルに
  帰りたいわ。

マリベル「ちゃんと 宿屋にお金を
  払っといてくれるなんて
  あの子 けっこう気がきくわよね。
マリベル「………………。
キーファ「ぐおー…… ぐおー……。
マリベル「ほんと キーファってば
  どこでも すぐに寝れるんだから
  まったく うらやましいわよ。
マリベル「………………。
マリベル「……さてと ムダ話は
  このくらいにして あたしも
  そろそろ 寝ようかな。
マリベル「じゃあ おやすみ。
  キーファとアルス。
マリベル「………………。
マリベル「……ねえ アルス。
マリベル「あたしたちって もしかして
  このまま もうフィッシュベルに
  帰れないのかな?
マリベル「アルスは 家に帰れなくて
  さみしくないの?
マリベル「あたしはもう……
  家に 帰りたいよ。
  パパとママに 会いたい……
マリベル「………………。
マリベル「……なんちゃって
  ウソよ。
マリベル「あたしが
  そんなこと 言うわけないでしょ。
  じょーだんよ。じょーだん。
マリベル「さっ アルス。
  いつまでも 起きてないで
  あんたも さっさと寝なさいよ。

マリベル「どうしたの?
  アルス。朝っぱらから
  浮かない顔しちゃって。
マリベル「なに? 変な夢を見た?
  なによ そのくらいで
  アルスってば ほんと子供ね。

マリベル「え〜っと……
  どこから 話せばいいのかしら。

マリベル「な〜に?
  アルスってば まだ
  準備も できてないの!?
マリベル「なら はやく しなさいよ!
  ハンクさん 待ってくれてるのよ!

マリベル「これで ようやく
  フィッシュベルに 帰れるのかな?
  う〜ん……まだ分からないわよね。

▼東の塔
マリベル「ヒャッ! キャ〜〜〜!!
マリベル「アルス! あ…あんた
  次に 急に話しかけたら
  本当に おこるわよっ!!

(ゴーレム戦)
マリベル「こんな バカでかいヤツに
  ほ……本当に 勝てるのぉ!?

(チョッキンガー戦)
マリベル「……こんなのが
  悪いヤツの 親玉なの!?
  ウソでしょぉ〜?

(マチルダ戦)
マリベル「……どういうこと?
  なんなのよ これは……。

マリベル「ちょ…ちょっと アルス!
  このままじゃ ハンクさん
  本当に マチルダさんを……!
マリベル「あんたも 男でしょ!?
  な…なんでもいいから とにかく
  なんとか しなさいよ!

マリベル「大バカっ!!
  あんたは こんなときに
  どこに行こうっていうのよ!

マリベル「アルスのバカッ!!
  あんた 本当に見そこなったわよ!
マリベル「こんなときに どうしたら
  いいかぐらい いちいち
  人に聞かなきゃ わかんないの!?

マリベル「ちょっ……ちょっと
  待ちなさいよ!
マリベル「あ…あんた
  女を 斬る気なの……!

マリベル「………………。
マリベル「……わるいけど
  あたしに 話しかけないでくれる?
  ……今 何もしゃべりたくないの。

マリベル「…………。

▼不思議な森
マリベル「花が ……咲いたね。
マリベル「……これなら
  マチルダさんも
  きっと よろこんでくれるね。

▼謎の神殿
マリベル「キーファ あんた
  バッカじゃないのっ!
マリベル「あれが
  夢なわけないじゃないの!
マリベル「だいいち 3人ともが
  同じ夢をみるのも変だし……。
マリベル「ともかく ハッキリしてるのは
  あんたたちのせいで あたしが
  あぶない目にあったということね。
マリベル「ん? アルス。
  まだ ぼんやりしてるみたいだけど
  あんた わかってるの?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「なにを わかってんだか。    マリベル「やっぱりね。
マリベル「まあ いいわ。無事に        ホント とろくさいんだから。
  もどれたわけだし ちょっとは     マリベル「まあ いいわ。無事に
  刺激的だったから。            もどれたわけだし ちょっとは
マリベル「さてと……。            刺激的だったから。
  あたしは 家に帰るわ。        マリベル「さてと……。
  ママが うるさいからね。         あたしは 家に帰るわ。
                       ママが うるさいからね。

マリベル「フン 失礼しちゃうわ。
  あたしには あいさつもなしって
  わけ?
マリベル「さあ 帰るわよ アルス。

マリベル「ねえ アルス わかってるの?
  あたしは つかれてるの。
  はやく 家に帰りたいの。

マリベル「ちょっと ちょっと!
  せっかく もどってきたのに
  冗談みたいなマネは やめてよね!
マリベル「さあ 村に 帰るわよ。

▼フィールド(グランエスタード)
マリベル「ねえ アルス わかってるの?
  あたしは つかれてるの。
  はやく 家に帰りたいの。
マリベル「どこかに いきたいのなら
  ちゃんと あたしを 家まで
  送ってからに してよね。

▼フィッシュベル
マリベル「やっと もどってこれたね。
  なんだか つかれちゃったわ。
マリベル「ということで
  あたしは 家に もどるから。
  じゃあね アルス。

マリベル「スー スー……。
  え? ここは どこなのっ?
  ムニャムニャ……。

マリベル「スー スー……。

マリベル「ムニャムニャ……。
  いったい なによ? せっかく
  人が 気持ちよく ねてるのに…。
マリベル「誰かと思ったら
  アルスじゃ ないの。
  で いったい どうしたわけ?
マリベル「はっ! そうだったわ!
  こんなことしてる場合じゃ
  なかったんだっ!
マリベル「いかなきゃ!

マリベル「おこしてくれて ありがとね!
  じゃあっ!

▼フィッシュベル(キーファに会った後)
マリベル「フフン! あたしのカンが
  やっぱり 当たったわね。

キーファ「なあ どうして ここに
  マリベルが いるわけ?
マリベル「フフン! このあたしには
  あなたたちの やることくらい
  すべて お見とおしってことよ。
キーファ「………………。
キーファ「まっ いいか!
  アルス じゃあ はじめようぜ。
キーファ「わかってると思うけど
  ふたりで そこの石のフタを
  持ちあげるからなっ。
マリベル「待ちなさいよ!
  あたしも 手伝うわよ。

マリベル「……たく。
  こんなことをして 階段を
  かくしていたわけ?
マリベル「まあ いいわ。
  はやく おりましょ。

マリベル「で このさきには
  いったい なにがあるのよ?

キーファ「こっちだ こっちだ!
マリベル「なによ! 待ちなさいよ!

マリベル「ど どうしたのよ この船!

マリベル「こ これって もしかして
  ずっと昔 うちで使ってた船……。
マリベル「相当ボロくなったんで
  廃船にしたって
  うちのパパは 言ってたのに…。

マリベル「ひどい!
  このあたしを 置いてゆく気?
マリベル「それに 出現したのは
  大陸じゃなくて 島って話よ。
キーファ「あ! そうだったな。
  とにかく 出発ーーっっ!!

▼フィールド(海上)
マリベル「ねえ その新しい島とかに
  まだ着かないの? エスタード島の
  北のほうだって 聞いてるわよ。

マリベル「船って けっこう
  気持ちが いいじゃん。
マリベル「なのに パパったら
  危険だから 船に乗せられないって。
  冗談じゃないわよね。

▼フィールド(グランエスタード)
マリベル「あんた バカ!?
  ここは あたしたちの国
  グランエスタード島でしょ。

▼フィールド(ウッドパルナ)
マリベル「ねえ 人が住んでるような
  町とか 村とか ない?

マリベル「アルス。
  あんた この島は 昔から
  ここに あったとか 思ってる?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「あんたって ほんとバカね。   マリベル「だったら 今いる
  そんなわけ ないじゃん。え?       この島は なんなのよ?
  じゃあ この島は何かって?        ホントに あんたってバカよね。
マリベル「そ…そんなこと
  なんで あたしが あんたに
  こたえなきゃ なんないのよっ!

▼ウッドパルナ(現代)
マリベル「ここって……
  パトリックのいた ウッドパルナに
  妙に にてると思わない?
マリベル「なんか ハンクさんとか
  パトリックとかが
  その辺に いそうな感じ……。

マリベル「この村は ウッドパルナ……
  って 今 言ったわよね。
マリベル「……でも なんか ちょっと
  様子が ちがうような……

マリベル「う〜ん?
  どういうことか わかりそうで
  やっぱ わかんないわね。

マリベル「先祖代々伝わる
  ほがらか農園ですって!?
マリベル「んー……
  でも やっぱり……
  う〜ん。

マリベル「あ〜っ!
  アルスの バカッ!
マリベル「せっかく ちょっと
  わかってきたのに 急に話すから
  また わかんなくなったじゃない!

マリベル「なるほどね……。
  どういうことなのか あたしには
  ちょっとだけ わかってきたわよ。

キーファ「なあ アルス!
  この石版って もしかして……!
マリベル「まさか……!
  でも 私たちが あの神殿で
  使ったのと 同じもの!?

マリベル「泉の近くにいる
  おじいさんね。
マリベル「約束は約束だから
  アルス そのおじいさんの所に
  ちゃんと 行くのよ。

マリベル「アルス どーすんの?
  カラーストーン採掘所に
  行ってみるの?

▼カラーストーン採掘所(現代)
マリベル「そんなこと
  言われなくたって ちゃんと
  知ってるもんね。アルス。

▼グランエスタード城下町
マリベル「すごい聖水なんて
  うさんくさすぎよね!
マリベル「七色に光る入り江で
  くんできた ただの
  水じゃないでしょうね!?

マリベル「ホットストーンといい
  すごい聖水といい……
マリベル「あんたのおじさんが
  つける名前って
  すごいセンスだと思うわ!

マリベル「子どもに 手をあげるなんて
  信じらんない人ね
  あんたのおじさんって!!

マリベル「あんたのおじさん
  また つぎの よからぬ事でも
  考えたいのかしら?

マリベル「そうね。たしかに
  島を出現させるなんてことは
  ふつう 神さまにしか できないわ!
マリベル「でも 今回できた島は
  このマリベルさまの活躍で
  出現したのよ フフン!

マリベル「お城の兵士も
  苦労するわよね。
  キーファみたいのが 王子だと!

▼グランエスタード城
マリベル「ガケっぷちの じいさんって
  あの有名な 変わり者で
  性格の悪い じいさんのことでしょ?
マリベル「そんな人が
  会議に 出席してたわけ?
  へんなのっ!!

マリベル「パパたちは この中ね。
  でも ずいぶん 長い間
  話し合ってるみたいだけど。

マリベル「なんか おもしろそうね!
  早く そこの兵士に言って
  トビラを開けてもらいましょうよ!

マリベル「トロいわね アルス!!
  話してるヒマがあったら
  あのじいさんを 追いかけなさいよ!

マリベル「アレって
  いったい なにかしら?
  役に立つものだといいけど…。

マリベル「ふ〜ん…
  この島以外の大陸が
  描かれた地図が あったなんてね。
マリベル「それにしても ずいぶん
  きったない地図だったわ。
  かなり昔の 物のようね。

マリベル「これって…
  あんたたちが持ってた石版に
  そっくりね!
マリベル「じいさんの言ってた
  アレって これのことかしら。

マリベル「さあ 行くわよ アルス!
  次の場所でも ちゃんと
  あたしを 守り抜くのよっ!

マリベル「調査団の結成ねえ……
  おとなって 何か起こると
  いろいろ やらなきゃいけないのね。

マリベル「中で 会議してるより
  直接 島を見に行ったほうが
  ずっと 早いと思うわ!
マリベル「おとなって
  忙しいのか ヒマなのか
  よく わかんないわね!

▼フィッシュベル
マリベル「パパたち…
  いつまで 話してるつもりかしら。

マリベル「イヤよね!
  これだから じいさんって!
マリベル「信じられないことが
  起こると 全部 まぼろしに
  しちゃうんだから!

マリベル「この島の人たちは
  まだ 新しい島のことを
  ぜんぜん 知らないみたいね!
マリベル「みんなの 知らないことを
  知ってるって すっごく
  気分いいわ!! フフン!

マリベル「さっきの船員さん
  気づかなかっただけで 前から
  あの島があったと思ってんのかしら。
マリベル「バッカじゃない!?

マリベル「だいじょうぶよ ママ。
  あたしのことは あんまり
  心配しないで。

マリベル「あたしだって
  パパやママには
  心配かけたくないわよ!
マリベル「ようするに パパたちが
  勝手に あたしのこと
  心配しなければいいのよね!!

▼ウッドパルナ
マリベル「やっぱり 女の人がいると
  村も すこしは はなやぐわね。
マリベル「男ばかりで 家をこわしてる
  村なんて むさくるしくて
  二度と 来たくないもんね。


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