DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(PS版)
〜マリベル全台詞集〜


▼リートルード
マリベル「あ〜あ なんだか
  あたし 疲れちゃったわ。
マリベル「ねえ アルス。
  町の見物なんか 後にして
  今日はもう 休みましょうよ。

マリベル「天才建築家ねえ……
  なーんか うさんくさいわね。
  アルスも そう思うでしょ?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「そうよね。           マリベル「あら? あんたなんかに
  だいたい 天才ナントカってのは      芸術のなにが わかるっていうの?
  うさんくさいモンなのよ。         ナマイキ言うんじゃないわよ。

マリベル「ふ〜ん。明日は
  橋の開通式が あるんだ。
  みんな はしゃいじゃってさ。
マリベル「……なによ アルス?
  アンタも 見にいきたいっての?
マリベル「まったく アンタって
  本当にガキね。なにかあると
  すぐ 首をつっこみたがんだから。
マリベル「……でも ま いいわ。
  明日は その開通式ってのを
  見にいってもいいわよ。

マリベル「あ〜あ あの人
  やっちゃったわね。
マリベル「でも ま あたしたちには
  関係ないか。めんどーだし
  見なかったことに しましょ。

マリベル「なんだか 変な建物ねえ。
  これを 作った人って 相当な
  変人にちがいないわね。

▼バロックの橋
マリベル「なんだか ヘンテコな橋が
  あるわね。
  通れないのかしら?

▼バロックのアトリエ
マリベル「こんな山奥に また
  変な建物が あるわねえ。
  建てた人間の 正気をうたがうわ。

▼リートルード
マリベル「あのコ たしか 昨日
  ネンザしてたんじゃあ……?
  もう 治ったのかしら?

マリベル「あんな ヘンテコな建物が
  評判になっちゃうなんて
  おかしなことが あるモンよね。
マリベル「ホントに ここの町の人たちの
  感覚って 理解できないわ。

▼フィールド(リートルード)
マリベル「この辺りって 一見
  平和っぽいけど なんだか
  ちょっと奇妙な感じがするわね。

▼バロックの橋
マリベル「ちょっと どういうことよ
  これは? アルス あんた
  納得のいく 説明をしなさいよ!
マリベル「あたしたちは たしかに
  橋の開通式は 今日だって
  きいていたはずよ。
マリベル「それが どうして 今日に
  なって来てみても 開通式が
  始まってないのよ?
マリベル「とつぜん 延期にでも
  なったって言うの?
  あーもう わけわかんないわ!

▼リートルード
マリベル「……あのエイミってコの
  ドジも 相当なモンよね。
  毎日 階段から落ちるなんて。
マリベル「……それにしても
  昨日と まったく同じ
  落ち方だったような……?

▼バロックの橋
マリベル「バロックか……ウワサじゃ
  相当変人らしいし 作品があれじゃ
  その評価も うなずけるけど……。
マリベル「う〜ん……気は進まないけど
  今は なんの 手がかりもないし
  仕方ないわね……。
マリベル「さあ アルス ボケッと
  してないで バロックさんの家に
  向かうわよ。

▼バロックのアトリエ
ガボ「うはぁ バロックさんて
  まるで マリベルが 男に
  なっちまったみたいな人だなあ。
マリベル「ガボー!!
  あんた とんでもないこと
  言ってくれるわねぇ!
マリベル「このかれんな乙女の
  あたしの どこをどうしたら
  あんなオッサンに なるのよ!?
ガボ「うひゃ! きこえてたのか。
  わりい わりい!
ガボ「マリベルが男に なったなら
  もっと 若けえハズだもんな。
マリベル「……なんか 論点が
  ズレてる 気がするけど……
  ま いいわ。

マリベル「なによ アイツ
  えっらそうに! 想像以上に
  感じの悪いヤツねー。
マリベル「天才建築家だか なんだか
  知らないけど 何様のつもり?
  あー むかつく!

▼リートルード
マリベル「まったく なんで
  あたしたちが 時計塔の点検なんか
  しなくちゃなんないのよ。
マリベル「まったく……
  とんだ ムダ足だったわ。
マリベル「だいたい アルスが
  ボケボケしてるから こんなこと
  押しつけられるハメに なんのよ!

マリベル「点検しろって あたしたち
  機械のことなんか なんにも
  知らないのに どうしろってのよ!
マリベル「ホント いいかげんで
  やになっちゃうわ。

マリベル「なによ これ?
  みんな ぜんぜん 動いていない!
マリベル「ひょ…ひょっとして
  時間が 止まってるの?
  そんなバカなこと……?

マリベル「な…なによ これ?
  他はみんな 止まってるのに
  ここだけ 動いてる……。
マリベル「……なんか あからさまに
  怪しいわね。 アルス あんた
  調べてみなさいよ。

マリベル「……なんだったのかしら?
  あの医者の先生 なんか
  気になること 言ってたわね。

▼時のはざまの洞くつ
マリベル「これは どう考えても
  やっぱり 魔物のしわざよね。
マリベル「ってことは ここのナゾを
  とけば あの異常な状況から
  解放されるかも しれないわけだ。
マリベル「さあ アルス。
  ボケッとしてないで 先に
  すすむわよ。

(タイムマスター戦)
マリベル「後ろにある 砂時計も
  気になるけど とりあえず
  こいつを 倒しちゃうわよ。

▼リートルード
マリベル「フウ……。
  これで 明日になれば ちゃんと
  開通式が おこなわれるハズよね。
マリベル「今日は もう疲れたから
  とっとと ねちゃいましょうよ。

マリベル「いっしゅん まだ 開通式の
  前日が くり返されてるのかと
  あせったわよ。
マリベル「ホントに あのコのドジも
  いいかげんにしてほしいわよね。

マリベル「あたしたちの 活躍で
  ようやく 開通式の日の朝を
  むかえたわけだけど……。
マリベル「考えてみれば だ〜れも
  あたしたちが 封印から 解放して
  あげたことに 気付いてないのね。
マリベル「……それって なんか
  ハラ立たない? こっちは
  あんなに 苦労したってのにさ。

▼バロックの橋
マリベル「やってる やってる。
  さあ アルス 人ゴミかきわけて
  いい場所を とるわよ。
マリベル「言っとくけど あたし
  みんなの後ろから のぞくのなんて
  イヤだからね。

マリベル「まったく バロックさんてば
  どこに いっちゃったのかしら?
マリベル「ホント いても いなくても
  迷惑な人よねえ。

マリベル「……バロックさんと
  クリーニさん それから エイミ。
マリベル「どうやら この3人には
  ただならぬ関係が あるようね。
  どうも におうわ……。

マリベル「こんなところで
  あのバロックさんが 寝起きしてた
  なんて 信じらんないわねー。

マリベル「で どうするの アルス?
  橋をわたって 対岸に行ってみる?
マリベル「あたしとしては エイミと
  バロックさん クリーニさんの
  関係が 気になるんだけど……。
マリベル「まあ どっちでも いいから
  男らしく さっさと 決めてよね。

▼リートルード
マリベル「せっかく 助けてあげたのに
  だれからも お礼のひとつも
  言われないなんて 理不尽よねー。
マリベル「あーあ なんか 助けて
  ソンした気分だわ。

マリベル「さむっ……。

▼バロックのアトリエ
マリベル「やっぱりねえ……。
  バロックさんの元に いたんじゃあ
  そりゃ にげだしたくもなるわ。

▼リートルード
マリベル「まあ 後のことは
  本人たちしだいってことね。
マリベル「あたしたちに できることは
  もう 別に ないんじゃない?
  そろそろ 帰りましょうよ。

▼バロックの橋
マリベル「ここも 人通りが
  たえないわね。ほら アルス
  ボケッとしてると ぶつかるわよ。

▼グリンフレーク
マリベル「まさか あの橋の先に
  グリンフレークが あるなんて
  思いもしなかったわね。

マリベル「ウッソでしょー!
  あのリンダが 息子をおいて
  家出するなんて 信じらんない。

マリベル「かしこい あたしの予想は
  ズバリ 的中していたってわけね。
マリベル「あのふたりの結婚が
  うまくいってたら この世から
  失敗という言葉がなくなるわ。

マリベル「ペペの弟の ポルタは
  あたしたちのことを なんとか
  おぼえていたようね。
マリベル「ま それも当然よね。
  あたしの美しさは いちど会ったら
  忘れられないはずだしぃ。

マリベル「ねえねえ アルス。
  だいぶ フケこんでたけど
  さっきのって イワンよね?
マリベル「っていうことは たぶん
  ハーブ園に 戻っていったのは
  イワンとリンダの 息子じゃないの!

マリベル「エペって 母親ゆずりね。
  かすかに リンダの面影があるわ。
マリベル「リンダに 似てるのは
  外見だけで なかみは イワンに
  そっくりだったら 最低だけど。

マリベル「なんか むかつくわね。
  なんで おぼえてないのかしら?
マリベル「アルスは ともかく
  あたしみたいな 超絶美人を
  忘れるなんて 失礼しちゃうわ。

マリベル「メイドだった カヤが
  今や 奥様と呼ばれる身の上か。
  たいした たまのこしだわ。

マリベル「うっわー 見たくなかった。
  イワンとカヤの ただれた関係は
  いまだに続いてるようね。

マリベル「毒が入っていようが
  入っていまいが あのメイドが
  ドジだったのが すべての原因よ。
マリベル「もちろん アルスも
  あたしの意見に さんせいよね?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「ふふ いい心がけよ。      マリベル「なによなによ バカ!
  あたしは いつだって           下心でもあるんじゃないの。
  正しいんだから。           マリベル「見た目が ちょーっと
                       かわいかったら あんたは
                       誰にだって やさしいのよね。

マリベル「毒って聞いたとき
  カヤの表情が いっしゅん
  こおりついたよね。

マリベル「いっかい ためしに
  うちのメイドに クビを
  言いわたしてみようかしら。
マリベル「もちろん 本気じゃないけど
  メイドが どんな反応をするか
  ちょっと きょうみあるわん。

マリベル「こまってる老人や
  かよわい子供を 助けるのなら
  あたしも さんせいなんだけどぉ。
マリベル「アルスが すすんで
  女の人の チカラになろうとすると
  なーんか イライラすんのよね。

マリベル「あー もうッ!
マリベル「勝手に ぶつかってきた
  カヤが悪いってのに どうして
  あんたは だまってんのよ!

マリベル「そろそろ 食事どきね。
  いつも うえてるガボじゃないけど
  あたしも オナカすいてきたな。
ガボ「いつも うえているって
  それは ホメてんのかい?
マリベル「そんけいしてんのよ。
  底無しの井戸みたいな
  ガボの いぶくろをね。

マリベル「もしもだよ。
  もしも イワンが親だったら
  あたしは グレちゃうかもね。
ガボ「あれれのれ〜。
  オイラは とっくに マリベルが
  グレてるものだと思ってたぞ。
マリベル「うっさいわね。
  ガボが あたしに意見するなんて
  百万年はやいのよ!

マリベル「ダメダメ親父の イワンも
  さいごのさいごで ちょっとだけ
  男らしいところを みせたよね。

マリベル「ちょっと アルス。
  自分から 話しかけておいて
  なに ぼーっとしてんのよ。

マリベル「アルスや あたしのパパは
  家族を捨てて 家を出ていく
  なんてことは 絶対にしないよね。

▼メモリアリーフ
マリベル「ねえねえ アルス。
  さっき 会ったのって
  もしかして あのペペかな?

マリベル「まちがいなく ペペね。
マリベル「けど 命の恩人である
  あたしたちの顔を 忘れるなんて
  恩知らずも いいとこだわ。

マリベル「感動しちゃダメよ。
  この手の 人情話には
  かならず ウラがあるものよ。
マリベル「おおかた ペペは
  リンダって名前に ビビッときて
  あの子を 養子にしたんだわ。

マリベル「まさか 娘にリンダって
  名付けて 心の なぐさめに
  してるんじゃないでしょうね。

マリベル「この調子じゃ ペペは
  一生 独身を つらぬくつもりね。
マリベル「探せば リンダよりキレイな
  女なんて いくらでも いるのに
  めめしいったら ないわね。

▼ギュイオンヌ修道院
マリベル「修道院が おぞましい
  バロック建築に 汚染されてなくて
  心底 よかったって思うわ。

マリベル「あたしが 死んだら
  アルスは あたしのこと
  ずっと おぼえててくれる?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「ふーん だったら        マリベル「ふん! じゃあ あんたが
  あたしも あんたのこと ずっと      死んだら あんたの思い出なんか
  おぼえててあげよっかなぁ。        ぜーんぶ ほうむってやるから。

マリベル「うーん リンダねえ。
  聞いたことのある名前だけど
  あんた おぼえてる?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「ふ〜ん あっそ。        マリベル「バッカじゃないの!
  やっぱ このリンダって          アルスって さえないわね。
  あのリンダなのかなあ……。      マリベル「あたしは まっさきに
                       ハーブ園で出会った リンダを
                       思い出したってのにさぁ。

マリベル「アルス わかった?
【はい】                 【いいえ】
マリベル「まだ 何も言ってないのに    マリベル「ホント バカねえ。
  なに知ったかぶりしてんのよ。       じゃあ よく聞きなさいよ。
  まあいいわ えっとね……。      マリベル「修道院にきたリンダは
マリベル「修道院にきたリンダは        ベシアという名前に 名を変えて
  ベシアという名前に 名を変えて      生活していたってわけよ。
  生活していたってわけよ。

▼メモリアリーフ
マリベル「あたしたちが 誰だか
  どんかんなペペも うすうすは
  感づいてるみたいね。

▼メモリアリーフ北の山道
マリベル「あー やだやだ。
  ホコリくさいったらないわね。
マリベル「ちょっと アルス!
  はやく ここから出ようって
  ペペさんに言ってきなさいよ。

▼ギュイオンヌ修道院
マリベル「あー つかれた〜。
  帰りは 歩きたくないから
  アルスが おぶってよね。

▼メモリアリーフ
マリベル「ペペの 古キズに
  塩をぬりこんで やすりで
  こするような結果になったわね。

▼メモリアリーフ(現代)
マリベル「ここの ヘンタイ主人の
  奇行が ショーになってるなんて
  あーあ 世も末だわね。

マリベル「人目を はばからず
  メイドを 追っかけ回してるなんて
  まちがいなく ヘンタイよ。

マリベル「あーあ すっかり
  得意になっちゃってるわ。
  ちっとも 働かないくせにさ。

▼ギュイオンヌ修道院(現代)
マリベル「やっぱり リンダの墓の
  となりに たってるってことは
  あのペペの お墓なんだわ。
マリベル「死んだあとになって
  あのふたりは ようやく
  むすばれたんだね。

▼廃虚(グレンフレーク跡)
マリベル「まんなかのあたりに
  かすかに ハーブ園のなごりが
  みられるわね。

▼バロックの橋(現代)
マリベル「ここは現代でも 人通りが
  たえないわね。ほら アルス
  ボケッとしてると ぶつかるわよ。

マリベル「なんだか ずいぶん
  はやってるみたいね。
  ハーブティーかあ……。
マリベル「なにが 流行するかなんて
  わかんないものねえ。

マリベル「カッコよさランキングに
  入ってる人にしか 売らないなんて
  たいど悪い店ねえ。
マリベル「客商売を なんだと
  思ってるのかしら?

▼リートルード(現代)
マリベル「バロックさんの作品
  今でも 残ってるけど……ホント
  あれの どこがいいのかしらね?
マリベル「あたしには やっぱり
  ただの ハデで 変な建物にしか
  見えないわ。

マリベル「いったい ここは
  なんなのよ?
  ただ事じゃない 怪しさね。

マリベル「そりゃあねえ。
  あの人じゃあ ランキングに
  入ってなくても ムリないわよ。
マリベル「自分のことを
  わかってないのって なんだか
  あわれよね。

マリベル「いくら 金持ちだからって
  あんな屋敷 買っちゃうなんて
  シュミ悪いわねー。

マリベル「バロックさんの娘?
  それって もしかして……。

▼バロックタワー
マリベル「バロックさんてば また
  とんでもないモン 作ったわねえ。
マリベル「さすが天才建築家。
  その創作意欲にだけは
  アタマが下がるわ。

マリベル「なんか ここの石碑
  読んだら バロックさんのイメージ
  変わるわよねえ。
マリベル「あたしとしては けっこう
  ショックだわ。
マリベル「でも ま かわいそうだから
  バロックの宝の ひみつは
  だまっておいてあげるか。
マリベル「いい! アルスも 人に
  言ったりしたら ダメよ。

▼リートルード
マリベル「この町じゃ 同じ1日が
  くり返すっていう 変な事件を
  解決したわねえ。
マリベル「でも だれも あたしたちの
  活躍に気付かなくてさ。 いまだに
  思い出すと ハラが立つわ。

マリベル「もう この時計を 止めても
  時間は 止まんないのよねー。
マリベル「せっかくだから なにか
  イタズラにでも つかえば
  よかったかしらね。

マリベル「いいかげん ホントのこと
  言えばいいのに……。
マリベル「バロックさんも けっこう
  不器用な性格よねー。


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