DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(PS版)
〜マリベル全台詞集〜
▼フィールド(アボン)
マリベル「どうやら ここは まだ
封印されてないみたいね。
マリベル「今日は もう 暗いから
あそこの村で 休みましょ。
▼アボン
マリベル「なんだか 小さな村ねえ。
もう 日が くれているけど
宿屋とか あるのかしら?
マリベル「よっぽど ウデのいい
楽師が 来てたみたいね。
マリベル「もう少し はやく 来てたら
会えたかも知れないのに……ホント
アルスって 間が悪いわね。
マリベル「どうやら 朝にならないと
山の向こうへ 抜けられないようね。
マリベル「とりあえず 今夜は
村長さんの家に
とめてもらいましょうよ。
マリベル「アルス!
いつまで ねてるつもり!?
マリベル「なんだか 村の中の様子が
変なのよ。調べに行くんだから
さっさと 起きてちょうだい!
マリベル「あ〜あ。ゆうべは よく
ねむれたわ。
ベットが よかったせいかしら。
マリベル「ところで 夜中に
どこからか ふしぎなメロディが
きこえた 気がしたんだけど……。
マリベル「あれは ユメだったのかな?
マリベル「ホントに みんな どこに
いっちゃったっていうの?
マリベル「アルス! ちゃんと
納得のいく 説明を してよ!
マリベル「……あたしたち キツネか
タヌキに ばかにされたのかしら?
マリベル「でも 家は ちゃんとあるし
たしかに 昨日までは ここに
くらしてる人が いたはずよね。
マリベル「ちょ ちょっと これ
どういうこと?
どうして だれも いないのよ?
マリベル「昨日は 夜でも あんなに
村人が いたのに……。
▼アボンのトンネル
マリベル「このトンネルが アボン村と
山の向こうを つなぐ
唯一の道なわけね。
マリベル「とにかく こんなトンネル
はやく ぬけて 外に 出ましょ。
▼フィールド(アボン)
マリベル「いったい アボンの村人は
どこに いっちゃったのかしらね。
マリベル「まあ 考えてても
始まらないから とりあえず
他のとこに むかいましょ。
▼ほこらの教会
マリベル「どうやら ここには
消えた村人たちは いないようね。
どこに いっちゃったのかしら?
マリベル「ふ〜ん この辺りには あと
村と町が ひとつずつあるのか。
マリベル「とりあえずは 南にある
フズの村を 目指しましょうよ。
モンクないわよね。
▼フズ
マリベル「ここも アボンの村に
おとらず イナカねえ。
マリベル「これなら フィッシュベルのが
まだ すすんでるわよね。
マリベル「う〜ん。潮のかおりが
なんか なつかしいわね。
マリベル「ねえ アルス。
こういうところに 来ると
フィッシュベルを 思い出さない?
マリベル「どうやら ウワサの楽師が
ここにも 来ていたみたいね。
まだ この村に いるのかしら?
マリベル「もう! 結局 また
ウワサの楽師に 会えなかったわ。
なんて タイミング悪いのかしら。
マリベル「だいたい アルスが
もたもたしてるから
いけないのよ。
マリベル「アルス!
いつまで ねてるつもり!?
マリベル「なんだか 村の中の様子が
変なのよ。調べに行くんだから
さっさと 起きてちょうだい!
マリベル「なんだか 夜中に
どこからか ふしぎなメロディが
きこえた 気がしたんだけど……。
マリベル「あれは 波の音が
そう きこえただけかしら?
マリベル「どういうことよ これは?
この村でも 人が みんな
いなくなってるなんて。
マリベル「ここら辺じゃあ
集団夜逃げが はやってるの?
マリベル「冷静になって 考えると
これは やっぱり 魔物の
しわざよね。
マリベル「でも アボンの時といい
どうして あたしたちだけは
無事なんだろう?
マリベル「ねえ アルス。
これが 神隠しってヤツ
なのかなあ。
マリベル「あたし なんだか
こわくなってきちゃった……。
マリベル「な なんて 冗談よ 冗談。
本気にした?
▼フィールド(フズ)
マリベル「ふたつの村で 村人が すべて
跡形もなく 消えるなんて……。
マリベル「これはもう このナゾを
解明するしかないわね。
▼ほこらの教会
マリベル「さ〜て 次は ハーメリアを
目指すわよ。
マリベル「とにかく 一度は ウワサの
楽師に 会ってみるんだから。
▼アボン
マリベル「まったく こんな なんにも
ないところに 戻ってきて
どうしようっていうのよ。
マリベル「時間のムダじゃない。
▼ハーメリア
マリベル「へ〜っ お堀の上に
建物が たってるわ。
変わった町ね。
マリベル「この町には まだ ウワサの
楽師は 来てないのかしら?
マリベル「はやく 会ってみたいわ。
アルスも そう思うでしょ?
【はい】 【いいえ】
マリベル「でも まあ 会ってみたら マリベル「なによう。あたしの
案外 たいしたことなくて 言うことに さからうつもり?
ガックリってことも あるかもね。 ムカつくわね。
マリベル「そういえば 宿屋で
宿泊代サービスとか 言ってたわね。
マリベル「よし。ちょうどいいから
今日は この町に
泊まっていきましょうよ。
【はい】 【いいえ】
マリベル「それじゃ きまり。 マリベル「じゃあ どうするって
さあ 宿屋に いきましょ。 いうのよ。アンタ ちゃんと
考えて しゃべってる?
マリベル「ルルル〜 ラララ〜。
ホント いいメロディよね。
なんか なつかしいっていうか。
マリベル「ちょっとしか きけなくて
残念だったわ。
マリベル「あの楽師さんの楽器。
どっかで 見たことあるような……?
マリベル「気のせいかしら?
マリベル「あれがウワサの楽師さんか。
やっぱり 評判になるだけあって
すごいわねえ。
マリベル「でも あの人 ちょっと
アイソってものが 足りないわ。
あれじゃあ プロ失格よね。
マリベル「ふ〜ん。島ひとつを 海に
沈めるなんて おそろしい魔物が
いるものなのね。
マリベル「でも 大昔の話っていうなら
大丈夫よね。そんな強いヤツと
戦うなんて ごめんだもの。
マリベル「こんな真夜中に なんなの?
このメロディは たしか
あの楽師さんのよね?
マリベル「どうやら アボンや フズの
人たちを 消したのも あの楽師の
じいさんだったみたいね。
マリベル「きれいなメロディに まんまと
だまされたわ。さあ アルス。
あいつを 追いかけるわよ。
▼山奥の塔
マリベル「なんだか ずいぶん
古くさい建物の中に でたわね。
▼ハーメリア
マリベル「楽師のじいさんは
山奥の塔の上に いるんでしょ。
マリベル「さあ アルス。さっさと
いって どうして こんなことを
したのか 問いつめてやりましょ。
▼山奥の塔
マリベル「な なんてこと。 一面に
広がっていた山地が すべて
水に 沈んじゃうなんて!
マリベル「これが グラコスとかいう
魔物のしわざだって いうの?
マリベル「アルス アンタも
素直じゃないわよね。
マリベル「あの楽師さんの たのみ
さっきは ことわっておきながら
本当は やる気なんでしょ。
マリベル「あたしには なんでも
お見通しなんだからね。
マリベル「さあ アルス。
魔物を 倒しにいくわよ。
マリベル「あれっ?
でも そのグラコスってのは
どこにいるんだっけ?
マリベル「それじゃあ とりあえず
フズの漁師さんたちに 海底都市の
場所を きいてみましょうよ。
マリベル「たしか 3階に つかまって
いるのよね。さあ アルス
とっとと いくわよ。
▼フィールド(ハーメリア)
マリベル「それにしても すごい
ありさまね。 陸地が ほとんど
海に 沈んじゃうなんて。
マリベル「これから こんなことを
するヤツと 戦うんだと思うと
気が重いわ。
▼フズ
マリベル「あの灯台のおかげで
なんとか みんな
助かってるみたいね。
マリベル「よ〜し。これで海底都市の
位置は わかったわ。
とりあえず 行ってみましょう。
▼海上
マリベル「な なんだったのよ 今の?
ふつうじゃないわよ。
アンタのアザも この渦も。
マリベル「……アルス…のアザが
この大渦を つくったってこと?
と とにかく 変よ。
▼海底都市
マリベル「ここが 海底都市ね。
海の底なのに 空気が あるなんて
ふしぎねえ。
マリベル「はるか昔に 死んだ人たちの
たましいを 呪いで しばりつけて
いるなんて……。
マリベル「海の魔人グラコス!
なんて インケンなヤツなの。
マリベル「ここって 大きな神殿よね。
昔は いったい なにを
まつっていたのかしら?
マリベル「どうやら ここが 目的地ね。
気をつけて アルス!
あいつは 手強そうよ。
(海底のゴースト戦)
マリベル「こ これは ちょっと
戦いにくいわね。
……どうする アルス?
マリベル「なんて イヤな奴!
自分で 戦いなさいよ!
(グラコス戦)
マリベル「陸地を まるまる 海に
しずめちゃったりするだけあって
さすがに 手強そうなヤツね。
▼山奥の塔
マリベル「どうにか 終わったわね。
まったく 一時は
どうなることかと 思ったわよ。
マリベル「結局 今回は 最後まで
楽師のじいさんに
助けられっぱなしだったわけだ。
マリベル「ちょっと シャクよねえ。
▼ハーメリア
マリベル「あのじいさん 名前も
告げずに ひとり 去っていくなんて
トシのわりに キザよねえ。
マリベル「ちょっと カッコつけすぎって
感じだわ。
マリベル「……でも どっかで
会ったことが あるような 気が
するのよね。 ふしぎなことに。
マリベル「お礼 お礼! アルス
はやく もらいにいきましょうよ。
▼フィールド(ハーメリア)
マリベル「フウ……ちゃんと 水は
ひいたみたいね。
マリベル「でも 今回のことで
土が 塩からくなったり
してないのかしら?
▼フズ
マリベル「同じ漁村で なんとなく
フィッシュベルに 似てるから
ここが 無事で うれしいわ。
マリベル「そういえば お父さん
お母さん どうしてるかな?
マリベル「ねえ アルス。
もとの世界に 戻ったら いっぺん
フィッシュベルに かえらない?
【はい】 【いいえ】
マリベル「ホント? マリベル「アルスって いがいと
それじゃ 約束よ。 薄情モンよね。
▼ほこらの教会
マリベル「そういえば 海底都市へ
入る時の アルスのアザが
光ったのは なんだったのかしら?
マリベル「生まれた時のことといい
アルスって やっぱり ちょっと
ヘンなヤツよね。
▼アボン
マリベル「そういえば この村に
泊まって 朝 起きたら だれも
いなくなってたのよね。
マリベル「あの時は ホントに
おどろいたわ。
マリベル「へえ ほんとに ありふれた
名前ね。あたしの知ってる人にも
同じ名前の人が……。
マリベル「えっ! ええ〜っ!?
で でも まさか そんな……。
▼フィッシュベル
マリベル「ええ わかったわ ママ。
▼メザレ
マリベル「さあ 行くわよ。
あのメイドに 人魚の月を
見せてあげましょうよ。
マリベル「かったるいわねえ。
持ってきてくれれば いいのに。
受け取りに来いっていうの。
マリベル「めんどくさいわねぇ。
なんで あたしが 階段探しなんか
手伝わなきゃなんないのよ。
マリベル「もらう物さえ もらったら
あとは こっちの好きなように
させてもらうわ。
マリベル「けど 英雄を復活させて
ニコラさんの おどろく顔を
見るのも 悪くないわね。
マリベル「いい? アルス。
かならず 英雄を復活させて
ここに つれてくるのよ。
マリベル「英雄の前で ニコラさんが
どんな反応をするか あたし
見てみたいんだよね。
マリベル「ニコラさんに 英雄を
会わせてあげたら きっと英雄を
神さまみたいに あつかうかもね。
▼神の兵のほこら
マリベル「風変わりな建物ね。
メザレの近くに あるってことは
もしかして ここって……。
マリベル「大昔に 神の兵が
建てた物なんじゃない?
マリベル「ちょっと アルス。
こんなとこに 人がいるわよ。
マリベル「なんか 気味が悪いわ。
だって あの人 さっきから
全然 身動きしてないんだもの。
マリベル「ん〜 熱をはなつ石ねえ。
マリベル「これだけの手がかりで
英雄の玉石を 探すのなんて
はっきり言って ムリよ。
▼フィッシュベル
マリベル「フィッシュベルは
いつも ホントに
のんびりしてるわよねえ。
マリベル「あんたのおじさんに
商売の才能なんて
あるわけないじゃない。
マリベル「ホントに そんな才能が
あったら だれにも
借金なんてしてないはずよ!
マリベル「パパの心配なんて
しなくて平気よ。
マリベル「あの 元気なパパに
なにか あるわけないじゃない。
ママの 考えすぎだわ!
マリベル「あたしには いつもと
同じパパに見えたわ。
心配は いつものことだし。
▼グランエスタード城下町
マリベル「あんな石っころを
買うなんて ブルジオさんて
あきれた物好きね。
マリベル「相手にされないのは
当然だと思うわ。
マリベル「あの おじさんの商品
前に 見せてもらったけど
つまんない物ばっか だったもの。
マリベル「なんで オルカって
いつも あんなに
うれしそうなのかしら?
マリベル「……って このあたしに
会えるからに 決まってるわよね。
わかりきったコト聞いちゃったわ。
▼グランエスタード西の岸壁
マリベル「なによ じいさん
寝てるのね!
マリベル「あたしたちが
こんなに 苦労してるのに
平和そうな顔 しちゃってさ!
▼グランエスタード城
マリベル「なんだか
お城の空気が 変わったわね。
活気に あふれてるみたい。
マリベル「あらためて 思うけど
王さまが 兵士たちに あたえる
えいきょうって 大きいのね。
マリベル「さっきの兵士って
いつも あんな調子ね!
マリベル「あの人なら どんなに
ひどい目にあっても
楽しく 生きていられそうね!
マリベル「へ〜 王さまがねえ…
なかなか いいとこあるじゃない!
マリベル「王さま リーサ姫と
お食事なさるようになったのね。
良かったわ。
マリベル「たしかに キーファが
帰らないなら もう
部屋は いらないもんね。
マリベル「はっきり言って
王さま 気づくの遅いわよね!
マリベル「ま それだけ 王さまに
よゆうが なかったって
コトなんでしょうけどさ。
マリベル「王さま やっと
元気になられたのね。
とりあえず 良かったわ!
マリベル「なんだ みんな
キーファが いなくても
けっこう 大丈夫そうね!
マリベル「一時は キーファのヤツに
ヤな役 押しつけられたって
かなり ムカついてたけど……
マリベル「もう どーでも
良くなっちゃった!
あ〜 すっきりした!!
マリベル「たしかに 王さまは
痛々しいほど
気を 落とされていたもんね。
マリベル「そんな状態で
気を つかってもらったら
うれしいのは あたりまえだわ。
マリベル「リーサ姫の様子に
王さまが 気づいてくださって
ホントに 良かったわよね。
マリベル「あたしからすれば
もっと 早く 気づきなさいよって
言いたいところなんだけどさ。
マリベル「リーサ姫…
まだ 元気ないわね。
マリベル「でも これからは
王さまが ついているんだもの。
すぐに 良くなられるわ。
▼ブルジオの屋敷
マリベル「まあまあの屋敷ね。
だけど あたしの家よりは
多少 みおとりするわね。
ガボ「でっけえ家だなあ。
マリベル「ブルジオっていったら
クレージュや リートルードに
別荘を持ってる人じゃないの。
マリベル「なんで そんな人が
こんな 人里はなれた所に
住んでるのよ。
マリベル「買い物のためだけに
自由気ままに 旅行できるなんて
ブルジオさんて いいご身分ね。
▼大地の精霊像
マリベル「カンペキに あのガレキから
作り直しちゃったわけ?
……ちょっと 感動だわ。
マリベル「……そう言われると
気になるのが 人情ってものよ。
マリベル「いつか ぜったいに
あの中に 入ってやるわ。
マリベル「なんか だれかを思い出す……。
▼メダル王の城
マリベル「こんなところに あるお城って
いったい誰が 住んでいるのかしら?
マリベル「こうやってみると
スライムも なかなか
かわいいものだわね。
▼クレージュ
マリベル「きっと ブルジオさんて
ごつい指輪を いくつもハメてる
ぶくぶくに太ったオジサンよ。
マリベル「それでもって 笑うと
あごの下の肉が タプタプ
ゆれるんだわ。う〜ヤダヤダ。
▼ブルジオの屋敷
マリベル「ああいうのが いるから
お金持ちには いやなヤツが
多いって思われるのよね。
マリベル「ブルジオさんて 強引よね。
あたしたちの つごうなんか
おかまいなしって感じでさ。
マリベル「どうせ ついてくるなら
最初っから こころよく
協力してくれればいいのに。
ブルジオ「ぶちぶち 文句を言うな。
協力してやる気に なっただけでも
ありがたいと 思わんかい!
▼グランエスタード城下町
マリベル「お金持ちが
どーしたって言うのよ。
それが なんか えらいワケ!?
マリベル「オタオタしちゃって
みっともないったら
ありゃしないわっ!
マリベル「いやーね!
お金持ちと聞くと
目の色 変えちゃう女って!!
▼世界一高い塔
マリベル「ちょっと アルス。
今のは どういうことよ。
マリベル「ホットストーンが
塔のトビラを 開いたように
みえたけど……。
マリベル「最上階に 何があるか
今から楽しみだけど……。
マリベル「これで 何もなかったら
この塔にのぼるって決めた
アルスのせいだからね。
マリベル「ねえ 最上階は まだ?
あたし もう歩き疲れたんだけど。
マリベル「まったく 何だって
この塔は 階段やハシゴが
むやみやたらと多いのよ。
【はい】 【いいえ】
マリベル「何よ ホットストーンを マリベル「素直にホットストーンを
どこで使うかですって? 借りとけば よかったのに
マリベル「そんなの あんたが なんで ことわったのよ。
自分で考えなさいよ。 マリベル「あんたって ときどき
わけ分かんないこと するよね。
マリベル「あんたの おじさんが
持っていた ホットストーンが
英雄の玉石だったとはね。
マリベル「あんな人でも たまには
役に立つことがあるのね。
マリベル「戦士らしい 格好をしてるけど
まさか あんな さえないのが
英雄じゃないわよね。
マリベル「こんな おじいさんが
伝説の英雄だなんて あたしは
納得できないわ!
メルビン「わしを 見た目だけで
判断してほしくないでござる。
メルビン「老いたりといえど
英雄としてのチカラは 少しも
おとろえて いないでござるよ。
マリベル「ふぅ ブルジオさんが
いなくなって 肩の荷が
おりた気分だわね。
▼メザレ
マリベル「ふふふ 楽しみだわ。
メルビンを つれていったら
ニコラさん どんな顔するかな。
マリベル「どういうこと?
ここの人たちは いったい
なにを言ってるの?
マリベル「メルビンいがいに
英雄が いるわけないじゃない。
マリベル「たしかに ラグレイの方が
外見だけは メルビンなんかより
ずっと 英雄っぽいわ。
マリベル「いまさら メルビンこそが
伝説の英雄ですって 言っても
信じてもらえそうにないわね。
マリベル「知らぬ間に ニセの英雄が
メザレに やってきて 村人に
ちやほやされてるんだもんな。
マリベル「なんだかなあ。
あたしたちの苦労ってさ
わりと むくわれないよね……。
マリベル「ラグレイを 英雄だと
思いこむなんて ニコラさんの
バカさかげんも相当なモンね。
▼グランエスタード城下町
マリベル「あんたのおじさんって
あったま 悪いんじゃないの!?
マリベル「せっかく お金を
手に入れても カジノくらいしか
使い道がないわけ!?
ホンダラ「くそー! 金って
なんで こんなに早く
なくなっちまうモンなんだ?
ホンダラ「早いとこ 次の
金もうけの方法を 考えなくちゃな。
う〜ん どうしようか…。
ホンダラ「おお アルス!
…ありゃ?
そのジイさんは 新顔だな?
メルビン「メルビンと申す。
このたび アルスどのと ともに
旅を することになった者でござる。
ホンダラ「へえー そうかい。
オレは アルスのおじの
ホンダラってんだ。よろしくな。
ホンダラ「しかし こう言っちゃなんだが
えらく 時代遅れな感じの
ジイさんだけど 大丈夫なのかい?
マリベル「なによ あんた 失礼ね!
メルビンはね あたしたちが
復活させた 伝説の英雄なのよ!!
ホンダラ「はあ?
お前さん そんなこと
本気で 言ってんのかい?
ホンダラ「あっはっは!
そんなウソ オレでも
簡単に 見ぬけるぜ!
ホンダラ「悪いが 作り話は
ほかで やってくんな!
オレは ヒマじゃねえんでな!
マリベル「あんたのおじさんって
ホントに 見る目ないのね!
マリベル「あんなんで よく
サギ師まがいのこと
やってられるわよね!!
マリベル「あんたのおじさん
また よからぬことを
考えようとしてるみたいね!
マリベル「つぎの バカな ぎせい者は
いったい だれなのかしら。
▼グランエスタード西の岸壁
老人「フムフム……。
おう! これは すごいのう!
老人「なんじゃ アルス。
いつから おったんじゃ。
…ん? そちらは新しいお仲間か?
メルビン「メルビンと申す。
このたび アルスどのたちと
旅することになった者でござる。
老人「んん? …メルビンとな?
はて… どこかで聞いたような
名前じゃわい。
老人「そうか! はるか昔
神と ともに 魔王と戦った
英雄の名と 同じなんじゃ!
マリベル「この メルビンが
その英雄なのよ! あたしたちが
封印から といてあげたってワケ!
老人「なんと! それは まことか!?
しかしなんで そんなお方が
封印なんぞ されておったんじゃ?
マリベル「ふ〜ん… やっぱり
あのじいさんって
けっこう スゴイのね!
マリベル「この島に メルビンの名前を
知ってる人がいるなんて
思いもしなかったわ!
▼ハーメリア(現代)
マリベル「この町に来ると
あの楽師のおじいさんを
思い出すわね。
マリベル「ちょっと ちょっと
今きいた伝説 ずいぶん
話が ちがってるじゃない!
マリベル「あたしたちの活躍は
どうなっちゃったのよー!
マリベル「へえ あのふたつの村
なくなっちゃったんだ。
マリベル「まあ ヘンピな村だったから
仕方ないってもんよね。
マリベル「ちょっと アルス。
あの人たち 石版が どうとか
言ってるわよ。
マリベル「へえ ちしきのぼうしねえ。
かぶるだけで アタマが
良くなるなんて いいわね。
マリベル「関係ないなんて 言われると
よけい 気になっちゃうわね。
いったい なにがあるのかしら?
マリベル「なによ アルス。
勝手に 変な仕事 引きうけて!
マリベル「あーあ アルスのせいで
また 面倒なことするハメに
なっちゃったわ。
▼山奥の塔
マリベル「フウ……アルスが
変な約束したせいで こんな山奥に
来るハメになったのよねえ。
マリベル「これじゃ 通れないわね。
過去の世界では ここのトビラ
どうやって 開けたんだっけ?
(キングスライム戦)
マリベル「なによ こいつ
かんむりなんか かぶっちゃって。
スライムのくせに ナマイキね。
マリベル「そういえば 昔も
この塔には しゃべるスライムが
一匹いたわね。
マリベル「こいつら あのスライムの
子孫なのかしら?
スラっち「へへん!
どうだい オイラを 連れてきて
よかっただろ?
マリベル「……だいぶ 調子に
のってるわね。
(ギガミュータント戦)
マリベル「はあ〜。
よくも まあ あんな図体で
ここまで 飛んできたモンね。
マリベル「スラっちってば お礼も
言わずに さっさと行っちゃって……
恩知らずな スライムねえ。
マリベル「ホントに 調子のいい
スライムね。アルスなんかより
よっぽど しっかりしてるわ。
▼ハーメリア(現代)
マリベル「……ふたりとも
行っちゃったわね…。
マリベル「ちょっと 待ちなさいよ!
約束のお礼は どうなったのよ〜!
▼山奥の塔(現代)
マリベル「陸地が 海に沈んだり
怪物退治したり……この塔じゃあ
いろいろなことが あったわね。
マリベル「……まったく!
どれひとつ とっても
ロクな思い出じゃないわ。
マリベル「必要なことは きいたわ。
さあ アルス。ハーメリアの
地下倉庫に いそぐわよ。
マリベル「なによ スラっちのヤツ。
まじめなこと言っちゃって。
ねつでも あるんじゃないかしら?
▼海底都市(現代)
マリベル「ブチュって なによ?
ブチュって……。
まったく 気持ち悪いわねえ。
マリベル「ちょっと なんなのよ
ここは? 魔物は いるけど
おそいかかってこないし……。
マリベル「海底王……たしかに
えらそうな名前だわ。 きっと
いばりくさった ヤなヤツね。
マリベル「なまけ者な魔物も
いるもんねー。 なんかアルスの
おじさん 見てるみたいだわ。
マリベル「ヘンテコな石?
マリベルさまは もうお見通しよ。
例のアレに まちがいないわね。
(グラコス5世戦)
マリベル「あたしたちが 自分の先祖の
カタキだとは 知らないでしょうけど
これも 因縁ってヤツよね。
マリベル「なんか 情けない
海の魔神ねえ。
マリベル「こんなのの手下だなんて
あの連中も なんか 哀れよね。
▼神の山(現代)
マリベル「魔物さえ いなければ
ここも 少しはマシなのにね。
マリベル「は…はあ はあ。
もう少し ゆっくり歩いても
ばち当たらないんじゃない!
マリベル「おっどろきだわね!
きれい好きの 魔物なんて
初めて 見たわよ!
▼船着き場
マリベル「そっか ブルジオさんて
奥さんと別居中なんだ。
マリベル「おおかた 奥さんが
だんなに あいそをつかして
出ていったのよ きっと。
▼ブルジオの屋敷
マリベル「一緒に 旅をしていたとき
ブルジオさんは 思ったよりも
わがままを 言わなかったよね。
マリベル「あの人なりに こっちに
気を使ったってことかな。
マリベル「主人の わがままに
ふりまわされる 使用人たちも
ホント お気の毒よね。
マリベル「アルスは ちゃんと
毎日 おフロに入ってる?
【はい】 【いいえ】
マリベル「そう よかったわ。 マリベル「うわっ! はなれてよ。
あたしと旅をしてるんだから あたし ふけつな人とは
おフロは 毎日 入りなさいよ。 ならんで歩きたくないわ。
ガボ「ブルジオのオッチャンにしても
マリベルにしても 金持ちって
みーんな 変なヤツばっかだな。
マリベル「失礼ねっ!
あたしを ブルジオさんと
一緒にしないでよ。
▼ローズの家
マリベル「こんな 山奥に 家が
あるなんて……。
どんな人が すんでるのかしら?
マリベル「聞いてもいないのに 自分で
若いころは 美人だったなんて
言っちゃって……。
マリベル「やーねー。
過去の栄光に すがりついてるって
感じでさ。
マリベル「かつての 世界一位も
としをとったら ああなるのね。
マリベル「そりゃ たしかに 今でも
美人だけどさ……。あたしも
老化には 気をつけなくっちゃ。
▼クレージュ(現代)
マリベル「お金で 何でもかんでも
解決しようとするのは
ブルジオさんの悪いクセね。
▼ルートリード(現代)
マリベル「さーて 手紙も とどけたし
ローズさんに このこと
知らせておこうか。
マリベル「なにか お礼くらい
くれるかもよ。
▼からくり兵団拠点
マリベル「からくり兵は まだ
いるのかしらねー。
▼フィールド(ハーメリア)
マリベル「アボンも フズも やがては
消えちゃうなんて……せっかく
助けたのに ソンした気分だわ。
▼アボン
マリベル「ここも あいかわらず
ド田舎よね。よく こんな山奥で
人が暮らしていけるもんだわ。
マリベル「でも それも やがては
なくなっちゃうのか。 そう
考えると ちょっと さびしいわね。
▼アボンのトンネル
マリベル「さあ どこへ いくにしても
こんなトンネル さっさと
抜けちゃいましょうよ。
▼フズ
マリベル「このフズの村も いまに
なくなっちゃうんだ……。
マリベル「あたしたちの フィッシュベルも
何百年後かには なくなったり
するのかな?
▼ハーメリア
マリベル「どうして あんな大事件が
未来の世界では 忘れ去られそうに
なるかなあ?
マリベル「ここの人たちって きおく力
悪いんじゃないかしら?
マリベル「あの楽師さんも
そうそうに 立ち去って
正解だったみたいね。
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