DRAGON QUEST VII エデンの戦士たち(PS版)
〜マリベル全台詞集〜
▼小さな橋
マリベル「あら アルス 川よ!
橋も かかってるじゃない。
ふ〜ん。なかなか いい感じだわね。
マリベル「ねえちょっと おじさん。
かくれんぼでも してるの?
ねえってば!
マリベル「大変なこと って
いったい 何かしら?
マリベル「気になるじゃないよね。
いいわ 行ってみましょ アルス。
この人たちの 村へ!
▼プロビナ
マリベル「わたしたちは 遠くから
旅をしてきたのよ。
マリベル「このあたりには さっき
来たばかりで 良くわからないけど
なんなのよ そのラグラーズって?
マリベル「なんで そんな大国が
こんな ちーちゃな村を
ねらったりするわけ?
マリベル「ひょっとして
村のどこかに ものすごい財宝でも
かくしていたり するのかしらん?
マリベル「いったい この村の 何が
狙われてるって いうのかしら?
マリベル「やあね。
お祈りするのに 山の上まで
行かなくちゃ ならないの?
マリベル「神さまだの 女神さまだの
この村には 守り神が
たくさんいるのね。
マリベル「ああ。
さっき 橋のところにいた
おじさんの ことだわね。
マリベル「なんだって 魔物が
よりつかないんだろう。
マリベル「やっぱり この村には
何か秘密が ありそうだわね。
*「ゴロ ゴロ ゴロ……。
マリベル「まあ あんた 私みたいに
かわいい顔 してるわね。
*「ニャッ?
マリベル「この お馬さん
おびえてるんじゃない?
マリベル「女神像! それよ!
それが狙われて いるのよ。
きっと そうだわ!
マリベル「ふ〜ん。
どうやら やっかいな奴に
目をつけられた みたいね。
マリベル「女神像は 教会に。
教会は 山の上に あるのよね。
マリベル「何が何でも 山の上まで
歩かされる わけなのね。 はいはい。
マリベル「いまの 話が本当ならば
これは 大変なことね。
マリベル「世界中の どの国だって
欲しがるに 決まってるわよ。
この わたしだって 欲しいもの!
マリベル「とりあえず 家の中へ
入ってみようよ。
マリベル「本当に 戦争が
始まっても 不思議じゃないわね。
マリベル「女神像には それくらいの
みりょくが あるはずだもの。
メルビン「なんて 身勝手な奴!
ゆるせないで ござるぞ!
マリベル「これで わかったわ。
なぜか村の中が 落ち着かないのは
その手紙のせいだったのね。
▼プロビナ山の教会
*「サッサッ サッサッ と。
*「ふうっ。
ひと風ふいただけで すぐ
落ち葉だらけに なっちまうな。
*「へへっ おいらは毎日
ふもとの村から この教会に
下働きに来ているのさ。
*「それもこれも 神父さまの
お人柄に ひかれての事だがね。
*「どこから来たのか 謎だらけだが
まったく りっぱなお方だよ。
*「ちょっと話は 長くなるけど
どうだい あんたも神父さまのこと
知りたいと思うだろ?
【はい】 【いいえ】
*「へへっ そうこなくっちゃな。 *「そうかい。
あれはたしか 3年ほど 聞いても ソンにはならないと
前のことだったよ。 思うんだけどなあ……。
*「村の東の海岸に どこからか
ひとりの男が 流れ着いた…… マリベル「ちょっと アルス!
マリベル「それが 神父さまなのね! あんたって 何で 人の話を
*「ああっ もうっ! 聞こうと しないのよ!
だまって 聞いてておくれよ。 マリベル「何でも いいから 情報は
少しずつ盛り上げてるんだからさ! たくさん 仕入れなさいよね!
*「えっと……。
どこまで 話したっけかな。
あっ そうそう。
*「よほど 恐ろしい目にあったのか
自分が神父であること以外は
ほとんどの記憶を 失っていたんだ。
*「しかし 気を失いながらも
神父さまが しっかりと両手で
抱えていた物……。それが!
マリベル「それが 黄金の女神像ね!
*「ああっ! もうっ! もうっ!
どうして 先に言うかなあ!
どうして!?
マリベル「ふ〜ん。
ずいぶん みんなから
慕われてるのね 神父さまって。
マリベル「ちょっと あの人!
大切な 女神像を
持って行っちゃったわよ!?
マリベル「早まった まねって……。
え? いったい どういうこと?
神父「おはずかしい話ですが
どうして 私があのような物を
持っていたのか わからないのです。
神父「が しかし 人を守るはずの
女神像が わざわいの種になるとは
思ってもみませんでした……。
マリベル「なに言ってんのよ!
神父さまの せいなんかじゃないよ。
今まで村は 助かってたんでしょ!
神父「ありがとう おじょうさん。
あなたは やさしい心を
お持ちのようだ。
マリベル「や やだっ 神父さま。
そんなこと言われると あたし……。
神父「お願いです 旅の人!
頭に血が上った ラズエル君はいま
何をしでかすか わかりません。
神父「一刻も早く 彼に伝えてください。
女神像など どうなっても良いが
気味が危ない目に あわぬようにと!
マリベル「アルス!
早く さっきの人の 後を
追いかけましょう!
マリベル「急ぐわよ アルス!
もたもた してられないわ!
▼プロビナ
マリベル「追いかけましょう!
敵国の軍隊が 橋のところに来たって
さっきも 言ってたわ!
マリベル「何やってるのよ アルス!
村はずれに 急ぐのよ!
マリベル「やったね アルス!
なんか すごそうなのを
もらっちゃった じゃない!
▼小さな橋
マリベル「見て アルス!
橋の向こうに 兵隊たちが!
マリベル「大変なことに なったわ!
村が あぶない! 助けなくっちゃ!
▼プロビナ
マリベル「女神像が なくなったから
魔物が村の中に 入れるように
なってしまったんだわ!
マリベル「こんな やつら
放って おきなさいよ アルス!
メルビン「大丈夫でござる。おそらく
気を失っただけで ござろう。
マリベル「ゆるせないよ 魔物たち!
メルビン「アルスどの 急がねば。
このまま 放っておくと
えらいことに なりそうでござる!
マリベル「ぐずぐずしないで
行きましょ アルス!
マリベル「村のみんなも がんばってるわ。
わたしたちは 敵のリーダーを!
マリベル「このまま 放っておくと
村は 大変なことになるわ!
マリベル「また 山の上か……。
マリベル「いいわ アルス!
こうなったら もう
どこへでも 行きましょ!
マリベル「アルス!
さあ 急がなくちゃ!
マリベル「ゆるせないわね!
マリベル「やっぱり 魔物たちって
見ただけで おいしいとか
まずいとか わかっちゃうのね。
▼プロビナ山洞くつ
マリベル「もうっ おじいちゃん!
そんな のんきなことを
言ってる場合じゃないんだから!
マリベル「アルス!
山の上の 教会に 急ぐわよ!
▼プロビナ山の教会
マリベル「ここで のんびり
話している ヒマはないけど
要は こうなのよ。
マリベル「さすがね。
神に 仕えているだけあって
何かを 感じては いたようね。
マリベル「まったく 神父さまったら
なにもかも 人に頼んでばかりで
自分じゃ何もできないのかしら!
メルビン「文句は 言わないでござるよ。
メルビン「きっと 神に仕える者は
聖なるちからは あっても
ちから仕事は 苦手なのでござるよ。
メルビン「さっさと 小箱を探して
早いところ 神父さまに
逃げてもらうで ござるよ。
マリベル「変ね。話がちがうじゃん。
動かせないような 大荷物なんて
どこにあるっていうのよ。
メルビン「こいつは また
ひどく やられたものでござる……。
メルビン「この様子じゃ ふもとの村も
ぜんめつかも しれないでござるよ。
マリベル「えんぎでも ないこと
言わないでよ メルビン!
マリベル「ねえ。村の人たちのことが
心配じゃない?
急いで 山を降りましょう!
メルビン「ああ それがいいで ござる。
もう 魔物の奴らは
引き上げたようで ござるしな。
マリベル「村の人たちや
ラズエルさんのことが 心配よ。
急いで 山を降りましょう!
▼プロビナ山洞くつ
メルビン「教会の 下働きをしていた
男でござるな アルス。
逃げるときに やられたでござるな。
マリベル「かわいそうに……。
魔物たちに 魂の抜けがらに
されてしまったんだわ。
▼プロビナ
メルビン「長老どのでは ござらぬか!
なんということだ。
村に戻りさえ しなければ!
マリベル「長老だけじゃなくて
村の人たちは みんな
同じ目にあったみたいね……。
マリベル「見た? アルス。
ラズエルさんが 何か落としたわ!
▼プロビナ(壊れた女神像のかけら入手後)
マリベル「ラズエルさん 混乱してる……。
マリベル「でも なんだか 少し
わかってきたような 気がするわね。
▼プロビナ山の教会
マリベル「ちょっと アルス。
あんた どこに 行けばいいのか
わかって 歩いてるんでしょうね。
マリベル「あの絵が 神父さまからの
メッセージならば……。
メルビン「この泉に こわれた女神像を
つけてみれば……。
マリベル「何が起きるか
ワクワクものだわね!
メルビン「さあ!
ためしてみるで ござるよ!
(竜騎兵戦)
マリベル「アルス わかる?
橋のところにいた 魔物の隊長よ。
きっと こいつが 神父さまを!
メルビン「なんとか
やっつけたでござるな。
マリベル「あーあ。
女神像はこなごなに なっちゃって
もう 直せないじゃないの。
マリベル「まったく もったいないこと
してくれたものよね!
マリベル「まって!
何か聞こえない?
▼プロビナ山洞くつ
マリベル「ふ〜ん。
魂を 抜かれていたときのことは
はっきりとは 覚えていないんだ。
▼プロビナ
マリベル「一時は どうなることかと
思ったけどね。
マリベル「何は ともあれ
よかった よかった!
マリベル「そうよね!
神父さまは きっとどこかで
見ていてくださる はずよね!
マリベル「あたしたちが
未来を変える……かあ。
マリベル「う〜ん なんだか
かっこいいじゃないね!
マリベル「村の人たちが 元に戻って
本当に よかったわね!
マリベル「どんなときでも
女の方が たくましいわね。
マリベル「やっぱり 神父さまは
空の上から 見ていて
くださるのよ。ね!
マリベル「牛の なき声だわ……。
マリベル「やだっ 人間だわ!
魂が まちがって 牛の中に
入っちゃったってこと!?
マリベル「魂が 身体から抜けると
外から 自分の姿を 見ることが
できるんでしょ?
マリベル「一度 ナマで
あたしの 美しい姿を
見てみたいものだわ。
マリベル「本当に すてきな
ダンナさま だわよね!
マリベル「自分の 家族や家を
自分の手で 守ろうなんて
えらいわよ うん!
マリベル「みんな 自分が
あのとき どうなっていたか
知らないみたいだわね。
▼小さな橋
マリベル「さ 行こっか アルス!
▼プロビナ(現代)
マリベル「ちょっと 聞いた?
わたしのこと 勇者さまだって!
マリベル「まあ そんなふうに
言われるのも 悪くはないわね。
ほほほ!
マリベル「さすがは 宿屋の娘ね。
商売じょうずだわ。
マリベル「この娘がいれば この宿は
きっと将来も 安心だわね。
マリベル「ふ〜ん。
おなじ 兄弟でも
ずいぶん 違うものだわね。
マリベル「時は 過ぎても
あの 神父さまの 伝説は
しっかり 伝わっているのね。
マリベル「なんだか モウモウ言ってたけど
顔もちょっと 牛に似てなかった?
マリベル「あ! もしかして あのとき
魂が 入れ替わったから!?
マリベル「ひょっとしなくても
祖先は 牛だったんじゃないの?
ねえ……。
マリベル「うるさいったって
こんな中で 寝ていられるほうが
不思議だわよ。
マリベル「お年寄りが 増えたのは
たしかに 平和で
長生き 出来るからだろうけど……
マリベル「子だくさんは
関係ないんじゃないの!?
マリベル「10人兄弟って……。
わたしみたいな 一人っ子には
わからない世界だわ。
マリベル「わたしは 子供のころから
ちゃんと料理くらい できたわね。
マリベル「とりたての 魚を
そのまま 焼いて食べるのが
なんたって おいしいんだから!
マリベル「あんた 来るのが
ちょっと 遅すぎたんじゃない?
メルビン「女神像のウワサは
ほかの地にも とどいて
いるようで ござるな。
マリベル「すごい 名前だこと……。
マリベル「男なんて そんなものよね。
何でも強いものが いちばんだって
思い込んでるものね。
マリベル「でも アルス。これからは
力より おつむの時代だわよ。
ポーッとしてたら おいてかれるよ!
マリベル「どうみても オス牛なんだから
ミルクなんか でないわよね。
マリベル「いくつになっても
男って やあね!
マリベル「あ〜あ。どこにでも
あんたの おじさんみたいな男が
ひとりくらいは いるみたいだわね。
マリベル「そういえば キーファ。
お城の ダンスパーティーとかに
一回も呼んでくれなかったわ!
マリベル「キーッ!
いまさら 文句いおうにも
キーファが いないじゃないのさ!
マリベル「若いのに お年寄りの
お世話してるなんて えらいわね。
マリベル「ああ 思い出しちゃった。
あたし おじいちゃん子だったのよ。
なつかしいなあ……。
マリベル「長老さまの 一家って
オルドーさんと ラズエルさんの
ことだよね きっと。
マリベル「なんだか あたしたちより
おじいちゃんや おばあちゃんの方が
元気あるみたい……。
マリベル「やった! アルス。
教会は 直っているんだわ。
早く 行ってみましょうよ!
▼プロビナ山洞くつ(現代)
【はい】 【いいえ】
マリベル「アルス。 マリベル「ちょっと アルス。
あたしが つかれたら あんた 意外と 意地悪じゃん。
あたしの手も 引っぱってよ。 マリベル「おじいちゃんの 一人くらい
あんたが おぶってでも
連れて行って あげなさいよ!
▼プロビナ山の教会(現代)
マリベル「ああ やっぱり
おもての空気は いいわね!
マリベル「アルス。
ちょっと 押してみたら……
って やっぱ 悪いわね。ほほほ!
メルビン「なんと!
ひょっとして あの ご老人は
教会の 神父さまで ござったか!
マリベル「おどろいた!
あの おじいちゃんが
ここの 神父さまなわけ!?
マリベル「あはは!
こんらんするところ なんて
ラズエルさん そっくりだわ!
マリベル「やっぱり 血は
あらそえないのかしらね!
マリベル「あらら。
結局 女神像っていうのは
こわれる運命に あるのかしらね。
▼山賊のアジト
マリベル「この山賊のアジトって
なんか においそうで あたし
きらいなのよねー。
マリベル「ねえ アルス。
こんなとこ さっさと
出ましょうよ。
▼リートルード(現代)
マリベル「アズモフはかせ ランキング
落としちゃったんだ……。
まあ 仕方ないか。
マリベル「今まで あんな とぼけた
おじさんが トップだったのが
不思議なくらいだもんね。
▼ハーメリア(現代)
マリベル「あら? ベックくんてば
なんだか 熱血してるわね。
マリベル「アルスも ボケ〜ッと
ばかりしてないで 少しは
彼を 見習ったら?
マリベル「へえ……それじゃ
はかせの順位が 下がったのは
ぼうしを盗まれたせいなんだ。
マリベル「そんな大切なぼうしを
盗まれるなんて あの人
やっぱり どっか抜けてんのよね。
マリベル「きたないかっこうの
あやしい男ねえ……。
マリベル「アズモフはかせ 意外と
いかがわしい つきあいでも
あったんじゃないかしら?
マリベル「物知りねえ……。
でも あの人 ぼうしのこと
ベラベラしゃべっていたし……。
マリベル「じつは ちしきのぼうしって
けっこう 有名なんじゃないの?
▼リートルード(現代)
マリベル「エテポンゲ?
……どっかで きいたような
名前よねえ……?
▼山賊のアジト
マリベル「そうそう エテポンゲって
たしか ここの山賊のなかに
そういうヤツが いたはずよ。
マリベル「……えっ? それじゃ
アイツが 今のかしこさ世界一ィ?
……怪しすぎる。
マリベル「アルス!
そんなことより 今は そっちの
エテポンゲに 用があんでしょ!
マリベル「……フウ。
なんとか ちしきのぼうしを
取り返すことが できたわね。
マリベル「で どうするの?
このぼうし アズモフさんに
とどける? それとも……?
マリベル「……って 冗談よ。冗談。
このまま ネコババなんて
するわけないじゃない!
▼ハーメリア(現代)
マリベル「よかったわね。
これで ちしきのぼうしは 正式に
あたしたちのものだわ。
マリベル「かぶった者を かしこくする
魔法のぼうし……なんだったら
あたしが つかってもいいわよ。
マリベル「名高いねえ……。
まあ ある意味じゃあ
名高い山賊団かもね。
▼大地の精霊像
マリベル「もう一度 あの像を作るって
ムリに 決まってんじゃない!
あたしなら やらないわね。
▼クレージュ
マリベル「……あの人
なまけ者ってことなら
アルスのおじさん以上ね。
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[スットン共和国] / [国連G対策センター] / PS版DQ7マリベル全台詞集(プロビナ〜)