▼フィールド(コスタール)
メルビン「封印された大陸の　多くは
　　暗いものでござるが……。
メルビン「ここは　いちだんと
　　暗闇が　こい感じがするでござるな。

▼コスタール
メルビン「どうやら　この町は
　　港町のようでござるな。

メルビン「コスタール……
　　はて？　どこかで　聞いたことが
　　あるような……？

メルビン「今の男……
　　さては　この国を苦しめる魔物の
　　手下でござるな。

メルビン「史上最強の海賊……。
　　そう言えば　ずっと昔
　　聞いたことがあるでござるよ。
メルビン「ある王国に　つかえ
　　海の魔物を　けちらす　海賊が
　　いたというウワサを……。

メルビン「どうも　におうでござるな。
　　やはり　魔王の封印がらみの
　　事件でござるかな？

メルビン「どうも　こういうのを見るのは
　　やるせないものでござるな。

メルビン「マール・デ・ドラゴーン……。
　　そう言えば　ずっと昔
　　聞いたことがあるでござるよ。
メルビン「ある王国に　つかえ
　　海の魔物を　けちらす　海賊が
　　いたというウワサを……。

メルビン「なんと！
　　では　シャークアイどのは
　　すでに……。

メルビン「この国の王さまに　会って
　　封印のことなど　くわしい事情を
　　聞いてみては　どうでござるかな？

メルビン「民を　守るべき　兵士が
　　あのように　弱気なことでは
　　困ったものでござるな。

メルビン「むう　見事な……。
　　できれば　シャークアイどのとは
　　お会いしたかったでござるな。

メルビン「むう……。
　　宿にすら　自由に　泊まれぬとは
　　なんぎな国でござるな。

メルビン「満月の夜の　わざわい……？
　　いったい　なにが
　　起きるというのでござろう。
メルビン「イヤな　予感がするでござる。

▼コスタール(満月の夜)
メルビン「先程のブキミな声……
　　例の　わざわいとやらに
　　関係が　あるのでござるかな？

メルビン「これが　この国を苦しめる
　　魔王の呪いでござるか。
　　むうう……許せんでござるな。

メルビン「アルスどのっ！
　　わしは　今日ほど　魔王を
　　にくんだことは　ないでござるよ。

メルビン「わが子が　魔物に変わり
　　姿を　消してしまう……。
メルビン「心の病気になるのも
　　ムリはないでござるよ。

メルビン「封印された世界に　なにゆえ
　　月が　見えるかと思っていたが……。
メルビン「なるほど。
　　この国を　呪うための手段に
　　満月を　使うためでござったか。

メルビン「今すぐ　大灯台へ！
　　……と　言いたいところでござるが
　　暗闇で　進めぬのでござるか。
メルビン「これは　なにか作戦を
　　たてる　必要があるでござるな。

メルビン「ありし日の　シャークアイ…
　　そして　マール・デ・ドラゴーン…。
メルビン「彼らの　勇姿が
　　目に　浮かぶようでござったな。
　　いやはや　見事な歌でござる。

メルビン「このような　すさんだ所でも
　　アニエスどののような　美女を
　　見ると　心が　なごむでござるな。

メルビン「むう。あの美女は
　　シャークアイどのの奥さまか！
メルビン「それは　シャークアイどのも
　　すみに　おけんでござるなあ。

メルビン「いかにも！
　　正義のための　戦いとは
　　単なる　暴力ではござらん。
メルビン「やはり　シャークアイどのは
　　戦いの　何たるかを知る
　　真の勇者であったようでござるな。

メルビン「この地を　おおう闇を
　　はらえば　魔物と化した　子どもも
　　元にもどるのでござろうか？
メルビン「そうなってくれれば
　　よいのでござるが……。

▼コスタール(翌日)
メルビン「アルスどの。
　　とりあえず　王のところへ
　　行ってみるでござるよ。

メルビン「人々を　ジワジワと苦しめ
　　絶望させていく……。
　　魔王め！　なんと　こうかつな。

メルビン「深入りしないほうが
　　身のためでござるか……。
メルビン「そんなことが　できるなら
　　ハナから　このような旅を
　　続けてはいないでござるよ。

メルビン「今まで　多くの大陸を
　　めぐってきたが……この国ほど
　　絶望の深い地も　なかったでござる。

メルビン「わしらを　呼ぶとは
　　コスタール王は　なかなか
　　人を　見る目があるでござるな。

メルビン「シャークアイどのの子が
　　消えるとは……。
　　これも　魔王の呪いでござるのか？

メルビン「あの子の　存在が
　　ご両親のなぐさめに　なってくれれば
　　よいのでござるが……。

メルビン「なんの　なぐさめの言葉も
　　かけてやれない　自分が
　　もどかしいでござる。

メルビン「魔王め！
　　どれだけの人を　苦しめれば
　　気がすむのか……。
メルビン「たとえ　ヤツが　どれほど
　　チカラをつけようとも　いつか必ず
　　わしの手で　倒してやるでござる。

メルビン「もしかしたら　魔物となった
　　子どもたちは　闇の炎に
　　みちびかれているのでござるかな？

メルビン「あのような美女が
　　かような悲劇に　みまわれるとは
　　なんとも　あわれでござる……。
メルビン「せめて　何かしら　お役に
　　立てればよいのでござるが……。

メルビン「どうやら　この国を
　　救うための　ひとすじの光明が
　　見えてきたでござるな。
メルビン「早速　ホビットの集落に
　　向かうでござるよ。

メルビン「ホビットの集落は
　　たしか　ここから　東の洞くつに
　　あるのでござったな。
メルビン「さあ　アルスどの。
　　早く　向かうでござるよ。

メルビン「そのような理由が　あっては
　　光ゴケは　われらが
　　とって来るしかござらんか。
メルビン「これを機に　ホビット族と
　　和解できれば　１番でござるが
　　今は　急がねばならんでござるしな。

メルビン「むむう。
　　たしかに　わしらは　得体の知れぬ
　　旅の者でござるが……。
メルビン「まあ　わしらが　見事
　　役目をはたせば　彼の見る目も
　　自ずと　変わるでござろうよ。

▼ホビット族の洞窟
メルビン「どうも　この洞くつには
　　かなりの数の　魔物が
　　入りこんでいるでござるな。
メルビン「これで　ホビット族は
　　大丈夫なのでござろうか？

メルビン「どうやら　魔物の被害に
　　あっているのは　人間ばかりでは
　　ないようでござるな。

メルビン「やはり　ホビット族は
　　コスタールの者に限らず　人間を
　　きらっているようでござるな。
メルビン「さて　どうしたものか……？

メルビン「むう。光ゴケが　魔物に
　　食われているとは……これは
　　急いだほうが　よさそうでござるな。

(ガマデウス戦)
メルビン「光ゴケを食べるとは　けしからん
　　魔物で　ござる。じっくり
　　こらしめてやるで　ござるよ。

メルビン「さあ　アルスどの。
　　光ゴケを　手に入れるでござるよ。

メルビン「さあ　アルスどの。
　　この光ゴケを　はやく　コスタールに
　　持ち帰るでござるよ。

メルビン「あなどってもらっては
　　困るでござる。あんなカエルなぞ
　　われらの　敵ではないでござる。

メルビン「そうは言われても
　　のりかかった船でござるしな。
メルビン「大灯台の魔物が
　　いかに強くても　ここで
　　引き下がるわけにはいかんでござる。

メルビン「わしも　できることなら
　　シャークアイどのには　お会いして
　　お助けしたかったでござる。

▼コスタール
メルビン「すでに　魔物は　防具屋の前に
　　来ているとのこと。
　　アルスどの　急ぐでござるよ。

メルビン「さあ　アルスどの！
　　今こそ　光ゴケを　使う時でござる。

メルビン「必ずや　闇の炎を　消し去り
　　このコスタールに　平和を
　　とりもどすでござるよ。

メルビン「はて？　アルスどのの
　　故郷の島は　この時代だと
　　無人島だったんでござるかな？

メルビン「やはり　やるべきことを
　　やれば　自ずと　周囲の見る目も
　　変わるものでござるな。

メルビン「魔物の世界でござるか……。
　　これは　気合を入れて　かからねば
　　ならんようでござるな。

メルビン「大灯台に　上るのは
　　どうやら　ひとすじなわでは
　　いかんようでござるな。

メルビン「むむう。
　　なんだか　調子のいい男でござるな。

メルビン「さあ　あのご夫婦のためにも
　　早く　大灯台の　悪しき魔物を
　　倒しにいくでござるよ。

メルビン「たしかに　魔物とは
　　そういうものでござるな。
　　まったく　許せんでござるよ。

メルビン「たしかに　アルスどのの島は
　　美しい　おだやかな島でござるな。

メルビン「年をとれば　耳が遠くなり
　　身体も　弱くなるのは
　　仕方のないことでござるよ。
メルビン「わしでござるか？　わしは
　　まだまだ　年寄りあつかいされるほど
　　モーロクしてないでござるよ！

メルビン「氷づけの呪いは
　　それが解けるのに　何百年も
　　かかるという　強力な呪い……。
メルビン「残念ながら　人は　それほど
　　長生きはできんでござるよ。

メルビン「水の精霊…七色の入り江……
　　マール・デ・ドラゴーン……。
メルビン「わしも　これらのことには
　　どうも　ただならぬ　因縁を
　　感じるでござるよ。

メルビン「たとえ　魔物になっていても
　　愛する　わが子のことは　やはり
　　あきらめられぬでござるな。

▼大灯台
メルビン「アルスどの。
　　今は　闇の炎を　消し止めることが
　　先決でござるよ。

メルビン「どうやら　ここが大灯台の
　　最上階のようでござるな。

▼謎の異世界
メルビン「う〜む。
　　なんとも　異様な世界でござるな。

(バリクナジャ戦)
メルビン「この気配は　ひとすじなわでは
　　いきそうもないで　ござる。
　　気を　ひきしめるでござるよ！

▼コスタール
メルビン「うう……。
　　本当に　よかったでござるなあ。
メルビン「わしは　こういう場面には
　　弱いんでござるよ。
　　……グスッ。

メルビン「アルスどの。
　　人々が　心から　笑えるように
　　封印を解くのを　急ぐでござるよ。

メルビン「よもや　そんなことは
　　あるまいが　封印を解くのは
　　急いだほうが　よさそうでござるな。

メルビン「なんと　アニエスどのが
　　行方不明とは……。
メルビン「アルスどのっ！
　　とにかく　急いで　この地の封印を
　　解くでござるよ。

メルビン「ま　まさか　アニエスどのが！
　　そ　それは　大変でござる。
メルビン「ああ　し…しかし　今は
　　封印を解くことが　先決でござるか。
　　うう　身をさかれる思いでござる。

メルビン「老人でござるか？
　　わ　わしでは　ないでござるよ！
メルビン「だいいち　わしは
　　そんな　きたならしい格好なぞ
　　してはおらんでござる。

メルビン「あのご老人。
　　あらぬ　うたがいを　かけられて
　　さいなんでござったなあ。

▼エンゴウ(現代)
メルビン「アルスどの　ここなら
　　聖なる種火とやらが　あるで
　　ござるのかな？

メルビン「すると　この炎が
　　まさに　聖なる種火ということで
　　ござるのかな。

メルビン「じょうだんでも　火山が
　　ふん火するなんて　いわないで
　　ほしいでござるよ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
メルビン「しかし　どうやって　　　　　メルビン「なんとしても　聖なる炎を
　　炎を持っていくで　ござるかな？　　　　手に入れないと　ならないので
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ござるぞ　アルスどの。

メルビン「なるほど　ビンに
　　入れておくで　ござるか。
　　消えたりしないで　ござろうな。

メルビン「村おこしも　よいでござるが
　　村の民のことも　考えてやって
　　ほしいで　ござるよ。

▼エンゴウ
メルビン「アルスどの　ここなら
　　聖なる種火とやらが　あるで
　　ござるのかな？

メルビン「火山の爆発は　それはもう
　　すごいチカラで　ござるからな。

メルビン「やはり　村の長に
　　聞くのが　スジでござるな。

メルビン「おうおう　若い者は
　　良いで　ござるなー。

メルビン「アルスどのも　だいぶ
　　たくましく　なられたから
　　見ちがえたので　ござろう。

メルビン「わしは　もう　孫のカオは
　　見れぬで　ござるが……。
メルビン「アルスどのの
　　子どものカオで　ガマンするで
　　ござるかな？　わっはっは！

メルビン「やはり　村の長に
　　聞くのが　スジでござるな。

メルビン「すると　この炎が
　　まさに　聖なる種火ということで
　　ござるのかな。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
メルビン「しかし　どうやって　　　　　メルビン「なんとしても　聖なる炎を
　　炎を持っていくで　ござるかな？　　　　手に入れないと　ならないので
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ござるぞ　アルスどの。

メルビン「なるほど　ビンに
　　入れておくで　ござるか。
　　消えたりしないで　ござろうな。

メルビン「なんのなんの。
　　まだまだ　長は　お若いで
　　ござるよ。

▼フィールド(コスタール)
メルビン「これで　この地の封印も
　　解けるでござるな。
　　後は　アニエスどのじゃが……。

▼コスタール
メルビン「人魚に　姿を変えてまで
　　愛する夫との　再会をねがうとは
　　なんという　深い愛でござろう…。
メルビン「そこまで愛されるとは
　　シャークアイどのが
　　うらやましいでござるよ。

メルビン「しかし　今回のことは
　　あの学者どののアイデアが　なくては
　　とても　解決しなかった。
メルビン「彼こそは　このコスタールの
　　かくれた救世主でござるな。

メルビン「しかし　メイドどのは
　　海底王を　きたない老人よばわり
　　していたでござるしなあ……。
メルビン「まちがえられても　あまり
　　うれしくないでござるよ。

メルビン「……そうでござるな。
　　シャークアイどのとは　ぜひとも
　　お会いしたいでござる。
メルビン「そのためにも　アルスどの。
　　いっこくも早く　魔王を見つけだし
　　倒すでござるよ！

▼ホビット族の洞窟
メルビン「ホビット族というのは
　　じつに　まあ　ガンコで
　　元気のいい連中でござるなあ。

メルビン「どうも　この分なら
　　ホビット族と　コスタールの関係も
　　心配することは　ないでござるな。

▼コスタール(現代)
メルビン「むむう。いったい
　　いつになれば　彼らの　氷の呪いを
　　解くことができるのでござろう。
メルビン「こういう時　自分の無力さが
　　うらめしいでござる……。

メルビン「むう。それでは　もはや
　　ここは　城下町ではなくて
　　ただの港町コスタールでござるか。

メルビン「むむう。
　　この家は　ギャンブルで　もうけて
　　くらしているでござるか……。
メルビン「じつに　うらやましい……
　　い　いや　けしからんでござる！
メルビン「そういう人間が　いるから
　　かけごとで　身を持ちくずす者が
　　出るのでござるよ。

メルビン「むう　なんとも　にぎやかで
　　楽しそうでござるな。
メルビン「じつは　わしも　かけごとには
　　目が　ないんでござるよ。
メルビン「ただ　問題なのは　ちっとも
　　勝てない点でござるがな。

メルビン「い　いったい
　　その特別会員になると　何を
　　してもらえるのでござろうか……？
メルビン「き　気になるでござる！

メルビン「う〜む。宿屋の主人は
　　けしからんでござるが　その気持ちも
　　よ〜く　わかるでござるよ。

メルビン「ひと月前に　出ていったのを
　　ちょうど　心配してたとは……。
メルビン「なかなか　どうして
　　ごうきな　ご婦人でござるな。

▼大灯台(現代)
メルビン「この水神さまというのは
　　その正体は　おそらく
　　水の精霊のことでござろうな。
メルビン「わが神とは　ちがうようだし
　　かといって　あの海底王とは
　　似てもにつかんでござるしなあ。

メルビン「地道な　どりょくが
　　1ばんとは　さすがに　ここまで
　　上ってきた男でござるな。
メルビン「言葉に　重みが
　　感じられるでござるよ。

▼コスタール(現代)
メルビン「神につかえる身である
　　神父でさえ　ついつい
　　ギャンブルで　失敗をする……。
メルビン「人間とは　かくも
　　弱いものでござる。

メルビン「やれやれ　ようやく
　　石版を　手に入れることが
　　かなったでござるな。

▼ホビット族の洞窟(現代)
メルビン「ここに来ると　光ゴケを
　　とりにきて　苦労した時のことが
　　思い出されるでござるな。

メルビン「ホビットはともかく
　　ここに　住んでいる人間は
　　息苦しくないのでござろうか？

メルビン「なんと　こんな所に
　　コスタールの城があるとは……。
　　じつに　奇妙でござるな。

メルビン「いかな　悲しい事件も
　　時の流れが　全てを　過去へと
　　追いやってくれるでござるな。

メルビン「では　魔王さえ　倒せば
　　最強の海賊たちと　会うことも
　　夢ではないのでござるな。

メルビン「ほほう。
　　いかなる伝説でござるかな？
　　楽しみでござるよ。

メルビン「な　何でござる　なぜ
　　わしのほうを　見るでござるか？

メルビン「わしには　わかるでござるよ。
　　魔王は　いまだ　ほろんでおらず
　　どこかに　かくれているのでござる。
メルビン「しかし　いつか必ずや
　　見つけ出し　今度こそ　わしの手で
　　倒してくれるでござる。

メルビン「おお。これで　ついに
　　わしも　特別会員でござる！
　　うれしいでござる〜。

▼コスタール(現代)
メルビン「き　期待はずれでござる〜。

▼大滝の崖
メルビン「砂漠の南というのに　ここは
　　なんともいえない　冷気が
　　ただよっているで　ござるな。

メルビン「砂漠の南に　こんな洞くつが
　　あったとは　なんとなく　ただならぬ
　　気配を　感じるでござる。

メルビン「あれに　見える巨大な氷が
　　もしや　コスタールで聞いた
　　海賊船では　ござらんか！？

メルビン「あれに　見える巨大な氷は
　　コスタールで聞いた　海賊船！？
　　しかし　呪いは　とけておらぬようだ。

▼ユバール族の休息地(現代)
メルビン「どうやら　この様子では
　　いまだ　神の祭壇のありかは
　　わからぬようでござるな。

メルビン「失礼な！
　　わしが　スケベそうじゃとは……
　　ず　図星でござる！

メルビン「しるしは　きざまれる……？
　　何やら　意味深でござるが　いったい
　　どういう意味でござるかな？