▼ラインハット
ピピン「リュカさまって
　　ラインハットの王族方とも
　　ご交友が　あるんですよね。

ピピン「ボクは　グランバニアの
　　兵士代表ですね。リュカさまに
　　恥をかかせないよう　がんばらなきゃ！

ピピン「ふっふっふ……。
　　リュカさまの　お供ということは
　　ボクも　ヘンリーさまの　友人同然！
ピピン「あっ　言ってみただけです。

ピピン「いいなあ…　シスターの服って。
　　着ているだけで　ぜったい
　　美人に見えますよね！

ピピン「女性を　味方につけるとは
　　コリンズ王子め　やるな……。

ピピン「兵士の数が　少ないな……。
　　りっぱな　城壁があるからと
　　たかを　くくってるのか？

ピピン「こら！　あのガキ！
　　せっかくの美人を　かくすな！
　　見えないじゃないかっ。

ピピン「あの方は
　　マリアっていうのか……。
　　美しい名前だ…　ぽっ……。

ピピン「コリンズ王子が　母上似の
　　姫君だったら　もうちょっと
　　さがす気も　起きるんですが……。

ピピン「ボク　もっと　マリアさんの声を
　　聞いていたいです……。

ピピン「ボクも　ネコとしてでいいから
　　ここで　飼われたいです……。

ピピン「子供って　かくれんぼが
　　上手ですからねえ。
　　見つけられるかなあ……。

ピピン「これじゃ　マリアさまも
　　気苦労が　たえないだろうなあ。
　　かわいそうに。

ピピン「コリンズ王子には
　　鈴でも　つけとくべきですね。

ピピン「先が　思いやられるなあ。
　　我が国は　恵まれてますよ。

ピピン「この国の人たちが
　　ボクを見ている…　グランバニア兵士
　　代表として　しゃんとしなくちゃ！

ピピン「あの　マリアさまから
　　あんな子供が　生まれてしまうなんて…
　　うう〜　信じたくない〜！

ピピン「記念品のことは　この城を訪れた
　　仲間の兵士から　聞いています。
ピピン「ヘンリーさまは　どうしても
　　リュカさまに　直接　渡したいからと
　　持っておられたようですよ。

ピピン「いいなあ　マリアさまって……。
　　人妻でも　見てるだけなら
　　いいですよね。

ピピン「世界中をさがしても　ドレイ経験の
　　ある王族は　きっと　リュカさまと
　　ヘンリーさまくらいですよね。

ピピン「もうちょっと　あの方と
　　お話ししたいなあ……。

ピピン「ううむ　すばしっこい奴……。
　　ところで　宝箱の中身って
　　なんだったんですか？

▼ラインハット(子供を連れてきていない場合)
ピピン「リュカさま。よろしければ
　　ボクが　王子の代役をやりましょうか？
　　……あっ　じょうだんですって！

▼ラインハット(夜)
ピピン「堀に　はね橋かあ……。
　　ああしておけば　城の守りは
　　カンペキですね。勉強になるなあ。

ピピン「きっと　あの人
　　イビキがひどくて
　　家を　追いだされたんだな？

▼古代の遺跡
ピピン「ここは　あんまり
　　美人のニオイが　しませんねえ。
　　ふう……。

ピピン「忘れないうちに　この場所のことを
　　メモしとかなくちゃ……。
　　自伝を書くのに　必要ですからねっ！

▼ラインハットへの関所
ピピン「あの兵士……
　　こんな所に　配属されるなんて
　　お城では　役に立てなかったのかなあ。

▼オラクルベリー
ピピン「おおっ　ここは
　　あこがれの　オラクルベリー！
ピピン「リュカさま！　ここでは
　　各人　自由行動にしましょう！
　　ええっ！　ダメですか……。

ピピン「ボク　どうも
　　カジノは　苦手なんですよ。
　　好きなんですけどね……。
ピピン「ふだん　負けてばかりだから
　　たまに勝と　やたら
　　オドオドしちゃうんです。

ピピン「魔物を　なつかせるなんて
　　そんけい　しますよ。
　　かまれたり　しないのかなあ。

ピピン「オニごっこかあ。
　　ボクも　子供の頃に
　　よく　やったなあ！
ピピン「教会の像に　ぶつかって
　　像が　まっぷたつに　われちゃったり…
　　いやあ　いい思い出ですよ。

ピピン「占いは　どうも
　　言い方が　まわりくどくて
　　イヤになっちゃいますよ！

ピピン「なにしろ　カジノは
　　男のロマンですからね。女子供にゃ
　　わかるめえ　ってやつですよ。

ピピン「なんだか　急に
　　母さんのことを　思い出しました。
　　母さん　元気かなあ……。

ピピン「そりゃ　大変だ！
　　ボクも早く運命の人を　さがさないと。
　　出会う前に　死ぬのはカンベンですよ。

ピピン「人から　勝ったという
　　話を聞くと　ふしぎと　自分も
　　勝てるような気になりますね！

ピピン「ぬおおおっ！
　　久々に　ギャンブラーの血が
　　さわぎ出しましたよっ！
ピピン「……あれ？
　　言ってませんでしたっけ？
　　じつは　そうなんです。ボク。

ピピン「スライムレースは
　　きんちょう感がなくて　どうも
　　ギャンブルしてる気になれませんよ。

ピピン「スライムが
　　放し飼いじゃないですか。
　　いいんですか？　こんなことで。

ピピン「すごろくでしたら
　　ぜひ　このボクに！
　　必ずや　お役に立ってみせます！

ピピン「男なら　下見などせず
　　一発勝負ですよ！

ピピン「でも　たしかに
　　おもしろそうですよね。ボクも
　　時間があったら　見ていたいなあ。

ピピン「あの人　ああやって
　　人を笑うために　あそこに……。
ピピン「しょうもない人って
　　いるんだなあ。

ピピン「そういうことなら
　　ぜひとも　結果を　見とどけねば！

ピピン「とりあえず　この舞台は
　　はなれて見たほうが
　　いいような気がします。

ピピン「うわ〜！　すごい化粧！
　　あれじゃあ　素顔が　わかりませんよ。

ピピン「う〜ん…　化粧のせいで
　　かわいいのか　かわいくないのか
　　よく分かりませんね。

ピピン「おどり娘さんのタンスって
　　ロマンがいっぱい　つまっているような
　　気がしますよねえ。

ピピン「ここのオーナーって
　　誰でしたっけ？

ピピン「でも　もう　しっかり
　　衣装　着てるじゃないですか。
　　がっかり……。

ピピン「ああいう話を　聞くと
　　やらなきゃ　損をするような
　　気分になりますよ。

ピピン「そうですよ！
　　散るまでやるのが　男ってもんです。

ピピン「ボクは　ボクなりに
　　充分　人生を　楽しんでますよ！

ピピン「あの台の　せまさじゃ
　　サンチョさまは　入れないでしょうね。

▼オラクルベリー(夜)
ピピン「ボクも　任務を忘れて
　　遊びたいです……。

ピピン「し　失礼な！
　　誰が　男の風呂なんて……！

ピピン「リュカさま　次からは
　　もっと早く来ましょう。

ピピン「寝ている間も　バニー姿だなんて…
　　ステキだ！

ピピン「あの兵士　寝てますよ！
　　大丈夫なんですか？

ピピン「ボクは　夜は　キライですね。
　　だって魔物が　いっぱい出るんですよ。
　　おっかないじゃないですか！

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ピピン「ただで　みてもらえるなんて　　　ピピン「まあ　当たったり
　　ラッキーですね　リュカさま。　　　　　　当たらなかったりするのが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　占いですからねえ。

ピピン「母さん　どうしているかなあ……。

ピピン「やっぱり　わかる人には
　　わかってしまうのか。
　　この　ボクの美しさが…　ふっ……。

ピピン「かけごとに　関しては
　　こうかい先に立たず　ですよ！
　　引きぎわが　かんじんなんですよね。

ピピン「いや〜　いいですねえ。
　　あのボディラインに　あの衣装！
　　く〜〜〜〜っ！

ピピン「あの娘が　いちばん
　　かわいいなあ……。

ピピン「もう　すんごく！
　　色っぽいです！！

ピピン「リュカさまの旅で言うと
　　まさに　ボクの役割ですね。
　　そう　ボクの役目は　むずかしい……。

ピピン「ボクも　早く　出会いたいですよ。
　　ボクの全てに　みがきを
　　かけてくれる人と。

ピピン「100コインなんて
　　とても　とても……。ボクは
　　カジノ好きだけど　小心者ですから。

▼修道院
ピピン「うら若き女性ばかりで
　　暮らしてるなんて　不用心ですよ。
　　一部　そうでない方もいますけど。

ピピン「ぼ　ボクで良かったら……！
ピピン「……って　聞いてますか〜！？
　　そこの人〜〜！！

ピピン「…ということは
　　あの修道服は　シスターたちが？
　　それは　知りませんでした。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ピピン「ボク　忘れません……。　　　　　ピピン「あの　やさしさと　きよらかさ。
　　国王陛下と　同じベッドで　　　　　　　　シスターって　いいなあ……。
　　一夜を　ともにしたこと……。

▼修道院(夜)
ピピン「あっ　待ってください。
　　ボク　もう少し　修道院の空気を
　　たんのうしたいです。

ピピン「さすがに　女の人だけだと
　　用心ぶかいものですね。
　　う〜ん…　ざんねん！