▼ポートセルミ
ピピン「なんと　リュカさまは
　　新婚旅行で　この町を
　　通られたのですか！
ピピン「い…いいなあ〜。
　　やはり新婚といえば　港ですよ！
　　ボクも　出会いの予感がします！

ピピン「港町かあ…
　　美人が　多そうですよね。

ピピン「ボクの夢は……
　　ん？　誰も聞いてませんね……。

ピピン「そんなことを伝えるために
　　ずっと……？
　　なんて　まじめな人なんだ。

ピピン「ボクとの　結婚の約束に
　　サインしてほしかった……。

ピピン「あの衣装！　く〜〜っ！
　　旅しててよかった。うっうっ……。

ピピン「わかったんですか
　　リュカ王　今ので！？
　　……さすがです。

ピピン「言うだけなら
　　誰にでも　できますって！
ピピン「じっさいに　やる者が
　　すごいんですよ。
　　この　ボクのように！

ピピン「息子さんが　死んだときから
　　あのおじいさんの　時は
　　止まっちゃったんでしょうね。
ピピン「毎日　何をするでもなく
　　ああしているだけ……。
　　あれじゃあ　息子さんも泣いてますよ。

ピピン「ここだったら
　　ずいぶん　大きな船が
　　入るでしょうねえ。

ピピン「いるんですよね。
　　ドジな人って……。

ピピン「大丈夫です！　ボク　国へ帰っても
　　王さまが　たった1000ゴールドも
　　払えなかったなんて言いませんからっ！

ピピン「そんなカギがあったら
　　世界中の女の子の
　　心のカギを　あけたいです！
ピピン「……なんて　今のは
　　ちょっと　よくばりでしたね。
　　反省……。

ピピン「わ〜お。
　　けっこう　高いですよ　これは。

ピピン「えっ　見えるんですか！？
ピピン「……なんだ　見えないのか。

▼ポートセルミ(夜)
ピピン「ノーラさんかあ…
　　ぽっ……。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ピピン「さ…　さがしましょう！　　　　　ピピン「そうですよね。
　　ほかの人間に取られたりしたら　　　　　　リュカさまは
　　末代まで　くやみますよっ！！　　　　　　ご結婚も　なさってるし……
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ピピン「7代目の心配なら　ご不要です！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ボクが　しっかり　つとめてあげますよ。

ピピン「話の　よくわからない人ですね。
　　あのおじいさん　大丈夫でしょうか？

ピピン「ノーラさん…
　　今　最高に　かがやいているんですね。

ピピン「ステキな踊り娘さんが　いっぱいで
　　目移りしてしまいます。

ピピン「リュカさま　ナイスですっ！

ピピン「ボクの場合　家に帰って
　　母さんの顔を見ると　よけい
　　つかれるんですよ。なんでですかね？

ピピン「ひとつしかない命を
　　かけるなんて　あの人
　　勇気があるなあ。

ピピン「ダメですっ　ここからは
　　美人が見えませんっ！

▼カボチ(キラーパンサーがいない場合)
ピピン「ずいぶんと…
　　いなか　ですよねえ……。

ピピン「こんな所に　村があるなんて
　　地図に　のってたかなあ。

ピピン「この村って　ほんと
　　貧しいんだなあ……。
　　見てられませんよ。

ピピン「あいつ　リュカさまに…
　　王さまに……っ！

ピピン「魔物のところに
　　さらわれた美女とか　財宝があると
　　もっと　やる気がでるんですけど……。

▼カボチ(キラーパンサーがいない場合の夜)
ピピン「あいつ　畑の野菜を
　　食べてたみたいですね。
　　ほら　全部　荒らされてます。

ピピン「やっと　今日も
　　長い　いち日が　終わりましたね。
　　あー　つかれたっ。

ピピン「まさか　今夜は　ここに！？
　　うう…　今夜のごはんは
　　期待できないぞ……。

▼魔物のすみか(キラーパンサーがいない場合)
ピピン「ボクの伝説には　とうぜん
　　魔物退治も　必要だな。
　　よし！　がんばるぞ！

ピピン「リュカさま。
　　魔物のヤツをたおしたら
　　毛皮で　マントを作りましょう！
ピピン「きっと　リュカさまに
　　にあいますよ〜。

ピピン「だ　大丈夫です！
　　もし　あの人に　なにかあっても
　　ボク　絶対　誰にも言いませんからっ！

ピピン「あれ？　あの戦士の首
　　ちょっと　ねじれてませんか？
　　落ちた時に　やったのかな。

ピピン「いざ目の前にすると
　　けっこう　強そうな魔物ですね。
　　ボク　実家に帰っていいですか？

ピピン「はあはあ……。
　　魔物め　ボクに　おそれをなして
　　たたかおうと　しないんだな！
ピピン「だが　あいつを
　　許すわけにはいかないんだ！
　　ねっ　リュカさまっ！

ピピン「あのボロボロの　ひもで
　　どうして魔物が
　　おとなしくなったんですか？
ピピン「とてつもなく　においが
　　ひどかったとか？
　　……わっ！　なんで怒るんです！？

ピピン「ここには　もう
　　用はないですよね？
　　さあ　リレミトですよ　リレミトっ！

▼カボチ(キラーパンサーを仲間にした後)
ピピン「今なら　村のやつら
　　何でも言うことを　ききそうですねえ。

ピピン「あんまり　外を出歩かなさそうな
　　連中なのに　まったく
　　こういうときばっかり……！

ピピン「くっ！　リュカ王に
　　なんたる　ぶじょく！
　　たたっ斬ってやりたいです……！

ピピン「魔物を退治して
　　そのうえ　好き放題　言われて
　　たったの　1500ゴールド！？
ピピン「安すぎます！
　　ぜんぜん　わりに合いませんよ！

ピピン「本当なら　村をあげての
　　宴でも　開いてほしいところです。
　　ボクは　なっとく　いきませんね！

▼カボチ
ピピン「リュカさま。
　　早く　ほかの町へ行きましょう。
　　ボク　いなかって　ハダに合わなくて。

ピピン「なんにもない所だなあ……。

ピピン「わかるなあ　その気持ち。
　　都会育ちには　この村は
　　ダメージが　大きすぎますよっ。

ピピン「ボクが　ききたいところですよ！
　　リュカさま　本当に
　　なんの用なんですか！？

ピピン「かんげいされても
　　ボクは……！

ピピン「どうも　いまひとつ　事情が
　　飲みこめないんですが…　ま　いっか！
　　ボクには　関係なさそうだし。

ピピン「そのとおりです。
　　都会育ちのボクにとっては
　　畑仕事なんて　とても　とても……！

▼カボチ(夜)
ピピン「ただ　歩いてるだけだと
　　たいくつ　ですよね。
　　こわい話でも　しましょうか？
ピピン「それとも　ボクの
　　すばらしい人生をお話ししますか？
　　え　いらない？

ピピン「まさか　今夜は　ここに！？
　　うう…　ベッドが
　　かたそうなんですけど……。

▼カボチ(フローラが妻の場合の夜)
ピピン「ポートセルミとは　ぜんぜん
　　ちがう場所じゃないか！
ピピン「役立たずの使者も
　　あったもんですねえ。

▼ルラフェン
ピピン「大丈夫です。
　　迷った時は　カベを掘って
　　穴を開ければ　外に出られます。

ピピン「なんと　無防備なあの寝顔！
　　リュカ王　ボク　なんだか
　　ドキドキしてきました。

ピピン「ボクは　将来の自分の
　　りっぱな姿を　想像してる時が
　　何より　しあわせですね。
ピピン「ああ！　はやく　みんなから
　　ピピンさま　ピピンさまと
　　たたえられたい！

ピピン「ボクも早く　母さんに
　　孫の顔　見せてあげたいなあ。
　　お嫁さんさがし　がんばらなくちゃ！

ピピン「みんなに　たたえられたいけど
　　実際　そういう使命を負ったら
　　ボク　耐えられないかも知れないなあ。

【はい】　　　　　　　　　　　　　　　　【いいえ】
ピピン「いえいえ　リュカ王こそが　　　　ピピン「……あの人　ボクの母さんと
　　世界に　平和をもたらすんですのよ。　　　同じぐらいの年なのに。
　　おっほっほ。　　　　　　　　　　　　　　イブールの本だって……？

ピピン「世界の終わり　っていうと
　　やたら　元気になる人がいますが…
　　教団の人たちが　そうなんでしょうね。

ピピン「あの人の　よろい…
　　かなり　サビついてましたよ。
　　それにヒゲも　伸び放題で。
ピピン「…ということは
　　やつは　少なくとも5年は
　　迷い続けてますねっ。

ピピン「ぎゃ〜〜！
　　化けネコだ〜〜〜〜っ！！

ピピン「パルプンテ！
ピピン「パルプンテ！　パルプンテッ！
　　パーパパパ　パールプンテッ！！
ピピン「……あれ？　何も起きないぞ。
　　あのじいさん　からかってるのか？

ピピン「あのじいさん　本当に
　　どこまで分かっているのか……
　　あやしいですよ。

▼ルラフェン(夜)
ピピン「すぐそこに　窓のあかりが
　　見えるのに…　まったく
　　たどり着くのに　ひと苦労ですよ！

ピピン「彼女のほうは　男を
　　愛してないように見えるけど……
　　まっ　いいか！　人のことだしっ！

ピピン「ボクも　めいっぱい　あれて
　　あのお姉さんの関心を　クギづけにっ！

ピピン「なんだか　酒場には
　　不似合いな音楽を　聞いたような……。

ピピン「こんな部屋で　眠れるなんて…
　　あの子は　きっと大物になりますよ。

ピピン「あの人は　いったい
　　なにを　飲んでるんだ〜？
　　うう〜　気になる〜〜！

ピピン「あの人　なんで　あんな
　　きたないかっこう　してるんですかね？
　　う〜ん…　なぞだ。

▼ルラフェン
ピピン「そんなお酒があったら
　　すごい値段で　売れるだろうになあ。

▼うわさのほこら
ピピン「いや〜　さみしいところですね。
　　若い女性がいないんじゃ
　　しかたないでしょうか……。

ピピン「こうして　宿屋を見るのは
　　勉強になりますね。
　　うちは　宿屋ですから。