DRAGON QUEST VIII 空と海と大地と呪われし姫君
〜ゼシカ全台詞集〜


▼フィールド
ククール「チャゴス王子とも 別れたことだし
  ここはひとつ 娘ムコに対する感想を
  トロデ王に 聞いてみたいとこだな。
トロデ王「ええい うるさいのう。
  お前には 関係のないことじゃ。
ゼシカ「聞くまでもないんじゃない。
  トロデ王の顔が すべてを物語ってるわよ。
ヤンガス「うーん 読めないでがすな。
  おっさんは いつもと同じ 苦みばしった
  ツラをしてるから 分からんでがす。
トロデ王「ムダ話なんぞ やめて
  ほれほれ さっさと歩かんかい!
  大事な旅の 途中なんじゃぞ。

ゼシカ「そうだわ! 城の学者が
  言っていた 魔法の鏡に くわしい人って
  あの人のことじゃ……。
ゼシカ「ほらほら ふしぎな泉の
  そばにいた あの老人よ。

▼フィールド(闇の遺跡)
ゼシカ「はやく 闇の遺跡の結界を破って
  ドルマゲスを倒さないと 犠牲者が
  増えるばかりだわ。

▼闇の遺跡
ゼシカ「3人いたはずの追っ手が
  ひとりだけになってるわね。
  残ったのは 見張りかしら?
ククール「見張るもなにも ドルマゲスが
  出てきたら あんな剣士 ひとりぐらい
  よゆうで倒しちまうだろ。
ヤンガス「きっと本人も 内心じゃ
  ビクビクしながら 見張ってるでがすよ。
ゼシカ「かわいそうに……ジャンケンで
  負けて 見張りを押し付けられたんだわ。

ゼシカ「今さらだけど どうして
  ドルマゲスは この闇の遺跡に
  逃げ込んだのかな?
ゼシカ「わざわざ ここを選んだってことは
  ドルマゲスにとって 闇の遺跡は
  特別な場所なのかしら……。

ゼシカ「あーあ。とんだムダ足ね。
ゼシカ「素直に 城の学者の言うとおり
  魔法の鏡に くわしい人物を
  訪ねれば よかったんだわ。

▼フィールド(ふしぎな泉)
ゼシカ「ここの森って サザンビークの
  西に位置してるでしょ?
ゼシカ「ということは 泉で出会った
  おじいさんが 魔法の鏡について
  くわしい人かもよ!?

▼隠者の家
ゼシカ「魔力を宿すだけで 魔法の鏡は
  太陽の鏡として よみがえるのね。
ゼシカ「鏡に 魔力を宿すだけなら
  かんたんそうね。さっさと行って
  すませちゃいましょう!

▼フィールド
ヤンガス「アッシらが受け取った
  魔法の鏡は 結局のところ
  不良品だったってことでげすかい?
ククール「サザンビークに 魔法の鏡が
  2枚あったら 魔力のある方と
  交換してもらいに 行くんだけどな……。
ゼシカ「ムキー! だまされたんだわ。
  きっと 2枚あるうちの ぼろっちい方を
  私たちに 故意にわたしたんだわ。
ゼシカ「今すぐ サザンビークへ
  クレームつけに行くわよ!
ヤンガス「かんぐりすぎでがすよ……。

ゼシカ「あと もう ひとがんばりで
  闇の遺跡に入れるのね。
ゼシカ「ああ はやくドルマゲスを
  この手で 叩きのめしたいわ。

▼トラペッタ
ククール「鏡に魔力を宿らせる
  呪文ってのは 海にいる魔物が
  放つんだったよな。
ヤンガス「そうでがす。相手が
  魔物なら もう やっかいなことに
  巻き込まれたりしねえでげすよ。
ゼシカ「そんなの わかんないわ!
ゼシカ「呪文を唱えることができる
  魔物が 重い病気にかかってて
  今にも死にそうで……。
ゼシカ「呪文を 唱えてほしかったら
  病気を治す薬を とってこいとか
  依頼されたりしたら どうする?
ククール「お前……意外と心配性だな。

ゼシカ「魔力を宿すことができる
  呪文が たった ひとつだけだなんて
  ホントに 好き嫌いの多い鏡だこと。
ゼシカ「私の使える呪文でも
  鏡に 魔力を宿すことができれば
  楽ちんなのにねー。

▼サザンビーク城(再開時)
ゼシカ「ふしぎな泉で出会った 老人から
  魔法の鏡に ふたたび魔力を宿す方法を
  教えてもらったのよね。
ゼシカ「ええと たしか 強力な輝きを
  放つ呪文を 魔法の鏡で受け止める。
  すると 鏡に魔力が宿るとか……。
ゼシカ「その呪文をあやつる魔物が
  出てくる場所も 老人に教えてもらったから
  あとは 実行あるのみよね。

▼海上
ゼシカ「もしもよ もしも太陽の鏡で
  結界が破れなかったら どうしよう……。
ククール「そんときゃ 闇の遺跡の
  入り口で 待ってりゃいいんじゃねえの?
  ドルマゲスも いつかは出てくるだろ。
ヤンガス「あっ だったら最初から
  遺跡の入り口で 見張ってた方が
  ラクチンだったでがすね!
トロデ王「このバカチンがっ!
  こうしている間にも トロデーンの民は
  ヤツの呪いで 苦しんでおるのだぞ。
トロデ王「だから どんな苦労をしてでも
  一刻も早く ドルマゲスを滅ぼすのが
  わしらの使命なんじゃよ。

ゼシカ「やっぱり 無事に結界を
  破るのを この目で見るまでは
  安心できないわね。
ゼシカ「心のどこかで もしダメだったら
  どうしようっていう 不安があるから。

▼フィールド
ゼシカ「ドルマゲスを倒したら
  ククールは 聖堂騎士団をやめるの?
ククール「ああ そのつもりだ。
  もう 兄貴の顔を 見たくないんでね。
ククール「昔からオレに いろいろと
  よくしてくれた 修道院長のカタキを
  討ったら 修道院とは おさらばさ。
ヤンガス「どうして そこまで
  自分の兄貴を 嫌うんでがすか?
  たったひとりの 兄弟でがしょうに。
ククール「嫌ってるのは 向こうさ。
  オレは あんなヤツ なんとも
  思っちゃいない……なんともな。

ゼシカ「闇の遺跡へ 急ぎましょう。
  苦労して手に入れた 太陽の鏡が
  私たちに 道をひらいてくれるはずよ。

▼隠者の家
ゼシカ「太陽の鏡を 復活できたのは
  ここの おじいさんの 助言のおかげだから
  しっかり 感謝しないとね。

▼闇の遺跡
ゼシカ「さあさあ エイト。
  話なんかしてる場合じゃないわ。
ゼシカ「今こそ 太陽の鏡で
  闇の遺跡の 結界を破るときよ!

ゼシカ「…………。
ゼシカ「ごめんなさい ぼうっとして。
  私たち ついにドルマゲスのいる
  闇の遺跡の中へ 入るんだよね。
ゼシカ「やっと 戦えるんだわ!
  サーベルト兄さんのカタキと。

▼フィールド
ゼシカ「前に トロデ王に聞いたんだけど
  エイトって トロデーン城の
  近衛兵なんだってね。
ククール「城の兵士とは 聞いていたが
  近衛兵か……見かけによらず エイトは
  エリートだったんだな。
ヤンガス「見かけによらずとは 失礼な。
  兄貴を そこいらの ザコ兵士と
  一緒にしてほしくねえでげす。
ヤンガス「まあ 近衛兵という 輝かしい
  肩書きも おっさんの従者をしていることで
  すすけちまってるんでがすがね。
トロデ王「むほっ なんか言ったか!?

ゼシカ「長かった カタキ討ちの旅も
  もうじき終わるのね……。
ゼシカ「ドルマゲスの死で 旅が
  終わるのか それとも 私たちの死で
  旅が終わるのかは 分からないけれど。

▼サザンビーク城
ゼシカ「サーベルト兄さんでも
  かなわなかった相手に 戦いを
  挑むんだから 苦戦は覚悟しないとね。
ゼシカ「闇の遺跡へ行く前に 自分たちの
  装備を 見直した方がいいかも。

ククール「よく考えたら ゼシカって
  変わり者だよな。いいとこの お嬢なのに
  兄貴のカタキ討ちだもんなぁ。
ヤンガス「しょせん お嬢さんといっても
  イナカの お嬢さんでげすからね。
  山猿と そう変わんねえでがすよ。
ヤンガス「げーすげすげすげす!
ゼシカ「あんたに 言われたかないわよ!
  そして そのキモイ笑い方はやめなさい。

▼闇の遺跡
ゼシカ「遺跡の中で 待ってるのは
  つらくて苦しい 戦いだけなのに
  うれしくて たまらないのよ 私!
ゼシカ「相打ち覚悟で ドルマゲスを
  地獄へ ほうむってやるわ。

ククール「ドルマゲスを 倒せても
  この中のうちの 誰かが 永久に
  帰らぬ人になってるかもしれないぜ。
ゼシカ「縁起わるいこと 言わないでよ。
  みんなで 生きて帰ってくるのよ。
ヤンガス「ううっ アッシは みんなのことを
  一生 忘れねえでげすよ。
ゼシカ「あんたも 同意すんじゃないわよ。
  まるで 私たちのうち 誰かが死ぬのが
  決定したみたいじゃないのよ。

ゼシカ「この先 できるだけ 無用な戦いは
  さける方向でいきましょう。
ゼシカ「もし ドルマゲスと戦うときに
  ちからを使い果たした 状態だったら
  実力を出し切れずに 負けてしまうわ。

ククール「ドルマゲスのしかけた
  ワナがあるかもしれないから
  注意して進もうぜ。
ゼシカ「そうね。例えば すべての宝箱が
  ミミックに 置きかえられていたりしたら
  大変だものね。
ゼシカ「とくに 等間隔で床に物が
  落ちてる場合は 注意が必要よ。
ゼシカ「私たちを おびき寄せるために
  ドルマゲスが 巧妙にしかけた
  ワナかもしれないしね。
ヤンガス「ドルマゲスも 必死でがすなぁ。

ゼシカ「考えてみたら 私たち 一度も
  ドルマゲスと 戦ったことがないのよね。
ゼシカ「相手が どんな手を使ってくるか
  分からないってのは 不利よね。
  それは 向こうも同じかもだけど。

ヤンガス「なんだって ドルマゲスは
  ここに 閉じこもってるんでがしょう。
  なんか理由でも あるんでげすかねえ?
ククール「カミさんと待ち合わせしてるとか?
ヤンガス「ヤツが 妻帯者だったとは!?
  な なんでがしょう この劣等感は……。
ゼシカ「ふざけるのは よして!
  ヤツが遺跡にこもったのは
  暗い場所が好きだからよ 絶対。
ククール「ドルマゲスは もぐらかよ……。

ゼシカ「まさか ここにドルマゲスが
  ひそんでるんじゃないでしょうね。

ゼシカ「いよいよ 核心に近づいてきたって
  予感がしてきたわ。きっと ヤツは
  この先にいるような気がする……。

ゼシカ「思えば エイトとの出会いが
  私を ここまで みちびいたのね。
ゼシカ「サーベルト兄さんの
  カタキを討つために 旅立てたのも
  あなたのおかげね エイト。

ヤンガス「みなぎる闘志に 水を差して
  悪いんでがすが もしドルマゲスが
  土下座して 謝ってきたら どうしやす?
ククール「そっ それは問題だな。
ククール「オレだって 騎士のはしくれだ。
  無抵抗の敵に 手を上げるのは
  騎士道に反するしな。
ゼシカ「なにが騎士道よ。
  バッカじゃないの。
ゼシカ「もし ドルマゲスが無抵抗なら
  ヤツを挑発して 攻撃させればいいのよ。
  だったら 問題ないでしょ。フン!
ククール「こえー。ゼシカ こえーよ。
ヤンガス「カタキ討ちのこととなると
  人が変わるでげすな。

ヤンガス「やっと追いつめたでがす!
  ここで会ったが 百年目。
  覚悟するでがすよ ドルマゲス!
ククール「もう逃がさねえぞ。
  てめえは 袋のネズミ同然だぜ。
ゼシカ「……兄さんのカタキ。
  絶対に ここでケリをつけてみせる!

ゼシカ「話してる場合じゃないわ。
  ヤツは もう目の前にいるのよ!

▼闇の遺跡(ドルマゲス敗戦後)
ゼシカ「もう絶対に 負けられないわ。
  次で必ず 兄さんのカタキを討って
  ヤツを地獄に 叩き落としてやるわ。
ヤンガス「アッシも テンションを上げて
  ヤツを冥界へ ぶっ飛ばすでがすよ!
ククール「じゃあ オレは お前たちの
  うしろに隠れて チョウのように舞い
  ハチのように刺す 美しい攻撃で援護だ。
ヤンガス「自分だけ ずるいでがすよ。

ゼシカ「前回は 不覚をとったけど
  今回は そうはいかないわよ。
ゼシカ「命あるかぎり 何回だって
  ドルマゲスに 挑んでやるんだから!

ヤンガス「やったでがすよ! 兄貴!
  アッシたちは ついにドルマゲスの野郎を
  倒したんでがすよ!
ヤンガス「…………思えば
  長い旅路だったでがすなあ。
ヤンガス「きっと 今ごろは
  おっさんと馬姫さまも 呪いが解けて
  よろこんでることでしょうよ……。
ククール「さてと オレは これで
  修道院長のカタキを 討てたわけだし
  晴れて 自由の身ってことかな。
ククール「ゼシカも うれしいだろ。
  どうだ? 兄のカタキを討った感想は?
ククール「ん? なんだよ。
  どうしたんだ。浮かない顔して。
ゼシカ「あいつを 倒したところで
  兄さんは 生き返らないのよ。
  しょせん カタキ討ちなんて……。
*「おーい!
ヤンガス「やや! おっさんでげすよ!
  ついに 人間の姿に戻ったでげすな!
ヤンガス「あれれ? おっさん!
  呪いが解けたはずじゃ!?
トロデ王「なにを言っとんじゃ お前は。
  じょうだんは 顔だけにしといてくれんか。
ククール「じょうだんでなくて オレたちは
  ドルマゲスを倒したんだ。ヤツが死ねば
  あんたや姫さまの呪いも 解けるって……。
トロデ王「ヤツを倒しただと!? バカな!
  ならば なぜ わしの呪いが解けん?
トロデ王「う〜〜〜ん。
トロデ王「………………なぜじゃ?
  なぜ呪いが解けん?
トロデ王「もとはといえば ヤツめが
  わが城の 秘宝の杖を盗みだし
  それを振り回したせいで……
トロデ王「おお! そうじゃった!
  杖じゃ! 杖は どうなった!?
ゼシカ「杖って これのことかな?
トロデ王「おお! それじゃ その杖じゃ。
ヤンガス「おっさん。
  そろそろ ここを出るでがすよ。
トロデ王「ふむ そうじゃな。
  こんなところで 考えておっても
  らちが あかぬわ。
トロデ王「ここは ひとまずサザンビークへ
  戻るとしようかの。


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